●「甘えさせる」と「甘やかし」は違います

●「甘えさせる」と「甘やかし」は違います

 

こんにちは、子育て心理学協会 東ちひろです。

 

子どもがこんなことをすることはありませんか?

 

◎おもちゃ売り場で泣いておもちゃを欲しがる

 

◎いつまでもお菓子を欲しがる

 

◎弟・妹の遊び道具を奪い取る

 

これは、NGですよね。

 

 

こんな時は、こう言います。

 

 

・おもちゃ売り場で泣いておもちゃを欲しがる

⇒「おもちゃを欲しがることがダメなの!」

 

・いつまでもお菓子を欲しがる

⇒「夕飯前にお菓子を食べ過ぎることがダメなの」

 

・弟・妹の遊び道具を奪い取る

⇒「弟・妹の遊び道具を取ることがダメなの」

 

《キッパリと短い言葉》で言います。

 

これらは、「行為を叱る」と言って、何がダメなのかを具体的に伝えるといいんです。

 

 

 

ただ、「いい加減にしなさーーい」ではダメなんです。

 

「いい加減」って、どれくらいがOKなの???

 

と子どもはよくわからないのです。

 

 

 

でね、今日のテーマは、「甘えさせる」と「甘やかし」は違うということ。

 

「甘えさせる」のは、子どもが欲しがるだけ与えて大丈夫。

 

「甘えさせる」っていうのは、抱っこでも、おんぶでも、手をつなぐでも、添い寝をするのも、全部ココロ貯金を貯めることなんです。

 

これらは、ぜーーんぶOKです。

 

いや、むしろ情緒が安定した大人になるためには、必要なんですよね。

 

 

一方、

 

・おもちゃ売り場で泣いておもちゃを欲しがる

・いつまでもお菓子を欲しがる

・弟・妹の遊び道具を奪い取る

 

これらは、ずるずるとやらせてはいけません。

 

人としてダメですからね。

 

とはいえ、そんな時も大人が大声で怒鳴ると・・・

 

子どもは怒られたことだけはわかって、何がダメだったのかわからないんです。

 

 

 

だから、「行為を叱る」がいいのです。

 

《何がダメ》なのかを伝えてあげます。

 

それでも子どもが親の言うことをきかない時には・・・

 

子どもの情緒が安定するおクスリ、ココロ貯金が不足しています。

 

 

 

・最近、子どもにハグしていますか?

・最近、子どもの話を最後まで肯定して聴いていますか?

・最近、ママばかりおしゃべりしていませんか?

・最近、子どもを承認していますか?

・最近、子どもの情緒が安定するふれあい方をしていますか?

 

 

 

つまり、子どもではなく《ママがまだできること》があります。

 

まずは、そこをトライしてくださいね。

 

子どもはね、ママの関わり方が変化すると、なんらかの変化を見せます。

 

逆に、まったく変わらない方が難しい。

 

 

 

冬休みまでに、子どもに「ココロ貯金の前払い」しておくといいですよ。

 

 

支払いは、早目にしておくと、受け取り側の機嫌がいいんです。

 

 

 

同じ支払いをするのであれば、子供から請求されてから支払わない方が得策です。

 

早目にポンと支払っておくと、子どもも喜びますので、情緒が安定します。

 

 

お支払いはお早めに。

 

借金を貯め込むと払えなくなりますよ^^;