子どもが習い事を続ける約束を守らないのはなぜ?その理由を詳しく解説

●習い事を続ける約束を守りません

 

こんにちは、東ちひろです。

 

 

お子さんがいるとどのご家庭でも1つや2つは習い事をしていることと思います。

 

 

習い事をはじめる前に多くのお母さんは「ちゃんと続けられるの?」「練習もがんばることができるの?」と念を押します。

 

 

すると、ほとんどの子どもは「うん、大丈夫」と言います。

 

 

でもね、子どもは先の見通しが出来ません。

 

 

たしかに子どもはお母さんに「ちゃーんと練習する」とも言いました。その時の気持ちには嘘いつわりはありません。

 

 

でも・・・・・友達と遊ぶ時間が減るって・・・・「し・ら・な・か・っ・た」ということです。

 

 

練習も「やりたいとき」だけではなく、「やりたくないとき」「大好きなテレビを見たいとき」「面倒くさくなったとき」も練習をするという実感がないのですね。

 

 

まあ、子どもの見通しってそんなものです。

 

 

だから、「ちゃんと練習するってウソをついた」と言っても仕方がありません。おこちゃまですからね。何事も未熟です。

 

 

では、習い事をどう考えるといいのでしょうか?

 

 

まずは、「続かないことがあるかもしれない」ことを想定しておきます。

 

 

どんな習い事も特に最初はお金がかかりますからね、親としてはそんなに簡単にやめられるともったいないです。

 

 

しかも、あっさりやめると根気がない子どもになりそうですしね。

 

 

まずは、あっさりとやめない防止として、習い事に行っていること自体をきっちりと認めていきます。

 

 

「お疲れさん、学校が終わってからのスイミングなのによく頑張ったね」

 

 

「寒くなるとピアノの練習って指が動きにくいよね」

 

 

とちょっとねぎらう気持ちを伝えていきましょう。

 

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何事も「当たり前」ではありません。

 

そして、スイミングだったら、まったくやっていない子どもに比べたら寒い冬場も泳いでいるわけですから、体力作りにはなるはずです。

 

 

ピアノだったら、まったくやっていない子どもにくらべたら、楽譜を読むことは上達するでしょう。

 

 

それくらいに気長に見守る方がいいですね。

 

 

習い事は、学校の勉強とくらべて、他の子どもとのレベルや級の違いがわかりやすいです。

 

 

その分、お母さんが子どもを怒ってしまいやすいと言えます。

 

 

それでは、何をしているのかわからなくなってしまいますね。

 

ほどよい加減、よい加減が大切です。そして、援護射撃として「応援だけ」はしておきます。

 

 

子どもは親が何もしないのに、勝手にどんどん頑張ることは・・・・かなり稀でございます。