活動地域 奈良県、大阪府、京都府、和歌山県、オンライン、
所在地 奈良県
<自己紹介>
はじめまして。
子育て心理学協会カウンセラー、インストラクター、才賀ゆみです。
中学生から社会人まで、男2人女2人、4人の子育てをしています。
愛知県で生まれ育ち、大学卒業後東京で就職。
結婚を機に仕事を辞めて奈良に転居。長男、2年後に長女を授かりました。
3年間専業主婦をした後、大阪で仕事復帰。
次男、次女を授かり、転職や在宅勤務や時短も取り入れながら18年間、専門職として仕事と4人の子育てを両立しました。
途中7年間は夫が単身赴任しワンオペに。
朝からお弁当を作って学校組を送り出し、仕事を挟んで保育園組は送迎。
目の回る日々ながら充実感を感じ、4人育てたんだから子育ては任せて!
末娘が小学校を卒業したらそろそろ私の子育ても仕上げ?
なんて思っていたのです。
ところが、末娘は中学校入学後、登校できなくなりました。
のんびり屋であとからコツコツ追いつくタイプ。
低学年の頃は学校の先生から「誰とでも仲良くできる穏やかな子です」といわれ
親もそう思っていました。
高学年でネガティブな発言が増え、「もういい!」と私の話を聞こうとしなくなっても、
思春期にはよくあることだ、みんな通ってきた道だ
と前例をあてはめようとしていたのですが…
娘のココロのこじれ方は、そんなに簡単ではありませんでした。
「お母さんは何もわかってくれてない!」
「家に帰ってもまた別のところに帰りたくなる…」
「生きている意味を感じない…」
と娘に言われ、子育てに対する自信は足元から崩れ落ちました。
学校に行けないとはどういうことか、娘が何を考えているのか
理解しようと言葉を尽くしても、娘は心のシャッターを閉めたまま。
夜眠れず、朝起きれず、やっと起きても暗い顔をして部屋にこもる娘を見て、
ギュッと心臓をつかまれているようでした。
そんな様子を見るのがつらく、仕事に逃げたい。
一方で娘を1人で家に置いて出かけるのが心配でたまらない。
仕事が終われば一刻も早く帰りたい心理状態で、今までにないミスもしました。
暗闇のトンネルの中から光を探すような気持ちで、色んな情報を集めました。
ココロ貯金との出会いもその中の1つです。
東ちひろ先生のメルマガを読んだり動画を見て、できることから実践しました。
仕事をセーブし、娘に向き合うことを優先しました。
なるべく他愛ない話題から始め、情報ではなく想いをわかろうとすること、
ネガティブに聞こえる言葉も否定しない会話を心がけるうちに、
少しずつ部屋から出てリビングでテレビを見て笑うようになりました。
たまに気力を振り絞って数時間登校すると疲れ果ててしまう、そんな1学期でした。
夏休みは「罪悪感がないから少し楽」と比較的元気に過ごしたものの、
2学期が近づくと再び暗い顔で情緒が不安定になりました。
「焦ってはいけない」と言い聞かせる気持ちと
「2学期から学校に行けたらいいのに」という期待。
自分の軸がぶれるのをどうにもできず、娘もそれにシンクロするのを感じました。
少しして、半年後に受験を控えた息子がほとんど口をきかなくなりました。
何が気に入らないの?と尋ねても口を閉ざして睨む、
勉強は一生懸命し、学校では友達と楽しくやっているらしい、
他の家族にはそうでもないけど、私への態度はまるで氷。
私にとってダブルのショックでした。
私は今まで何を見てきたんだろう…
うまくやってると思っていたのは独りよがりだったのか?
自分を責め何気ない顔を装いながら1人で車に乗ると勝手に涙が出て…
自分のメンタルも危うい状態でした。
その頃、東ちひろ先生の無料相談から、カウンセラー養成講座に申し込みました。
ちひろ先生は、子どもの特性を見抜いて
「お母さんの話を聴く腕を上げると子どもさんは変わりますよ」とおっしゃいました。
講座では、数か月かけてココロ貯金を学び、実践しました。
効果的なココロ貯金を考えながら観察すると、
「表面的な態度や言葉の奥に隠れている本当の思い」
を少しずつ感じるようになりました。
「私の聞きたい話ではなく子どもの話したい気持ち」を優先すると
本当に色んなことを話してくれるようになりました。
「ココロ貯金を貯めることを優先しよう」という基準ができたことで、
迷ったりブレることが減りました。
そして、仲間と悩みや経験を共有する中で自分を認めてもらいながら、
「ココロ貯金が貯まるってこういうことか!」を体感しました。
********************
~講座を受け始めて半年後~
娘は、抑えてきた本来の自分を少しずつ取り戻しています。
自分を否定する気持ちが楽になり、発達の特性も分かってきました。
学校やクラスへの抵抗へは残っていますが、
少しずつ人との関わりを増やしています。
「校庭の椿の花がきれいだね」という言葉を聞いた時は、
情緒が安定すると見える景色がこんなに変わるのかと驚きました。
時々は将来の話をしたり、勉強を少しずつ始めました。
息子は高校受験を終え、リラックスした表情で冗談を言い合える関係に戻りました。親子ぶつかることもありますが、
「あなたを尊重するよ!」
「誇らしく思っているよ!」の気持ちも届いているのを感じます。
〇不登校や行き渋りをどう受け止めていいかわからない方
〇思春期のお子さんとの関係に悩む方
1人で悩んでいるとココロがカチカチになってしまいます。
お子さんのタイプや状況に合わせたココロ貯金の貯め方、
一緒に考えると必ずできることが見つかります。
一生もののコミュニケーションマインドと、心からの笑顔を手に入れましょう。
精いっぱい応援させていただきます。
さいが ゆみ