子どもは何歳からでも変われる!伸びる子の育て方を解説

中学生も高校生も大学生も遅すぎることはない!

こんにちは、東ちひろです。



私の子育て電話相談は小6までのお子さんが対象です。

ですが・・・ここのところ「ある現象」が起きているのです。

それは・・・

「中学生ですが受けつけてもらえませんか?」

「高校生はダメでしょうか?」

「高校を卒業したあとバイト生活です」

「大学を行き渋っています」

子どもが小さい頃の子育ては「肉体労働」です。動いてナンボの世界です。

それが、小学校高学年以降は子育てが「肉体労働」から「精神労働」に変わります。


つまり、大きくなっても子どもへの心配が絶えない・・・わけです。

子どもが小さい時は家の中でママを困らせるわけですが、大きくなると子どもの生活範囲が拡大し、よその人とのからみやトラブルも出てきます。

また中学校までは義務教育ですが、高校生以上は最低の出席日数がありまして、それに満たない場合は退学になります。

つまり、子どもの学歴へのダメージが大きいです。

さらに、公共の子育て支援も幼い子どもが中心で、中学生以上の子育て相談を受け付けているところが少ないです。

でも、本当に困っているのは中学生・高校生・大学生の保護者です。

人に頼るところも少ない分、悩みは深くなります。

では、子どもは大きくなったらもう変わらないのでしょうか?

中学生以上はもう遅いのでしょうか?

もちろん鉄は熱いうちに打った方がいいですよ。


でも、すでに子どもが大きくなっている方に「もう遅い」は酷すぎます。

 

私は、子どもは何歳になってもいくらでも変わると信じています。


だって・・・大人も関わる人によって変わりますよね。

では、中学生・高校生・大学生はどう関わるといいのでしょうか?

小さい子どものように頭ごなしに怒鳴ると関係が悪化します。

たとえ、子どもが悪いとしても高圧的なチカラ技の時代は終わりました。

では、あなたは子どもがこんな時どうしますか?

『子どもが親との約束を守らない』

たとえ子どもが約束を守らなかったとしても、鬼の首を取ったがごとくやり込めない方が得策です。

この時期からは「大人がエライ」「子どもが下」という考えが通用しなくなるのです。

そのため、子どもに話をするときは小さい子どもではなく「ひとりの人間」として関わります。

とはいえ、何歳になっても「やること」は「お子ちゃま」で、しかも約束を守らないのですから困りますよね。

この時期からは、いい加減でだらしがないことも多いです。

じつは、思春期以降は、今までの子育ての結果が出るときです。

今まで、子どもにためたココロ貯金の残高が少ないと、子どもは荒れてきます。

そこを逆手に取るならば、今からでも子どもの自信とやる気のおおもとであるココロ貯金を貯めていく方がいいです。

この時期の子どもは下手に褒めると嫌がります。

それよりも「承認」が一番無難で効果的です。

たとえば、「目に見えたことを言葉にして伝える」です。

「今日は、ずいぶん寒かったね。体が冷えたね~」と言うだけ。

評価も何もありません。

これだけでも子どもの関心を寄せていると伝わり、ココロ貯金がたまります。

あとは、親の根気です(笑)あきらめずにセッセ、セッセと承認します。

子どもは何歳になっても自分に感心を寄せて欲しいと思っています。

ほったらかしが一番嫌です。

まあ、子どもを押さえつける子育ては、本当は子どもが何歳でもダメなんです。

ただ、子どもが小さい頃は親の権力で押さえつける子育てが通用することがあります。

それが、中学生以上の子どもは

「『押さえつける子育て』って一体どういうこと?」
「それっておかしいでしょ!!」
「意味がわかりません」

と自分の意思がはっきりしてくるので、親への反抗として猛反撃をします。

つまり、この頃の子どもは

「お母さん、僕への子育て法はあっているの?」
「今までの僕の育て方は間違っていませんか?」
「早く気がつかないと、僕はダメな大人になってしまいますよ」

とメッセージを送っています。

私は、長年中学校・教育委員会でカウンセラーをしていました。

県の電話相談では、高校生以上の方の相談も承っていました。

だから、中学生以上のお子さんの対応方法も伝授できます。

この時期は卒業、入学と節目の時期ですね。

そのため、今は、「うちの子、4月から学校に行くのだろうか・・・」とご心配のママが多いです。

そこで、「期間限定」ではありますが、東ちひろが中学生・高校生・大学生の行き渋り・不登校のお子さんのご相談を承ることにしました。