元気でやる気がある…

大好きな乗り物

 「ばしゅ、ばしゅ、でんちゃ、くるま、ちょうぼうちゃ」
 ごうちゃんは、大好きな乗り物を見たままどんどん言っていくのです。
 小さいのに、よく知っていますよね。
 覚えたての乗り物が、目の前をどんどん通っていきます。
 ママは、言いなおさせます。
「ばしゅ、でなくて、バスでしょ。」
「ばす、って言ってごらん」
「ばしゅ」
「ばしゅ、じゃないでしょ。ばす」
「ばす、っていってごらん」
「ばしゅ、ばしゅ、ばしゅ」
「でんちゃ、でなくて、でんしゃ」
「でんちゃ」
「ちょうぼうちゃ、でなくて、しょうぼうしゃ」
「ちょうぼうちゃ」
「ちょうぼうちゃ」
なかなか、言い方が直りません。
ママは、すぐに練習すれば、直ると思って、しつこく、何度も何度も言わせます。
 ママも根気強くごう君に正しい言い方を教えようとしています。
 ごう君も、がんばって言おうとします。
 でも、何度も何度も言いますが、うまく言えずに、くやしい気持ちでしょう。
 「くるま、だいちゅきぃ」
「だいすき、って言うんだよ」
ママは、正しく言ってほしいので、ここでも言い直そうとします。
でも、ごう君は、うまく言えません。
 ごう君は、まだ幼稚園に入ったばかり。
 なぜ、正しく発音できないんだろうとママは思うのです。

無口なごう君

 ごう君は、興味をもったら、どんどん一直線に突き進むタイプの子どもです。
 乗り物に乗るのも大好きです。
「おばあちゃん、しんかんしぇん、のる」
 大阪に住むおばあさん家にいくときは、いつもウキウキでした。
 最寄りの駅まで30分自家用車に乗って新幹線駅まで着きます。
 その間も、ずっと見る乗り物すべて話続けていたのです。
 ところが、今日は、泣きそうになりながら
ずっとぶつぶつと小声で、何か言っています
「ぼく」
「だめ」
「どうして」
「いやだ」
「こわい」
 乗り物について、じっと見ていても、乗り物のことを言わなくなりました。

そういえばこの間

 そういえば、こんなことがありました。
いつものように、ごう君は、目に映る乗り物を次々と自慢げに大きな声で言っていきます。
「れくしゃしゅ」
「あるふぁーど」
「ぷりうしゅ」
「しえんた」
「あくあ」
最近では、ごう君、自動車の車種がわかるほど大好きになっていたんです。
 ところが、気になって仕方がないママは黙っておれません。
「ごう、うるさい」
「しっかり言いなさい」
「レクサスでしょ」
「プリウスだし」
「何度言っても、わからない子ね」
「間違ったことをいつまでも言ってるんじゃないよ!」
「恥ずかしいから、もう言うの止めて!」
「ぼく、うるさい?」
「ぼく、はずかしい?」
「ママ、ぼくのこときらい?」
こんなことがあってからです。
 おしゃべりで明るかったごう君が、あまり話さなくなり、一人暗い雰囲気でいるようになったのは。

ママのはてな

ママの気持ちとしては、けっして、ごう君にいじわるしたり、いじめたりしているわけではないのです。
 ごう君が正しく間違わないように発音できるようになってほしいだけなんです。
 ごう君が大きくなって、はずかしくないようにしたいだけなんです。
 そのためには、ママの近くにいる今のうち直すのがママの責任だと思っているのです。
 私は、何も悪くない。
 私のしていることは、将来のごう君のためだ。
 そう信じています。

