褒めるのが苦手なマ…

●すぐできる「承認」スキル

 

こんにちは、東ちひろです。

 

子どもをほめて育てたい。

そう思っていても、ほめるよりは怒る回数が多くなることはありませんか。

子どもってほめようと思っていても、すぐに気になる行動をしてしまいがちです。

そのため、結果的にママが子どもにガミガミという回数の方が多くなってしまいます。

コーチングでは、「ほめる」のではなく、そのままを「承認」していきます。

「ほめる」とは、何かが出来た時にその行動を認める言葉。

「承認」は、その「ほめる」も含めて、存在そのものを認めていくことです。

だから、子どもがすばらしい事をしなくても、いくらでも「承認」していけます。

例えば、「けんちゃん!おはよう!」とあいさつした時に名前を一緒に呼びます。

さらにいいことしたときには「けんちゃん、ありがとう」とこちらも名前を先に
いってから「ありがとう」と言葉をかけます。

人は自分の名前を呼ばれると、とても自分のことを大切にされていると感じます。

ママに存在そのものを大切にされていると伝わります。

私がよく行く美容院では、必ず「東さん、ありがとうございました」と名前を呼びます。

人は名前を呼ばれると、思わず呼んだ人の方に顔を向けたくなり、自然とアイコンタクト
も取りやすくなります。

朝の第一声は、【名前】+【おはよう】でいいスタートダッシュをきることができます。

ガミガミ起こすよりはずっといい関係が作れるはず。

もちろん

【名前】+【ご飯できたよ】
【名前】+【お帰り】
【名前】+【おやすみ】

もOKです

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メルマガでは、不登校・登校渋り子育てに役立つお得な情報をホームページよりも優先的にお伝えしています。これだけでも「子育ての支え」になると好評です。

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ココロ貯金で不登校・登校しぶり好転! 東ちひろ
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<再受講>ココロ貯…

【再受講】ココロ貯金アドバンス講座

 2019年4月17日(水)
     4月18日(木)
     4月19日(金)

  21時30分~23時30分  受講料5,000円(税別)

 

自分ができなかった…

がんばるレンちゃん

 「ママ、ボク、がんばるから」
 レンちゃんは、ママが喜ぶようにがんばる子どもです。
 「レン、なぜ、できないの?」
 レンちゃんは、体操を習っています。
 小さいころから習っているので、比較的、上手にできます。
 中学生でも難しい側転はできます。
 今、挑戦しているのは、バク転です。
「レン、踏み込みが足らないんだよ」
「手のつく位置が悪い」
「勢いが足らない」
「怖がってはダメ」
って、ママは家に帰る自動車の中で、レンちゃんに話します。
 レンちゃんは、ママの言うようにやってみようとします。
でも、なかなかうまくできません。
 何度も何度も失敗しながら、練習しています。
 ママの期待するように、頑張っています。
 でも、うまくいきません。
 先生に補助をしてもらっていますが、体操が、嫌になっていくのです。
「ママは好きだけど、うまくいかないし、からだは痛いし、ママの言うようにはできないよ」
 体操の習い事に行きたくないので、
「頭が痛い」
「おなかが痛い」
と、言うようになりました。
 それでも、ママは、仮病だと思って
「それくらいなら、我慢してできる」
と、無理に連れていきます。
 ママが好きな、ママに気をかけてもらいたいレンちゃんは、体操練習をします。
 すると、気持ちが入っていないため、けがをしてしまいます。
 「手をけがした」
手は痛いし、大嫌いな病院に行くことになったけど、やっと、公に休めると思ったレンちゃんでした。
「体操行くよ。用意して!」
と、けがをしているレンちゃんに話した時にはびっくりしています。
「えっ」
 けがをして、やっと体操練習に行かなくていいと思っていたからです。
「レン、早く用意して!」
でも、レンちゃんは、行きたくありません」
 もたもたしていると、
「何しているの。あなたをオリンピックに出場させるためだよ」
「ケガをしていたって、見学はできるでしょ」
「早く、行くから」
 しぶしぶ、練習の見学に行くのでした。
 

「ママ、ボク、オリンピック行けるの?」

 ケガが治って、練習に復帰できたレンちゃんです。
 レンちゃんの他に、体操教室にいる同じ年頃の子は、30人ほどいます。
 この体操教室は、過去にオリンピック選手が習っていたこともあって、多くの子どもが来ています。
 ママが、うちの子をこの教室で学ぶことで、オリンピックに出場できるかもしれないという希望をもって、習わせているのです。
レンちゃんは、その子供たちの中では、うまくできる方とは言い難く、どちらかというと、30番目ぐらいなのです。
どんなに練習しても、ママの期待に添えるような状態ではありません。
「がんばりなさい。がんばったら、できるようになるから」
「できないのは、練習が足らないからだよ」「やり方が悪いからだ」
「やる気があれば、何でもできる」
「努力あるのみ」
「練習に次ぎ練習、また練習」

レンちゃんのなやみ

「もうイヤだ」
「ママ、もうできないよ」
「許して、ママ」
「できないことで、ママに嫌われるのヤダ」
 レンちゃんは、ママに言えずに、がんばってしまいます。
 大会に出るたびに、がんばっていますが、希望する得点が出せません。
 「次は、高得点、出すんだよ」
 ママの一生懸命さは伝わってきます。
「この教室に、いっぱいお金をつぎ込んでるんだから、レンには、それに見合うだけの成績を出してもらわないと困るからね」
そして、
「レン、体操には、いっぱいお金をつぎ込んでいるんだからね」
って、レンちゃんの気持ちをがんじがらめにしていきます。
「ママ、これ以上、ボクできないよ」
「ママ、許して!」

