●反抗期をすんなり通過する方法
こんにちは、子育て心理学協会 東ちひろです。
この反抗期というのはいわゆる第二次反抗期のことです。
メインは中学校に荒れるのですが、小学校高学年から親に立てついてくるようになります。
じつは、この頃は今までの「子育ての結果」が出る時です。
つまり、ココロ貯金が欠乏しているお子さんは親への最終警告をしてきます。
「おかあさん、だんだん体が大きくなってきました。早くメンタルを安定させてくれないと、この先立派な大人になれません!」
そのサインが親への反抗なんですよね。
じゃあ、そんな時はどうしたらいいのでしょうか?
もう、抱っこもおんぶも出来ませんよね。
この頃の子どもには「傾聴」と「承認」
この2本立てしか手がありません。
しかし、この頃の子どもはやるべきことをやらないので、親とバトルになります。
「受験勉強をしません」
「ゲームばかりしてしまいます」
「これをどうしたらいいでしょうか」
というのがお決まりのパターンです。
じつは、子どもは親への不満・怒りで頭がいっぱいの時には勉強にエネルギーを注ぎません。
たとえ受験前のお子さんだとしても、情緒が不安定なままではいくら親がガミガミ言っても勉強しません。
「テストの成績がガタ落ちです!」
「塾をサボるようになりました」
「提出物を出しません」
「副教材の答えを丸写しします」
「どうしたらいいでしょうか?」
となります。
もしもね、「それ今のうちの子です」という場合は、即効性がある魔法の杖は存在しません。
ただ、1つだけいい方法があります。
それは!
まず、子どもを変えようとしません。
そして、親側が子どもへの「傾聴」と「承認」この2本立てに徹します。
この時期に子どもが荒れに荒れる時は、この「傾聴」と「承認」不足なんです。
だから、その不足分を埋め合わせするほかはありません。
ここだけは、子どもの受験があるなしに関わらず、必ずやらないと自立した大人にはならないんですよね、、、、、
ホントしんどいところです。
でね、自立した大人になっていないと・・・
そのツケは、親に返ってきます。
子育てに、逃げ入りも踏み倒しもできません><
子育てだけは、放棄できないんですよね。
子どもを産んだら最後まで育てないといけないわけです。
子育ては、しんどいものです。
決してハッピーなものではありません。
そうそう!
先日イギリスから子育て心理学講座を受講されたママは、「傾聴」でお子さんが劇的に変わったそうです。
お国が変わってもココロ貯金は万国共通なんです。