お子さんが帰宅した時、あなたはどんな言葉をかけますか?
この言葉かけによって、その後の家での様子が変わるかも・・・
まずは、子どもの気持ちになって言います。
「●●くん、●●ちゃん、お帰り!」
「今日も暑かったよね~」
「お疲れさん!」
「ちょっと日に焼けたんじゃない?」
<承認>
◆名前を呼ぶ
◆感じたこと(プラスのこと)を言葉にする
◆変化を言葉にする
子どもだって学校生活は疲れるものです。
エネルギーを消耗して帰っています。
エネルギーを消耗した状態で「宿題は?」「塾は?」といっても動きがわるいはず。
まずは、消耗したエネルギーをママの言葉で補充しましょう!
きちんと補充できていれば、その後の子どもの動きは、きっとよくなるはず・・・
わが子といえども、自分以外の人を変えることは結構、難しい。
それよりもちょっとした言葉かけを変えてみませんか?
その後は、お子さんの表情を観察しておいてください。
一見すると、当たり前に思えることに光を当てるように、目に見えたことや
ちょっとした変化についても言葉にして伝えてみてください。
幼い子どもであれば「よく寝たね」「たくさん食べたね」「いっぱい食べたね」
と言うことも、子どもの存在を承認することになります。
「こんな簡単なことでいいの?」と思うかもしれません。
しかし、思い出してください。
家事に忙しいとき、子どもと同じ部屋にいたとしても
子どもがどんな表情で、どんなことをしているのか、よく覚えていないものではありませんか?
関心をもって子どもの姿を見るということは、
簡単なことなのですが、実はあまりできていないのです。
人間が一番嫌なことは、自分のことを無視されていると感じることです。
関心を持って子どもを見るということは、その対極と言えます。
存在承認を使って、一回でも多く子どものことを認めて、ココロ貯金を貯めてくださいね。
我が家の子どもは中学生の頃、5時30分に帰宅し
6時30分には、夕飯を食べて塾に行きます。
中学生って部活動もあり、体力を消耗して帰ってきますよね。
こんな時、私のできることは何があるだろう?
わたしのは、いつも頭の中で
自分自身に「この質問」をします。
「塾に行くって自分で決めたでしょ」
「みんながんばってるよ」
「今日はテストでしょ」
お母さんとしたら、そんな言葉が先にでてきそうになるかもしれません。
ほとんどの場合、親の言うことは正しい。
でも、正しさを言っても子どもの心は動かないのです。
「北風と太陽」と同じです。
旅人のコートを脱がそうと思えば、北風よりも太陽で暖めた方が
早くコートを脱ぐのでしたね。子育ても同じです。
そこで私がためした方法は・・・
手作りフルーツジュースをつくるです。
材料さえあれば、あっという間に作れます!
以下は
このジュースを飲んだ2日間の2人の子どもの様子です。
●元気に塾に行った。
●お弁当箱を自分で洗った。
●早めに風呂に入った。
●遅くまで(試験前)よ~く勉強した。
です!!
では!
【あまりにも簡単で、効果絶大ジュースのつくり方】です。
簡単すぎて、ごめんなさい。
もっといい作り方があると思いますが、我流です。
<モモジュース>
黄桃かんづめ (シロップ1/2) 1缶
バナナ 2本
牛乳 適量
これをミキサーでシェイク10秒!
<パインジュース>
昨日の黄桃缶詰をパイン缶に変えるだけ。
味は、バナナを入れると、ほとんど同じみたいです。
ほんのりあま~く、疲労も回復できるパワーアップジュースです。
人間のネガティブな感情には、怒り、不安、あせり、嫉妬といろいろあります。
じつは、人間が一番最初に嫉妬感情を抱くのは、きょうだいです。
きょうだいは、仲がいい仲間である反面、お母さんを奪い合うライバルです。
上の子は、自分の持ち時間を下の子どもに奪われたという「愛情の喪失」が前提のきょうだい関係、
下の子は、生まれた時からこの状況なので、世の中そんなものと思っています。
だから、案外下の子どもは待たされることにも慣れています。
でも、上の子どもは、一番最初に親御さんの愛情を独り占めにした
過去の栄光(笑)がありますから、「今さらそれは受け入れられません」というところです。
だから、きょうだいは、上の子にえこひいきをするくらいでちょうどいいです。
下の子どもは、お母さんと一緒の時間が長いので話を聴いてもらう時間も長いですし、
スキンシップの回数も多くなります。
おむつ替えも授乳も体に触れずには出来ませんしね。
きょうだいは、下の子どもほど「甘え上手さん」が多いのです。
それは、生まれた時から自分より年上で言葉も達者、力もある上の子がいるので、
いかにしてお母さんの時間を奪うかを考えているからです。
お母さんが怒っている時は近寄らず、お手すきな時間を上手にねらってやってきます。
泣くとお母さんが近寄ってくると思う子は、すぐに泣き、すり寄って行く方が
大事にされると思う子はすり寄っていき、お母さんにどうやると関わってくれる
確率が高いのかを常に考えているわけです。