●「甘やかしママ」が子どもをダメにする!?
こんにちは、東ちひろです。
息子を大事に思うのは当然のこと。
でも、「この子に彼女が出来たらショック」「私がOKだという彼女しかダメ」「結婚は許せない」とまでいくといかがなものでしょうか?
さらに、その息子を育てる時に「甘やかし」や「溺愛」ということでは、この先心配です。
「甘やかしママ」は子どもから、「要求されていないこと」も先回りして、どんどん親がやってしまいます。
それでは、子どもが自立するチャンスを奪うんです。
子どもにたくさん触れて、たくさん話を聞くことは、子どもを「甘えさせ」ています。
これは、子どものメンタルが安定します。
たとえば、きょうだいが3人(男の子がひとり、女の子がふたり)がいるとしましょう。
そんな時、女の子ふたりは問題なく安定して育つけれど、なぜだか男の子は不安定だったりすることがあるんです。
するとね、多くのママは「男の子は乱暴だから仕方がない」とか言います。
つまり!
ママは女性ですから、男の子そのものの生態がわからないし、「世の中の、男の子はみんなこんなものか!?」と思います。
さらに、誰かさんから「男の子はみんな暴ん坊よ」と言われると、それを100%鵜呑みしちゃいます。
じつは、その誰かさんも少ないサンプル(自分の子ども)が暴れん坊だったということを、「世の中のすべての男の子が暴れん坊」と拡大解釈していることもあるんです。
まず、「暴れん坊」と「強くて活発な子」は違います。
その違いは、子どものメンタル安定度なんですね。
「暴れん坊」な子は、心の根っこが不安定。
だから、ちょっと誰かに何かを言われただけで、すぐにカッとなり怒りだす。
小さいわんこがよく吠えるのは、怖いからなんですね。
ということは、不安定な子どもほどよく怒ります。
一方、「強くて活発な子」は、メンタル安定路線。
心の軸が安定している子どもなんですね。
「強い子」と「やさしい子」って、真逆なような気がするかもしれませんが、じつは、メンタルが安定した男の子は「強くて、やさしい子」なんですね。
自分が安定しているから、人にも優しくできるんです。
「もっているもの」は、人におすそ分けができるわけ。
ということで、
強くて活発な男の子を育てる方法は、
子どもに「もっと強くなりなさい!」ということとは違う。
また、子どものお尻を叩くことでもないんです。
そんな時にはね、しっかりと子どもの味方になって話を聴くといいんです。
まるで繁盛している飲み屋のママのように。
自分の話をしっかりと聴いてもらった子どもは、間違いなく自分に自信をもちます。
自信があると、心のブレが少ないので、強くて活発な子どもに育ちます。
ついつい、子どもにあれこれ言いたくはなるでしょうが、ママがたくさんおしゃべりすると、子どもが暴走したり、無気力になりますよ。
「え~、そんなになんでも子どもの話を聞いていたら、図の乗りませんか?」と言われそうですが、
大丈夫!
メンタルが安定した子どもは、図にも乗らないし、強くて、たくましい子、そしてやさしい子になりますよ。
メンタルが安定した子になる「話の聴き方」は、来年こちらの講座でお伝えしていますよ(*^▽^*)