お母さんもひとりの人間なので
イヤなこと、腹が立つことはありますよね。
そのとき、お母さんがどうやりくりするかは子どもは見ています。
例えば、お母さんが腹が立ったときに
子どもは
「お母さんは、どういうふうにやりくりするのかな?」
と見ています。
お母さんが腹が立ったときの怒りを
子どもにぶつけるとしたら
子どもは
「怒ったときは、人に八つ当たりすればいいんだ」
という事を学習するんですよね。
でも、お母さんも人間なので
日々の生活に腹が立つことって
いっぱいあるじゃないですか。
で、すんごい腹が立ったときに
例えば、パパさんにアイメッセージで
「私、その言い方はすごく傷つくんだよね、傷ついたんだよね」
伝えると「そんな言い方があるんだ」と
子どもは思います。
お母さん自信が機嫌が悪いと思ったら
なにかおいしいものを食べる
というのもいいと思うんですよね。
怒りは生きていると感じるものです。
この怒りをどう逃がすか、処理をするか、対応するか
を子どもが見ているんですよね
わたしたちは、神様ではないので
イライラ、不安になります。
その感情のコントロールの仕方を
子どもはお母さんから見ています。
子どもはお母さんの日々の生き方をモデルにしています。
私は、子育てには「表課題」と「裏課題」があると思っています。
子育ての「表課題」というのは、いわゆる「育児」「子育て」です。
子どもにご飯を食べさせて、子どもと一緒に遊んだりしながら
体と心を成長させることです。
子育ての「裏課題」というのは、
親の「~であるべき」「~ねばならない」の心の枠を広げること。
この「べき」&「ねば」が多いお母さんは、
親自身の生き方も制限するので、生きづらくなります。
そして、「べき」&「ねば」が多いお母さんは
子どもへの要求水準も高くなるわけ。
子どもは親の心の器を広げるため、
「べき」&「ねば」を減らすために産まれてきたと言えます。
たとえば、「男の子はスポーツをして元気であるべき」
と思っていたとしても、子どもがインドア派のことがあります。
その場合は、お母さんが「男の子はスポーツ」をして欲しい、
男子は元気なものという固定概念を外すしかないわけです。
将棋が好きな子、レゴが好きな子もいますからね。
それが、本当の意味で子どもを受け入れるということ。
とはいえ、お母さんには子どもへの「願い」があります。
膨大な時間とエネルギーを費やして育てる子どもです。
お母さんがやりたいことをやめて子育てをする人もあるでしょう。
となるとお母さんは子どもへの「願い」が出てくるわけですね。
お母さんの子どもへの「願い」VS「子どものありのままを認める」になります。
「それでも子どもをまるごと認めることができますか?」と
難題を突きつけられることになるので、
これはそんなに簡単にできるようになるものではありません。
この場合は、お母さんが「男子のインドア派もありだよね」と心から思えないと、
子どもはお母さんに受け入れられたと思えません。
逆に、お母さんが「おうち好きのインドア男子もアリだよね」と認めることができると、
子どもはお母さんに認められたと感じます。
お母さんに認められているお子さんは、自己肯定感が一気に高くなりますので、
結果としてやる気も自信も出るわけです。
子どもは、今日もお母さんを育てるために難題を出してくれます。
で、この難題を自分ひとりで紐解こうとすると・・・泥沼にはまりやすいです。
私達は知らず知らずの間に、自分の慣れた言い方、
行動を子どもにしてしまいます。
【反抗期】中学生でもプラスのふれあい効果がありますか?
中学生でもプラスのふれあいは効果がありますか?
A. 効果があります。
もっと言うと、これは成人だって、老人だって同じです。
心理学の交流分析に基づいた確かな理論です。
ただ、
赤ちゃんのように
抱っこやおんぶはできません。
だから、
そのかわりにデキルことを試してみましょう。
私は、中学生の母ですし
中学校に相談員として勤務もします。
そこで、つくづく感じるのは
いくら中学生とはいえ
自分を認めてほしい気持ちは同じ。
でも、
照れくさくて自分の気持ちに正直になれない。
あえて、親を罵倒することを言ったりします。
(コレ、本心ではありません)
そこで!
中学生にオススメのプラスのふれあいは・・・
・話を全面的に味方になって聴く
・上から目線でではなく横から目線で話をする
・おやんちゃをやっても見放さない
【番外編】美味いご飯を作る
まだまだあるけどね。
人間とは、
自分の存在を認めてほしい生き物です。
●認めてもらうと、もくもくと自信がわいてきます。
●図太くなります。
●少々では凹まなくなります。
●親が安心して見ていられるようになります。
◎そして、子育てがラクになります。
突然ですが、私は
中学生のママからのご相談も受け付けております。
本や体験談の雰囲気から小さいお子さんのご相談だと
お思いの方がいらっしゃるのですが
じつは、中学生のご相談のも対応しております。
私もね、
この時期をどうしたらいのかと困った時期がありました。
どの本にも
「必要な時期です」
「おおいに喜びましょう」
と書いてありますが・・・
その時の親の対応までは書いてありませんでした。
■「うるせ~な、ババア」と言われた時の対応
■いつまでもゲームをやめない時の対応
■下の子に暴言を吐く時の対応
■元気がない子どもを意欲的に改造する対応
■ともだちや学校のグチを言う時の対応
■第一次反抗期がなかったお子さまの対応
■わがままを言わないお子さまの対応
こんな内容をお子さまとママに合わせたご提案を
しております。
子どもが小さいときの悩みよりも
ずっと精神的なダメージが大きいのが中学生ママの悩みです。
この時期は、家の中にジェットコースターがあるようなものです。
上がったり、下がったり、家の中が落ち着きません。
ジェットコースターのそば
でゆっくりお弁当を食べる気がしませんよね。
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ちょっとした対応を知っておくだけでも
子育てはグッとラクになります。