本日は、「中2病」、お伝えします!
中学校の3年間で、もっともだらだらするのが、中学2年生です。
その2年生の中で、1年間の真ん中。
つまり、夏休みは「中2病」が最も発生するときです。
「あ~言えば、こ~言う星人」
「うるさいな~と反抗期星人」
になります。
その割りには、社会的には、まだまだ半人前の所も多くでも、
文句だけは一人前の状態です。
その時期を少しでも、早く脱出するためには・・・
1. 上から目線禁止
多くの場合、親の言うことは正しい。
でも、その「正しさ」をふりかざすと家庭が荒れます。
そんな時は、「ママ」を主語にして
「ママは、早めに寝た方がいいと思うよ」
とか
「ママは、エアコン控えてほしいな」
と「ママ」を主語にして話します。
「そんな程度の言い方では、子どもはなにも言うことを聞きません!」
というあなた!
大きなカミナリをエネルギーをつかって落とすよりも
やんわり「ママ」を主語にして話した方が
あなたが本当に言いたいことが子どもにまっすぐ伝わります。
それがどうしても難しい時には
きっちり「ココロ貯金」を貯めてください。
2.大人として扱う
「1」と似ています。
自分の子どもではなくひとりの大人、一人の人間として話をします。
つまり、こちらが言いたいことは「お願い口調」で伝えましょう。
「頼むから、早くお風呂に入ってほしいな」
「お願い、先に●●やっておいてほしいな」
って感じです。
強いていうならば親戚(大人)が家にいる感じです。
それでいいくらいです。
頭ごなしを一番嫌がります。
小学校高学年から子どもはプレ思春期にさしかかります。
今まではかわいい子どもだったのに、「なんだか最近生意気になった・・・」という時期です。
この頃は本当に面倒臭いお年頃になります。
でもね、それまでの時期にしっかりとココロ貯金を貯めていれば、
さほど大変な状態にならずに済みますよ。
子どもが小さい頃は、比較的親の思いをしつけに反映させていけます。
たとえば、「お菓子は手作りで!」とか、「ゲームは買わない」とかです。
私は、是非その頃までに、たくさん子どもにココロ貯金を貯めて
欲しいと思います。
ココロ貯金を貯めておくと、親が必要以上にアレコレと決まりを
作らなくても、子どもは結構親の言うことを聞くようになります。
目に余る暴走も少ないでしょう。
子どもが大きくなってくると、いくら親が手作りで食事やおやつを作っても、外では好きなものを食べたり、
ひとり暮らしを始めるとインスタント食品を食べるようにもなりえます。
ゲームもひとり暮らしなんかし始めたら、もう親の管理は出来なくなります。
ということは、それまでにある程度子どもの自制心を育てておく必要が
あるわけです。
子どもは、いつかは、親の目の届かなくなるところに行きますからね。
子どもは、携帯電話と同じです。
ママからの「ビタミン愛」が不足すると、ダラダラ・ぐずぐずとします。
もしも、携帯の充電がなくなったとしたら、携帯に怒るひとはいませんよね。
さっさと充電をすることでしょう。
ということは、子どもの動きが悪くなったら、ココロ貯金から始めましょう。
それが一番の近道です。
子どもを変えようとママが頑張らない方がいいです。
いまのウチに子どもを変えておかないと後で苦労をする、仲間外れにあう
親であれば気になることですがこの思いからしつけると、
これは「おしつけ」になります。
それよりはお子さんのことをどんなささいなことでもいいので
言葉にして認めてあげてください。
この程度でほめて大丈夫?
図にのらないかしら?
甘やかし?
どれも違います。
子どもは、「どんな内容」で認められたのかというのではなく
ママに認められたことだけ覚えています。
ここでも子どもは耳障りのいい言葉だけチョイスしてくれます。
根拠のない自信とでもいいますか
世界中の全ての人が敵にまわっても・・・
たったひとりのママが自分のことを大切な子、大事な子と
言ってくれたら。。。
俄然、自信がつきます。
「オレには、バックがついているぜ」
ってもんです。
肩で風をきるようになります。
ママのチカラって、スゴイのです!!!
子どもが小さい頃の悩みは、「寝ない」「食べない」悩みが圧倒的に多いです。
特に、子どもが小さい頃は、「食のマイブーム」があるように思います。
気に入ったものばっかり食べるのです。
我が家もありました。牛乳、ポカリスエット、お菓子でした。
ここでママが困ることは、「食のマイブーム」ばかりを食べてしまい、
食事をたくさん食べなくなることです。
子どもは胃が小さいですからね。当然入らなくなります。
でもね、大きくなればなるほど・・・・おやつを食べても夕飯をきっちりと
食べるようになります。
むしろ、おやつでは間に合わず、がっつりと炭水化物を欲しがるようになりました。
ちなみに、毎週金曜日にわがやの息子は・・・学校帰りに「うどん」を食べて帰るのです(汗)定番です。
でも、夕飯は絶対に食べますね。
さすがに、高校生ともなれば、小さい子どものように手間はかかりませんが、
食事の用意だけは手が抜けません。
ホント、冷蔵庫は2日で空っぽになります。
わたしのブログ、検索キーワードで、長年多い単語がコレ!
「反抗期」「中学生」
はい、そうなのです。
小さい子どもへの対応は、いくらでも子育て本が出ていますが、
中学生の反抗期対策の本は、かなり少ないです。
では、今日は
わが子が、「うるせ~、クソババア!!」と言った時の対応です。
幼児のママは、引きますよね・・・・
こんな話題。。。
コワイ物見たさで、ついてきてくださいよ。
さあさあ、奥へどうぞ。
◎「クソババアは、ないよね~~~」
とテキト~に言い返しておきます。
全部を受け止めなくてもいいです!
▲「親に向かって、そんなことを言うものではありません。
いったい、何だと思っているのですか・・・・・(長々)」
確かに、正論です。
でもね、親に反抗することで、子どもは、大人になっていくのですわ。
親を乗り越えるというか・・・
踏み倒すというか・・・
悲しいことですが、反抗した後で、ひとまわり大きい大人になります。
そして、やがては
そこらに、放っておいても
大丈夫なたくましい大人になります。
親ほど、割りがあわない仕事はありません。
自分も来た道でしょうか。
私は、子育て電話相談をしている時、そのお子さんの特徴を読み取ります。
ママの「子どもは、こんな時に、こんな言い方をします・・・」という所から、
言語のチカラは、何歳か読み取ります。
おおむね、言語能力が高い子供は、不満があると口でネチネチ責めてきます。
一方、行動派のお子さんは、不満があるとモノを投げたり、
下の子を叩いたり蹴ったりしやすいです。
子供は、不満を伝えたり、ケンカをする時は、自分の得意分野で
責めてきます。
子どもって、「授かりもの」っていいますよね。
ということは、お預かりしているわけです。
預かったら、その子どもが「自立できるよう」に、
また「社会で役立つように」育てさせてもらえます。
そして、子どもを育てている間に、親は自分の器を大きくさせてもらえます。
間違った枠組み、思考回路を修正するチャンスをもらえます。
そうして、育てた子どもを、「社会」にお返しします。
それが「自立」です。