イソップ物語「親ガニ子ガニ」

 小さいころに、学校で読んだイソップ物語に、「親ガニ子ガニ」という逸話がありました。
 正確ではありませんが、私の覚えている範囲ではこんなことです。
 よく晴れた青空の朝です。
親ガニの後ろに子ガニが、遅れまいと間を開けないようについていきいます。
親ガニは、子ガニのついてくる様子を見ながら、間を開けないように適度な速さで先導しています。
親ガニは、ゆっくりすぎると、カラスに見つかって、エサにされてしまうので、のんきにゆっくり歩くことはしません。
砂浜が熱くなる今のうちに巣穴に戻らないといけません。
もっと早く巣穴に着きたい、親ガニが、子ガニに向かって、言いました。
「私の大好きな子ガニよ」
「もっと急げないのかい」
「ママ、これ以上、急げないよ」
「もっと急いで、早く戻らないと、脚が熱くなっちゃうよ」
「(しばらく、子ガニを見ながら)あなたは、さっきから見ていると、横歩きしているね」
「そんな横走りをしているから、早く走れないんだよ」
「まっすぐ走れないのかい」
そういって、子ガニを先に行かせました。
それを親ガニは見ながら、
「ダメダメ、まだ横走りだよ」
「ゆっくり、歩いてごらん」
「ハイ」
子ガニは、親ガニの言うように、ゆっくりと歩きます。
「ダメダメ、もっとゆっくり前に進むんだよ」
「もっとゆっくり、もっと、ゆっくり」
「右脚出して」
「次に、左脚出して」
「ママ、右脚が出せないよ」
「どの右脚を出せばいいの」
「ママ、わかんないよ」
「脚を出そうとすると、頭がこんがらがっちゃうよ」
「ママどうしよう」
親ガニは、考えました。
「そうだ。ママがあなたにお手本を見せてあげましょう」
そういって、ママが子ガニの前に立ちました。
「じゃあ、ママがやって見せるから、よく見ておくんですよ」
 親ガニが、いつも自分が走っているように、やって見せました。
「どう、速いでしょ」
「やってごらん」
 親ガニがやったように、子ガニは走ってっっました。
「ダメダメ、そんなのさっきと変わっていないよ」
「横走りでなくて、ママのように前に走らないと」
「・・・」
「ママのように上手に前に進むんですよ」
「最初は、慌てなくていいので、ゆっくりやればいいんですよ」
「・・・」
子ガニは、親ガニに、そのとき思ったことを伝えることにしました。
「ママ、ママは速いけど、横に進んでるよ」
「ママは、今の前走りじゃあないよ」
「えっー」
まさかと思い、もう一度、素早く走りました。
「今のどうだった」
「ママ、今のも横走りだよ」
「もう一回やってみるね」
そういって、もう一度、素早く走りました。
「どう?」
「やっぱり、横走りだよ」
 何度も何度も、ママはやり直します。
 ところが、何度やっても横走りです。
「ごめんね」
「ママもできないことを、あなたにできるように無理強いしていたんだわ」
「今、あなたができることを、精一杯うまくできるように、伸ばしていけるといいよ」
 そう言って、親子ガニは、仲良く横走りで、自分たちの巣穴に向かっていきました。
 朝日は、ニコニコ、親子ガニをあたたかく照らしていました。
 親子で、できることを見つけて、いっぱい伸ばしていこう。
 

子どもにできるかどうか見越しながら要求していく

 ネットで調べてみると、終末の仕方が別のバージョンがあります。
最後の場面で、太陽(神様)が言うのです
「カニは、横歩きでいいのです。それがカニらしくていい」
この逸話は、親ができないことを、子に要求してもできないので意味がないというようにもとれます。
イソップ物語は、エピソードが短いため、作品として盛ろうとすると、どんな教訓にもとれます。
「子は、親の言うようには動かない。親がしているように動く」
といった教訓として、書いてあるものが多いようです。

子育て心理学では、

 今回のエピソードでは、子育て心理学協会が推奨する親の姿として、ストーリーを描いています。
 まず、子どものペースに合わせて、親の歩みを同じにしていることです。
さらに、子どもに寄り添い、子どもの状態を気にしながら、ともに進んでいるところです。
また、子どもの可能性を、伸ばすようにコーチングしているところです。
 さらに、すごいのは、親が、子どもに指摘されて、自分を見つめなおすという点です。
 親が子どもの話を逆ギレせずに、素直に聞き、自分を見つめなおすところです。
親ができないことを、子どもにも要求していたことに気づき、子どもに要求していたことを反省していることです。
どうですか。
ふだん、気づけない自分の子育てに関連ありませんでしょうか。
子どもの可能性は無限です。
しかし、子どもにとって無理をさせていることはありませんか?
そんなことを、思い知らせる強運です。
再度、お子さんが、アップアップとおぼれそうになっているところを、上手に手を貸して、足の届くところから、やり直してはどうでしょうか。

 

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ココロ貯金®︎【入…

松幸均実インストラクターの講座
講座名:ココロ貯金®︎【入門講座】オンライン
講師名:松幸均実

 

講座の

主な内容

・ココロ貯金とは?
・話の聴き方とは?
・イライラ感情・不安感情との上手なつき合い方とは? 

場 所

自宅パソコン(ZOOM)
※ZOOMのインストールサポートいたします

開催日

4月16日(火) 10時00分~11時30分
4月23日(火) 10時00分~11時30分

受講料 12,960円(税込) 
定 員

2名(1名より開催)

お申込み こちら
ブログ 松幸均実 ブログ

 

◇◆◇ 怒りすぎてしまうママ・忙しいママを 子育て迷子にさせません! ◇◆◇

こんにちは、横浜在住の松幸均実です(^-^)

インストラクターとして 「子育て心理学のオンライン講座」
カウンセラーとして 小学生までのお子様をお持ちの方に「子育て相談」をしています。

私は、夫と中学生の息子の3人家族。
結婚15年で8回の転居を経験した、転勤族の妻です(^-^)

私が最初に子育てに困ったのは幼稚園の頃。

夫の転勤が決まり、関東から関西の幼稚園へ転園した子どもは、
新しい幼稚園になじむのにとても苦労していました。

それまで、土曜、日曜も「幼稚園に行きたい!」と言い、
夏休みになると「休みが長すぎる」と文句を言うくらい幼稚園やお友達が大好きだった子は
転園後に、それまで見られなかった「おねしょ」を頻繁にするようになったり、
「指しゃぶり」をするようになりました。


また「自分はダメな子」と言うようになりました。

夫の転勤とはいえ、私は、幼い子供の環境を変えることへ罪悪感を感じました。
そして、なんとか元の息子に戻したいと思い、100冊以上の育児書を読み漁ったり、
有名な子育て関係のセミナーに出席しました。