ママの気づき

 ごう君ママは、いつもうちの子はなぜはっきり発音できないのか、あまりに心配なので、ママ友の和子さんに聞いたのです。
「ねえ、うちのごう君、発音おかしいんじゃない」
「さ・し・す・せ・そ、がうまく言えないから変だと思わない」
「おかしくないと思うよ」
「ごう君は、そんなに心配することないよ」
「うちだって、少し前まで、同じだったから」
「ことばは、いずれ治っていくって、子育てサークルの先生も言っていたよ」
「でも」
「大丈夫だって」
「そんなに心配なら、先生に相談するといいよ」
「そうなの?一生そうなるといけないから、今私が必死に直さなくてはと焦っているんだ」
「最近、ごう君、暗くない?」
「ごう君、あまりおしゃべりもしなくなったような気がするんだけど」
「そうなのよ」
「私もなぜかわからないのよ」
「どうしてかしら」
「ひょっとして」

ひょっとしたら

その夜、ママ友の和子さんは、ごう君ママの話を思い返しました。
ごう君ママのごう君を思う気持ちはわかる
でも、ごう君に今大事なのはちょっと違うような気がする。
発音を直すのはしつけではないと思う。
発音を聞き取るのは、まわりのとの多くの人と接する経験とコミュニケーションでのトレーニングによるんじゃないかな。
無口だった私は、小学校低学年まで、治っていなかったよなぁ。
それでも心配なら、今はいろいろなところで相談するところがあるから、その点は心配ないと思う。
それよりも、心配なのは、今のごう君の暗さだよね。
ママが言い過ぎてるのかなあ。
のりもの好きのごう君が、発音を気にしすぎて、話せなくなったのかなあ。
気にしすぎるほど、ママは、ごう君にしつこく言っているのかもしれない。
それどころか、乗り物以外の他のことにも興味を示さなくなったら大変だと思う。
今なら、まだ間に合うと思う。
下手をすると、ママとごう君との間が切れてしまうかもしれない。
余計なことかもしれないけど、そのあたりを話してみようかなあ。
ごう君ママとは、仲良しだから。
ウチの子どもが困ったときも親身になってくれた仲良しだから。

話してみました

翌日、ごう君ママの気に障らないように、和子さんは、話しかけてみました。
「しばらく、気になるごう君の発音だけど、言わないでおこうよ」
「ちがってたら、ごめんなんだけど」
「ごう君て、最近、あまり話さなくなってない」
「それって、どうしてだろう」
「私にも、わからないの」
「いっぱいおしゃべりして、いっぱい車の名前を教えてくれてたじゃない」
「もう、車の話はしないの」
「そういえば、車の話、しないなあ」
「今のごう君がいい、それとも前のうるさいぐらいのごう君がいい」
「そうだなあ、前ほどうるさいと困るけど、今の何も話さなくなったのは嫌だなあ」
「だったら、ママから、大好きな車の話を聞いてみようよ」
「たぶんだけど、車の話をすると、ママが嫌がったり、怒ったりすると思っているのかもしれないから」
「そして、車の話だけでなく、話すとうまく発音できないから、コンプレックスになりかけているんじゃあないかな」
「コンプレックスは、まわりの大人が、子どもに植え付けるものって聞いたことがあるよ」
「ごう君は、とても素敵なことがあって、それは、物おじせずに、自分の知っていることを話せること」
「それに、いっぱいの物事を知っていこうとする意欲があること」
「私にとってみれば、将来楽しみなあこがれちゃうんだけどなあ」
「だから、大事なのは、今持っているごう君の興味を大事にすることじゃないかなあ」

できること

「だったら、私は何をするといい」
「私も協力してもいい」
「もちろん、お願い」
「まずは、私が、ごう君に話しかけるから、そばにいて、同じことを、ごう君に聞いてみて」
「簡単だから」
ママは、ごう君を呼びに行きました。
そして、和子さんは、ごう君に提案しました。
「ごう君、私ね、ごう君がいっぱい車知っているのママから聞いて、すごいなって思ったの」
「車の名前5個教えてくれるかなあ」
ごう君は、そばにいるママの表情を見ています。うつむいたまま、考え込んでいます。
言うと叱られるんじゃないかなあ、言うと発音がよくないといわれるんじゃないかなぁ、言うとままに嫌われるんじゃないかなぁ。
小さいので言葉にできませんが、たぶん、そう思っているのでしょう。
うつむいたまま話しません。
 そのとき、ママが言いました。
「ママも、ごう君がいっぱい車知っているの、すごいなって思っているのよ」
「ママも車の名前聞きたいな」
 ごう君は、その言葉で顔をあげて、口を開きました。
「じょうずに、はなせないけどいいの?」
ママは、うなずきながら、
「いいよ。大丈夫だよ」
と言いました。
 そして、
「るうふ」
「おでっしぇい」
「れくしゃしゅ」
「いんしゃいと」
「びっつ」
「ぷりうしゅ」
「そりおはいぶりっど」
「しいま」
ママと和子さんは、
「すごーい」
と言って、笑顔で喜びます。
ママは、ごう君を抱きしめて、
「ごう君、大好き!」
って笑顔で話します。
「また、ママにもいっぱい車のこと教えてね」

