「私の子育ては、
うまくいっているのだろうか…」
子育ては、基本的に
慣れないことばかりですよね。
慣れるといいのですけど、
なかなか慣れないのです。
もちろん、子育てのなかで
同じことをやる機会は多くなるので、
うまくできることは増えてくると思います。
ですが、お子さんは、
どんどん成長しますよね。
なのでその都度、子育てを
バージョンアップするといいと思います。
例えば、幼稚園の子どもの子育てが
慣れてきたとして、
ずーっと子どもが幼稚園にいるわけでは
ないですよね…
幼稚園のつぎは小学生になる、
小学生の子育てに慣れたと思ったら、
つぎは中学生になる。
つまり、ずーっと同じことを
やり続ける子育てというのは
ありえないのです。
なので、子育てだけは
みんな初心者マークだと
思っているんですよね。
いつも初めてなのです。
「男の子の子育てに慣れてきた」
と思ってきたら
つぎに女の子が生まれたとすると、
育て方もちがってきますよね。
じゃあ、一番上は男の子で、
二番目も男の子だったらというと
第一子の長男は慣れてきたけど、
第二子や末っ子の子育ては
初めてだったりしますよね。
つまり、どこまで行っても
初心者マークなんですよ。
いずれにしても
私は子育てに慣れた、というのは
ありえないんだと思います。
どこまでいっても
これでOKていうのを感じないのが
子育てだと思うんですよね。
一般的に子育てに正解はない
と思っています。
ですが、答えがないのにただひたすら
5年、10年、15年も子育てのために
お母さんが走り続けるのは大変ですよね…
どうしたら、少しでも子育てがうまくいくか
頼りにできるものがあるといいと思います。
そこで、私は子育て心理学や
ココロ貯金の貯め方をお伝えしています!
中学生のお子さんをお持ちのお母さんから
相談をいただきました。
・相談内容
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中学1年生の娘について困っています。
家に帰ると、学校での出来事について
不平、不満をよくこぼすします。
私は、娘にたいして
「みんながんばっているよ」
「そんなことを言ってどうするの」
と励ましているのですが、
それでいいのでしょうか。
「学校に行きたくない」
と言うことがよくあり、
今後を心配しています。
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お子さんがお母さんに
不平、不満を言える子で
よかったと思います。
もちろん、学校での出来事について、
全く不平、不満を感じていないのであれば、
それに越したことがありません。
しかし、不平、不満を感じている場合は
そのことを吐き出さずに
抱えたままになると、
子どものメンタルヘルスは
悪くなるばかりです。
家庭は、安心して弱音を吐ける場所
である必要があります。
学校は、親が思っている以上に忙しく
常に周りに合わせながら行動するため
ストレスにもなるんですよ。
子ども同士は、辛辣なことを
ストレートに言いあうこともよくあり
そんなことにも
子どもの心は傷つきます。
子どもが不平、不満を言うときは
全面的に子どもの味方になって
話を聞いてあげてください。
たとえ、子どもに落ち度があっても
「あなたが悪い」というのは禁物です。
子どもがグチをお母さんに話すのは
お母さんに解決してほしいと思って
話すのではありません。
ぐしゃぐしゃになった気持ちを
受け止めてほしくて話すのです。
アドバイスをすることなく
ただひたすらに聞いてあげてください。