●「1対1」の対応が得意なお子さんがいます
こんにちは、東ちひろです。
子どもも大人も、全員が得手と不得手をもっています。
主婦であれば、掃除は好きだけれど料理は苦手とか、掃除は苦手だけれど近所付き合いは好きとかです。
子どもの中には「1対1」の対応が得意な子どもがいます。
ということは、1回に1個のことしか出来ません。
たとえばこんな感じです。
【1】テレビを見ながらご飯を食べると手がお留守になる
【2】一度に2つ以上のことを言われると負担になる(混乱する)
この場合は、本人はまったく悪気はありません。
ただ、「1対1」の対応が好きなだけなのです。
だから、お母さんが子どもを怒ることでは何も解決しません。
【1】テレビを見ながらご飯を食べることが苦手
の場合は・・・
怒らずに淡々と気づかせてあげましょう。
「今、何をする時だったかな?」てね。
テレビに集中していると、お母さんの声すら耳に入っていないことがあります。
そんな時は、子どものそばに近寄って、体に触れてから話しかけるといいですね。
【2】一度に2つ以上のことを言われると負担になる(混乱する)
一度にいくつもの用事を頼むと「そんな大変なこと無理!!!!」とおおげさに反発します。
この場合は、こちらが単純に「1回に1個の用事を言う」ことが得策です。
そして、1個の用事が終わったら、そのあと遠慮ぎみに2個目の用事を頼みます。
遠慮気味に言う理由は、「やっと用事が終わったのに、まだあるのー!?」と言い始めるからです。
こんな怒らずに済む仕組みを子育てに取り入れていくといいですね。
子どもを怒る回数がぐっと減ってきますよ。