いよいよ、とうとう、子どもの夏休みがやってきますね。
で、その前に学校に行っている子どものママは、子どもの成績表を
目にします。(3学期制)
実は、その成績表がどんな評価かということよりも、もっと大事なことが
あります。
それは、、、、、成績表をみた親がどんな第一声を言うかです。
人間って、欠けているところが目立つのね。
でも、伸ばす子のママになりたい方は、出来ていることをきちんと
言葉にしてくださいね。
悪いことは、すでに子供はわかっているので、あえて何も言わなくても
いいですよ。
それよりも、子どもは、ママが成績表を見て、どんなことを言うかの方を
気にしています。
ママが、「おー、なかなかやるじゃん」って言えば、子どもはそのように
思います。
そして、ますます「なかなかやるじゃん」っと思える子どもに成長します。
子どもは、ママが言ったとおりの子どもに育ちます。これが子育ての
コツです。
子どもは、ママが注目した部分が拡大してきます。
あとは・・・・、子どもが勉強しているそばで、その姿を認めて
いきましょう。
「ウチの子全然やりません」って?そんな時は、目を皿のようにして
その時間を探すんです!
私は、ママも子どももいいところを探しまくります。
残念ながら・・・
夏休みは、「子どもの休み」で、「ママの休み」ではありません><
世の常は・・・
「子どもによいもの」は、「親にとっては大変なもの」なんですよ。
これは、なんでもそうなのです。
たとえば
夏休みのラジオ体操は、子どもにとってはよいこと
でも、そのお世話をする親にとっては大変なことですよね。
最近は、昔と違って防犯上子どもだけではやらないところが多いです。
さて、本題、子どものお手伝いについてです。
ここで大事なことは、
夏休み中のお手伝いを成功させる方法
1.ママがお手伝いの見本を見せる
2.お手伝いのやり方をわかりやすく説明する
3.子どもがお手伝いをやってみる
4.ママが子供をほめる、感謝の言葉を言う
ママ 「お~、よくやってくれたね」
ママ 「ママはうれしいな」
ママ 「ありがとう」
★「人の役に立った!」と感じる気持ちが子どもの自己肯定感を高めます!
この4つを書いていて気付いたことがありました!
コレね。
山本五十六の
「やってみせ 言って聞かせて させてみて ほめてやらねば 人は動かじ」
と同じですよね。
わたくし、別に、山本五十六のことを思いながら書いたのではありません
からね。
偶然そうなっていました。←ある意味スゴイ?!
料理と同じで、何事も「仕込み」をしておくと、後々ラクなんですよ。
でね、こんなことをよーーくやります。
ママが、教えることを教えずに、子どもが勝手に手伝いをやった結果、
出来が悪くて怒られます。
その結果、子どもに「手伝いなんかやってやるものか」と刷り込ませて
しまいます。子育ても料理も「仕込み」が大事。
■子育てちょいコツ■
「子育て」も「料理」も「仕込み」が大事
時は、お盆。
この時期は、民族大移動でおばあちゃんの所に帰省の方も多いことでしょう。
はい、子どもにとったら「おばあちゃんの家」に行くと言いますよね。
これを「おじいちゃんの家」に行くと言う人はほぼいません。
早くにおばあちゃんに当たる人が亡くなって、今はおじいちゃんだけが
ご存命の所以外は、みんな「おばあちゃんの家」と言います。
これはなぜなのでしょうか??
はい、これは正しい答えはありません。
が、私が思うに・・・
それだけ「家庭」は女性の存在が大きいと思うのです。
孫の世話をするのも、おじちゃんよりはおばあちゃんの方が
慣れていますよね。
ご飯を作ってくれるのもおばあちゃん。
たぶん、それだけ「家庭」は女の人の存在が大きいわけ。
ということはね・・・
子育てママも、実は家庭の大きな存在ということ。
とかく、主婦は自分のことを後回しにしがちです。
家事をしてもお給料もありません。
だから、少々主婦は低く見られがちです。
でも、主婦が家庭の中心でドーンと居座っているから、
やがては、「おじいちゃんの家」ではなく、「おばあちゃんの家」と
言われます。
外で働く仕事は、自分でコントロールできないことが多いです。
どれほど頑張っても、行きたくない部署に異動になったり、
組織が改変されたり
出世ができればそれでいいという人に振り回されることもあるかも。
でも、家庭を切り盛りする主婦業は、主婦の頑張り次第で家庭は
盛り上がることができます。
つまり、一番大事な場所は仕事場ではなく、家庭。
となると、家庭を守っている主婦って、存在価値があるんです。
主婦ってえらい!
