私の子育て相談では、
「うちの子は、宿題の取りかかりが遅いです」
「遅くからやっているのに、
わからないところがあるとキレます」
「だから~、早くやればいいの
にって言うのですが・・・・・・・」
というお声が多いです。
まあね、取り掛かりをスムーズにする
言葉かけは確かにあります。
「今日の宿題は、何があるの?」
「何からだったら、出来そう?」
「一番最初に何の宿題をやる?」
って感じで「何」を入れ込んで
質問をしてみます。
「何」と言われると、
脳みそは答えを探し出します。
「なんで~!!」はNGなのね。
さて、それでも子どもが
どうしても宿題を
やらないとしたらどうしますか?
そんな時にはね、、、、
そのまま黙っておきましょう。
後から子どもが
「お母さんが言わなかったから
出来なかった」
って言うかもしれませんね。
そのため、2回くらいまでは
上の質問を淡々と言っておきます。
でね、、、
あとは子どもにお任せです。
親が子どものためと
思ってたくさん言うと
「お母さん、うるさい!」と思います。
黙って、そのままにしておくと・・・
多くの子どもは
ブツブツ言いながらやります。
ひとりで悩まないで、
お気軽に相談してください。
子育てに正解はない
とは言いながら・・・
世の中には、
いろんな子育て法があります。
日本だけではなく、
世界中には
様々な価値観がありますから・・・
迷って普通です。
まあ、多くの方は
自分が育てられた
やり方を参考にされたり
それが嫌だったとういう方は、
そこから立て直しを
されたりします。
本屋には、
●●式子育て法、△△メソッド
なんて本もズラリです。
一応、私の「子育て心理学」は
一番、基本的な子育て法です。
子どもの発達を考慮しています。
本を出版するにあたっても、
そのあたりの学問的裏付けがないと
自信をもって、
その本を世に出せませんでした。
それに、公立学校勤務時や
小学校PTAで講演をするのに
あんまり、希なものでは、まずいでしょ。
でもね、
子育てに迷った時は、
お子さんが答えだと思うのです。
わが子が不安定になるとしたら、
それは、やめた方がいいです。
まだ見ぬ将来のために・・・
とガマンしてやったとしても
今の子どもが落ち着かないとしたら
それは、まずいと思うのです。
子育ては、
方向性だけ間違っていなければ
必ず、子どもの状態が安定します。
何回やってもうまくいかないとしたら、
それがいい・悪いは別にして
あっさりと、やり方を変えた方が
いい結果は、早く出るのです。