11879-どうしたらきょうだいの子育てはうまくいく?逆転の法則とは

 

 

上の子の子育てに疲れ果てたママへ

 

私は、二人目が生まれた頃から

子育てが最もハードになってきました。

母親として、目の前の子育てを

一生懸命にやっているにも関わらず、

子どもの心が安定してこないのです。

 

ちまたの本は、基本的には

一人っ子を対象に書かれているようなものですから、

「一体何が違っているのか?」

「みんなこんなものなのか?」

がよくわかりませんでした。

 

あるとき・・・

公共の講座か何かを利用した時にお目にかかった、

保育おばあちゃんがおっしゃっることに

私は、目からウロコが落ちました。

 

その方は、男の子を二人育てていたようです。

当然そのお子さんは成人しています。

その方が言うのに・・・

 

「上の子をおんぶして、同時に下の子を抱っこしておけばよかった」と。

 

どう考えても大変な姿ですが、

そのくらいしておけば、

成人した我が子がもっと

仲良くやってくれているだろうに・・・

ということなのですね。

 

 

きょうだい育ては、逆転の法則

 

 

さて、私は兄弟育ては、

逆転の法則があると思っています。

よく「上の子を大切にしてね。」

と言いますが、

兄弟は、一般的には下の子に手がかかります。

 

ベビーちゃんの場合は、

泣いたり、授乳だったり、オムツ替えだったり

とにかく緊急性を要するのが下の子どもです。

→自然と意識が向いてしまう。

 

一方、上の子は、下の子に比べると

デキルことも多く、

自分でどんどんできるようになってほしいわけです。

→自然と意識が向きにくい。

 

私もありました!

上の子が幼稚園から帰って

あれこれとおしゃべりをするので

 

「ふ~~ん、へ~~、なるほどね」(傾聴)

と言っていると・・・・・・・・・・・

下の子が、イスの上によじ登り

真っ逆さまに落ちちゃいました。。。。。

 

まさに、目が離せない状態でした。

 

私は、子育てをする中で

「これは、一体何が起こっているのか?」

「カミサマは、私に何を出来るようにしたいのか?」

と考えていました。

 

そこで、兄弟逆転の法則を思いつきましたよ。

よく動く子、うるさい子、待ったナシの子の相手をしながら

心を配るのは、上の子。

 

つまり、意識と行動が逆転なのです。

かなり難易度が高いです。この技。

 

あえて言うのであれば、

忙しくても、そのこと(下の子)だけに意識を向けず

本質的に重要なこと(上の子)に意識を向けるってことでしょうか。

 

これは、先生の学級経営も同じです。

おやんちゃくんを追いかけてばかり先生がいると・・・

きちんと頑張っている子どもが報われません。

 

そして、次第に頑張っている子どもも・・・

がんばらなくなります。

 

同時にふたつの、相反することをやりなさい!

お母さんは。

 

ってところでしょうか。

スゴイですよね。恐るべき、子育て技。

 

 

 

ココロの栄養不足では?・・・

 

体育大会の練習で毎日酷暑の中で練習していた息子のことです。

中2の息子は、毎日水筒を持って登校していました。

でも、あまりに暑いため、2リットルの水筒に切り替えたのです。

(デカっ!)

 

お茶が多いのはいいけれど、結構重いよな・・・・

と思っていたら、案の定、

お茶を水筒に残して持って帰ってきたのでした。

 

母:「あ~、お茶の量、多かった??」

   「かえって重かったね~」

息子:「いや、これがいいんよ」

母: 「え~?重いだけだったんじゃないの??」

息子:「お茶がまだ残っとる・・・と思うと、それだけで安心感があるわ~」

母: 「ほ~、安心感?」

息子:「そうそう、まだ残りがあると思うと、友だちにちょ~だいと言われても、いいよって言えるんやって」

   「でも、量が少ないと思うと、丁重にお断りするんやって」

母: 「なるほどね~」

※残すのであれば、流してくればいいのにと頭をかすめるが、あえて言わず・・・

 

これって、わたし達のココロと同じですよね。

ママの「ココロ銀行」 と同じですわ。

 

いっぱい残りがあると思うと、おすそ分けも気軽にできます。

でも、残量が少ないと感じたら・・・

出し惜しみをするってわけ。

 

子育てママの場合は、

自分のココロとカラダに余裕があれば

「ママ、見て~~」と言われたら、

「な~あに?」と言ってみることもできる。

 

でも、余裕がないと

後で・・・とか

うるさいな・・・

とかの反応になってしまいます。

 

もし、あなたがそうであれば、あなたが悪いわけではありません!

ただ、あなた自身の「ココロ銀行」の残高が目減りしている

もしくは、焦げついていいる可能性は・・・高い。

 

いくら、「子どもが話しかけてきたら、すぐに聞いてあげましょう」

といわれても、今は出来ないココロの状況にあるのです。

 

そんな時には、あなたの行動を変える前に

「ココロの栄養」をとってください!

 

子育てが何よりも楽しければ、それに超したことはありませんが

最近、疲れているかも・・・、

すぐに怒りやすいかも・・・

と思うのであれば

あなたが、あなたらしくなれることをやってみましょう!

 

■子育て以外にやりたいことは何ですか?

■何をしているときが、充実していますか?

■何を食べたり飲んだりしている時が、落ち着きますか?

■どんな洋服を着ているときに、自分らしさを感じますか?

■本当は行きたいけれど、最近行っていない場所はありませんか?

 

「ココロの栄養」を取り忘れていると、ココロは確実に疲れるようになっています。

カラダが食べ物で栄養をとるように、ココロにも栄養が必要です!

 

最近、疲れるな~というときには、ココロの栄養不足かもしれませんよ!

ココロは目には見えないけれど、結構傷つきやすく、疲れやすいのです。

 

 

 

自分の親への不満がある方へ

 

 

 

 

子育てをしていると、

自然に自分が育てられた時のこと

を思い出すようになります。


「こんなに親は大変だったんだ」と気づいたり、

「うちの親は、怒ってばかりだったな」とか

親がしていたことを客観的にわかるようになります。

 

しかし、自分が完ぺきな子育てをしていない

のと同じように、わが親も完璧ではありません。

 

わが親も、子育て環境が厳しく、気力体力が摩耗すると、

子ども、つまりあなたに八つ当たりしたこともあったかもしれません。

そんな親との確執がある場合は、

ちょっとだけ物の見方をシフトしたらどうでしょうか。

 

わが親を上回るご提案です。

 

 

 

 

 

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