思春期を迎えた子どもについて
コテサキの言い方をお伝えするよりも
何より大切なことがあります。
子どもが、中学生にもなったら
わが子といえども
大人として扱いましょう。
この時期、上から目線の言い方が
一番バトルを引き起こします!!
でもね、
大人として・・・
とはいえ、まだまだ半分はおこちゃまです。
行動が伴わないことばかりです。
でもね、そこをあえて
大人として扱っていくのです。
もしも、用事を頼みたかったら・・・
「お願いだから~~してほしいんだけどね」
と【お願い口調】で言ってみましょう。
ママ自身が言われて、違和感がなければ
中学生は、まず大丈夫です。
子どもに改善してほしいことがあるとき
どんな言い方をするといいのでしょうか。
まずは、子どもではなく、大人に対して
改善してほしいことを言う場面を思い浮かべてみましょう。
どんな言い方をするといいでしょうか。
おそらくお願い口調を使うと思います。
「〇〇してほしいのですが」
「〇〇してください」と言いますね。
「〇〇しなさい!」と命令する人はいないと思います。
それは子どももいっしょです。
「早くお風呂に入ってほしいんだよね」
「自分の洗濯物を部屋に行くときに
持って行ってちょうだい」
と、お願い口調で言います。
自分の子どもなのに気をつかいすきていないか
図にのるのではないかと考える必要はありません。
子どもを大人扱いする時期に来ている
からこそ、このような対応をするのです。
親の気持ちを子どもに伝えるとき
どんな言い方で言ってもいいわけでは
ありません。
もちろん、子どもが幼いころであっても
指示・命令口調で動かそうとする方法は
子どもの自主性を損ないます。
しかし、幼い子どもの場合は
子ども自身が「その言い方は嫌だ」と
親に対してうまく言葉で表現できないので
親に文句を言うくらいしかできませんでした。
しかし、それから十年後、二十年後の
わが子に対しても同じ口調で話していては
受け入れられないのは当然です。
例えば、大人になったあなたが
自分の両親に
「さっさと風呂に入りなさい」
「洗濯物くらい自分で片付けなさい」
と言われたら、どんな気持ちがするでしょうか。
あなたが感じるその気持ちと
いま現在、あなたのお子さんが感じている気持ちは同じです。
「うるさい親だな。腹立つな」
「いまやろうと思っていたのに…」
「そんな言い方しなくてもいいじゃない」
と感じているのではないでしょうか。
子どもは勝手に大人になるもではなく
周りから大人のとして扱われることで
精神的に大人にもなります。
「あなたはいつもだらしがない」という言い方は
「あなたメッセージ」です。
「あなたメッセージ」を言われた子どもは
お母さんに責められたと感じています。
「あなたは…」に続く言葉の多くは
子どもを責めたり否定したりする言葉が続くからです。
子どもの行動を叱るときは
まずはお母さんが困っていることを
そのまま「私メッセージ」を使って
子どもに伝えましょう。
子どもをつい怒ってしまう背景には
なかなかお風呂に入らない子どもに困っていたり
いつまでも洗濯物を置きっぱなしにされたりして
困っているという気持ちが隠されています。
怒らずに、お母さんが何に困っているか
そして、困っている理由もあわせて伝えていきましょう。
「お母さんは、はやめにお風呂に入ってほしいんだよね。
あとに入る人が遅くなってしまうから」
このように、お母さんがなぜ困っているのか
理由もいっしょに話をします。
すると、本当は何が言いたいのかが
まっすぐに子どもに伝わります。
今日のテーマは、ズバリ!!
「中学生」と「ゲーム機」についてです。
多くのママが子どもの頃にはなかった
ゲーム機、携帯電話、PC
これらは、自分たちが子どもの時に
どうやってストップ をかけたのかという
成功経験がないため、
自分の子どもがやめないときにその対応に困ってしまいます・・・
これは一般的な話ですが
はじめてゲーム機を買ったときには
1日●分まで と約束をする家庭が多いと思いますが
中学生になると、その約束時間は大幅に延長されていきます。
そして、自分の部屋でゲームをすることが多いのです。
だから、
はじめから ゲーム機は買わない
というやり方もありますが、長い目で見たら
ある程度は自分で時間の管理ができるようにすることも
大切なことだと思うのです。
テストで点数が悪かったら、
ゲーム機取り上げ というのではなく
いい使い方ができるといいなと思います。
でも、これが結構難しい!
だって・・・
ゲームってやめられないように出来ているのです。
せめて、ママが言うとしたら・・・
「いつまでやっているの!!早く勉強しなさ~~~い」
ではなく
「目が疲れるよ・・・。
視力下がるといけないから、そろそろ切り上げたら??」
「お母さんは、そろそろゲームをやめたほうがいいと思うんだよね。
目が疲れると視力が下がるからね」
ってところでしょうか。
お母さんがなぜ困っているのか、
理由もいっしょに話をするといいですよ。
それでも、「うるせ~な~~~」調で言うようだったら
遠回りでも、親子の関係性を見直した方が早いです。
子育ては、いつも 急がばまわれ!です。
中学生・高校生をお持ちのママがアタマを悩ませる原因の
ひとつに子どもの勉強があります。
子どもが小さい時には、ママのそばでやっていると結構
効率が上がったりしたものですが・・・
さすがにこの頃は自分の部屋に入って勉強する
もしくは、それもしない!
というとこでしょうか。
勉強だけが人生ではない!
といいたいところですが
受験は待ってはくれません。
あと、3ヶ月すれば成績が伸びるのでは??
と思っても、受験日は待ってくれません。
この時期は、ただでさえ親子関係が難しい時期です。
お父さんやお母さんがおもいっきり優秀だったとしても
ここは、塾をオススメします。
↑
(まわしものではないですが)
お母さんができることとしては・・・
・わが子にあった塾の情報を集めること
・塾への送り迎えをすること
・必要であれば弁当をつくること
こんなところです。
教えるのは塾の先生にまかせ
お母さんはそのサポート役をかってでるとよいでしょう。
お母さんが全面に出ると、
子どもが思うように勉強しないとき・・・
腹が立ちます!
あれこれと子どもに言ってしまいます!
癒しの場であるべき家庭が、訓練の場に変わってしまいます。
餅は、餅屋です。
勉強は、塾です。