Slide

メルマガでは、不登校・登校渋り子育てに役立つお得な情報をホームページよりも優先的にお伝えしています。これだけでも「子育ての支え」になると好評です。

まだ、ご登録されていない方はこの機会にぜひご登録くださいね。

ココロ貯金で不登校・登校しぶり好転! 東ちひろ
メールアドレス
Slide

不登校の子を持つ子…

学校に乗り込む

「うちのゆうが行けなくなったのは、学校のせいだ」
「だいたい、うちのゆうが休んでいても、何の心配もしていない」
「学校が嫌だとゆうは言っているから、学校にいけない原因があるんだ」
「きっと、学校でいじめられているのに違いない」
 1ヵ月も学校に行けていないゆうくんが、ママとして考えることをいろいろしてみましたが、何の効果もなくて、もうどうしていいかわからずにいます。
 ゆうくんママは、自分でやれるだけのことはしたと思っています。
 もう、ゆうくんママが思いつくことはなくなっていまいました。
 そこで、ママはゆう君に聞いたのです。
 「なんで、学校行かないの?」
 「・・・」
 「学校で嫌なことあるんでしょ」
 「・・・」
 「何が嫌なの?」
 「・・・」
 「勉強?」
 「・・・」
 「先生?」
 「・・・」
 「友達?」
 「・・・」
 「学校でいじめられているの?」
 「うるさい」
 そう言って、ゆう君は、泣き出してしまいました。
 <やっぱり、私の思った通りだったわ。>
<ゆうは、学校でいじめられていて、それが原因で学校に行けなくなったんだ>
<学校でのいじめが原因だから、いじめの話をしたときに、「うるさい」と言って急に泣き出したんだわ>

ゆうが不登校になった原因は

 「ゆうをいじめている子に謝ってもらうからね」
 「そして、いじめがあっても知らないふりをしている担任の先生にも文句を言ってくるからね」
 そう言って、ゆう君ママは学校に向かうのでした。
 ゆう君は、ママに何か言いたげに握りこぶしを固く作り、じっと目を開いたままうつむいています。
 「ピンポーン」
 「5年生のゆうの母親ですが、担任の先生に言いたいことがあるので会わせてください」
 その時間にいた事務官が玄関まで出てきました。
 「担任の先生に話があるっていったじゃない。担任の先生はどうしてここに来ないの」
 「今、授業をしていまして教室にいるんです」
 「うちのゆうのこと、少しも、心配してないんでしょ」
 「私が、わざわざ学校に来ているというのに、それだけゆうのこと軽く考えているんでしょ」
 「ゆうは、学校でいじめられているんですよ」
「いじめがあることも学校は隠すのですか」
 「まずは、教頭がお話をお聞きしますので、お入り願います」
 「もういい、そんなつもりなら、教育委員会に訴えるから」
 そう怒りを露わにして、ゆう君ママは家に戻りました。

 

