●先生と呼ばれるお母さんへ
こんにちは、子育て心理学協会 東ちひろです。
今日は「先生と呼ばれるお母さん」についてです。
私は、元小学校の教諭です。
学校卒業後は大学の事務の仕事をしましたので、教員採用試験は結婚後26歳で受験しました。
その前の年は代用教員として産休の先生の補助として学級担任をやりました。
その頃は短時間勤務の仕事はなく、ガッツリと学級担任です。
その頃ね、、、産休補助とはいえ、やる仕事は学級担任ですから、これは教員採用試験を受けないとダメだなと思ったわけです。
日中は学級担任として教壇に上がり、夜と土日に教員採用試験の勉強をしました。
夜遅くに勤務校の体育館を借りて倒立前転の練習をやりました。夜11時まではやったものです。
その頃は私は、どうしても小学校の先生になりたくてね。
過去、やったことがないくらいに勉強しました。
ああ、その頃私結婚していました。
今後の妊娠のことを考えると・・・・一発合格するしか他はありませんでした。
で
めでたく一発合格しました。
ただ、教員と子育ての両立は難しく勤務4年で退職しました。
「子育てに専念」というのは、言い訳でして、自分の体力・気力の限界を感じました。
その後、私は子育てをしながら「どうやると子どもが伸びるのか」を暗中模索していました。
このまま専業主婦で終わりたくない、自分の労働の対価としてのお金も欲しいと思いました。
「元先生」なんて、実は何も役に立ちません。
ハローワークに言っても、私の履歴書を目の前にして「何か他に資格はありませんか?」と言われる有様。
「元先生」は「元アイドル」と似ていて、価値がないのです。残念ですが。
たぶん、「元先生で、今は●●」であれば役に立ちます。
あれほど勉強して教員採用試験を受けたのに・・・
世の中はこんなものだと痛感しつつ、それを認めたくない自分がいました。
たとえば、わが子を公園に連れていってもね、、、
「公園全体」を見てしまいます。笑
誰がどこで遊んでいて、危なくないか・・・
コレ、母目線ではなく、先生目線です。
こんな私でしたが、元先生以外に何かできることはないのか???
といろいろと考えた末、今の仕事がありました。
当時、公文や学研教室の指導者説明会にも行きました。
でも、夕方から夜の仕事は結局子どもをみてくれる人がないと出来なかったです。
その年にして、自分探しの日々。
蜘蛛の触手のように手当たり次第に、あれこれと顔を出しました。
本も山ほど読みました。
で、
わたしは、お母さんの立場もわかる、先生の立場もわかる、そんな子育てのカウンセラーになりました。
この仕事が私の天職と感じています。
本日のタイトル「先生と呼ばれるお母さん」とは、現役先生、そして元先生のこと。
先生業をしていると「自分の子育てで有利でしょう」「困らないでしょ」と思われます。
でもね、子育てと教育は別なんですね。
子育ては、自分の素がでます。
先生も、家庭内では、感情のストッパーが弱いので、自分のガミガミがさく裂するんです。
そんな、元ガミガミかあさんが編み出した「子どものやる気と自信を引き出す方法」が、子育て心理学です。
だから、高邁な理想論ではありません。
今日からすぐに実践できることばかり。
しかも!子どもが本当に変わります。
ココまで変わるの??と思うくらいです。
安定してお子さんの変化がありますので、正直言って私はラクなんです。
仕事が嫌だと思ったこともありません。
子育てと仕事も十分両立できますし。
「子育てのキモ」がわかると本当にラクなんです。
たぶん、この仕事は私の天職。
天職をやっていると、周囲の人が応援部隊になるそうです。
ちなみに、私の家族、親戚はすべて私の仕事の応援部隊です。
私が仕事ができるように、協力してくれます。
最後にちょっと宣伝。
オンライン講座はゴールデンウイークの夜にやりますよ。