子育てで一番大切なことは自己肯定感を高めること!その方法とは

お手伝いをしたら、お駄賃をあげてもいいの?

 

結論から言うと、よほど高額でない限り、私はお駄賃もありだと思います。

一番大切なことは、子どもの自己肯定感が高まっているかということです。

高まっていれば、お駄賃もらっても非常に落ち着いている子どもになります。

 

逆にお駄賃もらっても、不平不満が多い場合は、もっと高額を請求したり、

「やっぱりやらない」と言いかねません。

 

私は、もらう子ももらわない子も知っていますが、

お駄賃以外のココロ貯金が貯まっていれば、どちらを選択しても、

まったく問題はありません。

 

伸びる子を育てる極意

 

「やる気がある子どもに育ってほしい」

「自分から行動できる子どもに育ってほしい」

「自分に自信をもってほしい」

 

そんな風に思いませんか?

 

仮に子どもが車だとしたら・・・

 

前から引っ張ったらいいのか?

後ろから押した方がいいのか?

 

と考えても、それは徒労に終わります。

 

親はいつまでたっても、疲れてばかりです。

それよりも、きちんと「子ども車」にガソリンを入れることです。

なにをしたら、ガソリンになるって?

 

子どもは

 

「よく見て」

「たくさん触れて」

「たくさん、プラスの言葉」

 

をかけるとそれが確実に子どものガソリンになります。

 

子どもが何歳になっても同じです。

 

下の子が生まれても、学校に入っても、子どもの気になる行動が出てきたら・・・

 

いつもキホンに戻ります。

じゃあ、ガス欠状態ならばどうするか?

 

気がついた時が一番「いい日」

 

今日から、ここから。

 

「よく見て」

「たくさん触れて」

「たくさん、プラスの言葉」

 

をかけてあげてくださいね。

 

その総量が多くなれば、必ず子どもは落ち着きます。

ダメなことが多いときほど、これは、「基本のキ」

子どもにママのエネルギーが注入されると、必ず子どもは変化してきます。

遠回りのようで、一番安心確実な方法です。

 

昔の親はもっと厳しかった…の謎

 

「甘えさせる」と「甘やかす」は、違うんです。

 

「甘えさせる」は、「プラスのかかわり」です。

 

話をよく聞いて、たくさん触れて、認めて・・・がプラスのかかわりです。

これは、子どもが欲しがるだけ与えていいのですよ。

これが欠乏すると、心が順調に育ちません。

でも、昔の親はもっと厳しかった・・・

 

昔は○○でよく叩かれた・・・

納屋に入れられた・・・

って聞いたことがありませんか?

 

私の考えなのですが、昔は兄弟が多かったです。

あなたの親御さんの兄弟は何人ですか?

私のまわりでは、4人が多く、父方は7人です。

 

それだけ子どもが多ければ、親が厳しく子育てしても、

ひとり当たりの「怒られ率」が少ないはず。

 

他の兄弟が先に怒られて、見逃されることもあったはず。

それを祖父母世代は、あまり気づいておりません。

 

そのパワフル子育てをひとりかふたりの子どもにやってしまうと・・・

かなりの確率で、子どもが怒られすぎになってしまいます。

 

たしかに厳しいだけの教育もあります。

でも、その裏には愛情を感じる場面がきっとあります。

 

厳しいだけで、豊かな心がある子どもになっているのを

私は未だかつて見たことがありませんよ。

 

子どもはネコに似ています

 

子どもは、ネコちゃんに似ています。

ネコは、暖かいところが大好きです。

本能的に暖かい場所を探して、そこに居座ります。

 

子どもはね。

 

自分の心をあたためてくれる人のところに居座ります。

自分の心をあたためてくれるというのは、自分の話を否定しないで聴いてくれたり、

体に触れてくれたりすることです。

 

それは何をしても許してくれる人が好きなのではありません。

ユルいだけではダメなんです。

きちんと自分の存在を承認してくれる人が好きなんです。

結構本質をついています。

 

 

ママを悩ませる子どもの特徴

 

ママを悩ませる子ども、ひとことで言うと、ココロ貯金箱が

大きめのお子さんが多いです。

よくあるのは、こんな感じです。

 

・かんしゃくもち

・自分が気に入らないことがあると泣きわめく

・嫌なことは、はっきりと嫌と言う

・不平不満を親に表現できる

・パワフルでエネルギーがいっぱい

・親に怒られると、親に反発する

 

ある意味わかりやすいお子さんですが、その分ママは子どもの

不満に振り回されるようになります。

 