必死でした。

でも、いろいろ学ぶことで、育児や発達の知識は増えましたが、
目の前の息子はあまり変化しませんでした。

幸い、息子の様子は時間とともに落ち着いてゆき、
その後転校した小学校では仲の良い友達もでき、学校生活を楽しんでいました。

しかし、その後の転校でまた息子の苦労がはじまりました。
「学校が楽しくない」「学校に行きたくない…」。

友だちづくりがうまくいかず、家での言動も荒れてきて笑顔も口数も減ってゆきました。
「学校でのストレスを家で発散しいるんだ」
受け止めなきゃいけない・・・心ではわかっていても、
乱暴は言葉で反抗してくる息子を、乱暴な言葉で押さえようとする自分がいました。

「このまま、思春期に入ったらどうしよう」
その時の私は、恐怖感さえ感じていました。

自分がどうすれば子どもを良い方向へ導けるのか
全く見当がつかず、子育ての迷子になっていました。

当時、何年か東ちひろ先生の書籍やメルマガを読んでいた私は、
思い切って「子育て電話相談」で直接ちひろ先生に相談してみました。

ちょうど、息子が3年生の夏休み直前のことです。

夏休みで息子と関わる時間が長かったこともあり、

その時ちひろ先生からアドバイスされた 2つ、3つ のことを丁寧に取り組んでみました。

すると、息子が変わりました。
元の優しい子にもどり、笑顔も口数も増え、表情も穏やかになったのです!

私が行動を変えれば、子どもはそれに反応してくれる!
学校でのトラブルも家でフォローできることがある!

それを知った私は子育てがとても楽になったのです。

具体的で即効性のあるココロ貯金Ⓡをもっと深く知りたいと思った私は、
子育て心理学講座を受講し、本格的に勉強を始めました。
そして、

2015年 子育て心理学インストラクター(東京0期)資格

2017年 子育て心理学カウンセラー(0期)資格

を取得しました。

 

子育ての悩みは、子どもの成長とともに変化していきます。
今の私も、子育ての悩みは「ゼロ」ではありません。

でも、「悩み」はあっても「迷い」はほとんどありません。

ココロ貯金Ⓡを学んで、子どもの心に寄り添う具体的な方法を知っているからです。

子育て心理学協会のココロ貯金Ⓡメソッドは、お子さんのやる気と自信を引き出し、
ママのガミガミやイライラを減らし、なによりも具体的であることが特徴です。

私は特に、怒りすぎてしまうママ・忙しいママに、
子育てで「今から使える」お子さんへの関わり方をお伝えしたいと思っています。

また自分の経験から「転勤・転居が多いご家族」そして
「学校が苦手」などの悩みを抱えるお子さまのママにも、
寄り添っていけたら と思っています。

子育ての悩みが楽しさに変わり、愛情がどんどん湧いてくる ココロ貯金®。

一緒に始めませんか!!

今でも時々「鬼ママ」と言われることがある

子育て心理学カウンセラー/インストラクター

       松幸均実(まつゆきひとみ)

 
 

ココロ貯金®︎【入…

中村ともえインストラクターの講座
講座名:ココロ貯金®︎入門講座
講師名:中村ともえ

  

講座の

主な内容

○ココロ貯金とは?
○話の聴き方とは?
○イライラ感情・不安感情との上手なつき合い方とは? 

場 所

兵庫県西宮市
西宮北口すぐレンタルスペース

開催日
3月14日(木)10:00~12:00

3月22日(金)10:00~12:00

受講料 12,960円(税込)
定 員 1名
お申込み お申し込みはこちらから
ブログ 中村ともえ ブログ


小2(7歳)、中1(12歳)の二人姉妹の母です(2018年現在)。

 

子どもが好きで、教員免許取得後、地元山口で、約1000人の高校生に家庭科を教え、

子どもの手が離れて、3年前から小学校や高等学校で非常勤講師として復職しました。

 

以前のわたしは、教師という仕事柄、子育てでもお姉ちゃんに、

『きちんと』を求める自分がいました。

 

そうなるとどうなるか…親子でしんどいんですよね。

たとえば、トイレトレーニングでは、

『さっきできたのになんでできないの!だれが、これをきれいにするの!』

と、とんでもない言葉が口から出てきました。

 

『お部屋をきれいにしなさい!』『早く用意をしなさい!』『お友達にやさしくしなさい!』

など、イライラしては、クドクド言っていました。

子どもは大好き。でも、感情に任せて怒ってしまう自分が嫌で嫌で、

クドクドしつこくお説教をした日には、

眠ったわが子に、言い過ぎて、ごめんね。。。と謝る日々でした。

 

このイライラをどうにかしたいと、ココロを学び始めました。

子どもの話を聴けるようになりたいとカウンセラー養成講座に通い始め、

子育てコーチングも学びに行きました。

その中で出会ったのが、ココロ貯金®の法則、

子育て心理学協会インストラクターの資格でした。

これは、わたしの、そして世の中のお母さんたちのココロを軽くすると。

 

子育て心理学講座やお茶会参加者(2017年度、計21名のお母様方)からは、

『何より、私のイライラがぐんと減り、息子の口癖が、「出来ない!出来ない!」から

「自分でしたい!」に変わって、参加して本当によかった』

『たくさんの本を読んできたけど、実際に講座に参加した方が、

本当に理解しやすいことがわかった』

『未来明るくなった』など、毎回うれしいご感想もいただき、

会うたびに、 表情が明るくなられていくお母様方にたくさん出会いました。

 

本当は笑顔で子育てがしたいのに、子どもが大好きなのに、

イライラしてしまう、嫌な言葉を浴びせ続ける自己嫌悪のつらさは人一倍わかります。

その気持ちを1日でも早く解消して、

楽しく子育てできるお手伝いがしたいという想いを持って、

今日もお母さま方へ、子どもの自己肯定感を高める専門家としてブログを発信し、

子育て心理学講座をお届けしています。

 

ただ今、特別支援教諭の免許取得のため、日々勉強もしています。

きっと学ぶことで、見えてくる世界が変わってきますよ。

 

ぜひ、お母さま自身の笑顔や、大切なお子さんの笑顔のお手伝いをさせてください。

一緒に学びましょう!

 

中村ともえ

 

 

ココロ貯金®︎【入…

中村ともえインストラクターの講座
講座名:ココロ貯金®︎入門講座
講師名:中村ともえ

  

講座の

主な内容

○ココロ貯金とは?
○話の聴き方とは?
○イライラ感情・不安感情との上手なつき合い方とは? 

