人は一日の中で何度も何度も心の中でたくさんつぶやいているのね。
その時にね、もっとも心を痛めるのが・・・
自分で自分をいじめること。
日本人は謙虚で、控えめなところがあるのでね。
だから、人を責めるよりも、自分で自分を責めてしまうことが多いんです。
じつは!
これがとーーっても自分の心を痛めつけることになるんです。(iДi)
「やっぱり私はダメ」
「どうせこんなものよ」
と「やっぱり」と「どうせ」のオンパレード!
つい心の中で独り言をいっちゃいます。
心の中。
心の中。
心の中は、誰にも見ることができないのね。
だから、たとえ、心の中が図々しくても、自分勝手でも、自分に甘くても
よく考えたら誰にもわからないわけ。
ということは、「自分に都合よく」心の中でおしゃべりした方が
自分というご主人様は機嫌がいいはず。
自分の心の中は安全だよね。
だれも責めたりしないんです。
自分の一番の味方は、自分。
自分いじめは、メンタルを疲労困憊させちゃいます。
私はね、悪人はまずいと思うのだけれど、繊細で弱い善人もまずいと
思うのです。
だから、図々しい善人くらいでちょうどいいと思うのです。
心のつぶやきは自由なんだよね。
子どもが困難にどう対処するのかを書きますね。
よ~くあるんですよ~~
「この体育大会の試練に打ち勝ってほしい」
「この厳しい練習を乗り越えて、自分に自信をもってほしい」
お母様も学校の先生もよくよく使うフレーズです。
でも、
人間は試練を乗り越えたからといって強くなるとは限りません。
「ただただ、大変だったよな~」
「もう2度と御免だ」
これでは、いくら試練を乗り越えても
あまり自己肯定感が高くなったと言えません。
人は、強くなれ!強くなれ!といくら言っても
強くはなりません!!!!!
欠点・短所も含めて自分を認めてもらえると
そこから自分に対する自信が生まれるのです。
何かが出来たことで生まれた自信は、
また次のトラブルが出てきた時に
再度、自信喪失の可能性もあります。
何が出来ても、出来なくても、
そのままの自分で100点だと感じられると
外のトラブルにも強くなります。
動かしがたい一生の自信につながります。
本当に必要なチカラは、このチカラです。
これは、万能選手です。
勉強にも友人関係にも全部共通したチカラを発揮しますよ。
お正月って、
今年の目標を立てますよね。
でもね、お水をさすようですが・・・
元旦の2週間には、ほぼ7割の方の目標が挫折すると言われ
さらにその2週間後には、
何が目標だったのかも忘れてしまうそうです。
さて、目標を立てる時には、主語を自分にします。
子どもが元気に学校に行く
子どもがスイミングで賞を取る
人間は、自分のことですらコントロールをすることが困難です。
ましてや、わが子や夫をコントロールすることは、至難の業です。
だから、自分ができることを具体的にイメージしていきます。
私は、子どもに1日に1回は抱っこをする
私は、子どもに 「大好き」と1日1回は言う
私は、子どもと寝る前に じゃれあい遊びをする
この方がずっとよいです。
1.主語は、「私は・・・」
2.いつ
3.何を具体的にするのか
コレを考えておきます。
ただ、頑張る!
一生懸命する
できるだけする
というのは、、実行不可能の確率が高し!
