下の子が幼稚園に入るまでの時期は、人生でもっとも怒りの感情が
多くなります。
理由は、24時間、365日いつも子育てを休みなくやっているからです。
この時期に比較的子どもを怒らずに済む人は、快く子育てをサポート
してくれる人が複数いる場合です。
お母さんの負担が小さくなるのですね。
とはいえ、私も実家から離れた場所で子育てをしましたので、
そんなにたくさんのサポーターさんはいませんでした。
ただ、そんな時期だと知っていないと「わたしってダメな母親」と
思ってしまうといけないので・・・
この時期は、子ども連れて行くことができる場所をひとつでも増やし、
子どもを快く預かってくれる人を有料・無料の別はありますが、
増やしていくことは大切です。
子どもが泣くと、多くのお母さんは子どもを預けることを
躊躇しますけどね、、、
それよりもお母さんのメンタルへルスを維持する方が大切だとは思うのです。
お母さんがハッピーならば、子どもはもっとハッピーです。
ぜひ、ご自愛くださいね。
「ウチの子、手がかかって困るの・・・」
もしも、あなたがそんな悩みをもっていたらぜひ、最後までお読み
くださいませ。
「子どもに手がかかって困る・・・」と思うとき
多くのママは、
「何をすればいいのだろう?」
「もっと、強く叱った方がいいのかしら・・・」
「効果的に子どもを変えたい!」
そんなふうに考えます。
とはいえ、わが子であっても
自分以外の人を変えるというのはとってもエネルギーが必要です。
そんな時に、わたしの頭によぎる言葉は・・・
「手がかかる子は、手をかけてほしい子」
なのです。
下の子の世話に追われてしまい、ゆっくりとスキンシップをする時間が
なかったり仕事と子育ての両立にヘロヘロになっていて、
とても子どもの心にまで気持ちがまわらない状態だったり、
理由は、それぞれあるはずです。
でもね、
子どもって、「これくらいすればママもきっと振り向くでしょ!」
といった具合に、いろいろと手を焼かせる行動をしてくれます。
結構、下手な手をつかってきますわ。
かえって、怒られるようなことをやってしまうのです。
ここで言う、「手をかける」というのは、
ママの愛情を「言葉」と「行動」で表現することです。
「ママ、あなたのこと、だ~~いスキ★」
「ママは、あなたのこと応援しているよ」
「あなたは、ママの宝だよ」
と言葉でちゃんと伝えます。
頭をなでてみたり
手をつないだり
添い寝もOKです★
要するに
愛は、動詞なのです。
「子どもがかわいい」のではなく、
かわいいから、「話をじっくりと聞く」
とか
「一緒に遊ぶ」
とか
「髪の毛をとく」
とか
「動詞」で表現しないと、子どもにはまっすぐに伝わらないのです。
子育てに以心伝心は、ありません。
わたしは、「怒らずに子どものやる気を引き出す専門家」として
子育てカウンセラーをしています。
じつは、怒りの感情は、最も周囲に影響力が大きい感情です。
たとえば、不安やさみしさは、自分ひとりで感じるものですよね。
でも、怒りの感情は周囲に被害がおよびます。
お母さんが、感情を爆発させると、子どもも同じようにイライラしたり、
逆に不安定になったりします。
わたしのココロ貯金理論では、お母さんがガミガミと言えば言うほど、
ココロ貯金の底がぬけ、ザザーーっと中身が外に飛び出すと言っています。
もちろん、それをやめられると一番いいのですが、世の中の99.99%の
お母さんは大なり、小なり大なり自分の感情を爆発させながら子育てを
しています。
じゃあ、いったいどうしたらいいのでしょうか?
子どもを自分の感情で怒っては、ダメなのでしょうか?