場 所

ZOOM

開催日
4月 20日(土)22:00~24:0
4月27日(土)22:00~24:00
受講料 12,960円(税込)
定 員 2名(1名より開催)
お申込み お申し込みはこちらから
ブログ 中村ともえ ブログ


小2(7歳)、中1(12歳)の二人姉妹の母です(2018年現在)。

 

子どもが好きで、教員免許取得後、地元山口で、約1000人の高校生に家庭科を教え、

子どもの手が離れて、3年前から小学校や高等学校で非常勤講師として復職しました。

 

以前のわたしは、教師という仕事柄、子育てでもお姉ちゃんに、

『きちんと』を求める自分がいました。

 

そうなるとどうなるか…親子でしんどいんですよね。

たとえば、トイレトレーニングでは、

『さっきできたのになんでできないの!だれが、これをきれいにするの!』

と、とんでもない言葉が口から出てきました。

 

『お部屋をきれいにしなさい!』『早く用意をしなさい!』『お友達にやさしくしなさい!』

など、イライラしては、クドクド言っていました。

子どもは大好き。でも、感情に任せて怒ってしまう自分が嫌で嫌で、

クドクドしつこくお説教をした日には、

眠ったわが子に、言い過ぎて、ごめんね。。。と謝る日々でした。

 

このイライラをどうにかしたいと、ココロを学び始めました。

子どもの話を聴けるようになりたいとカウンセラー養成講座に通い始め、

子育てコーチングも学びに行きました。

その中で出会ったのが、ココロ貯金®の法則、

子育て心理学協会インストラクターの資格でした。

これは、わたしの、そして世の中のお母さんたちのココロを軽くすると。

 

子育て心理学講座やお茶会参加者(2017年度、計21名のお母様方)からは、

『何より、私のイライラがぐんと減り、息子の口癖が、「出来ない!出来ない!」から

「自分でしたい!」に変わって、参加して本当によかった』

『たくさんの本を読んできたけど、実際に講座に参加した方が、

本当に理解しやすいことがわかった』

『未来明るくなった』など、毎回うれしいご感想もいただき、

会うたびに、 表情が明るくなられていくお母様方にたくさん出会いました。

 

本当は笑顔で子育てがしたいのに、子どもが大好きなのに、

イライラしてしまう、嫌な言葉を浴びせ続ける自己嫌悪のつらさは人一倍わかります。

その気持ちを1日でも早く解消して、

楽しく子育てできるお手伝いがしたいという想いを持って、

今日もお母さま方へ、子どもの自己肯定感を高める専門家としてブログを発信し、

子育て心理学講座をお届けしています。

 

ただ今、特別支援教諭の免許取得のため、日々勉強もしています。

きっと学ぶことで、見えてくる世界が変わってきますよ。

 

ぜひ、お母さま自身の笑顔や、大切なお子さんの笑顔のお手伝いをさせてください。

一緒に学びましょう!

 

中村ともえ

 

 

ココロ貯金®︎【入…

中村ともえインストラクターの講座
講座名:ココロ貯金®︎入門講座
講師名:中村ともえ

  

講座の

主な内容

○ココロ貯金とは?
○話の聴き方とは?
○イライラ感情・不安感情との上手なつき合い方とは? 

場 所

ZOOM

開催日
4月  18日(木)10:00~12:00

4月25日(木)10:00~12:00

受講料 12,960円(税込)
定 員 2名(1名より開催)
お申込み お申し込みはこちらから
ブログ 中村ともえ ブログ


小2(7歳)、中1(12歳)の二人姉妹の母です(2018年現在)。

 

子どもが好きで、教員免許取得後、地元山口で、約1000人の高校生に家庭科を教え、

子どもの手が離れて、3年前から小学校や高等学校で非常勤講師として復職しました。

 

以前のわたしは、教師という仕事柄、子育てでもお姉ちゃんに、

『きちんと』を求める自分がいました。

 

そうなるとどうなるか…親子でしんどいんですよね。

たとえば、トイレトレーニングでは、

『さっきできたのになんでできないの!だれが、これをきれいにするの!』

と、とんでもない言葉が口から出てきました。

 

『お部屋をきれいにしなさい!』『早く用意をしなさい!』『お友達にやさしくしなさい!』

など、イライラしては、クドクド言っていました。

子どもは大好き。でも、感情に任せて怒ってしまう自分が嫌で嫌で、

クドクドしつこくお説教をした日には、

眠ったわが子に、言い過ぎて、ごめんね。。。と謝る日々でした。

 

このイライラをどうにかしたいと、ココロを学び始めました。

子どもの話を聴けるようになりたいとカウンセラー養成講座に通い始め、

子育てコーチングも学びに行きました。

その中で出会ったのが、ココロ貯金®の法則、

子育て心理学協会インストラクターの資格でした。

これは、わたしの、そして世の中のお母さんたちのココロを軽くすると。

 

子育て心理学講座やお茶会参加者(2017年度、計21名のお母様方)からは、

『何より、私のイライラがぐんと減り、息子の口癖が、「出来ない!出来ない!」から

「自分でしたい!」に変わって、参加して本当によかった』

『たくさんの本を読んできたけど、実際に講座に参加した方が、

本当に理解しやすいことがわかった』

『未来明るくなった』など、毎回うれしいご感想もいただき、

会うたびに、 表情が明るくなられていくお母様方にたくさん出会いました。

 

本当は笑顔で子育てがしたいのに、子どもが大好きなのに、

イライラしてしまう、嫌な言葉を浴びせ続ける自己嫌悪のつらさは人一倍わかります。

その気持ちを1日でも早く解消して、

楽しく子育てできるお手伝いがしたいという想いを持って、

今日もお母さま方へ、子どもの自己肯定感を高める専門家としてブログを発信し、

子育て心理学講座をお届けしています。

 

ただ今、特別支援教諭の免許取得のため、日々勉強もしています。

きっと学ぶことで、見えてくる世界が変わってきますよ。

 

ぜひ、お母さま自身の笑顔や、大切なお子さんの笑顔のお手伝いをさせてください。

一緒に学びましょう!

