「ゲーム時間は、●●分にしなさい」
「ピアノの練習は、毎日30分しなさい」
と子どもと約束することありますよね。
でもね、「その約束を子どもは守ってくれません!」
「うちの子はわがままです」ということがよくあるんです。
そんな時、ママのちょっとした言い方次第で、子どもの約束実行率が
高まるコツがあります。
進級、新しい学校のことが気になるころですよね。
子どもがダラダラしていると「こんなことで1年生になれるの?」と
思わず言葉が出そうになります。
たとえば初めての子どもが小学校に上がるとしたら、親も「初めて
小学生ママ」になれてしまいます。
親も慣れない環境のことを考えると、不安になります。
不安になると、それを子どもに言いたくなるんですね。
では、小学校1年生になる子は何を気をつけるといいのでしょうか?
・ひらがなが書けることでしょうか?
・計算ができることでしょうか?
・挨拶ができることでしょうか?
答えはどれも違いますよ^^
これは、「はじめて中学生ママ」も同じです。
新しい環境に適応するためにはココが左右しますよ。
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親は、正しさを教えようとします。
が、子どもは、単純に「快」か「不快」かが判断基準です。
たとえば、子どもがいつまでも宿題を終わらせないとしましょう。
そんなとき、
親は、30分もあればできること
学校で習ったこと
せめて、宿題だけはきちんとしてほしい
こんな思いがあります。
これ、正しいことです。
あなたは、間違ってはいません。
しかし、
子どもは、宿題はするべきことという理論では
行動を変化させようとは思いません。(正しさ)
そんなときは、
ちょこっとでも勉強を始めたらすかさず
「そんな難しい漢字を習うのね」
「やるな~!」
「進んでいるね」
と結果ではなく、【プロセス】を認めます。
するとそれは「快」情報になります。
だから、確実にやる気スイッチがONになります。
結構、シンプルです♪
私は、教員時代も含めて、
どうやったら子どもが自分から行動するのかを考えていました。
大人が力づくで子どもを変えることには限界があります。
そして、子どものほうが絶対にパワーがありますから
こちらのほうが折れたり、根負けします。
【鉄則】
子どもの行動が止まる(宿題をだらだらする)よりも前に
先に一声(給水所)をかけること。
子どもが、長距離マラソンランナーだとしたら
ゴールを切ったらほめるのではなく
走るプロセスで、何度も給水所を設けるわけです。
そのほうが確実です♪
この時期になると年長組の子どものママは気になることが出てきます。
「来年からうちの子小学校に行っても大丈夫!?」っていうことです。
特に第一子さんの場合は、ママは心配するんですね。
さらに、第一子が男子の場合はもっともっと心配になります。
そんな時よくこんな言葉を言いがちです。
でもね、、、
それを言えば言うほど子どもは学校への不安感をもつんです。
不安感が多いと本来もっている力を発揮することができないんです。
それでは、来年4月が心配ですよね。
ママの言い方次第で子どもは大きく変わりますよ。
子どもはどこまでも伸びるんです。
うちの下の坊主は、ココロ貯金箱がでっかいです。
もう、ヘロヘロになりましたよ。
考えられない失態が続出してしまい、こちらの器を広げざるをえません
でした。
でもね、、、私はとにかく10歳までは包んで育てました。
あああ、5つ、6つ、7つ・・・の「つ」は、包むの「つ」です。
手は離しても、心は離さないでくださいね。
私が先生時代、一日10人ほど保護者向けに個人懇談をした時に思ったこと。
「先生、ウチの子は、元気が余りすぎて困ります・・・・・」
「先生、ウチの子は、おとなしすぎて困ります・・・・・」
… 子どもって、「中」がない扇風機みたいです。
「強」にすると、あたり一面紙類が飛び散って困ります。
「弱」にすると、風が届かず頼りない。
90%の子どもが、「強」か「弱」になるみたい。
残り10%って、激戦区よね。
クライアントさんとお話ししながら明確になったことです。
子どもの心が扇風機だとしたら・・・・
「強」のお子さんは、エネルギッシュです
自分の意見もバンバン言うし
反抗もバッチリできる
自分の要求もハンパなくしてくれるので
親は目がまわります。
わかりやすく言うと・・・
親が子どもに振り回される型です。
このタイプは、
イヤなことがイヤと言えてしまうので、集団ではよいのですが
家庭の中では、ふりまわされるんです。
扇風機も「強」だと、近くの紙も吹っ飛んで~
辺り一面、大騒ぎなんて感じ。
でも、扇風機の機能としては涼しい。
かたや、「弱」タイプのお子さん、
紙も飛びませんし、周囲は落ち着きます。
安心してつけておけれるけれど・・・
やっぱり風が弱いので物足りません。
親は、もっと自分の言いたいことを言ってほしい、
イヤはイヤと言える子になってほしいと心配します。
はい!
このコドモ扇風機は
「強」と「弱」の2パターンしかないようです。
ちょうどいい加減の「中」があればいいのですが、
どちらかのようですよ。
微妙な目盛りがほしいくらいですが
そこがないんだよね。
扇風機にも「涼しいね~」と「ココロ貯金」を貯めていくと
「中」ができるだろうか・・・不明です(汗)
子どもがちっともやる気にならない時、苦し紛れにこんなことを言うと、
残念ながらもっと子どもはやる気をなくします。
「○○ちゃんは、もっと頑張っているよ」
背後には、「あなたもがんばればもっとできるよ」という気持ちが
見え隠れしています。
私には、それがわかります。
でも、99%の子どもには、それがわかりません。
ココロ貯金をして、「やる気のベース」をつくってあげましょう。
その方が近道です。
夏休みの話題の前に、今日は
通知票(子どものすがた)についてです。
これって、昔から一喜一憂しませんか?
上がった↑とか下がった↓とか・・・
でも、今は昔と違って、あからさまに子どもの悪いことは書きません。
それを子どもが読んで
「これから何をがんばったらいいのか」がわかり
今後の意欲につながるように書いてあるはずです。
もしも、あなたのお子さんの学校が「評価」についての研究校
であれば話は別ですが
そうでなければ、その評価の仕方はその先生によってかなり違う
かもしれません。
とくに小学生は定期試験もほとんどありませんからわかりにくいのです。
だから
私は昔からこの評価について、ほとんど気にしていません。
だって、わたしも思いっきり悩んでつけましたから。
一応、2段階以上、下がったときには
その理由を明確に答えられるようにはしました。
もし、あなたが評価をする立場だとしたら・・・
悩みますよ~
そこで、
担任の先生の評価よりも、何よりも
お子さんの心が安定していることがいちばん大切です。
もしも、あなたのお子さんが
不満・怒り・悲しみの心で毎日過ごしていた場合は
学力だって伸び悩みます。
生活面も落ち着かなくなります。
なぜならば、
脳が緊張状態だと、学習が身に付きにくくなってしまいます。
たとえば、緊張しているときは
目の前にお茶を出されても、
気がつかないことがありますよね。
本来のチカラが発揮できないのです。
だから、
塾に通わせる前に
習い事に通わせる前に
お受験の前に
「やる気」と「自信」がある子どもにしておいた方が
何事も身に付きやすくなります!
世の中には、
[変えられること] と [変えられないこと]があります。
学校からの評価は、ママのチカラでは変えられませんが
子どもの「やる気」と「自信」は、ママの関わり方次第で
格段に変わってきます!
変えられないことにエネルギーを費やすよりも
ママが変えられることをふやしていきませんか?