中学校の3年間で、もっともだらだらするのが、中学2年生です。
その2年生の中で、1年間の真ん中。
つまり、夏休みは「中2病」が最も発生するときです。
「あ~言えば、こ~言う星人」
「うるさいな~と反抗期星人」
になります。
その割りには、社会的には、まだまだ半人前の所も多く
でも、文句だけは一人前の状態です。
その時期を少しでも、早く脱出するためには・・・
上から目線禁止
多くの場合、親の言うことは正しい。
でも、その「正しさ」をふりかざすと
家庭が荒れます。
そんな時は、「お母さん」を主語にして
「お母さんは、早めに寝た方がいいと思うよ」
とか
「お母さんは、エアコン控えてほしいな」
と「お母さん」を主語にして話します。
「そんな程度の言い方では、子どもはなにも言うことを聞きません!」
というあなた!
大きなカミナリをエネルギーをつかって落とすよりも
やんわり「お母さん」を主語にして話した方が
あなたが本当に言いたいことが子どもに
まっすぐ伝わります。
それがどうしても難しい時には
きっちり「ココロ貯金」を貯めてください。
大人として扱う
と似ています。
自分の子どもではなく
ひとりの大人、一人の人間として話をします。
つまり、こちらが言いたいことは
「お願い口調」で伝えましょう。
「頼むから、早くお風呂に入ってほしいな」
「お願い、先に●●やっておいてほしいな」
って感じです。
強いていうならば
親戚(大人)が家にいる感じです。
それでいいくらいです。
頭ごなしを一番嫌がります。
夏休みも、この頃以降は、子どもがどうしてもダラダラとしてしまいます。
幼稚園や学校があった時と同じように規則正しい生活がしにくくなります。
お母さんとしては、ちゃんとしてほしいと思いますが、親もついダラダラモードになるので、
子どもは「うん!自分も」と羽をのばしてしまいます。
そのあたり、抜け目はありません。キッチリとしております。
ただ、この時期にあまりにも怒りすぎると、
幼稚園や学校が始まったとしても、心が不安定になっています。
不安定だと、いろいろとトラブルを引き起こすことも多いわけです。
あとは、親も頑張り過ぎることなく、上手に手を抜いて家事をするといいですね。
夏休みになると子どもは一気に家庭に戻ってきます。
そんな時ね、勉強が気になるわけです、、、親が。
子どもは基本的には困っていません。
親の方が
この勉強をやって欲しい
苦手を克服して欲しい
って感じです。
でね、その時、ハードルが高い勉強があります。
それはね、本屋で買ってきた問題集。
本屋で買ってきた問題集をやること、そのものは悪くありません。
ただこの勉強は、学習内容が難しいのではなく、学習スタイルとして非常にハードルが高いです。
理由はね。
・学校に提出する絶対的な義務がない
・モチベーションが維持しにくい
・誰からも褒められない
だから、ハードルが高い勉強なんです。
しかも、学校で勉強するよりも家庭で勉強する方が、環境としてハードルが高いです。
自分だけ勉強している気がしますから。
じゃあ、どうするかですよね。
最低限必要なことは、
【1】子どもと一緒に問題集を選んでいること
【2】親が上手にサポート係をすること
【3】比較的簡単な内容をやること
親が子どもにやらせたい問題集を勝手に買ってきて、子どもにやらせる方法は、失敗する危険性が高いです。
子どもは基本的に、先の見通しが悪いので、たとえ子どもと一緒に選んだ問題集でも早々にポイッとするかもしれません。
「ちゃんとやる!」と言っていたとしてもね。
これは、嘘をついているわけではありません。
それ、親の学習サポートが軌道に乗っていないのです。
まず、子どもが親のそばで勉強している場合は、そのプロセスをしっかりと承認します。
子どもは、承認することなく、ひとりでに、勝手に、自主的に勉強はしません。
子どもにうまく家庭学習をさせようと思ったら、親の承認が必須です。
世のお母さんは頑張り屋さんです。
なぜならば・・・
じつは、「母親神話」というのがあります。
母親は、頑張るものだ
母親は、我慢するものだ
母親は、優しいものだ
母親は、自分の好きなことをしてはダメだ
母親は、人に子供を預けてはダメだ
母親は、家事をしっかりするものだ
うまくできない母親は、母親失格だ
うまくできない母親は、罪悪感を感じないといけない
と「母親とはこうあるべきもの」という前提があります。
じつは、その母親神話は、母親をじわじわと苦しめます。
「苦しめる」と言うのは、そもそも「母親神話」は、母親本来の姿ではないとうこと。
母親の「架空の姿」なんですね。
さて、時は夏休みです。
お母さんは、母親業、主婦業、お嫁さん業、外のオシゴトをこなしています。
となると!