相談できる人がまわりにいない

 ゆう君ママは、まわりに相談できる人が、いないのです。
パパは、
「ゆうのことは、おまえに任せているから」と言って、全部任せきり。
たまに、
「パパからも、ゆうに何とか言ってやってよ。私、ゆうが学校に行かないのを見ていると、一日中イライラして、泣きたくなるし、死にたくなる」
それを聞くと、パパも何とかしないと思います。そして、
「ゆう!おまえ、なぜ学校に行かんのか。ママも困っているぞ。ママはお前を見るたびに、死にたくなるほど苦しいと言ってるんだ」
「なぜ、お前が学校行かない理由で、パパが、ママに叱られんといかんのか」
「ゆう、全部お前のせいだ」
全然です。
実家の母に相談すると、
「あなたが、甘く育ててきたツケだ」
と、これまでの子育てを責められます。
同じマンションに住むママ友には、相談しにくい部分があります。
同じ学年の子を持つママ友が気をつかって、うちの家まで、何度も迎えに来てくれていました。
最初は、何度か一緒に登校したことがありました。
ところが、途中から、「行きたくない」が続き、ママ友の同級生に待ってもらっている間に、遅刻しそうになることが何度もあり、遠慮して、「もう迎えに来なくていいから。遅刻すると先生に叱られるでしょ」って、ママ友の善意を断ってしまったのです。
その後も、ママ友が心配して声をかけると、ゆう君の現在の様子に責任を感じて、「大丈夫」って、心にもないことを言ってしまう。
次第に、ママ友がチラッと見えたら、それを避けて遠回りをするようになってしまったのです。
結局、誰にも相談することができない自分となってしまっています。

 

いろいろな解決できる問題点

一つ一つのゆうママの言葉や態度に、問題を感じられることでしょう。
今回は、ゆう君のために、「学校とどのように付き合うか」について書きます。学校との付き合い方
肝心なことは、学校を敵にしないことです。
味方になるようにすることです。
その中で、学校にしてほしいことを要望として主張するのです。
これはクレーマーではありません。
学校と協力して、ゆう君が登校に向かうように、公的にアシストする義務があると考え、ママの負担を学校に「おすそ分け」すると思えばいいのです。
ママが自分だけで負担すると思わないことです。
ママとしては、ゆう君が他の子と同じように、学校に行ってほしいという願いはあるでしょう。
しかし、ママがあがけばあがくほど、深い闇にはまっていくのは、前述のストーリーのとおりです。
ゆうママが、学校に話に行くという「クレーム」の態度が、ゆう君の先にマイナスになります。
じゃあ、どのように学校と付き合っていくのがよいのでしょうか。
 その一般的な方法を、順に説明していきます。
 まず、自分の子どもの情報収集をします。不登校の場合には、情報収集が困難な場合が多いです。
 ママとの関係がよい場合には、ママから誘導質問をせずに、じっくり話すことを聞くことで、情報取集ができるでしょう。
 決して、ママの想像で誘導しないでくださいね。
 「学校で嫌なことがあるの」
とか
 「学校でいじめられているの」
とか聞けば、
自分で学校にいけない理由を説明できないゆう君はママの選択肢で近そうな理由で「うん」といったり、ママの理解してくれない不満で泣き出してしまうこともあるでしょう。
誘導しないことです。
ゆう君の気持ちを、ゆう君に応じて待ってきいてあげることです。
話せるときに話せるだけでいいのです。
催促しないことです。
ママがココロ貯金を貯めると、ゆう君のココロ貯金もたまって、話せるようになります。
 不登校のゆう君が、ママに気持ちが話せるような関係になっていないことなどで情報が集まらない時でも、学校で相談することができます。
 つまり、「学校に話に行く」のではなく、「学校に相談に行く」では、解決の方向も変わってくるのです。
 「話に行く」というスタンスでは、学校からは、ママクレーマーがやってきたということで、その場しのぎの対応になることが多いです。
「相談に行く」であれば、学校が気にかけながら、継続的に卒業まで責任をもって、お付き合いしていくことができます。
情報収集できていなくてもいいのです。
学校に相談するというスタンスであれば情報がなくても大丈夫なのです。

