●母の「怒り」はどこから来るのか?
こんにちは、東ちひろです。
毎日、たくさんの方への子育て相談をさせていただいております。
すると、お母さん特有の「怒り」傾向が感じられるんです。
①子どもが自分とまったく違う場合
単純に子どもの取扱い方法に悩みます。
「自分が子どもの頃は、さっさと宿題をしてから遊んだ」という経験がお母さんのベースにある場合は、わが子といえども、まったく宿題の仕方に違いがあれば、それは違和感を感じます。
理解不能、「なんで????」と思います。
だから子どもにも「なんで、そんなことをするのー?」といつも言ってしまいます。
そもそも人間は、同質のものを好む傾向にあります。
同質は、安心するのですね。
「声の高さ」とか、「話のスピード」だけでも、自分とまったく違うひとには、違和感をもち、そこから警戒心がうまれることもあります。
見知らぬ人の電話によるセールスは、直感的に異質感・違和感を覚えます。
それは、一日に大量の人に、同じ内容のセールストークをすることで、声が単調になり、一般的な日常会話のトーンと違ってくるからです。
だから、「あやしい」→「即、断る」 になります。
②自分の欠点とわが子の欠点がそっくりな場合
わが子の中に、自分の「見たくないもの」を見ることになります。
特に欠点・短所の場合は、「自分への腹立ち」と「わが子への腹立ち」が重なり、結果的に2倍以上腹が立ちます。
そのため、周囲のひとには「なんでそんなに怒るの?」「怒るほどではない」と言われることになります。
こう思うと、子どもは、自分に似ている場合も、似ていない場合も、どっちも腹が立つわけですね。
どうりで、みんな怒るわけです。
私は、インナーチャイルドセラピー を行っています。
セラピーを受けた方には、
どんな時期に心が凍りつくほど傷ついたのか、
その時、どんな感情を感じていたのか、
なぜ、怒り・不安・あせりなどのネガティブ感情が多いのか
なぜ、同じことを繰りかえすのか
をお伝えしています。
すると、みなさん
「あーーーーーっ!そうなんですね」
「だから、腹が立つのですね」
と納得されるのです。
ちなみに、私は過去、何回も自分がこのセラピーを受けてきました。
お金を払って師匠にしてもらう時と、自分でする時もあります。
私は、
どんなに努力をしてもうまくいかない時
本当に困っている時
現状を変えたい時にしています。
このセラピーは、魔法ではありませんので、「お願いごと」を叶えるものではありません。
でも、結果的に状況が変化することもよくあります。
だから、私は、日頃は運気アップヒーリングを自分や家族に行い、
本当に困ったときは、その大元を癒すインナーチャイルドセラピーを行います。
子育て心理学講座マスター講座では、そのインナーチャイルドセラピーも学べて、ご自身でできるようになりますよ。
年末のママは、本当に忙しいですね。
ご自愛くださいね。東ちひろ