 

中村ともえ

 

 

元気でやる気がある…

大好きな乗り物

 「ばしゅ、ばしゅ、でんちゃ、くるま、ちょうぼうちゃ」
 ごうちゃんは、大好きな乗り物を見たままどんどん言っていくのです。
 小さいのに、よく知っていますよね。
 覚えたての乗り物が、目の前をどんどん通っていきます。
 ママは、言いなおさせます。
「ばしゅ、でなくて、バスでしょ。」
「ばす、って言ってごらん」
「ばしゅ」
「ばしゅ、じゃないでしょ。ばす」
「ばす、っていってごらん」
「ばしゅ、ばしゅ、ばしゅ」
「でんちゃ、でなくて、でんしゃ」
「でんちゃ」
「ちょうぼうちゃ、でなくて、しょうぼうしゃ」
「ちょうぼうちゃ」
「ちょうぼうちゃ」
なかなか、言い方が直りません。
ママは、すぐに練習すれば、直ると思って、しつこく、何度も何度も言わせます。
 ママも根気強くごう君に正しい言い方を教えようとしています。
 ごう君も、がんばって言おうとします。
 でも、何度も何度も言いますが、うまく言えずに、くやしい気持ちでしょう。
 「くるま、だいちゅきぃ」
「だいすき、って言うんだよ」
ママは、正しく言ってほしいので、ここでも言い直そうとします。
でも、ごう君は、うまく言えません。
 ごう君は、まだ幼稚園に入ったばかり。
 なぜ、正しく発音できないんだろうとママは思うのです。

無口なごう君

 ごう君は、興味をもったら、どんどん一直線に突き進むタイプの子どもです。
 乗り物に乗るのも大好きです。
「おばあちゃん、しんかんしぇん、のる」
 大阪に住むおばあさん家にいくときは、いつもウキウキでした。
 最寄りの駅まで30分自家用車に乗って新幹線駅まで着きます。
 その間も、ずっと見る乗り物すべて話続けていたのです。
 ところが、今日は、泣きそうになりながら
ずっとぶつぶつと小声で、何か言っています
「ぼく」
「だめ」
「どうして」
「いやだ」
「こわい」
 乗り物について、じっと見ていても、乗り物のことを言わなくなりました。

そういえばこの間

 そういえば、こんなことがありました。
いつものように、ごう君は、目に映る乗り物を次々と自慢げに大きな声で言っていきます。
「れくしゃしゅ」
「あるふぁーど」
「ぷりうしゅ」
「しえんた」
「あくあ」
最近では、ごう君、自動車の車種がわかるほど大好きになっていたんです。
 ところが、気になって仕方がないママは黙っておれません。
「ごう、うるさい」
「しっかり言いなさい」
「レクサスでしょ」
「プリウスだし」
「何度言っても、わからない子ね」
「間違ったことをいつまでも言ってるんじゃないよ!」
「恥ずかしいから、もう言うの止めて!」
「ぼく、うるさい?」
「ぼく、はずかしい?」
「ママ、ぼくのこときらい?」
こんなことがあってからです。
 おしゃべりで明るかったごう君が、あまり話さなくなり、一人暗い雰囲気でいるようになったのは。

ママのはてな

ママの気持ちとしては、けっして、ごう君にいじわるしたり、いじめたりしているわけではないのです。
 ごう君が正しく間違わないように発音できるようになってほしいだけなんです。
 ごう君が大きくなって、はずかしくないようにしたいだけなんです。
 そのためには、ママの近くにいる今のうち直すのがママの責任だと思っているのです。
 私は、何も悪くない。
 私のしていることは、将来のごう君のためだ。
 そう信じています。

ママの気づき

 ごう君ママは、いつもうちの子はなぜはっきり発音できないのか、あまりに心配なので、ママ友の和子さんに聞いたのです。
「ねえ、うちのごう君、発音おかしいんじゃない」
「さ・し・す・せ・そ、がうまく言えないから変だと思わない」
「おかしくないと思うよ」
「ごう君は、そんなに心配することないよ」
「うちだって、少し前まで、同じだったから」
「ことばは、いずれ治っていくって、子育てサークルの先生も言っていたよ」
「でも」
「大丈夫だって」
「そんなに心配なら、先生に相談するといいよ」
「そうなの?一生そうなるといけないから、今私が必死に直さなくてはと焦っているんだ」
「最近、ごう君、暗くない?」
「ごう君、あまりおしゃべりもしなくなったような気がするんだけど」
「そうなのよ」
「私もなぜかわからないのよ」
「どうしてかしら」
「ひょっとして」

ひょっとしたら

その夜、ママ友の和子さんは、ごう君ママの話を思い返しました。
ごう君ママのごう君を思う気持ちはわかる
でも、ごう君に今大事なのはちょっと違うような気がする。
発音を直すのはしつけではないと思う。
発音を聞き取るのは、まわりのとの多くの人と接する経験とコミュニケーションでのトレーニングによるんじゃないかな。
無口だった私は、小学校低学年まで、治っていなかったよなぁ。
それでも心配なら、今はいろいろなところで相談するところがあるから、その点は心配ないと思う。
それよりも、心配なのは、今のごう君の暗さだよね。
ママが言い過ぎてるのかなあ。
のりもの好きのごう君が、発音を気にしすぎて、話せなくなったのかなあ。
気にしすぎるほど、ママは、ごう君にしつこく言っているのかもしれない。
それどころか、乗り物以外の他のことにも興味を示さなくなったら大変だと思う。
今なら、まだ間に合うと思う。
下手をすると、ママとごう君との間が切れてしまうかもしれない。
余計なことかもしれないけど、そのあたりを話してみようかなあ。
ごう君ママとは、仲良しだから。
ウチの子どもが困ったときも親身になってくれた仲良しだから。

