「ウチの子、手がかかって困るの・・・」
もしも、あなたがそんな悩みをもっていたら
ぜひ、最後までお読みくださいませ。
「子どもに手がかかって困る・・・」
と思うとき
多くのママは、
「何をすればいいのだろう?」
「もっと、強く叱った方がいいのかしら・・・」
「効果的に子どもを変えたい!」
そんなふうに考えます。
とはいえ、わが子であっても
自分以外の人を変えるというのは
とってもエネルギーが必要です。
そんな時に、わたしの頭によぎる言葉は・・・
「手がかかる子は、手をかけてほしい子」
なのです。
下の子の世話に追われてしまい、ゆっくりとスキンシップをする時間がなかったり
仕事と子育ての両立にヘロヘロになっていて、とても子どもの心にまで気持ちがまわらない状態だったり
理由は、それぞれあるはずです。
でもね、
子どもって、「これくらいすればママもきっと振り向くでしょ!」
といった具合に、いろいろと手を焼かせる行動をしてくれます。
結構、下手な手をつかってきますわ。
かえって、怒られるようなことをやってしまうのです。
ここで言う、「手をかける」というのは、
ママの愛情を
「言葉」と「行動」で表現することです。
「ママ、あなたのこと、だ~~いスキ★」
「ママは、あなたのこと応援しているよ」
「あなたは、ママの宝だよ」
と言葉でちゃんと伝えます。
頭をなでてみたり
手をつないだり
添い寝もOKです★
要するに
愛は、動詞なのです。
「子どもがかわいい」
のではなく、
かわいいから、
「話をじっくりと聞く」
とか
「一緒に遊ぶ」
とか
「髪の毛をとく」
とか
「動詞」で表現しないと、
子どもにはまっすぐに伝わらないのです。
子育てに以心伝心は、ありません。
母親の本当の悲しみは、
子どもがやんちゃを言うことではありません。
■やんちゃを言う子どもにイライラする自分の心
■大人げなく、自分がすぐにキレてしまうこと
■自分の感情を自分でコントロールができないこと
■本当はもっと優しい母親になりたいのに、そのギャップが大きいこと
■他のお母さんがいつも優しいと他人と比較すること
■自分を変えたいと思うけれど、うまくいかないこと
■夫や両親に「お前が悪い」と言われること
■自分の気持ちを誰もわかってくれないこと
そして、どうやったらそれを克服し
笑顔いっぱいの子育てが出来るのかを
だ~れも教えてくれないこと
子育てをしているとこんな気持ちになることはありませんか?
・子どもがいじめられたらかわいそう
・子どもが受験に失敗したらかわいそう
・子どもが勉強についていけなくなったらかわいそう
この「かわいそう」は、ママの心模様が大きく影響しています。
じつは、ママと子どもは見えない糸でつながっています。
だから、ママは、子どもがつらい経験をしているのを見ておれなくなります。
特に自分が小さい頃にいじめられたり、受験で失敗したり、勉強が分からない経験がある場合は、
それと同じ感情を子どもに味合わせたくないと思います。
そして、子どもの「かわいそう感情」に敏感になります。
実際にはまだ何も起きていないのに、予期不安として早めに「こうなったらどうしよう・・・」と思うのです。
ママが子供に「かわいそう」と思う時は、その気持ちは「ママの課題」とも言えます。
じつは、この「かわいそう感情」、パパの感じ方とママの感じ方は違います。
それは、パパとママが今までに傷ついた経験が違うからです。
人は、過去に自分が傷ついた経験については、超敏感なんです。
無意識に、これ以上心が傷つきたくないので、早めに予防線を張りたくなります。
だから、ママは「子どもがいじめられるとかわいそう」と思っても、
パパは「自分で乗り越えないといけない」というように考え方が違います。
ということは、あまりにも子どもに関することで「かわいそう」と思うことは、
ママ自身が未消化で終わっていないってことなんです。
未消化で終わっていない感情があると、いつまでも子どもがかわいそうと感じます。
その場合は、大事なわが子に「かわいそう」と思う出来事が続くことがあります。
だから、私は定期的に自分の心メンテナンスとしてセラピーを受けるようにしています。
「今日は、このテーマで・・・と決めておかずに受けると、あら、知らぬ間に傷ついていました私」となります。
じゃあ、どうしたらいいのでしょうか?
2つの方法があります!
1つは、子どもをかわいそうと感じる自分を味わいます。
「あ~、私はいじめられるでき子どもをかわいそうと思っているんだ~」と味わいます。味わい尽くします。
それが十分できると、少し自分を客観視できます。
客観視できるようになると、その「かわいそう感情」に飲み込まれなくなります。
もう1つの方法は、過去に傷ついたママの心を修復することです。
ママがその心の傷を癒しておかないと、さらに子どもをかわいそうと思う出来事が増えてしまいます。
子どもは体を張って、ママのトラウマを解消しようとしています。
子どもってじつはスゴイのです。
過去のトラウマ解消は、私の子育て相談でも大きなテーマなんです。
そこをしっかりとやっていかないと、「子どもの話を聴きましょう」とお伝えしても、「でもね、怒鳴っちゃうんです」となります。
だから、いつまでたっても根本的に子どもが変わっていきません。
(セラピーは魔法ではないので、何で傷ついているかをみつめそれを癒すことをします)
そんな私も何度も何度も自分の心メンテナンスとしてインナーチャイルドセラピーをお金を払って受けたり、自分自身で行ったりしてきました。
私のような対人援助職は、自分のメンタルが不安定で心配事が多いと、お母さんの話を十分聴くことができません。
子育ては、自分の中の常識、親からの刷り込みを外す作業です。
「子どもはほめて育てましょう」とはよく言いますが、子どもをもつとそれがいかに困難なことなのかがすぐにわかります。
つまり、自分の中に今までもっていて、
慣れ親しんでいる枠「片付けるべき」「親の言うことを聞くべき」「宿題は早めにするべき」
っていう、枠組みがガンガン発動してしまいます。
だから、その枠に入らない子どもにイライラします。
簡単に言うと、子どもは、親を気づかってその枠にはたいていの場合は、入ってくれません。
でも、ママの枠組みが外れたり、器が大きくなった【結果】として、子どもの心が安定していき、自然に「言えばわかる子」になっていきます。
子育てって、奥深い。。。
わたしが以前登録していた電話相談の機関では
かなり重い内容を扱いました。
命に関わる内容です。
でも、時として
人助けのつもりでも
相談員が傷つくことがあります。
「もっと何かできたかもしれない」
逆に「からかい」の内容を真剣に聞いてしまった。
相談者にコトバで傷つけられた。
そんな時には、必ず一緒に当番をしている相談員さんに
気持ちをきいてもらいます。
それでも解決できないときは、夜、夜中でも
電話で専門の先生に話を聞いてもらえるシステムになっています。
だからこそ、やれるのです。
子育ても一緒です。
嫌なこと、困ったことをそのままにしないで
安心して聞いてもらえる人を 意識して つくりませんか?
パパがいちばんいいですよ。
でも、パパだけだとちょっとヨワイ。
それほど、子育ては一大事業なのです!
ママ友、ばあちゃん、相談機関の相談員
もちろん、東もOKです!!
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