お子さんのことを
「ママ、あなたが大好きよ」と言ったとき
「え~、今日のママなんか変!」
と言われたらどうしますか?
せっかくコトバで、愛情を伝えようと思ったのに・・・
そんな時は、戸惑うことはありません。
「だって、ママはそう思ったんだもん!」
と返せばよいのです。
子どもだって、慣れていなかっただけでしょう。
照れたのかもしれません。
どんな反応をしたらいいのか、わからなかったのでしょう。
それだけです。
要は、【ママがどんな気持ち】でいるのかが
子どもに伝わればいいのです。
口では、「え~~~」と言ったとしても
きっちりとあなたの気持ちは伝わっていますよ。
それで、いいのです。
大丈夫!
「ココロ貯金」は、貯まっています。
ジブンができることをするのが・・・正解
子育てをしていると
なんで~
いい加減にして~
と感じること百万回
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ジブンのことを変えることも大変なのに
ジブン以外の人(子ども)を変えることは
も~~っと大変なのです。
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そこで、わたしが毎日考える言葉は、
『わたしができることは、何があるだろうか・・・』
です。
子どもを変えるよりは、ずっと少ないエネルギーで
行動を変えることができます。
例えば、 テスト前のわが家、
学校も風邪がはやっているし・・・
「風邪、ひかないでね」
といくら言っても
あまり効果的ではない気がする。
風邪の菌をすべて殺すわけにいかず・・・
ということで、
母がやった ココロ遣いは、
無農薬のレモンにハチミツをいっぱい入れて
お湯を注いだだけ。
これが、私にできる事です。
子どもをもつと親心から
早めに子どもの失敗を回避させたいと
思うようになります。
「友達にやさしくしなさい」
「忘れ物に気をつけなさい」
「うるさくしていけません」
どれも大切なことですが、
私は、子どもが小さいときに
小さい失敗はさせた方がいいと思っています。
子どもが石につまづかないように
ママがキレイに道を掃いてしまうと
子どもは、ケガをする経験を
しないまま大きくなります。
でも、
石を避けて通る力
つまずいて転けても、手をつくこと
痛い時に、誰かにSOSを言うこと
こんなことは、とっても大切な能力です。
石をママが避けてばかりでは身に付きません。
小さい頃に
小さい失敗をたくさんする
そして、
転け方、避け方、謝り方も
学んだ方がいいのです。
大きい失敗になった時
困るよりはずっと大切。
親がフォローできる間に
やっておきましょう。
家庭は、弱音をはける場なんです。
・子どもの話を味方になって聞く
・家庭で子どもの弱音を聞く
・怒らずに済む方法を実行する
小6までに、たくさん子どもの話を聞いていると、
中学生になっても子どもは親の話を聞くようになります。
全員の子どもが中学生で
反社会的な行動に出るわけではありません。
一方、話を聞いていないと、
「親に言っても聞いてくれない」
「親は怒るだけ」
「親はうるさい」
と思ってしまいます。
また、困ったことや大事な話もしなくなります。
そして、さらに中学校に入ってから、
子どもに手を焼くようになるんです。
子育ては、どこかでエネルギーを
使うようになっているんですね。
できれば、9歳までにガッツリココロ貯金を
貯めておくと・・・あとで少し楽になります。
子どもは、「正しさ」ではなく、「快」か「不快」
を判断基準に行動します。
が、子どもは、単純に「快」か「不快」
かが判断基準です。
たとえば、子どもがいつまでも宿題を
終わらせないとしましょう。
そんなとき、
親は、30分もあればできること
学校で習ったこと
せめて、宿題だけはきちんとしてほしい
こんな思いがあります。
これ、正しいことです。
あなたは、間違ってはいません。
しかし、
子どもは、宿題はするべきことという理論では
行動を変化させようとは思いません。(正しさ)
そんなときは、
ちょこっとでも勉強を始めたらすかさず
「そんな難しい漢字を習うのね」
「やるな~!」
「進んでいるね」
と結果ではなく、【プロセス】を認めます。
するとそれは「快」情報になります。
だから、確実にやる気スイッチがONになります。
結構、シンプルです♪
私は、教員時代も含めて、
どうやったら子どもが自分から行動するのかを考えていました。
大人が力づくで子どもを変えることには限界があります。
そして、子どものほうが絶対にパワーがありますから
こちらのほうが折れたり、根負けします。
【鉄則】
子どもの行動が止まる(宿題をだらだらする)
よりも前に先に一声(給水所)をかけること。
子どもが、長距離マラソンランナーだとしたら、
ゴールを切ったらほめるのではなく、
走るプロセスで、何度も給水所を設けるわけです。
そのほうが確実です♪
反抗期の時期の子どもたちのなかには、
激しい反抗がない子どもたちもいます。
激しい反抗がないパターンには
二つの場合があります。
一つ目は、親が子どもの反抗にうまく付き合い
威圧的な言い方をしないので、
子どもが激しい反抗をしなくてすむという場合です。
適切な子育てによって
子どもの本来の成長が伸ばされています!
心配することはありません。
二つ目は、親が威圧的な態度で
子育てをしたり、子育てそのものを
放棄したりしている場合です。
その場合、親への反抗が強まります。
しかし、その反抗を表現することで
親から見捨てられたり
心が傷ついたりする可能性が高いと感じた場合は、
反抗をあえて表現しようとしなくなります。
自分のココロを守ろうとします。
そして、その反抗を自分の身近にある
インターネットや携帯電話を使った犯罪や
親が見ていないところで弱い者いじめを
することで表現します。
屈折した反社会的な行動や非社会的な行動に
出ることで、心のバランスをとろうとします。
高圧的な子育てをしている多くの親は
「正しいことを言って何が悪い!」
「いまのうちにわからせておかないと、あとが大変」
と感じて、思い切り強く叱責をします。
アクセル全開の状態なので、
子どもの心のタメージはとても大きくなります。
親は子どもに
「ダメなところについて、早く気づいて直してほしい」
と思っていますが、子どもは
「どうせ僕(私)の気持ちをわかってくれない」
と感じてしまいます…
子どもがたとえどんな状態になろうとも
子どものやる気と自信を引き出す源は
プラスのふれあいだけです。
いくら
「しっかりしろ!」「がんばれ!」
と言っても、子どもは
しっかり頑張ることもできません。
プラスのふれあいをたっぷり受けた
子どもは、心の免疫力をつけますので、
ほかの子どもとのトラブルなども
回避しやすくなり、
ダメージも受けにくくなります。