話してみました

翌日、ごう君ママの気に障らないように、和子さんは、話しかけてみました。
「しばらく、気になるごう君の発音だけど、言わないでおこうよ」
「ちがってたら、ごめんなんだけど」
「ごう君て、最近、あまり話さなくなってない」
「それって、どうしてだろう」
「私にも、わからないの」
「いっぱいおしゃべりして、いっぱい車の名前を教えてくれてたじゃない」
「もう、車の話はしないの」
「そういえば、車の話、しないなあ」
「今のごう君がいい、それとも前のうるさいぐらいのごう君がいい」
「そうだなあ、前ほどうるさいと困るけど、今の何も話さなくなったのは嫌だなあ」
「だったら、ママから、大好きな車の話を聞いてみようよ」
「たぶんだけど、車の話をすると、ママが嫌がったり、怒ったりすると思っているのかもしれないから」
「そして、車の話だけでなく、話すとうまく発音できないから、コンプレックスになりかけているんじゃあないかな」
「コンプレックスは、まわりの大人が、子どもに植え付けるものって聞いたことがあるよ」
「ごう君は、とても素敵なことがあって、それは、物おじせずに、自分の知っていることを話せること」
「それに、いっぱいの物事を知っていこうとする意欲があること」
「私にとってみれば、将来楽しみなあこがれちゃうんだけどなあ」
「だから、大事なのは、今持っているごう君の興味を大事にすることじゃないかなあ」

できること

「だったら、私は何をするといい」
「私も協力してもいい」
「もちろん、お願い」
「まずは、私が、ごう君に話しかけるから、そばにいて、同じことを、ごう君に聞いてみて」
「簡単だから」
ママは、ごう君を呼びに行きました。
そして、和子さんは、ごう君に提案しました。
「ごう君、私ね、ごう君がいっぱい車知っているのママから聞いて、すごいなって思ったの」
「車の名前5個教えてくれるかなあ」
ごう君は、そばにいるママの表情を見ています。うつむいたまま、考え込んでいます。
言うと叱られるんじゃないかなあ、言うと発音がよくないといわれるんじゃないかなぁ、言うとままに嫌われるんじゃないかなぁ。
小さいので言葉にできませんが、たぶん、そう思っているのでしょう。
うつむいたまま話しません。
 そのとき、ママが言いました。
「ママも、ごう君がいっぱい車知っているの、すごいなって思っているのよ」
「ママも車の名前聞きたいな」
 ごう君は、その言葉で顔をあげて、口を開きました。
「じょうずに、はなせないけどいいの?」
ママは、うなずきながら、
「いいよ。大丈夫だよ」
と言いました。
 そして、
「るうふ」
「おでっしぇい」
「れくしゃしゅ」
「いんしゃいと」
「びっつ」
「ぷりうしゅ」
「そりおはいぶりっど」
「しいま」
ママと和子さんは、
「すごーい」
と言って、笑顔で喜びます。
ママは、ごう君を抱きしめて、
「ごう君、大好き!」
って笑顔で話します。
「また、ママにもいっぱい車のこと教えてね」

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「そんなことやって…

言うこと聞かないと

 しんちゃんは、小さいころから、ママになにかと、言われてきた言葉があります。
「早く寝ないと、お化けが来るよ」
「早くしないと、お化けが現れるよ」
「早く食べないと、鬼がやってくるよ」
「そんなことやっていると、怖い人がやってくるよ」
 ふだんから、しんちゃんは、動きがモタモタしてゆっくりしているので、ママはじれったいのでしょう。
そして、ママがしんちゃんを早く動かしたいので、いろいろ考えた結果なのでしょうか。
そういう時には、しんちゃんが、嫌がったり怖がったりするものを、登場させるのです。

 

お化けがいると思ったのは

しんちゃんは、お話を聞くのが好きで、小さいころから、絵本の読み聞かせが大好きだったのです。
鬼が登場する昔話で、鬼が登場するときには、鬼がやっつけられるところを際立たせるために、鬼の怖さを迫真の演技をします。
その声色はさぞかししんちゃんにはびっくりし怖かったことでしょう。
その度に、しんちゃんは泣き出してしまっていたほどでした。
しんちゃんはヒーロー戦隊もののテレビも好きです。
そのときの悪役をやっつけて、格好いい気分に浸ることも多いです。
夢と現実の区別がつかない年ごろでもあります。

 

ママのお化け

ママが声色で、怖いように振舞えば、そのように思いこんでしまいます。
「おーおーおー、食べちゃうぞぉー」
「悪い子はいないかぁ、見つけて食べるぞ」
それだけで、恐れおののいて、布団にもぐります。
ママも面白がって、何度も何度もします・
「ママの言うことを聞かない悪い子はいないかぁ」

 

暗がりが怖い

 また、暗い夜道を、ママより先にどんどん歩いて行ってしまっていた時のことです。
ママは、ママのそばを離れてどんどん歩いて行ってしまうしんちゃんを近くで歩かせるために、言ったのでした。
「あっ、あそこに、怖いお化けがいるよ」
「ママと一緒にいないと、お化けが襲ってくるよ」
暗がりには、何かがいるように見えたり、柳などの木々が風で揺らぐだけでも、不気味な感じです。
だから、「お化け」で理由づけされると、まさに、「お化け」がいるように見えてしまいます。
鬼太郎や妖怪ウヲッチなどのキャラクターのお化けなら、親しみがあるのかもしれませんが、暗闇=お化けであったり、夜=お化けであったりするのです。
「あっ、あそこ」
と、ママが暗闇で声を出すだけで、しんちゃんが、ママにしがみついてきます。

 

家の中でも怖い

 もちろん、家でも、夜になると、困ったことになります。
 明るい部屋から、暗い廊下に出るのも、一人ではできません。
もちろん、トイレも明かりがついていても、一人で行くことができません。
「そばにいてね。ママ」
「どこにも行かないでね」
「トイレの扉を開けていて、ぜったいに見えるところにいてね」
また、寝るときも、部屋の明かりを消して寝ることどころか、一人になってしまうと無理です。
「しんちゃんも大きくなったんだから、一人で寝るようになるといいんだけどね」
「だって、お化け来たら、怖いもん」
「鬼が来て、ボク、食べられたら嫌だもん」
ママの都合で、言ってきたことが、裏目に出ているようです。
もう、一人ぼっちでいることが不安で仕方ありません。
一人で留守番も、一人で買い物も怖くてできなくなってしまいました。

 

「鬼」「お化け」で言うこと聞くのか

大好きなママが言っていることだから
「お化け」や「鬼」は現実にいるんでしょうか。
「幽霊」はいるという人がいるかもしれませんね。
ママが言うと、子どもにとっては、100%疑いなく信じます。
テレビの世界を現実と区別がつかない年ごろでもあるのですから。
大好きなママが話す内容に嘘があるなんて思うわけがありません。
ママが
「お化けがいるよ」
「鬼がやってくるよ」
と言えば、そう信じ込んでしまうのです。
不安を駆り立てて、できることをできなくしていることになります。

