●息子が「大学に行きたい!」と言い出しました!
こんにちは、東ちひろです。
今日ご紹介するのは、お子さんが中学生のころに子育て心理学を受講してくださったママさんとの会話です。
今では、このお子さんは鍼灸の専門学校2年生です^^
私は、このお子さんは「やるときはやる子ですから!!」と強くママにお伝えしました。
なぜ、そんなことが言えたのかというと・・・
このお子さんは、学校への反発があるため、学校を行き渋ったり、反抗したりしている。
でも、お母さんの雰囲気からして、この子は「やる時はやる子」と見ました。
つまり、今は「やる時」ではないけれど、その能力は十分にお持ちの子とみたわけです。
■高校2年生男の子ママ
東「最近、お子さんの様子いかがですか?」
Aさん「先生!聞いてくださいよ。あの息子がなんと!「大学に行く!」っていうんです!。中学校だってまともに行けそうになかったのに!
東「え~@@、すばらしいじゃないですか!!!」
Aさん「もう私もびっくりです!最近は塾にも行くようになってホント驚きです」
東「ということは、学校も喜んで行っているんでしょうね~」
Aさん「はい、おかげさまで♡」
東「でしょうね。そうなると友達関係によくなって、子どもの全部がよくなるんですよね」
Aさん、「そうんです。今では私に代わって穴が開いた靴下を縫うようになったんです」
東「え~、それ変化ありすぎです」
Aさん「そうなんです~、でもね、一番変わったのは子どもではなくて私でした!」
このお子さんは中学生の時にかなりのおやんちゃ状態でした。
それが!
Aさんが子育て心理学講座を受けたあと、どんどんお子さんがよくなったんです。
これはね、親が「大学は行かないといけません」と言ったから、息子さんが「大学に行きたい」と言ったわけではないんです。
Aさんは、反抗期の子どもにあわせたココロ貯金をセッセと貯めたんです
たとえ、子どもが高校生になってもココロ貯金を貯めていくと大きく変わってくるんです。
ココロが安定してくると、本来子どもがもっている能力を発揮するようになります。
こちらのママが取り入れたことの1つは・・・
子どもの話を「味方になって聴く」です。
とかく親は子どもの至らない点を修正させたいと思います。
「勉強しなさい」
「部活は休まない!」
「ゲームやりすぎない!」
と言いたくなります。
でもね、いくら親が怒鳴っても子どもの気持ちが不安定なままでは、ダメなんです。
そのうち、「オカンウザイ」になります。
まずは、ココロの土台を固くする必要があるんですね。
そのココロの土台を強固にする1つの方法が子どもの話を味方になって聴くです。
高校生になっても「自分の話を聴いてほしい」と思う気持ちはまったく変わりがないんです。
特にエネルギーいっぱいの子どもは承認欲求が高く、その欲求が満たされないと荒れてくるのです。
じつは、Aさんは、講座を受ける前はつい子どもを責めて
「なんで、勉強しないの!」
「なんで、いい加減なの!」
と「なんで攻撃」が多かったんです。
するとますます子どもが荒れてきたとのこと。
このままでは、「子どもをダメにしてしまう・・・」と思ったAさんは、子育て心理学講座に参加してこんなことをやりました。
子どものココロがぐっと安定してきたんですね。
つい大人は自分の意見を言いたくなって、ガミガミ口調になりがちです。
でも、Aさんは、ただひたすら「ふんふん」「へー」「そうなんやね」と聴いたんです。
すると!
・親と会話ができるようになる
・「大学に行きたい」と言う
・塾に行き出す
・学校でも機嫌よくもめずに過ごす
・破れた靴下のほころびを縫う と
子どもの全部がよくなるんです。
こうなると母は、「子どもがかわいい」と感じます。
荒れた子が自分の靴下のほころびを縫うなんて、情緒が安定してきている証拠です^^