「お母さん」って、スゴイ。
「お父さん」は、24時間の中で仕事のこと、家庭のこと、を考えています。
だから、子どものことはよくわからないこともあります。
頑張っても、的外れのことがよくあります。
一方、「お母さん」も24時間の中で、仕事のこと、家庭のことを考えています。
でも、「お母さん」は、仕事をしていても、子どものことも大切にします。
忙しいし、疲れるし、長期休みは働くママにとっては多忙を極めます。
でもね、どれほど忙しくても「お母さん」は子どもを中心に考えます。
お母さんも、忙しい、疲れるし、毎日ヘトヘトです。
でも、仕事が忙しいとか疲れるとかよりも子どものことを考えます。
「お母さん」ってなんてスゴイんだろう。
私の子育て相談も、やっぱり「お母さん」からのアクセスばかりです。
私が変わらないと、コドモが変わらないと最初に気付くのもお母さん。
世の中のすべての人は、「お母さん」から生まれています。
どんなエライ人も、みんな「お母さん」から生まれます。
「お母さん」って、シゴトは、お金にはならないけれど、
世界中のどんなシゴトよりも価値があると信じています。
夫がココロ貯金を目減りさせてしまう経験が
ある方もいるのではないでしょうか。
以下の相談がありました。
お母さん「そうか…」
(同意も否定もせず、とにかく話を聞く)
私の子育て電話相談では、
「ひがしさん!私、子どもを大きな声で怒ってしまいました~」
ってことはよくあります。
特に最初の頃はあるんです。
もちろん、そんなときは
「ああ、やっちゃったんですね~、それで??」
とお聞きします。
絶対にお母さんを責めません!
子育ては、完璧には出来ません!
だから、うまくいかない時の対応が大切です。
うまくいかない時に、
いかにお母さんを認めるのかによって
これは、失敗ではなく、貴重な経験に変わります!
貴重な経験に変われば・・・
次への見通しもついてきます。
そうそう!
怒らないママになるよりも
怒りすぎた時の対応も大切です。
その方が現実的でしょ♪
「言いすぎてゴメンね」
と子どもにも謝りましょう。
原則は、その日の間です!
寝ると子どもは忘れます。
でもね~
子どもによっては
「ホントだよ!」
「いつもママは謝ってばっかり~!」
なんてことをいう事もあります。
そんな時は、深く入り込まず
「そうだね・・・」
とだけ言います。
その言い方が悪いって言い返すと
またバトルが始まりますから。
こうやって、ママが子どもに謝ると
子どもは、うまくいかない時には
「ごめんね」と謝る手段があることを知ります。
「いけないことをした時は、謝りなさい!」と
怒るよりも、ずっとうまく伝えることができます。
そして、ママも完璧ではないと伝えることができます。
コレ!大切です★
このやり方で、お子さんのピアノレッスンが
ずっとうまくいくようになったママもいますよ。
ピアノの練習に熱が入りすぎて、つい怒ってしまった・・・
と言うときに使われました。
寝る前に言うと、
翌朝、リセットができてお子さんの機嫌がよかったそうです。
よかった、よかった!
子どもって、ひとつひとつの弱点を克服させるよりも、
「ココロ貯金」を貯めた方が、あらゆる面が好転しやすいです。
「下の子にやさしくしなさい」
「自分のことは自分でしなさい」
「人に迷惑をかけない」
「かんしゃくをおこさない」
ってひとつひとつをしらみつぶしのように
子どもの問題点を解決させるのではありません。
子どもの心の中にある貯金箱に、
愛の募金を10円、また10円、時々100円って入れていきます。
この愛の募金箱(ココロ貯金箱)の残高と、
子どもの自己肯定感はかなり同じ高さです。
ココロが安定して、自己肯定感が高まっていくと、
あれもこれもよくなっていきます。
私の子育て電話相談は、一日何件もご相談を受けますが、
私のストレスはほとんどありません。
無理をして聞いていませんし、
私が解決してあげようと気負ってもいません。
だから、毎日何件でもやれます。
私がやっていることは、お母さんのお話をうかがう中で、
「どんなココロ貯金が貯まりやすいお子さんだろうか?」
「どんなココロ貯金を貯めやすいママなんだろうか?」
とあたりをつけていきます。
そして、「お子さんに、●●をするとどんな感じですか?」とお聞きしたり、
「ママは、こんなココロ貯金は貯めやすいですか?」とお聞きしていきます。
そうやって、お子さんのニーズとママができることを照合していきます。
だから、かなりの確率でお子さんにいい変化が起きます。