子どもを怒り過ぎると・・・
「ママは、自分のことを嫌っている」と勘違いをしたり
「どうせ、ダメな子」と自信をなくしたり
しがちです。
とはいえ、お怒りをゼロにするのは、ちょっと待ってください。
一気になくそうとしても、なかなかゼロにならないために
結果的に爆発しやすいです。
まずは、
1日 10回雷を落としているとしたら・・・・
それを7回にしませんか?
そして、
3回も減らせた自分に、大きなマルをあげます!!
↑
これがコツです。自分をほめます。
まだ、「できていない部分」は、そのままにしておきます。
そこをあえて、意識しないんです。
そうすると、「できない部分」にエサをやらないことになるので
いつかは枯れて、弱っていきます。
意識すると、エサをやることになるので、
そこが太ります、大きくなります。
ますます、変わりません。
7回に減れば、いつかは5回になります。
5回になれば、そのうち3回になります。
3回になれば、気がつくと・・・・
1日 1回だったりします。
【スモールステップ】が怒らないママへの一番の近道です。
この話は私の電話相談でよーーーく出る話題です。
兄弟育てをしているママは、
そのため、その分だけ、何事もちゃんとやってほしいと思うわけです。
ということは、上の子は、やるべきことをやらなかったり、
時間がかかったりしてぐずぐずだらだらする確率も高くなります。
たとえば、上の子は、幼稚園の子供で、
下の子は未就園とした場合、下の子に要求することは上の子に比べて少ないです。
時間で動くとか、持ち物の用意とか、
上の子の方が乗りこえるハードルの数が多いわけですね。
すると、上の子がそのハードルを
乗り越えられないときに、ママのイライラがさく裂します。
そうなれば、二人目の方が可愛いと感じられます。
そんな時は・・・・あえて、その気持ちを否定しなくてもいいです。
だって、感情は抑えても、ムクムクと湧いてきますからね。
それよりも、ママが出来る時に子どもにココロ貯金を貯めていきましょう。
そうすると・・・
上の子のメンタルが安定してくるので、上の子の動きがよくなってきます。
自分から行動したり、下の子にやさしくなったりとか、いちいち教えていないことも、
ココロ貯金が貯まるとできることが増えてきます。
そうなれば、ママも必要以上に子どもを怒らなくてもよくなります。
子育ては、なんともならないイライラ感情を抑えることよりも、
自分ができるココロ貯金を貯めた方が、結果的に早くお子さんのよい変化が出てきます。
子供は、大人と違ってどこまでも伸びていきます。
※大人は、頑張りすぎると疲れるとか、自分の仕事が増えるとか、
子供と違って、先の見通しがつくだけに、エネルギーの出し惜しみをします。
子育てほどやりがいがあることは、他にはありません。
ひれ伏してしまいたくなります。
子供がある程度大きくなれば、
人はね、休みなく働き続けるとどんどんメンタルが悪くなります。
双子を育てていると、お休みなし、年中無休ですから、普通にやっているとうつっぽくなります。
もしも、神様がいるとしたら・・・抜本的に生活スタイルを変える時期ですよ~
と知らせているのかもしれません。
同居をしたくないママも、同居じゃないと子育てができなかったりね。
下の子が幼稚園に入るまでの時期は、
人生でもっとも怒りの感情が多くなります。
理由は、24時間、365日いつも子育てを休みなくやっているからです。
この時期に比較的子どもを怒らずに済む人は、
快く子育てをサポートしてくれる人が複数いる場合です。
お母さんの負担が小さくなるのですね。
とはいえ、私も実家から離れた場所で子育てをしましたので、そんなにたくさんの
サポーターさんはいませんでした。
ただ、そんな時期だと知っていないと
「わたしってダメな母親」と思ってしまうといけないので・・・
この時期は、子ども連れて行くことができる場所をひとつでも増やし、
子どもを快く預かってくれる人を有料・無料の別はありますが、増やしていくことは大切です。
子どもが泣くと、多くのお母さんは子どもを預けることを躊躇しますけどね、、、
それよりもお母さんのメンタルへルスを維持する方が大切だとは思うのです。
お母さんがハッピーならば、子どもはもっとハッピーです。
ぜひ、ご自愛くださいね。