 

「鬼」「お化け」で言うこと聞くのか

 「鬼」や「お化け」を登場させると、子どもは言うことを聞くのでしょうか。
 「夜道は危ないから、一緒に歩こう」
は、すぐに聞けるでしょう。
 しかし、早く寝るとか、言うことを聞くことは、どうでしょうか。
 かえって面倒くさいことにはなりませんか。
 子どもは、お化けに怯えて、興奮状態になり、添い寝していても、泣きじゃくったり、夜泣きしたりして、いつもより寝る時間が遅くなるでしょう。
 言うことを聞くかどうかについても、その場については言うことを聞くかもしれません。
 しかし、なぜそのことを聞くといいのかを、学習できていませんので、残念ながら、単発的にママのその時の言うことが聞けるだけでしょう。
 

ある意味「脅迫」

 「言うこと聞かないと、お化けが出るぞ」
 子どもは、ママがお化けを呼び出すスキルを持っているとは思いません。
 では、ここから、子どもが、身に付けることはどういうことでしょうか。
 人が言っていることを言うことを聞かないと、自分の身が危ないという危機管理を学びます。
それは、学ぶ危機管理としてはいいのでしょうが、いつもまわりの顔色をうかがいながら、慎重に過ごしていく子どもになっていくのでしょう。
それを、ママから強いられるのです。
幼い時期に徹底的にその気持ちを植え付けられます。
ある意味「脅迫」になっていませんか。
ママが意識していないだけに、ママがある悪気がないだけに、子育てを振り返ることはありません。

 

ココロ貯金でいうと

精神的な「脅迫」は、からだにも支障があります。
つまり、ココロ貯金のダダ洩れ状態を貯金箱の底に作り出しているのです。
早く空いている部分を補修しないといけません。
ためてもためても、もれていいます。
新しいことを始めるのに、一人でやることが不安で仕方ありません。
かといって、誰かに頼ってやっていくことも難しいようです。
救いは、ママのことが大好きなことです。
そこを、使いましょう。
少しでも、貯金箱の底の穴を防ぐにはどうするか。
我が子を、見えないもので、脅迫しないことです。
見えないものほど恐怖をわき起こすものはありませんし、見えないだけに、いろいろ発展していきます。
「〇〇しないと、お化けが来るよ」
と、駆け引きしないことです。
それでも、マイナスのものはマイナス状態です。

 

子どもへの注文の仕方

 それでは、お化けや鬼にたよらずに、子どもに何かをやってもらったり、ママの言うことを聞いてもらったりするにはどうしたらいいでしょうか。
 それは、期待しないI(アイ)メッセージです。
「ママは、今から寝てくれるとうれしいなぁ」
「ママは、一緒に歌いながら歩いてくれると楽しいんだけどなぁ」
「ママは、お部屋を片付けてくれると嬉しいな。ヨーイドンで、一緒に、競争して片付けようか」
 こうやって、ほかの何かのせいにしたり、ほかの何かの権威にたよらずに、自分自身の気持ちから、子どもを一人の個性として、たのんでみましょう。
 お子さんに親が頼むという行為は、子どもより低い立場になっている気がして、プライドが許さない方があるかもしれません。
しかし、それは違います。
 親であっても、目上の人であるだけに、子どもは、自分が大事にされていることを自覚するのです。
 また、自分がこれから生きていく上での大事なこと「まわりの人にたよる」ことを学んでいきます。
 親の姿をまじかで感じながら、自分のまわりとのかかわり方を知っていくんですね。
それにしても、お化けや鬼に頼ることの弊害は結構大きくなる前まで続きます。
気を付けましょう。

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不登校の子を持つ子…

学校に乗り込む

「うちのゆうが行けなくなったのは、学校のせいだ」
「だいたい、うちのゆうが休んでいても、何の心配もしていない」
「学校が嫌だとゆうは言っているから、学校にいけない原因があるんだ」
「きっと、学校でいじめられているのに違いない」
 1ヵ月も学校に行けていないゆうくんが、ママとして考えることをいろいろしてみましたが、何の効果もなくて、もうどうしていいかわからずにいます。
 ゆうくんママは、自分でやれるだけのことはしたと思っています。
 もう、ゆうくんママが思いつくことはなくなっていまいました。
 そこで、ママはゆう君に聞いたのです。
 「なんで、学校行かないの?」
 「・・・」
 「学校で嫌なことあるんでしょ」
 「・・・」
 「何が嫌なの?」
 「・・・」
 「勉強?」
 「・・・」
 「先生?」
 「・・・」
 「友達?」
 「・・・」
 「学校でいじめられているの?」
 「うるさい」
 そう言って、ゆう君は、泣き出してしまいました。
 <やっぱり、私の思った通りだったわ。>
<ゆうは、学校でいじめられていて、それが原因で学校に行けなくなったんだ>
<学校でのいじめが原因だから、いじめの話をしたときに、「うるさい」と言って急に泣き出したんだわ>

ゆうが不登校になった原因は

 「ゆうをいじめている子に謝ってもらうからね」
 「そして、いじめがあっても知らないふりをしている担任の先生にも文句を言ってくるからね」
 そう言って、ゆう君ママは学校に向かうのでした。
 ゆう君は、ママに何か言いたげに握りこぶしを固く作り、じっと目を開いたままうつむいています。
 「ピンポーン」
 「5年生のゆうの母親ですが、担任の先生に言いたいことがあるので会わせてください」
 その時間にいた事務官が玄関まで出てきました。
 「担任の先生に話があるっていったじゃない。担任の先生はどうしてここに来ないの」
 「今、授業をしていまして教室にいるんです」
 「うちのゆうのこと、少しも、心配してないんでしょ」
 「私が、わざわざ学校に来ているというのに、それだけゆうのこと軽く考えているんでしょ」
 「ゆうは、学校でいじめられているんですよ」
「いじめがあることも学校は隠すのですか」
 「まずは、教頭がお話をお聞きしますので、お入り願います」
 「もういい、そんなつもりなら、教育委員会に訴えるから」
 そう怒りを露わにして、ゆう君ママは家に戻りました。

 

