お盆になると、祖父母のお宅に遊びに行くことが多いです。
そんな時、子どもがどんどんホンネを言える祖父母と
遠慮をしてしまう祖父母がいます。
その違いは、いったい何なのでしょうか?
子どもは、本能的に「このおばあちゃんはやさしい」「許してくれる」「甘えさせてくれる」と思うと、遠慮なく本音の自分を出します。
一方、「厳しそう」「甘えさせてもらえない」と思うと、遠慮をしたりホンネを出さないのですね。
私は、子どもには「甘えセンサー」がついていて、「甘えられるぞ!」と直感で感じると、どんどん自分の素の姿を出すのだと思っています。
このセンサーは敏感ですからね。
小学生ママに
いつまで子どもといっしょに寝た方がいいのか?
と質問されることがあります。
いわゆる、添い寝ですね。
海外では、幼い頃から
親子が別に寝る習慣もありますよね。
だから、明確な
正解はないのだと思いますが・・・
私は、子どもが嫌がらなければ
ず~と添い寝するのがおすすめです。
=================
夜寝る時に、安心して眠れると
きっと朝の機嫌もいいことでしょう。
===============
私は、安定した朝の機嫌は、
前の夜に作られていると思っています。
甘えるだけ甘えたら
いつかは
勝手に、自分一人で寝るようになります。
無理に引き離す必要もありません。
そして、それが落ち着いても
寂しい時、寝苦しい時、体調が悪い時
そんな時には、
また、一緒に寝たがるかもしれません。
つまり!
ママは携帯電話の充電器
のようなものです。
そうそう!
どうせ、添い寝をするのであれば
足をくっつけたり、トントンとたたいたり
カラダをくっつけてみてください。
さらに効果的にママパワーが充電できます。
※きょうだいがいる時には、極力
ひとりだけの方向を向かないように配慮してくださいね。
これで、結構もめることがあります。
【かあちゃん、争奪戦】ですね。
子どもをほめて育てたい。
そう思っていても、ほめるよりは怒る回数が多くなることはありませんか。
子どもってほめようと思っていても、すぐに気になる行動をしてしまいがちです。
そのため、結果的にママが子どもにガミガミという回数の方が多くなってしまいます。
コーチングでは、「ほめる」のではなく、そのままを「承認」していきます。
「ほめる」とは、何かが出来た時にその行動を認める言葉。
「承認」は、その「ほめる」も含めて、存在そのものを認めていくことです。
だから、子どもがすばらしい事をしなくても、いくらでも「承認」していけます。
例えば、「けんちゃん!おはよう!」とあいさつした時に名前を一緒に呼びます。
さらにいいことしたときには「けんちゃん、ありがとう」とこちらも名前を先に
いってから「ありがとう」と言葉をかけます。
人は自分の名前を呼ばれると、とても自分のことを大切にされていると感じます。
ママに存在そのものを大切にされていると伝わります。
私がよく行く美容院では、必ず「東さん、ありがとうございました」と名前を呼びます。
人は名前を呼ばれると、思わず呼んだ人の方に顔を向けたくなり、自然とアイコンタクト
も取りやすくなります。
朝の第一声は、【名前】+【おはよう】でいいスタートダッシュをきることができます。
ガミガミ起こすよりはずっといい関係が作れるはず。
もちろん
【名前】+【ご飯できたよ】
【名前】+【お帰り】
【名前】+【おやすみ】
もOKです。
これは、あるクライアント様の話です。
A課長は、会社で自分の部署の部下との関係作りがなかなかうまくいかずに困っていました。
そこでまずは、
部下を変えるのではなく、
A課長の【言葉かけ】を変化させてみました。
【名前】+【おはよう!】を毎朝実行していったのです。
A課長は、部下にあいさつするときに、必ず名前を呼んでからあいさつをすることにしました。
それまでPCの画面を見ながらあいさつをしていた人も顔を上げて「おはようございます」と言葉を返すということに気が付きました。
ほめることがないという前に、今出来る「承認」をしていきませんか。
人間関係は
こちらの対応が変われば
必然的に、相手の行動が変わります。
「人間関係のハンドル」を自分でもつと相手に振り回されずに、今よりもラクになります。
今日は、子どもが変わる魔法のコトバです。
============================
「あなたのこと、だ~いスキよ」
============================
いくらココロの中で、子どもを大切に思っていても
毎日発するコトバが
ガミガミ・ナガナガ・くどくど・ネチネチ・・・
では、子どもはママから愛情が感じられなくなってしまいます。
子育てに、
以心伝心はありません。
きちんとママの思いを伝えましょう。
え~!!
そんなの言えないって方は・・・
わが子が幼い頃によくやった方法をお伝えします。
お風呂あがりに
カラダをふくときに
「だいすき~♪」
「だいすき~♪」
と鼻歌まじりに言っていました。
大好きに理由はいりません。
とりあえず
コトバで伝えましょう。
言い放しで構いません。
お子さん、落ち着いてきますよ。
子どもがお手伝いが出来た時に、ほめる
頑張って宿題をやったから、ほめる
これは、正解です!
でもね、
「何かが出来たとき」だけ、それをほめていくと
出来なくなった時に、ほめることができません。
逆に言うと
できない状態が続くと、
子どもはいつまでたっても認められないのです。
極端な例で言うと
「お手伝いをしてくれたから、エライ!」
「宿題ができたから、エライ!」
とだけ言っていくと
子どもは、親に認められるためだけに
お手伝いも宿題もするようになります。
でもね、
それができていない時には、
親に認めてもらえないとしたら・・・
子どもは、やってもいないのに「やった!」と言ってみたり
まじめな子ほど、ただひたすら、
けなげに親がよかれと思うことをやっていきます。
それを心理学(交流分析)では、「条件つきのふれあい」
といいます。
この「条件つきのふれあい」をする前に
ぜひやっておく必要があることが
「無条件のふれあい」です。
==================
「ママは、あなたが大好きよ!」
「ママは、あなたの見方よ」
「あなたがそこにいるだけでうれしいわ」
=================
です。
これは、子どもの評価に関係なく
子どもを認めるコトバです。
ココをしっかりしておかないと
子どもは親の顔色ばかりをみたり
ウソをつくことが出てきます。
このコトバは、
あなたの「存在そのものに」価値があるということです。
凶悪な犯罪を犯した人の中には
子どもの時から母親に
「条件つき」でしか、自分が認められなかった・・・
という話をよく聞きます。
私は、ある本に出会ってから