こんにちは、東ちひろです。
子どもが誕生した時、どれほどの人から
「おめでとう!」とお祝いをされたことでしょうか。
「女の子?男の子?」とどの人もほほえみながら
お祝いの言葉を言っていれるものです。
でも、
子育てがこんなに大変なものとは誰も言わなかったかもしれません。
病院を退院したその日から、「子育てストレス」(>_<)は始まっているのです。
田中ウルヴェ京さんは子育てストレスを以下の6つと言っています。
1,誰も自分のつらさをわかってくれないという
「孤独感」
2、どんなにつらくても子どもに八つ当たりはできない
「ストレス発散の場の欠如」
3,自分だけで勝手に時間を使う事ができなくなった
「時間的喪失」
4,子どもを育てるならば、ちゃんと頑張りたい、自分がしっかりとしなきゃという
「責任」
5,なんでもこなせるはずだったのに育児なんて初めてという
「自信喪失」
6,寝たい時に寝られない「心身疲労」
そして、私は
7,子育てにお金がかかり、自分の欲しい物を後回しにする
「金銭喪失」をプラスしたいと思います。
まずは、「7つの子育てストレス」があって普通ということを知っておくことが大切です。
子育てママならば、大なり小なり誰もが感じることなのです。
あなたひとりが感じているわけではありません。
あこがれの子育てをイメージしていたら、自分だけ子育てで疲れている気がしたり、
そんな自分を責めたりしてしまいます。
心はどれくらい疲れているのか、傷ついているのかが目には見えません。
手や脚を折った時には「どうしたの?大丈夫?やることがあったら言って!」
と誰もが声をかけられます。
でも、心が疲れている時、傷ついている時は本人も周りの人も目には見えないのです。
ココロはとっても傷つきやすい生き物です。
私たちは、毎日生きていると次々と難問がやってきます。
ママだったら、子どものこと、親のこと、夫のこと、
兄弟のこと、親戚のこと、職場の人のこと・・・
といろんな人のお困りごとに関係が出てきます。
「もう、どーーしたらいいの?」
って時には、私はこんなことを考えます。
物事には、「できること」と「できないこと」があります。
一方、「もうすでにやっていること」と「まだやっていないこと」があります。
困った時に取り組むことは、
「できること」で「まだ、やっていないこと」は何かを考えます。
あれもこれも大変と思わず、この部分を取り組むと物事は前進します。
たとえば、子どもが不登校の場合に、
「できないこと」は、子どものかわりに学校に行くこと。
でも、家庭で子どもの話をよーーく聞いたり、
スキンシップをしたりは「できること」です。
もしも、
「子どもの話を聞いたり、スキンシップが足りていないかな」
と思った時には、その部分を取り組みます。
あえて、子どもを変えようとはしません。
ココは、冷たいようですが「できないこと」です。
でもね、ママが「できること」を取り組んでいくことで、
結果として子どもの自己肯定感が高まり、
意欲的な姿が見られるようになります。
そうなれば、学校復帰も見えてくることでしょう。
フォーカスする所は、「できること」で
「まだやっていないこと」を探して取り組んでみることです。
それが現実を大きく動かすきっかけになりますし、
あなたが受けるストレスがぐぐっと減ってきます。
人間は、「できないこと」を取りくもうと
すればするほど、ストレス度が大きくなります。
動かない大きな岩を全力で押しているようなものです。
腕も足も疲れてしまい疲労困憊した割には、
何も変化が見られません。
でも、その岩を細かく砕くことができるのであれば、
結果として岩を移動させることもできるでしょう。
ハンマーをもってきたり、他人に助けを求めたり、
できることにフォーカスします。
ラクになりますよ。
子どもは、家庭で、基本的なことを学びます。
子どもにかまうこと、接すること、話すこと、
抱っこすること、ご飯を食べること、笑うこと、
楽しいことをすること、喜ぶこと、添い寝すること、
無視すること、たたくこと、けること、虐待すること、・・・
いろいろあります。
でも、プラスのストロークやマイナスのストロークなら、
ココロ貯金が貯まるのでいいのですが、ディスカウントは、
子どものココロ貯金に最悪の傷で穴としていっぱいもれます、
しばらくその傷を残してしまいます。
親の真似をいつの間にかしていることは、
さらに、その子の子ども、そして、・・と引き継がれていってしまうのです。
その連鎖を断ち切るのは、今のあなたです。