相談できる人がまわりにいない

 ゆう君ママは、まわりに相談できる人が、いないのです。
パパは、
「ゆうのことは、おまえに任せているから」と言って、全部任せきり。
たまに、
「パパからも、ゆうに何とか言ってやってよ。私、ゆうが学校に行かないのを見ていると、一日中イライラして、泣きたくなるし、死にたくなる」
それを聞くと、パパも何とかしないと思います。そして、
「ゆう!おまえ、なぜ学校に行かんのか。ママも困っているぞ。ママはお前を見るたびに、死にたくなるほど苦しいと言ってるんだ」
「なぜ、お前が学校行かない理由で、パパが、ママに叱られんといかんのか」
「ゆう、全部お前のせいだ」
全然です。
実家の母に相談すると、
「あなたが、甘く育ててきたツケだ」
と、これまでの子育てを責められます。
同じマンションに住むママ友には、相談しにくい部分があります。
同じ学年の子を持つママ友が気をつかって、うちの家まで、何度も迎えに来てくれていました。
最初は、何度か一緒に登校したことがありました。
ところが、途中から、「行きたくない」が続き、ママ友の同級生に待ってもらっている間に、遅刻しそうになることが何度もあり、遠慮して、「もう迎えに来なくていいから。遅刻すると先生に叱られるでしょ」って、ママ友の善意を断ってしまったのです。
その後も、ママ友が心配して声をかけると、ゆう君の現在の様子に責任を感じて、「大丈夫」って、心にもないことを言ってしまう。
次第に、ママ友がチラッと見えたら、それを避けて遠回りをするようになってしまったのです。
結局、誰にも相談することができない自分となってしまっています。

 

いろいろな解決できる問題点

一つ一つのゆうママの言葉や態度に、問題を感じられることでしょう。
今回は、ゆう君のために、「学校とどのように付き合うか」について書きます。学校との付き合い方
肝心なことは、学校を敵にしないことです。
味方になるようにすることです。
その中で、学校にしてほしいことを要望として主張するのです。
これはクレーマーではありません。
学校と協力して、ゆう君が登校に向かうように、公的にアシストする義務があると考え、ママの負担を学校に「おすそ分け」すると思えばいいのです。
ママが自分だけで負担すると思わないことです。
ママとしては、ゆう君が他の子と同じように、学校に行ってほしいという願いはあるでしょう。
しかし、ママがあがけばあがくほど、深い闇にはまっていくのは、前述のストーリーのとおりです。
ゆうママが、学校に話に行くという「クレーム」の態度が、ゆう君の先にマイナスになります。
じゃあ、どのように学校と付き合っていくのがよいのでしょうか。
 その一般的な方法を、順に説明していきます。
 まず、自分の子どもの情報収集をします。不登校の場合には、情報収集が困難な場合が多いです。
 ママとの関係がよい場合には、ママから誘導質問をせずに、じっくり話すことを聞くことで、情報取集ができるでしょう。
 決して、ママの想像で誘導しないでくださいね。
 「学校で嫌なことがあるの」
とか
 「学校でいじめられているの」
とか聞けば、
自分で学校にいけない理由を説明できないゆう君はママの選択肢で近そうな理由で「うん」といったり、ママの理解してくれない不満で泣き出してしまうこともあるでしょう。
誘導しないことです。
ゆう君の気持ちを、ゆう君に応じて待ってきいてあげることです。
話せるときに話せるだけでいいのです。
催促しないことです。
ママがココロ貯金を貯めると、ゆう君のココロ貯金もたまって、話せるようになります。
 不登校のゆう君が、ママに気持ちが話せるような関係になっていないことなどで情報が集まらない時でも、学校で相談することができます。
 つまり、「学校に話に行く」のではなく、「学校に相談に行く」では、解決の方向も変わってくるのです。
 「話に行く」というスタンスでは、学校からは、ママクレーマーがやってきたということで、その場しのぎの対応になることが多いです。
「相談に行く」であれば、学校が気にかけながら、継続的に卒業まで責任をもって、お付き合いしていくことができます。
情報収集できていなくてもいいのです。
学校に相談するというスタンスであれば情報がなくても大丈夫なのです。

学校への相談の仕方

ゆう君の情報がなくてもいいのです。
まず、学校に電話します。
時間は、授業時間を気にせずに、自分の気分よく話が出きる時間がいいでしょう。
つまり、学校の先生の勤務時間帯の8時15分ごろから、16時40分ごろまでの時間であれば、ママの都合でいつでもいいのです。
次に、誰に相談するといいのか、ということです
小学校でも、中学校でも、相談できるのは、教頭先生でしょう。中学校では、学年主任の先生が教頭先生の前に面談のアポを取るとよいでしょう
「〇年〇組の松本裕の母ですが、教頭先生にうちの子どもの不登校について、ご相談があるのですが、代わっていただけますか」
いらっしゃらいときには、後程おかけすると話して、電話を切ります。
たいていの場合は、この電話で、次の電話までの間に、教頭先生は、学級担任などからゆう君の情報収集をしています。
もし、情報収集していなくても、「教頭先生に、お会いして相談がしたい」と言えば、
さらに学校での情報収集をしておいてくれます。
さらに、教頭先生から、どの担当者が一番的確にアドバイスできるのか調べておいてくれるはずです。
教頭先生に電話連絡が取れたら、
「学校に伺って、子どもについて相談したいのですが、お忙しいと思いますが、いつなら時間をとっていただけますか」
と相談の日程を決めてしまいましょう。
そして、面談日をむかえます。

 

面談日では

教頭先生だけでなく、学級担任も同席してくれることもあります。
ここでは、教頭先生の質問に従って話せましょう。
毎日のゆう君の様子や大変さを話すとよいでしょう。
ママの大変さや苦しさを話しましょう。
何か解決方法に向かうことを考えずに、思っていることは
「・・・と思いう」
とか
想像であれば、
「私が想像するのに、・・・」
と言いながら、話すと、
ママの考え方や子どもとの関係も察してもらえます。
普段から思っている気持ちを話せばいいのです。
学校への要望や不満についても、教頭先生の誘導に従って、話せばいいです。
誘導に従えば、言わされたわけですので。クレーマーとはなりません。
うちの子どもを一緒に考えてくださいという気持ちを根底に持っていれば、
「次にも相談に来ていいですか」
という言葉もいいやすでしょう。
きっと次回は、教頭先生だけでなく、スクールカウンセラーや公的な施設のカウンセラーを紹介してもらえるでしょう。

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