不登校・登校渋りの原因は
1つではありません。
お子さんの内側に課題があったり、
親子関係にあったり、
学校や先生の影響も考えられます。
でも、
この原因はどこまで考えても
答えが出てきません。
私は不登校・登校渋りの原因は
探す必要はないと思っています。
強いて言うならば、
子どもが学校復帰した時に
子どもが原因を話してくれたら、
その時に本当のことがわかります。
そのため、
お子さんが不登校・登校渋りの時には
その原因探しをするのではなく、
子どもの成長に繋がる自己肯定感
(自分で自分のことをOKと思える感覚)
を高める方法を取り入れておくといいです。
とかく
日本は「反省」は美徳を思う節があります。
そのため、お母さんは
自分にベクトルを向けて
自分を責めてしまいがちです。
しかし、
自分で自分を責めるということは、
お母さん自身の自己肯定感を下げてしまい、
やる気も自信も失うことになります。
子育て中のお母さんが
やる気と自信を失ってしまうと、
子育てをするためのエネルギーも
消耗してしまいます。
結果として、
子どもの自己肯定感を高める方法を
取りいれる元気が
なくなってしまうわけです。
それでは、
子どもの成長が見込めません。
私が開催している
カウンセラー養成講座受講生は
お子さんが不登校・登校渋りの方が
多いです。
さらには発達の偏りがあったり、
感覚過敏だったり、
お子さんのタイプは様々です。
小学生もいますし、中学生もいますし、
高校生、大学生のお子さんもいます。
それほど様々なタイプの方がありますが、
お子さんもお母さんも変容が大きいです。
こんな時には、
子どもを学校に行かせる方法を
考えるのではなく、
やる気と自信のおおもとである
自己肯定感を高める方法を
取り入れていただきます。
自己肯定感というのは、
「自分で自分のことをOK」
「自分は、なかなかよくやっているよね」
「自分で自分のことが好きだな」
と自分で自分のことを
肯定的に捉える感覚のことです。
子どもが出来るようになるといいことは
たくさんありますが、
何か1つだけと言われたら、
私はこの自己肯定感を挙げます。
勉強はできないよりも
できた方がいいのですが、
自己肯定感が低くて
勉強ができるお子さんは
悩み多き人生になります。
勉強ができる子は頭の回転が速いし、
他の人の様子をよく観察できてしまいます。
そのため、
たくさん取り込んだ情報
(嫌なことを言われた、
人と比べてしまう、自信が持てないなど)
が処理しきれず、
自分を責めることになりがちです。
この場合は、自分に自信があるので、
困った時、わからない時に
気軽に人に頼ることができます。
「何事もなんとかなる」
「自分は愛される価値がある」
と思っているので、
生きていくのが楽になります。
残念ながら、
何もトラブルがない人生はあり得ません。
となると、
トラブルがあった時に人に頼ったり、
一緒に解決できたりする子どもは
本当の意味で強いです。
柔軟性があるので、
心が折れることも少ないです。
となると、
自己肯定感が高い子に育てることは、
これからの世の中、
子育てのマストと言えます。
人の心の中には、ココロ貯金箱があります。
親から「あなたが好き」という
「言葉」や「行動」が伝わると、
ココロ貯金が貯まります。
ココロ貯金が貯まっていくと
確実に子どものやる気も自信も高まります。
そして、
何よりも大事な
自己肯定感が高い子どもに育ちます。
子どもにココロ貯金が貯まると、
こうなります。
*やる気と自信がある子になる
*人にやさしい、思いやりがある子になる
*我慢をすることができる
(耐性が高くなる)
*不安感が少なく、心が安定している
*傷つきにくく、立ち直りが早い
ココロ貯金がたまると強くてたくましい、
そして少々図々しいくらいの
子どもになります。
今後の世の中、
それくらいの子どもの方が生きやすいです。
つまりは、
不登校・登校渋りになった時には、
学校に行かせる方法を
試みるのではありません。
子どもにココロ貯金を貯めることで、
やる気と自信の大元ある
自己肯定感を高めていきます。
ココロ貯金が貯まれば、
そもそもの原因なんて分からなくても
不登校・登校渋りは好転していきます。
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