上の子が下の子のおもちゃを強奪する場合、多くのママは上の子を怒ってしまいます。
でもね、ここで怒鳴りすぎると上の子が不満をもってしまいます。
本当は上の子が悪いのですけどね・・・・
そんな時は、怒る、怒らないではなくて、「上の子をえこひいき」してあげましょう。
お風呂で体を洗う時は、上の子から洗う
抱っこをする時は、上の子から抱っこする
ただ、それだけです。
「下の子がかわいそう」と思われるかもしれませんが、案外下の子はその状況に慣れています。
また、下の子は上の子が家にいない時間にママエネルギーをたくさんもらっているので、上の子ほど不満には思いません。
あああああ、確かに下の子も文句は言いますが、そこは多めに自己表現しています。
下の子って、損をしないように生きています。
上の子、下の子の両方優先はできないので、下の子には待っててもらいましょう。
それで大丈夫です。
子どもは、心を温めると自然に変わります。
子どもは、いくら「強くなれ」「しっかりしなさい」と言っても強くも、しっかりもしないのです。
むしろ、「ちょっとした変化」「目に見えたこと」を言葉にして伝えた方が、子どもは1日でも早く変化をします。
言葉で子どもを認めたことになるからです。
子どもが出かける前、帰ってきた時に、
「名前」+「あいさつ」+「肩や頭に手を触れる」
こんなココロ貯金はいかがでしょうか。
さらに、朝は「気を付けて行ってくるんだよ」
夕方は「お疲れさん!今日も寒かったね」と声をかけてくださいね。
他の兄弟に焼き餅を焼かれないココロ貯金です。
子どもがふたり以上いる場合、どうしても一番上の子どもに厳しくなってしまいます。
年齢が大きいと、
「当然出来ることが多いはず」
「イヤ、出来て欲しい」
「お願い、自分でやって!」
と親の期待がどんどんふくらみます。
一方、下の子は、「できなくても仕方がない」「子どもってそんなもの」という前提があります。
すでに、一人目を育てているので、子どもは汚すもの、うるさいものと知っているわけです。
そこで、お母さんの育て方に違いが出てきます。
ビール樽も、端っこと、真ん中では、樽の締め方が違います。
子育ても同じ。
ただ、上の子ばかりを締めてしまうと、上の子はいつもお母さんに怒られることになります。
ココロ貯金もダダ漏れです。
じゃあ、どうするか?
日頃から、上の子が話をした時には、肯定的に、ミカタになって、口をはさまず聴きましょう。
それ以外のもたくさんありますが、まずはそこから!
子育ての基本のキです。