わたしは、子育て相談の中で、
お子さんのやる気と自信を引き出す
あの手、この手、奥の手
をお伝えしています。(‘-^*)/
そして、
さらに、
善人で図々しいお子さんを育てる方法を提案しています。
人間、
善人か悪人か
どちらがいいかというと
当然、善人です
でもね、善人で繊細な人は、ちょっと生きづらいのです。
やさしい心は、時として傷つきやすいのです。
それに比べて、
図々しい善人は、
わからないことは、わからないと言い
頼めることは、しっかりと人に頼み
失敗や間違いがあっても
「あ~、やっちゃいました」
と平気で言える
そんなお子さんの育て方をお伝えしています。
これからの世の中、な~んにも起きないことはありえません。
その都度、なんでも対応していくためには
少々図々しいくらいが、ちょうどいいのです!
どうやったら、図々しい善人が育つのか?って?
それは、
「ココロの貯金箱」の残高を多くしていくこと。
それ以外には、裏ワザも魔法もありません。
※東の本のタイトルは
「子どもが伸びる!魔法のコーチング」でしたが・・・(汗
そのためには、まず
自己肯定感が高い子どもを育てること。
これがあると、打たれ強い子どもに育ちます。
親が安心して見ていることができる子どもになります。
先生やクラスがかわっても、いちいち心配をしないで済みますよ。
特に10歳までに、育っていると、ホント後がラクです。
夏休みになって、特に思うことですが・・・
中・高校生の子どもとはいえ、
結構母は、子ども中心に行動しています。
朝から出かける子
早めに昼ご飯を食べる子
送り迎えが必要な時
そして、当然お仕事もやる!
・・・・
幼い時と違って、一緒についているわけではありませんが
あきらかに、子どもの行動をアタマに入れながらの行動です。
「子育て」って、自分以外の誰かを中心にして生きること。
独身時代は、
「●●がないとワタシ、ダメなの~」
「ワタシって、コレがあるから仕事もがんばれるのよね~」
「ワタシどうしてもコレがしたいのです!」
「今日は、ホント暑かったから、早めにビール飲んで、サッサと寝よ~」
これらが全部自由自在にできたのです。
ジブン中心に
ジブンがしたいこと、好きなことを中心にして生きることができたのです。
この時のベクトルは、すべてジブンに向いています。
それが、子どもが生まれると
いきなりベクトルの向きが変わります。
ジブン中心ベクトルが
子ども中心ベクトルになります。
子どもがカゼをひいたから、
残念だけれど、予定変更して看病をする
本当は、早く寝たいけれど
子どもが昼寝したので、夜遅くまでつきあう
本当は、外遊びなんてしたくないけれど
家にいても暴れるので
公園プールに出かける
すべて、お子様中心ですよね。
このベクトル変更作業が
なかなか手強いのですよ。
最近、ニュースで残念な事件が続きますが、
まさにコレができないのだと思います。
いくら私のように学校の先生をしていて
いいクラスを作っていたとしても・・・
子どもの扱いがうまいとしても・・・
コレは仕事として上手なのです。
つまり、ベクトルは、ちゃっかりジブン向きです。
だから、ジブンの子育てとなると
結構ヘトヘトになったのです。
簡単にベクトルの向きが変わりませんでした。
でも、ジブン以外の人を中心に生きる人って
スゴイと思いません?
子どものために、
見返りを求めず、
ただ、子育てをするなんて
そこらのボランティアより、
よっぽど、100倍スゴイですわ。
少々のことでは、怒らず
でも、必要なことはうまく伝え、
上手にNOを言いつつ、
ちゃっかりジブンのお楽しみはやっていく。(笑)
お母さんっていうオシゴトは、壮大ですよね。
きっと、
これが、ほどよくできたママのおうちでは
子どももスクスク、優しい子・強い子に伸びていくと思います。
修行かも。。。
結局、コドモじゃなくてジブンのコトかいな。。。
長期休暇に入ると、今までの子育てが2~3倍大変になる
ご家庭が多くなります。
幼稚園・小学校の時間に合わせて出かけさせる(笑)ことは
少なくなりますが
その分、親子で一緒にいる時間が長くなるわけです。
東の子育て相談を受けられたママからよくいただく
感想メールとしては
日頃、子育てがうまくいっていない場合は、さらに大変になり
子育て相談を受けたあとは、お互いにかなり落ち着いて過ごすことができたとのこと。
それだけ現状がハッキリするようです。
さて、夏休みの過ごし方ですが
「最低限、この時間だけは守って!」
ということをお子さんにも話してみませんか?
一日のスケジュールを細かく立ててみても
出かける用事が多くなると、そのとおりにはいかなくなります。
それが普通です。
だから、スケジュール表は一応はつくっておいて
後は、ポイントになる時間だけは共通理解をしましょう。
たとえば、
朝は6時には起きる
8時からはお手伝い
9時からは勉強
夜9時には寝る
いっぱい盛りだくさんにしないのがコツです。
親子ともども覚えていることが
できる範囲にします。
ちなみにコドモは、
夏休み前は、あれもしよう、これもしようと
思いっきり計画を立てるもの。
でも、ぜんぶ実行は出来ないのが
これも普通です。
だから、
「あなたはいつもダメね」
「口先だけね」
「約束したでしょ」
と言わないでください。
コドモって、全体の見通し・予測がうまくできないのです。
それよりも
「今、何をする時間だった???」
「何時までに終わりそう???」
と「何」をつかって質問しましょう。
「なぜ?」ではありませんよ。
「なぜ?」をつかったときは
そのあとに続くコトバは、相手を責めた感じになりやすいのです。
「なぜ、できないの?」
「なぜ、忘れるの?」
そんな感じになります。
さあ!
いかにイライラしないかが、勝負ですわ。
わが家も。(汗)
子どもが幼い頃であれば、、、、
「そんなことをしたら鬼が来るよ!」
「わがまま言うと置いて行くよ」
など脅して子どもを育てることがあります。
これは、幼い頃であっても望ましいことではないですけどね。
まあ、子どもが幼ければ通用するので、時間がないときに多くの親がよく使う手です。
でもね、これはやはり期間限定です。
子どもの年齢にあわせて、お母さんも言い方もバージョンアップさせていかないと、
子どもから「いつまでそんなことをやっているの!!!」と
イエローカードをつきつけられるようになります。
そんなときは、「行為を叱る」です。
「投げることがダメなのよ」
「たたくことがダメなの」
と何が悪いのか「行為」を叱るようにします。
親も子どもに試されていきます。
仕事や勉強は、頑張って、努力してやると成果が上がると言われます。