キャパオーバーになります。
キャパオーバーになると・・・
母親は、一番身近な子どもに八つ当たりしちゃいます。
ココロ貯金で言うと、ガミガミ・クドクド・ネチネチ言うとココロ貯金が漏れるのです。
漏れると、子どもが荒れたり、不安定になったり、弱い子になります。
それではマズイですよね。
じゃあどうするか???
ガミガミ言わないようにする?
ではありません。
ママの業務をスリム化します。
とはいえ、子育て・育児はそんなに手が抜けないのです。
じゃあ、
どうするか・・
これはね、家事を「上手に手抜き」をするしかありません。
「今日は、忙しかったので晩御飯はなしね」というわけにはいきません。
手づくり100%の料理は素敵ですが、お母さんが頑張りすぎてイライラするのは、ココロ貯金をダダ漏れにするんです。
これはマズイです。
女の一生は長いですからね。
そして、いつの世代も忙しい。
子育てが終わったら、仕事をはじめ、そのうち親の介護が始まり、その頃から夫が入院したりするんです。
男の人は、仕事の定年があります。
が、女の人は家事がどこまでも続くんです。定年退職なしです。
どうも女性はいつまでたっても暇にはならないのです。
ということは・・・
少ない時間で家事を回すしかありません。
ということで、
上手な手抜きでハッピーママをめざしましょう。
夏休みが始まると、どの学校でも目標って作りますよね。
勉強面と生活面を1つずつ考えるのが定番です。
とはいえ、子どもの夏休みは長いです。
となると・・・
残念ながら・・・
子どもは息切れをし始めます。
で、どの時期に息切れをするかというと・・・・
○○○の頃からどんどん下降の一途をたどります。
その後は、新学期まで回復しないんですね。
どれほど親がお尻を叩いてもダメなんです。
さて、やってきますね。夏休みが。
残念ながら・・・
夏休みは、「子どもの休み」で、「ママの休み」ではありません><
世の常は・・・
「子どもによいもの」は、「親にとっては大変なもの」なんですよ。
これは、なんでもそうなのです。
たとえば
夏休みのラジオ体操は、子どもにとってはよいこと
でも、そのお世話をする親にとっては大変なこと ですよね。
最近は、昔と違って防犯上子どもだけではやらないところが多いです。
さて、本題、子どものお手伝いについてです。
ここで大事なことは、
夏休み中のお手伝いを成功させる方法
ママがお手伝いの見本を見せる
お手伝いのやり方をわかりやすく説明する
子どもがお手伝いをやってみる
ママが子供をほめる、感謝の言葉を言う
ママ 「お~、よくやってくれたね」
ママ 「ママはうれしいな」
ママ 「ありがとう」
★「人の役に立った!」と感じる気持ちが子どもの自己肯定感を高めます!
この4つを書いていて気付いたことがありました!
コレね。
山本五十六の
「やってみせ 言って聞かせて させてみて ほめてやらねば 人は動かじ」
と同じですよね。
わたくし、別に、山本五十六のことを思いながら書いたのではありませんからね。
偶然そうなっていました。←ある意味スゴイ?!
料理と同じで、何事も「仕込み」をしておくと、後々ラクなんですよ。
でね、こんなことをよーーくやります。
ママが、教えることを教えずに、子どもが勝手に手伝いをやった結果、出来が悪くて怒られます。
その結果、子どもに「手伝いなんかやってやるものか」と刷り込ませてしまいます。
子育ても料理も「仕込み」が大事。