学校への相談の仕方

ゆう君の情報がなくてもいいのです。
まず、学校に電話します。
時間は、授業時間を気にせずに、自分の気分よく話が出きる時間がいいでしょう。
つまり、学校の先生の勤務時間帯の8時15分ごろから、16時40分ごろまでの時間であれば、ママの都合でいつでもいいのです。
次に、誰に相談するといいのか、ということです
小学校でも、中学校でも、相談できるのは、教頭先生でしょう。中学校では、学年主任の先生が教頭先生の前に面談のアポを取るとよいでしょう
「〇年〇組の松本裕の母ですが、教頭先生にうちの子どもの不登校について、ご相談があるのですが、代わっていただけますか」
いらっしゃらいときには、後程おかけすると話して、電話を切ります。
たいていの場合は、この電話で、次の電話までの間に、教頭先生は、学級担任などからゆう君の情報収集をしています。
もし、情報収集していなくても、「教頭先生に、お会いして相談がしたい」と言えば、
さらに学校での情報収集をしておいてくれます。
さらに、教頭先生から、どの担当者が一番的確にアドバイスできるのか調べておいてくれるはずです。
教頭先生に電話連絡が取れたら、
「学校に伺って、子どもについて相談したいのですが、お忙しいと思いますが、いつなら時間をとっていただけますか」
と相談の日程を決めてしまいましょう。
そして、面談日をむかえます。

 

面談日では

教頭先生だけでなく、学級担任も同席してくれることもあります。
ここでは、教頭先生の質問に従って話せましょう。
毎日のゆう君の様子や大変さを話すとよいでしょう。
ママの大変さや苦しさを話しましょう。
何か解決方法に向かうことを考えずに、思っていることは
「・・・と思いう」
とか
想像であれば、
「私が想像するのに、・・・」
と言いながら、話すと、
ママの考え方や子どもとの関係も察してもらえます。
普段から思っている気持ちを話せばいいのです。
学校への要望や不満についても、教頭先生の誘導に従って、話せばいいです。
誘導に従えば、言わされたわけですので。クレーマーとはなりません。
うちの子どもを一緒に考えてくださいという気持ちを根底に持っていれば、
「次にも相談に来ていいですか」
という言葉もいいやすでしょう。
きっと次回は、教頭先生だけでなく、スクールカウンセラーや公的な施設のカウンセラーを紹介してもらえるでしょう。

Slide

メルマガでは、不登校・登校渋り子育てに役立つお得な情報をホームページよりも優先的にお伝えしています。これだけでも「子育ての支え」になると好評です。

まだ、ご登録されていない方はこの機会にぜひご登録くださいね。

ココロ貯金で不登校・登校しぶり好転! 東ちひろ
メールアドレス
Slide

子どもの行き渋りが…

子どもの行き渋りが改善したママがやってみたこととは?


こんにちは、東ちひろです。


わたしの子育て電話相談でよくあるケースは、こんな感じです。


【1】発達障害の関係(特にグレーゾーン)
【2】不登校、行き渋り
【3】自分から勉強をしない、兄弟ケンカがヒドイ


さて、今日は【2】不登校、行き渋りについて書きますね。


あなたのお子さんは「幼稚園(保育園・学校)に行きたくない」という日がありますか?


o0640042613594616145



わたしたち親世代は、体調不良でもないのに幼稚園(保育園・学校)を休むのはNGという世代です。


そのため、体調不良でないのに幼稚園(保育園・学校)を休む子のは、ズル休みと感じてしまいます。


実は、かなりの刷り込みなのです。


行き渋り、不登校もココロ貯金が貯まると大きく進展することがよーーくあります。


じつは! 登園・登校をするという決定権は子どもがもっているのです。


親がアレコレと子どもに指示命令をしても、子どもの変化が少ないのです。


そこで、私の子育て電話相談では、ママが出来ることとして「ココロ貯金を貯めること」をお伝えしています。


今日ご紹介するお母さんは、毎日お子さんと一緒に別室登校をしています。


このお母さん、本当に偉い方です。

 

それがですね、子育て電話相談を開始したあと、あきらかに変化しています。


まだ完全に教室復帰ではありませんが、ココロ貯金が貯まると、細かいところから、どんどん改善されていきます。


表情が明るくなるとか、言葉数が増えるとか、意思表示ができるようになるとか、です。


その延長線上に子どもの学校復帰がまっています。


  ◆小3男の子、中2男の子ママ

小3の息子は、現在私と一緒に別室登校をしています。

これでいいのかしら?と不安になり、東さんの子育て相談を受けました。

東さんは、現在の私が出来ることを、具体的に教えてくれました。

最近では、スキンシップを多くする事と、子どもの話を「うんうん」と聞くようにしています。

すると、最近息子の表情がどんどん明るくなってきました!