小学生の今年の目標とおなじ。
そして、
なかなか目標が決まらない人は、
あえて、
目の前のことを120%のエネルギーを出して取り組みましょう。
すると自分にととって有益な情報・人脈が引き寄せられます。
子育てに正解はない
とは言いながら・・・
世の中には、いろんな子育て法があります。
日本だけではなく、
世界中には様々な価値観がありますから・・・
迷って普通です。
まあ、多くの方は自分が育てられたやり方を参考にされたり
それが嫌だったとういう方は、そこから立て直しをされたりします。
本屋には、●●式子育て法、△△メソッドなんて本もズラリです。
一応、私の「子育て心理学」」は一番、基本的な子育て法です。
子どもの発達を考慮しています。
本を出版するにあたっても、そのあたりの学問的裏付けがないと
自信をもって、その本を世に出せませんでした。
それに、公立学校勤務時や小学校PTAで講演をするのに
あんまり、希なものでは、まずいでしょ。
でもね、
子育てに迷った時は、お子さんが答えだと思うのです。
わが子が不安定になるとしたら、それは、やめた方がいいです。
まだ見ぬ将来のために・・・
とガマンしてやったとしても
今の子どもが落ち着かないとしたらそれは、まずいと思うのです。
子育ては、方向性だけ間違っていなければ必ず、子どもの状態が安定します。
何回やってもうまくいかないとしたら、
それがいい・悪いは別にしてあっさりと、やり方を変えた方が
いい結果は、早く出るのです。
子どもって、木に似ています。
ママからたくさん「プラスのふれあい」をしてもらうと
どんどん根っこを下にのばしていきます。
「プラスのふれあい」とは、東の本に載っている
抱っこ、おんぶ、添い寝、手をつなぐなどの肌へのアプローチと
「大好き」「大事な子」と言葉で伝えていくことです。
(心へのアプローチ)
すると、幹は太くなり、葉っぱも繁り雨風にも日照りにも強くなります。
少々の台風でも揺らぎません。
この台風は、おやんちゃな子どもと似ています。
根っこが下にのびていないと、すぐにおやんちゃの
子どもに影響を受けてしまい、困った状態になってしまいます。
学級が荒れてきた時でも仲間にイヤな子どもがいても
根っこが下にのびていれば、簡単に折れたりはしません。
根っこが下にのびていると、必ず木がどんどん大きくなります。
とうぜん、大きな実もつきます。
きれいな色の花も咲きますよ。
でもね、
「私は、ミカンが好き」
と思ってもお子さんは、リンゴの子どもかもしれません。
「私は、赤色が好きなのよ」
と思っても、あなたのお子さんは白色かもしれません。
つまり、あなたがなってほしい姿とは違う可能性が極めて高いのです。
だけど、しっかりと根を下にのばしてさえいれば
【これがのびていると自己肯定感が高いです】
少なくとも、大きな実がつききれいな色の花も咲きますよ。
だいたい親のお好みとは違うんだけどね。
親の仕事って、ちょっとせつない気もします。
そして、自分もそうやって自分の親に育てられたのですよね。
親ほど、割りの合わないシゴトはないのですよ。
親ほど、やりがいのあるシゴトは他にないのですよ。
子どもは、必ず変わります。
ただ、親が思っているようにな変わらないかもしれませんが
本人がもっているチカラを発揮できている状態に
変えることはできます。
絶対に。
これは、私の信念です。
●●小の、あの子も変わった・・・
▼▼中の、あの子も変わった・・・
■■幼稚園の、あの子も変わった・・・
こちらの関わり方次第で、子どもはいかようにも変わります。
絶対に。
そして、こちらが「あの子はダメな子」と思った瞬間に
ダメな子どもにも変わります。
あの子に、何をすれば伸びるのだろう
あの子に、何をしなかったら伸びるのだろう
その試行錯誤が子育て・教育。
だから、子育ても教育もやめられないのです。
自分の関わり方次第で、子どもがかわるのですよ。
こんなにやりがいがあることは、他にないでしょ!
昔から、「ママは子どもを愛することができる」という神話があります。
もちろんね、子どもは可愛い。
でもね、子どもによっては親に立てついて、反抗して、暴言を吐いて、
困らせる子もいるんです。
するとね・・・・
ママもだんだん子どもを可愛いと感じなくなるんです。
↑
(そんなママはおかしいというご批判は受付していません)
ママも人間です。
だから、「感情」ってものがあります。
「ママ、だーーい好き♡」と言われるとその子は可愛いと思います。
一方「ママ、キライ!あっち行ってよ!!!」と言われると
ムカムカします。
でね、多くのママは「いい人」
だから、子どもにムカムカした自分を責めるんです。
日本人は昔から、悪いことをした時には、「反省しなさい」と言われて
育っています。
「反省文」なんてものを学校で書かすこともありますし。
だから、「反省癖」があるんです。
ただね、「反省は1秒だけ」でいいんです。
いっぱい自分を責めると、自分のメンタルが弱くなります。
そして、ママのメンタルが弱くなると、元気いっぱいの子どもに
振り回されるこことになります。
それでは、無事子育てが出来ません。
反省は1秒だけでいいんです。
ママはメンタルを弱くしている暇はないんですね。