特に下の子がいる場合は、十分に関わることができないために、

すぐにココロ貯金箱が赤字になってしまいます

ママは、毎日ヘトヘトになるまで子育てをしているけれど、その割には子どもが落ち着かないと感じます。

 

ママはこんな風に思います。

 

・やっても、やっても子どもが変わらない

・自分のやっていることが悪いと思う

・なんで、こんなに大変なのと思う

・自分の心が折れそう

 

そして、そこまでやっているのに・・・

 

・夫に、お前が悪いと言われる

と残念なことに陥ります。

 

そんなママさんは、ぜひお問い合わせくださいね。

子育てにもコツがありますよ。

 

99.99%のお母さんがやっていること

 

 

子どもをもつとほとんどの人は、大なり大なり、小なり、

子どもに感情をぶつけて怒りながら育てています。

それは、私も含めてです。

仮に、その割合が世の中の99.99%のお母さんだとしましょう。

 

そんなに高い割合なのに、声高らかに「子どもは、ほめて育てましょう」と

言っても・・・・・ねえ。

 

多くのお母さんは、「わかっているけれど、ついガミガミと感情を

爆発させて怒ってしまうのです」と言うことでしょう。

 

だから、私はあえて「子どもを感情で怒ることをゼロにしようと

しなくてもいいですよー」と言います。

 

でもね、、、「あまりにも言いすぎたな」と思った時には、

「お母さんちょっと言いすぎたわ。ごめんね」と子どもにも、

ひとこと謝っておきましょう。

 

そうすると、子どもは「そうかーー、お母さん言いすぎたんだ」

とわかります。

 

そして、自分を嫌っているわけではないとよくわかります。

ココを子どもが勘違いすると面倒くさくなります。

 

そして、お母さんが子どもに謝ると、案に世の中には、

間違いをした時に「謝る」という手段があると教えることも

できますし、お母さんも完璧ではないと早々と伝えることも

できるのです。

 

ただし、子どもに謝った場合に、子どもが

「ホント!!お母さんは怒ってばっかりだよね」とか

「いつも謝るだけだよねー」とか言っても、

くれぐれも反撃をしませんように。

 

ひくーくしゃがんで、頭の上を台風が過ぎ去るのを待っていてください。

そこで文句を言うとまた長引きます。

 

お母さんのお腹の中には堪忍袋があります

 

 

お母さんのおなかの中には、「堪忍袋」が入っています。

 

その「堪忍袋」は、結構よくのびて、いろんなガマンを

入れることができます。

 

実は、24時間、365日休みなく続く子育てに、多くのママは、

この堪忍袋がすでにいっぱいになっています。

 

夜中に何度も起きる子、ご飯をすぐにこぼす子、すぐに泣き叫ぶ子・・・

まあ、子育てそのものが我慢だということが言えます。

 

すでに結構な怒りを貯めこんでいるのが、通常のママ業です。

だから、その後子どものちょっとした言動に堪忍袋の中身が

飛び出してしまいます。

 

実は、私は子どもを産んだ後、「どうやったら、子どもを怒らずに済むのか」

ってことをずーーと考えていました。

 

ということは、私も子どもが幼いころは、イライラばかり

していたわけです・・・・

でもね、子どもっていくら正しいことでも、怒られすぎると

落ち着かなくなります。

ちなみに、学校でも、指導力のある先生は、必要以上に子どもを怒りません。
必要以上に怒ると、子どもの意欲が減少し、すぐに子ども達の

ケンカが増えてきます。

そして、先生がいる時は頑張るけれど、いない時は頑張らない子どもを育てます。

そこで、私は、子育てに、「ちょっとした声かけ」や「行動」を

取り入れていくことにしました。
すると、ずいぶん子育てがラクになりました。言葉で言えばわかる子に変わり、

意欲的な態度が見られるようになったのです。

 

 

 

子どもの自己肯定感が高くなると・・・

 

 

不思議と自己肯定感が高い子どもと引き合うようになります。

心が安定した、思いやりがある子どもと引き合うようになります。

 

だから、わが子がいじめられることを心配するよりも、先にすることがあるのですね。

 

子どものプラスのかかわりをしていきます。

 

子どもがリクエストするだけ抱っこもおんぶもOKです。

頭をなでるもOKです。

どんな些細なことも言葉にして認めていきます。

親ができることはこれだけです。

 

でもね、これで子どもを取り巻く人間関係も変わってきます。

 

私は、子育て相談をする時にママにお伝えしているのはこのことです。

そうするとクラス替えを待たなくても、子どもが不平不満を

言わなくなっていきます。

ホント、不思議なのですが、事実です。