また、今までは、別室登校の部屋から出なかったのですが、図書室に自分が借りた本を返しに行ったり、お友達と話をすることが増えてきています。

少しずつですが、いい方向に向かっていると感じています。

ありがとうございます。


よかったですね!


私は、現在は学校勤務はしていませんが、以前学校勤務していました。

その時、私のペースで生徒にココロ貯金を貯めていました。


そうすると反社会(警察にごやっかいになる子)な子ども、非社会(不登校)な子どもも変化を見せるようになります。


茶髪の子どもも、深夜俳諧する子も、みーーんないい子なんです。


ちょっとだけボタンを掛け違えているだけなのですよ。




子育て電話相談は、20日発行のメルマガより受付を開始します。


気になる方はぜひメルマガをご登録くださいね。


人気の時間帯は、あっという間にふさがっていきますので、ご了承願います。



よくあるパターンは、子どもが学校に行かなくなったら相談を申し込もうという方がいます。


行き渋りの可能性があるのであれば、先にお母さんが出来ることをしておく必要があるのです。


「担任の先生が変わったらうまくいくかも・・・」「もう少し様子を見て・・・」という方もいらっしゃいます。


でも、様子を見るだけでなく、お母さんが出来ること(ココロ貯金)をするのをオススメしております。


「困ったら動く」ではなく、「先に動く」ことの方が、子どもの学校復帰には近道です。



◆子育て電話相談受付は、毎月20日発行のメルマガより行います。

まだ登録されていない方はこの機会にご登録をおすすめします。


 花 悩まないで、お気軽にご相談ください。

【電話相談】こちら
【無料メルマガ登録】こちら
【facebookママほめ】こちら

娘が悩み事までどん…

娘が悩み事までどんどん話すようになりました!


こんにちは、0歳から小6までの子どもを怒らずやる気を引き出す専門家@東ちひろです。


この年齢は、子どもの人格が形成される大切な時期なので名前の前に入れてみました。


先日、子育て電話相談を受けた小6女子のママは、たった1回の子育て電話相談でお子さんが大きく変わられました。


「その人、元々たいしたことなかった人じゃないの?」と思う方もいらっしゃるかも知れませんが、そんなことはありません。



 
こちらのお子さんは小学校6年生です。


この頃になると、親に暴言を吐いたり、わがままを言うことがあります。


ママと娘
それも、家族以外の人が見ている時もおかまいなしなので、親は冷や汗をかきます。


子どもは10歳を過ぎた頃から、今までの子育ての結果が出てきます。


東がいつも言うココロ貯金が貯まっていない場合は・・・・


「もう待てません!そろそろ体も大きくなってきました。中身がつまった大人になりたいです!」


という心の叫びを、形を変えて「親への暴言」として表現することがあります。


では、家族以外の人の前でなぜ、激しく悪態をつくのでしょうか?


これはね、、、たぶん子どもの無意識レベルで

「ここまですると親が気がついてくれるのではないか?」

と思っている節があります。


子どもは効果的に自分の言いたいことを伝えようと思うからです。




では、親は、いったいどうしたらいいのでしょうか?


悪態をついた娘に強く怒鳴ってわからせた方がいいのでしょうか?


