【家事・仕事・育児…
子育てはイライラすることが多いもの。
イライラしてしまう時は
「何を変えたら、イライラしないのだろうか」
と考えます。
子どもを変えるのではなく、
ママができることをマイナーチェンジさせた方が早い!
「片付けをしない」としたら、
→子どもと一緒に片付けをしてみる
「嫌いなおかずを食べない」としたら、
→子どもが食べられる量に調節する
「何歳だからできるはず・・・」
「今のうちにできてほしい・・・」
そんな気持ちがママのガミガミの火元かもしれません。
子育てママにはツライ時間帯です。
朝の2時間に加えて夕方の2時間は、どこの家庭でもバタバタすることでしょう。
子どもの機嫌が悪いのは、
「空腹」
「疲れ」
「眠い」
「甘えたい」
のどれかが多いと思います。
子どもがふたり以上の場合には、さらにそれぞれの子どもがそれぞれの理由で機嫌が悪くなりがちです。
私も幼い2人の子育てをしている時に、
上の子どもは疲れて眠い、下の子どもは外遊びをしたいなど
ママの努力ではコントロールできないことがあることを知りました。
では、ママがコントロールできることは何でしょうか。
それは
「夕方に家事が集中しないようにする。」
ということです。
私の周囲で、夕方ラクそうに見えるママは、それぞれ時間の使い方に工夫がみられました。
・洗濯物は時間に関係なく、乾いたらすぐに取り込む。
「夕食づくり」+「洗濯物の片づけ」+「機嫌の悪い子どもの世話」では、誰だってイライラします。
洗濯物だけでも早めに片づけてしまいましょう。
・昼食の片づけの後に、合わせて夕飯の下準備をする。
炊飯器のスイッチをセットするだけでも心が軽くなります。
要は「どこの時間帯」で作業をするかです。
夕方の「心の余裕」のためには、子どもが満腹の時にこそ、
時間限定で先どりで準備をしてはどうでしょうか。
子育てママは、朝から晩までお休みがない子育てで疲労困憊してしまいます。
すると、ちょっとした子どものワガママを許せなくなってしまいます。
ということは、子どもを変えることに全力投球するよりも、
自分のメンタルヘルスを整えることに時間を使う方がいいです。
●あなたは、何をすると心が落ち着きますか?
●家の中でできることは何ですか?
●子どもが寝たあとに何をしますか?
子育ては、忙しい中でいかにして自分のメンタルヘルスを整えるかのレッスンです♪
夏休みまっただ中で子どもと一緒の時間が長いことと思います。
するとね、、、
子どもが不機嫌になり暴れたり、兄弟バトルが多かったり、わがまま状態がいつもより目立ちます。
夏休みが楽しいのは、子どもと夫、三食作るママは忙しいことと思います。
じつはね、子育ては自分の中のイライラ感情と向きあい、それを軽減させるレッスンなんです。
今まで生きてきた中で最も腹が立つ時期が子育て期です。
一方、子どもは、ママのイライラ・ガミガミがなくなると、ぐぐっと伸びていきます。
では、一体どうしたらいいのでしょうか?
子育てはこのイライラ・ガミガミをいかにして軽減させるのかが最大の課題なんですね。
これは、子どもへのイライラ感情を我慢するわけではありません。
子どもが素直になり、安定しているからこそ、ママの心も安定します。
私は書籍も出していますので、それをご覧になって、
お子さんがすんなりうまくいけばそれが一番いい方法です。
▼叱らなくても子どもは伸びます!
「9割は叱ることではありません」【新刊】
ただね、、、
子どもによって実はココロ貯金の大きさが違います。
子どもによって、貯まりやすいココロ貯金とそうでもないココロ貯金があります。
つい、ココロ貯金を漏らした時の修復方法も本当はあります。
それをブログだけですべてお伝えすることは難しいです。
お子さんは全員違いますから。じっくりお話を伺わずに勝手にあれこれいうのは無責任です。
そこでね、どうしてもうまくいかない場合は、ママに伴走する子育て電話相談がおすすめです。
最近は、3か月がっつり受けなくても、最初の2か月くらいで十分お子さんの変化が出る方が多いです。
小さいお子さんの場合は、1か月で卒業という方もよくあります。
たった2回でお子さんの変化が実感できる方も多いです。
子育てママにストレスはつきものです。
でもね、そこを最低限に食い止めるコツはあります。
これは、こどもが素直になる・・・
ということではありません。
■自分の好きなモノを買う
夫も子どももあなたがどれほど疲れているのか
わかっているようで、わかっていません。
「私のことなんて、誰もわかってくれない・・・」
「ど~せ」
と言うよりも
自分に自分でエネルギーを追加します。
誰かに頼ると、
それは誰かの都合に合わせることになります。
具体的には、
夫・子どもの洋服はセール品でよいのです。
「あなたに似合う、いいのがあったの」
と言っても大丈夫です!
