子どもの年齢は、ひとつ、ふたつ、みっつ・・・七つ、八つ、九つ
と最後に「つ」がつきます。
10才からは、11才、12才、13才と「つ」はつきません。
この「つ」は、包むの「つ」です。
『九つまでは、包んで育てなさい』ということです。
●「包む」というのは、もう大きくなったからといって手放しにしないということ。
●「言葉」や「行動」で愛情を伝えるということです。
九つまでに、下の子どもが生まれたり体が大きくなったりするでしょう。
でも、子どもが必要としたときは気持ちよく抱っこやおんぶをしていきます。
添い寝や頭をなでることも心が安心する行動です。
九つまでしっかりと包んで大きくする方が
後でしっかりとした子どもになります。
コツは、子どもが欲しがる間は
愛情の伝わる言葉やスキンシップを与え続けることです。
子育て電話相談で東がお伝えすることは、
いかに子どもにママの愛情を伝えていくのかということです。
親御さんの言うことは、ほとんどの場合、正しいのです。
しかし、
「あなたは、いつも・・・」
「いい加減にしなさい・・・」
とガミガミ・クドクド・ネチネチと言われると子どものココロ貯金は目減りします。
・・・というと、次にママから出てくる言葉は
「では、放っておくといいのですか?」
とたいてい言われます。
でもね、
そのまま放っておくとかなり確実に状況は悪化します。
放っておくのではなく、
子どもがおやんちゃを言っていない【普通】の時に
「目に見えたこと」を言葉に伝えていきます。
・「今日は冷えたね」
・「ご飯終わったね」
・「よく寝たみたいだね」
・「宿題たくさんあるね」
・「難しい漢字習うのね」
・「たくさん食べたね」
・「たくさん遊んだね」
・「手、洗ったのね」
簡単な言葉ですが、実は子どもをよく見ていないと言えません。
だから、この言葉は
あなたに関心を寄せています、
大事だと思っていますと伝わります。
コーチングでいう【存在承認】というものです。
もちろん、小さいお子さんは抱っこ・添い寝。頭をなでる
「大好き」「味方よ」「応援しているよ」
と魔法の言葉を言うといいです。