今回は、子育てだけでなく、夫について
イライラしてしょうがないというお話です。
夫が子育てがうまいかどうか、結婚するまでわかりません。
これはくじ引きではないですが、
お子さんが生まれた後にしかわからないのです。
お母さんは出産すると、もれなく母親になります。
お父さんはと言うと
戸籍上は父になっても、実生活のうえでお父さんになれた
かと言われるとなかなか難しくて、
すくなくとも1年はお母さんとは差があります。
子育てをするなかで、夫との価値観
大事にしているものの違いが
子どもを介して表面化してきます。
「夫婦の意見は、一緒がいいよね」とよく言います。
でも、夫婦でもお互い育ってきた環境が違いますよね。
これがいい!というものが全くちがう訳ですよね。
なので、子育てを通して
お互いに「それ、ちがうよね」ということが
でてきます。
お子さんを育てる中で
夫がストレスです、というのはよくあります。
ただ、なかなかお父さんも、お母さんがいろいろ
言ったところで変わらないんですよ。
子育てをしているお母さんは、子どもの面倒をみることに
精一杯で、キャパオーバーになってしまいます。
夫のことを考える余裕がないのですね。
なので、
夫を変えようと、エネルギーを注ぐよりは
お母さんが今日一日できることをやっていく方が
ベターなんじゃないのかなと思います。
圧倒的にお母さんの方が子どもと関わる時間が長いので
お母さんが子どものココロ貯金を貯めていくと
お子さんが変化もでてきます。
結果、「夫がこのやり方もアリなんだよね」という事が
わかってくるんですよね。
結論をいうと、
子どもがうまく成長すれば一番いいわけですよね。
なので、夫がストレスです、という場合、
夫を変えようとするのは、非常に疲れます。
なかなか、変わりません。
それよりもお子さんのココロ貯金を貯めてください。
その結果、お子さんがうまく成長していくと
夫が「それが悪いんだ」と言わなくなります。
夫がお母さんに「お前が悪い」という場合
お子さんが何らかな不適切な言動があり、それを見た
お母さんがお子さんのココロ貯金を着々と貯めていく
チャンスです。そして、夫がストレスという場合は
お父さんにお母さんの子育てのやり方を見せおく、
ということです。
夫を変えようと、お母さん自身の
エネルギーを使うのではなく
まずは子どものココロ貯金を貯めていきましょう!
夫がココロ貯金を目減りさせてしまう経験が
ある方もいるのではないでしょうか。
以下の相談がありました。
お母さん「そうか…」
(同意も否定もせず、とにかく話を聞く)
いかに子どもにママの愛情を伝えていくのか
ということをお伝えしますね。
親御さんの言うことは、ほとんどの場合、正しいのです。
しかし、
「あなたは、いつも・・・」
「いい加減にしなさい・・・」
とガミガミ・クドクド・ネチネチと言われると
子どものココロ貯金は目減りします。
・・・というと、次にママから出てくる言葉は
「では、放っておくといいのですか?」
とたいてい言われます。
でもね、
そのまま放っておくとかなり確実に状況は悪化します。
放っておくのではなく、
子どもがおやんちゃを言っていない【普通】の時に
「目に見えたこと」を言葉に伝えていきます。
「今日は冷えたね」
「ご飯終わったね」
「よく寝たみたいだね」
「宿題たくさんあるね」
「難しい漢字習うのね」
「たくさん食べたね」
「たくさん遊んだね」
「手、洗ったのね」
簡単な言葉ですが、
実は子どもをよく見ていないと言えません。
だから、この言葉は
あなたに関心を寄せています、
大事だと思っていますと伝わります。
コーチングでいう【存在承認】というものです。
もちろん、小さいお子さんは
抱っこ・添い寝。頭をなでる
「大好き」「味方よ」「応援しているよ」
と魔法の言葉を言うといいです。