みなさんのお子さんは
外であったことなど、
よくお母さんに話すでしょうか?
「困ったときにお母さんに言ってね!」
と言うのはアリなんですけど
お母さんに言うか、言わないかの決定権は
子どもにあるんですよね。
では、どうしたらいいのか?
お母さんの話の聞き方をアップさせる
必要があるのです。
お母さんの話の聞き方がよくなってくると
必然的に子どもはよくしゃべるようになります。
人っていうのは、
「わかってもらえる、聞いてもらえる」と
思う人にしか話をしません。
大人もそうですよねー。
本音で話をしているときも
「あら、あなたはいいわよね」
「みんながんばってるから、がんばりなさいよ」
と言われたら、
もう、言ってやるまいか!
と思いますよね。
なので、お母さんもお子さんの
聞き役に、ぜひぜひ、なってほしいなと思います!
講座では、お母さんの聞き方がどう
うまくいくか、をお伝えしていきます。
お子さんがお母さんに
よくしゃべるようになると、
お母さんが知らない外で起きたことの
情報が早く入ります。
そうすると、お母さんがお子さんの
サポートを早くできます。
サポートがすぐにできる結果、
お子さんが大事に至らずに済みます。
これ、とってもたいせつですよね!
お母さんが聞くスキルを身につけることで
お子さんが困ったときや弱音を吐きたいときに
しっかり話してくれます。
私は、「よく飲みやのママになってね」
といいます。
ぜひ、否定しないで、
「そうなんだね~」と聞いてあげてください。
その結果、お子さんの自己肯定感も
高めることができ、いい親子関係を
つくることにつながります!
このスポンジ作戦は
どんな年齢の子どもでも使えます!
大人でも
お年寄りにも使えます。
つまり、み~~~んなに使えます。
子どもがあなたに話しかけてきた時には
スポンジにしみこませるように
ただ、ただ
「ふ~ん」
「へ~」
「ほ~」
「なるぼどね」
と言いながら聞いていきます。
そして、最後の必殺ワザは
「それで?」です。
子どもの言うことが少々おかしくても
ここは、全面的に聞いていきます。
そして、ど~してもコレだけは言いたい!
と感じたことだけ
「お母さんは、~~~~と思うよ」
と「お母さん」を主語にして言います。
話の割合は
「子ども」:「ママ」=8:2
です。
え~、わたし、自分の意見をバンバンいっちゃうわ!
って方
これは、【訓練】です。
はじめからできません。
でも、2~3ヶ月続けていくうちに、
だんだんできるようになります。
もう1回いいます。
これは【訓練】です。
そして【練習】です。
だから、練習すればきっとできるようになる・・・はず。
子どもは、ママに自分の気持ちを聞いてもらえると
「自分コップ」の中身が半分になります。
「自分コップ」の中身が減っていけば、その後
ママからの話も自然と聞けるようになる・・・・という理論です。
子どものコップが
今にもあふれ出しそうな日には、
「こぼすんじゃな~い!」
というよりも
先に量を減らしておきます。
結構、シンプルな構造です。
子どもだって家の外に行けば、
辛辣なことを言われたり
理不尽なことを言われたりします。
でも、家でママが自分の話を全面的に
聞いてくれれば
世界でいちばんのミカタをつけたも同じ!
絶対的に 強く なります!!
人は、強くなれ強くなれと言っても強くはなりません。
この話は、
■子育てスポンジ理論
■子育てコップ理論
■飲み屋のパパ理論
(パパだって仕事帰りに飲み屋で自分の話をきいてほしい)
■井戸端ママ理論
(近所の人に自分の大変な話をきいてほしい)
といいます。
あっ
わたしが勝手につけました。。。失礼。
ママも訓練で聞き上手になれます。
カウンセラーママ
コーチママになってみる??
このテは、小さいお子さんにも使えます!
子どもって、昨日よりもびっくりする
くらいの成果を上げることって・・・
ほとんど、滅多に、まず、ありません。。。
そのわりに、時間通りにやるべきことをやらずに
怒ってしまいがちではないでしょうか。
そう!
子どもってほめようと思っていても
すぐに気になる行動をはじめてしまい
やっぱり、最後は
怒っちゃう。。。
これは、ホント多い子育てパターンです。
コーチングでは、ほめることも含めて
「承認」をしていきます。
たとえば
ちょっとした変化をコトバにして伝える
これも「承認」です。
「汗、かいたよね~」
「日焼けしたんじゃない?」
「今日の荷物重たかったでしょ~」
これもOKです。
これは、「存在承認」というもので
相手の存在そのものを見ています
関心をもっています
というメッセージを伝えることです。
これって、子どもをよく
見ていないとできないのです。
関心を寄せていないと言えないのです。
人間は、無視がいちばんコワイ。
中学校は、これから夏休みまでハードです。
部活の大会はあるし、学校によってはテストもあるし
土日も忙しいことでしょう。
そして、学校って、かなり暑いです。
だから子ども達は
親が思っているよりも、
ず~~~とハードにがんばっています。
ママが代わりに学校に行くことはできませんが
家に帰った時に、承認のコトバをかけていくと
切れかけた携帯電話の充電ができます。
「承認」は、子どもへのエネルギー補給です。
「中学生が疲れるというなんて、おかしい!」
「昔はもっと大変だった」
「みんながんばっている」
と言われても
元気はでません。
たとえば、自分にいいかえるとわかりやすい。
「お母さんが疲れるなんて言うのは、おかしい!」
「昔はもっと大変だった」
「他のお母さんもみんながんばっている」
どれもイヤですよね~
あなたは子どもに何とコトバをかけますか?
大事なことは、【コトバの使い方】ですよ。