このママの対策は、お子さんとのスキンシップを多めにするようにしました。


手をつないだり、足をさわったりしたのです。


じつは、私は、このお子さんはスキンシップをすると早く変化が出ると見立てました。


その結果、子どもの方から「背中がかゆいからかいて~」と甘えてくるようになりました。


さらに、学校の話をどんどん自分から話をするようになりました。


そして、子供の悪態・暴言も減ってきたのです。




子どもは、小6までに人格の核になる部分が形成されます。


中学校になっても子供は変わっていきますが、できれば小6までにココロ貯金を貯めておくといいのです。


そこができていると中学生以降に大きな反抗期で手こずることはありません。


子どもに合わせたアプローチ法は、【子育て心理学インストラクター養成講座】で具体的にお伝えします。


わかりやすい見立て法もお伝えしていますよ。

子育て心理学インストラクター養成講座】


 ハート 悩まないで、お気軽にご相談ください。

【電話相談】こちら
【無料メルマガ登録】こちら
【facebookママほめ】こちら

●お母さんの言葉は…

●お母さんの言葉は「Enterキー」です。

こんにちは、東ちひろです。


子どものことを「今よりも少しでもよくなって欲しい!」とお母さんは願っていますよね。


これは、親心です。


そのため、つい「●●しなさい」と指示命令の言葉になる事もあります。


例えば、自分の言いたい事を、ハッキリと言わない子がいると過程します。


そんな時は・・・


母「ハッキリ言わないと自分が損をするよ!」
母「嫌なことは嫌と言いなさい」


この場合、お母さんが、お子さんの欠点をずばっと言っていますね。


「あなたはハッキリとものを言わない子だ」って。


すると・・・


子どもは「自分はハッキリものを言わない子」だと確信します。


自分のことを一番よく知っているのはお母さんと認識しています。

そのお母さんが言うことは、子ども自身も、説得力があります。


つまり、お母さんの言葉は、「Enterキー」を押すようなもので、子どもの心に自分の欠点を確定させてしまいます。

では、そんなときどうしたらいいのでしょうか?


手&キーボード



私だったら、心の中で子どもの欠点がたとえよぎったとしても、わが子にそれを言いません。


あああ、これはよぎっても大丈夫です。


心の中までキレイにしなくてもいいですよ。


それよりもね・・・ママのペースで子どもにココロ貯金を貯めていきます。


このお子さんだったら、子どもの体に触れながら、一緒にたくさん遊ぶといいですね。


その中で、お母さんの前で自分の言いたいことをハッキリ言えるようになること。

そこができると家の外でも、自分が言いたいことが言えるようになりますよ。

子どもは、本当のことを言ってもちっともよくなりません。



 花 悩まないで、お気軽にご相談ください。

【電話相談】こちら
【無料メルマガ登録】こちら
【facebookママほめ】こちら



▼子どもの「やる気」と「才能」を最大限に引き出す方法がわかる!


母親から離れていて…

母親から離れていても子どもが落ち着く方法とは?