お母さんってえらい!
すべての人は、例外なく全員女性から生まれています!
夏休みになると子どもは一気に家庭に戻ってきます。
そんな時ね、勉強が気になるわけです、、、親が。
子どもは基本的には困っていません。
親の方が
この勉強をやって欲しい
苦手を克服して欲しい
って感じです。
でね、その時、ハードルが高い勉強があります。
それはね、本屋で買ってきた問題集。
本屋で買ってきた問題集をやること、そのものは悪くありません。
ただこの勉強は、学習内容が難しいのではなく、学習スタイルとして
非常にハードルが高いです。
理由はね。
・学校に提出する絶対的な義務がない
・モチベーションが維持しにくい
・誰からも褒められない
だから、ハードルが高い勉強なんです。
しかも、学校で勉強するよりも家庭で勉強する方が、環境として
ハードルが高いです。
自分だけ勉強している気がしますから。
じゃあ、どうするかですよね。
最低限必要なことは、
【1】子どもと一緒に問題集を選んでいること
【2】親が上手にサポート係をすること
【3】比較的簡単な内容をやること
親が子どもにやらせたい問題集を勝手に買ってきて、子どもに
やらせる方法は、失敗する危険性が高いです。
子どもは基本的に、先の見通しが悪いので、たとえ子どもと一緒に
選んだ問題集でも早々にポイッとするかもしれません。
「ちゃんとやる!」と言っていたとしてもね。
これは、嘘をついているわけではありません。
それ、親の学習サポートが軌道に乗っていないのです。
まず、子どもが親のそばで勉強している場合は、そのプロセスを
しっかりと承認します。
子どもは、承認することなく、ひとりでに、勝手に、自主的に勉強は
しません。
子どもにうまく家庭学習をさせようと思ったら、親の承認が必須です。
小学生の夏休みといえば、、、、宿題がちゃんと進むかどうかが、
ママとしては、大事なところですよね。
実は、夏休みの宿題で、残り組ワースト1は、「作文」「読書感想文」です。
これらの宿題が残るには、ちゃんとしたわけがあります。
もちろん国語の授業でも作文の書き方やはやります。
(読書感想文は、少ないですね)
でも、その授業は、年間にさほど多くはありません。だから、
いざ子どもが家庭で書こうと思っても・・・書けないのです。
ちゃんと「書きかた」があるんですよ。
この時期になると、私のブログの検索キーワード上位に「科学作品展」が
上がります。
この科学作品展に限らず、学外で賞状をもらうものには、かなり親の力が
必要です。
すべての作品の作り方をお伝えできないのですが、その作り方に
迷ったら・・・
●過去の入賞作品をネットで調べて、受賞傾向を調べましょう。(全国)
●図書館で調べたい人は、夏休み前に本を借りてください。
夏休みに入ると一気に貸出されてしまいます。
●入賞するには、きちんとしたやり方があります。
子どもだけの力では、入賞は難しいことなので、学校の先生にも協力を
お願いしましょう。
担任だけではなく、専門教科の先生にお願いできるといいのですが。
そして、最後に。
親の力で入賞させることができるのは、頑張っても小学校の間です。
中学校以上になると、その作品はプロ級です。
それまでに、何度も親子で作品づくりのコツを学びながらやっていくと、
中学校でも入賞するかもしれません。
そうそう!
小学校の間は、これらで入賞しても成績には反映されないと思います。
きっと。
中学校だったら、内申書に書いてはもらえます。
でも、それだけでは高校合格はできません。