でも、あなたのモノもしっかりと購入してください。
子育て中はとにかく自分の買い物が後回しになります。
だからこそ、靴下一足でもハンカチ1枚でも
好きなモノを買ってくださいな。
ちなみに、私は
やたらとマグカップ・靴下・ハンカチがあるのです。
(上の例は、自分か・・・)
マグカップで1000~3000円コース
靴下・ハンカチは1000円コースですね。
500円コースは、雑誌です。
100円コースは、お花一輪。
よくも、こうつらつら出てくるもんだ。
子育ては、お金にはなりませんが
膨大なエネルギーを必要とします。
ママのエネルギーが少なくなると
とても、子育てにまわりません。
先では、これは介護にもつながります。
だれかのために動くことは
自分が元気でないとできないのです。
わたしは、今現在多くのクライアントママの子育ての悩みを
お聴きするのが仕事です。
毎日多くのお話をうかがう中で
いくつかのよくあるパターンというのがあります。
かなり多いパターンのひとつに・・・
「子どもがテレビを見入るとこちらの話を全く聞かない」
ということ。
もちろん、
テレビは視覚・聴覚に楽しみをおもいっきりうったえていくので
お子さんも用事の手が止まったり
テレビを見ながら行動すると時間がかかったりします。
テレビに集中してしまい
こちらの話を全く聞いていなくて
ママの怒りをかってしまうことがあるのです。
テレビにあまりにも集中するということは
自分の興味関心があることには、他からの情報を遮断するくらいの
集中力を発揮するということ。
こんなタイプのお子さんは、いくら怒ってみても
おそらく毎日同じことの繰り返しになるでしょう。
なぜって
それは、しつけがなっていないわけではなく
あくまで、お子さんのタイプ、特徴なのです。
すべてのことに平均的に対応するタイプではなく
興味関心事にグッと集中するのです。
学者さんになってはどうかと思うほど
集中力があるお子さんもいます。
でも、グッと集中するチカラがある分だけ
興味関心がもてないものについては、
「いくら好きではなくても、もう少し頑張ろうよ~~~」
と言いたくなるくらいに見事に関心を示しません。
だから、ママのお怒りをかってしまうのです。
ということは、それはわが子の特徴なのだと
頭の片隅に置いておかないと
どうしても 叱りすぎることになります。
「何回言えばわかるの~!!」
という言葉を言いたくなることでしょう。
じつは、
大人も子どもも得手と不得手があります。
得手なことは、
それを認めることで、さらにぐんぐんお子さんを伸ばすことができ
不得手なことは、スモールステップで
しかもいろんなアプローチ法を試してみることで
だんだんと出来ることが増えていきます。
不得手なことは、視覚にうったえたり
具体的に言葉で伝えていかないと
いい結果が出にくいのです。
歴史上の偉人といわれる人たちのかなりの割合が
この集中しすぎというタイプになります。
まあ、大事なことを成し遂げる人は
並の集中力ではどうにもならないのでしょう。
今回のように、
周囲の話し声が耳に入らないということだったら・・・
■お子さんのそばまで行って声をかける
■名前を呼んでから「おはよう」「ご飯だよ」など声をかける
■お子さんの前に行って顔を見てから、用事を伝える
などなどまだ出来ることはたくさんあります。
昔の携帯電話のようにそんなお子さんは
遠く離れていると「圏外」になるのです。
つまり、ママの声が届かないのです。
まずは、
ママがお子さんの取り扱い説明書を作るのです。
そして、やがては
その取り扱い説明書を子ども本人に渡していきます。
「そういえば、あなたはこうすればうまくいったよね~」
というノウハウをお子さんに伝授していくのです。
さらに新しい学級担任変わったときにも
先生に取扱説明書の一部を口頭で伝えていきます。
するとね・・・
先生もわが子を怒り過ぎることがなくなるのです。
先生だって、少しでも学級の子ども達をよくしようと思っています。
でも、何をどうしたらいいのかよくわからない間に
結構、子どもを怒ることがでてきます。
ひとりひとりの特徴をとらえる間に、半年くらいすぐに経ちます!
だから、
「この子、家ではこんな風に対応するとうまくいきますよ~」
というノウハウを先生に伝えおくのです。
そのためには、
最初にママがお子さんの説明書をつくることが大切ですわ。
いかがでしょうか?
そんな視点があるママとないママの違いは大きいのです。
5年10年の間に、確実に差がでてきます。
ママ業ってやりがいがありますよね!