こんにちは、東ちひろです。

わが子は、基本的にはかわいいです。

でも、あまりにも親が手を焼くようになると、、、だんだんかわいいと感じにくくなってきます。

たとえば、本当は自分でトイレに行けるのに「ママ!一緒についてきて!」と言われたとします。

o0640042613579923625











そして、どんなお母さんでもさすがに言われ続けると、イライラとしてきます。

そんな時、一番最初は「うちの子大丈夫!?」という不安があったり、「突き放すとマズイかな」と、迷いがあったりします。

石でいうと、最初の不安や迷いの状態は、「小石」です。

それが積もり積もると、大きな怒りという「岩」になっていくのです。

つまり、「不安」や「迷い」は、多ければ多いほどに「大きな怒り」へと変化するのです。

「かわいいわが子」から「自分を困らせる子」へとも変わっていきます。

さて、先日子育て電話相談を受けられたママさんのお子さんは、すっかり落ち着いてきました。

こちらの真ん中のお子さんは、ママがいないとひとりでトイレにも行かなかったそうです。

ですが、そのママがあることを実行することで、あっさりと2回の子育て電話相談で卒業されました。

さて、そのママが実行したことはどんなことでしょうか。

*****

■年長女の子、3歳女の子、1歳男の子ママ


とにかく電話相談を受ける前の私は、毎日毎日子どもを怒っていました。

でも、いまでは子どもを怒る回数が本当に減ってきました。

私が東さんに教えてもらった方法の1つは、「事前に言っておく」です。

たとえば、「今からお風呂に入るよ」と速攻で言うのではなく、「長い針が6になったら入るよ」と事前に予告するようにしました。

そうすると、今までよりもさっさと行動してくれるようになりました。

それ以外は、体にたくさん触れています。

やはり、「ココロ貯金」を貯めながら、その上で「言い方」を変えるとうまくいくのだと思いました。

おかげさまで今回で電話相談を卒業させていただけます。ありがとうございます。

*****

悩まないで、お気軽にご相談ください。

【電話相談】こちら
【無料メルマガ登録】こちら
【facebookママほめ】こちら


受付中どんどん勉強好きの子どもが育つ!
「子育て心理学1日講座」「子育て心理学インストラクター養成講座」。

【満席】うっかりさん・あわてんぼさん・マイペースさんのやる気を引き出す方法@名古屋

 

●アドバイスよりも…

こんにちは、東ちひろです。


子どもの話を肯定的に聴くことが子どもの自己肯定感を高めます。


ここは、よほど法律に触れること以外は、「うんうん」「ほー」と聴きましょう。


親としたら、「勉強はしたの?」「早く寝なさい」とあれこれと言いたいところですが・・・


その言葉だけではなく、きちんと子どもの話に「共感」して、「傾聴」します。


この「共感」と「傾聴」が子どもが活動するためのガソリンになります。


子どもには、指示命令よりもガソリンを入れてあげて、自ら走ってほしいところです。


ママの口数が多くなると、エネルギーいっぱいの子どもは好き勝手に暴走します。


おとなしいタイプの子どもは、無気力になってしまいます。


子育ては、ママが人の話を聴くレッスンです。

■しゃべるな危険!

こんにちは、東ちひろです。


人は、自分の話を肯定的に聴いてもらうと、それだけで自分の存在を認めてもらったと感じます。


だから、自己肯定感が高まります。


それは、もちろん子どもも同じです。


よほど子どもがヒドイことを言うわけでなければ、まずは話を肯定して聴いてあげてくださいね。


これは、確実に「心のお薬」になり、漢方薬のように心の体質改善が出来ていきます。


そして、子どもの話を聴くわけですから、ママがたくさんしゃべってはマズイのです。


「ふん、ふん」「へー」「なーるほどね」と「繁盛店の飲み屋のママ」になりきりましょう。


安定したごひいき客でお店が大入満員になりますよ。


飲み屋のママが説教ばかりでは、お客の足も遠のきます。笑


商売と子育ては、似ているのです。

■子供が進んで勉強…

こんにちは、東ちひろです。


子供が幼いころは、みんなと仲良く遊べるかしらと気になりますが小学校以降になると、最大の関心ごとは勉強です。


じつは、「勉強はするもの!」という概念や「時間になったら勉強する」という約束事で行動するわけではありません。


子供の勉強につながる動機はこれだけです。


1)勉強したらおもしろかった

2)わかると楽しい

3)ママに勉強する姿を認められるとやる気になった


じゃあ、ママは何をどうすればいいのでしょうか?


・子どものそばで「頑張っているよね」とささやく(ささやき女将)

・「やっているね!」とハイタッチをする(体に触れる)

・宿題をやり始めたらすぐに「やる気があるね~」と声をかける(25%でほめる)

・「今日は漢字ドリルなんだね」(目に見えたことを言う)

・ママも子どものそばで勉強をする(親は最大の環境)


応援していますね。

■11月は、〇〇が…

こんにちは、東ちひろです。


さて、11月って子どものココロ貯金(R)が貯めやすい時期です。


たしかに秋は行事が立て込むのですが、新学期、長期休暇のある時よりも、はるかにココロ貯金(R)は、貯めやすいと思います。


ママが子どもに日ごろ思っている「大好き!」という気持ちをわかりやすく伝えることで、子どものメンタルはぐぐっと安定してきますよ。


今日は、どんなココロ貯金(R)を取り入れてみますか?


「一日一善」ならぬ、「一日いちココロ貯金」からお試しくださいね。


その積み重ねで、お子さんの変化が出てきます。


ママの心を入れ替える必要はありません。