いえいえ、「子どもを自分の感情で怒ってもいいのですよ」という
超現実的な子育て法をメルマガで詳しくお知らせします。
ココロ貯金のモレを最初限度におさえる怒り方をお伝えしますね。
まだ、メルマガ登録をなさっていない方はこの機会に是非登録くださいね。
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子育ては理想論では何も出来ません。「こんな怒り方がいいですよー」
という方法を具体的にお伝えしますね。
朝から晩まで子育て電話相談をしていると、ある傾向がわかってきました。(ホントは知っていたけれど)
たとえば、テレビ大好きっ子さんは、急にテレビを消されると怒り出します。
まあ、ワタシ達大人も、一生懸命テレビ見ていたところを、急に消されると
嫌ですがね。
これは、夕飯の時間にテレビを見ないご家庭でよく起こります。
または、幼稚園に行く時間なのに、いつまでもテレビを見ていたり、
お風呂時間になってもお風呂に入らなかったりして、ママを困らせます。
ホントは、ママも大きなカミナリを落としたくはないけれど、一体
どうしたらいいのかわからずに、強く出てしまうのでしょうね。
【ママのきもち】⇒時間通りに行動してほしい!
【子どものきもち】⇒テレビLOVE
温度差ありすぎです。
子どもが生まれた時は、どの親も無条件で子どもをかわいいと思います。
それがですね、だんだん自己主張をするようになると、そこが変わってきます。
ベビーが「抱っこして」と泣く
座って抱っこしていたら、今度は立って抱っこしてと泣く
立って抱っこしていたら、遊ばせろと泣く、外に連れていけと泣く
そのウチ、テーブルの上の物をなんでも投げ出す
なんでも口に入れる
食べたいものを遠慮なく要求する
もらえるまで泣く・・・
このころから、親は子どもの要求に振り回されるようになります。
理想と現実のギャップを感じます。
子どもってかわいいけれど、こんなに大変だとは思わなかったというママが
なんと多いことか。
だから、どうか怒るあなたを責めないでくださいね。
ファッション雑誌を見ると、子持ちに見えないファッションのママが出ています。
所帯じみていなく、おしゃれなママなんです。
髪の毛まで手入れが行き届き、白いパンツなんかはいたりして・・・
家のインテリアは、オフホワイトで統一して・・・・
でもね、本来子どもを育てるって、どろくさいんですよ。
髪の毛をふり乱し、服に子どもが食べたごはんがついていたり、
いつでも走れる靴を履き、汚れが目立たない色の服をきて・・・
それが、子育ての普通の姿だと思います。
だから、自分だけがダメだと思うのですよね。
みんな自分よりも偉く感じますし。
でも、それって妄想ですよ。
この魔法がとけてきたころ、母親としても力量がアップしていると思います。
子育ては、自分の中の常識、親からの刷り込みを外す作業です。
「子どもはほめて育てましょう」とはよく言いますが、
子どもをもつとそれがいかに困難なことなのかがすぐにわかります。
つまり、自分の中に今までもっていて、慣れ親しんでいる枠「片付けるべき」
「親の言うことを聞くべき」「宿題は早めにするべき」っていう、
枠組みがガンガン発動してしまいます。
だから、その枠に入らない子どもにイライラします。
簡単に言うと、子どもは、親を気づかってその枠にはたいていの場合は、
入ってくれません。
でも、ママの枠組みが外れたり、器が大きくなった【結果】として、
子どもの心が安定していき、自然に「言えばわかる子」になっていきます。
子育てって、奥深い。。。
子どもって、残念ながら・・・何回言ってもわかりません。
たとえば、すぐに食卓のお茶をこぼすとしたらどうしますか?
これは、子どもにわからせようと思って強く叱責しても何も変わりません。
そして、この時の対応次第で子どもの自己肯定感が変わってきます。
不必要にたくさん怒られると、「どうせ私はダメなんだ」と思う子どもに
なります。
【よくあるパターン】
「何回言ったらわかるのーーーー!!!!」
【OKママ】
黙って、さっさとお茶を食卓の奥に移動させる
これだけです。