やってきましたね、アレが。
ハイ、子どもの悩ましい夏休みが。
私も過去何度も子どもの夏休みを経験していますが「今年は最高にうまく
いった!」という夏休みは1回もありません。
だいたい、ダラダラ・グズグズしてしまうのです。子どもも親もね。
さて、夏休みと言えばお決まりは「家のお手伝い」です。
まずね、基本的に子どもは、ママがやる家事よりも「3倍の時間」を
かけてお手伝いをしてくれます。
そのため親がやった方が時間も早く出来のクオリティも高いです。
ただ、親がいつもやってしまうと、子どもはいつまでたっても家のことが
出来ないわけです。
ここは、「将来への投資」と思ってくださいね。
まず
お手伝いの手順を教えるです。
抽象的に言うと子どもは理解が出来ず、結果的にいい加減な仕事に
なってしまいます。
お皿を洗うならば、洗剤は何滴スポンジにかける、とか洗った後は
どうするとか、すべてプロセスを親が教えてあげてくださいね。
そして、最後は「助かったわ~~」と褒めます。
子どもは「お手伝いはやるべき」という理屈で行動はしません。
「やると褒められる」→「やると嬉しい」→「だからもっとやろう」と
なります。
つまりお手伝い男子、お手伝い女子を育てるためには、親が関わらないと
デキマセン。
「育てる」と言いました。笑
子どもは、ほったらかしでは何もできるようになりません。
これは、「先に親の時間を使うか」はたまた「後々子どもの至らなさを
嘆くか」です。
どちらも親の時間を使いますからね。
先行投資の方が子どもは成長します^^
夏休みの計画を立てているお子さんもいらっしゃることと思います。
そこで毎年でてくるのがお手伝いです。
最近、このネタをいろんな人にお話する機会が多いので今日の記事
にしますね。
お手伝いを子どもにさせる前に
絶対に必要なことは・・・・やり方を教えることです。
私としては当然と思っていたのですが教えていないママが本当に多いです。
それでは、子どもは出来ません。
■お風呂掃除だとしたら
1.水を流す
2.洗剤をかける
※使う洗剤の量を必ず、子どもに見せておきます
3.「何」で「どこを」こするのかを教える
4.シャワーで流す
子どもにもわかりやすいように大切なポイントが【4つ】あります!
と伝えましょう。
そして、最初の1~2回は、大変ですがお子さんがイヤがらなければ
そばで見て、応援しましょう。
そして、
「大人よりウマイ!!!!」
「カッコイイ!!」
とほめましょう。
そこまでやらないと子どもはできるようにはなりません。
そこまでやらないと子どもは次の日もやろうと思いません。
子どもの自立のためには、親の時間を必要とします。
でも、このプロセスなしでは、何事もうまくはなりません。
最初は水もどんどん使うし、汚すし、時間もかかります。
つまり、当然下手なんですよ。
でも、
そこをおつきあいすると・・・
すべてできるようになります。
自立に必要なものは親の【根気】と【時間】です。
自然にはできるようになりません。
さて、夏休みは、一日中家の中が片付かない時期です。
どんどん床が見えなくなってきます^^;
とはいえ、残りの日数をご無事にお過ごしいただくちょっとしたコツを
お伝えしますね。
ご紹介したように、子どもは、片付けが出来なくても困っていません。
じゃあ、どうするか!?
それはですね。子どもが片付け上手になる仕組みを子育てに取り入れていく
といいのです。
じつは、子どもは車と同じで、急に行動を変えることができません。
「子どもは、急に止まれない!」わけです。
だから、ママとしたら、「事前予告」をすることで、子どもの行動に
ポンピングフブレーキをかけてあげます。
急ブレーキをかけても、子どもはちっとも変わりませんよ。
そして、わかりやすくママの気持ちを伝えましょう。
「7時になったら御飯だよ」
(時間を伝える)
「御飯食べたいよね~?」
(片付けの後に待っていることを伝える)
「ねえ、おもちゃをどうしたらいいと思う?」
(子どもに考えさせる)
「ママは、そろそろ片づけてほしいのだけどね」
(ママの気持ちを伝える)
子どもは、いくら怒鳴ってもちっとも変わりません。
逆に、「ママは、いつもうるさい!」と思うだけなんですね。
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全国的に夏休み。
夏休みとなると・・・
母のアタマを悩ませることのひとつが・・・・・
片づけが終わらない
片づけても、すぐに散らかり、一日中イライラモード
ではないでしょうか。
私のクライアントママさんからも
「ホントにウチの子、片づけができないんです~~~」
というお声をよく聞きます。
まず、片づけ ほど、個人によって価値観が違うものはありません。
昔から、お嫁さんが片づけたいと思っても
お姑さんは、出しっぱなしが好きだったり・・・
子ども 大人 に関係なく、個人差・温度差があるのです。
だから、いくらあなたが きれい好き だと言っても
そのあなたから生まれたお子さんが必ずしもきれい好きとは限らず
その辺の いい加減さ を むしろ子どもから学びなさい
と言わんばかりに
チョー 整理下手なお子様と日々バトルを繰り返しながら
適当に折り合いをつける
ココロのワザを身につけていく
のもコソダテかも・・・
あれ?
これじゃ、あきらめろと言っているような記事なのでしきりなおします(汗)
片づけには、温度差があるということだけアタマに入れておいて
あとは「かたづけなさ~~~い!!」と叫ぶのではなく
何を
どう
片づけるのかを子どもに説明しちゃいます。
そして、この方法で、ちゃっかり、やる気にさせていきます。
「きっとダメだよね、と挑発する作戦」です。
もしも、お子さんにヒットしたら、ラッキーですが。
「6時には、ご飯できるから」
(時間の目安を言う)
「そろそろ、一回かたづけようか!!」
(強制しないで誘い をかける)
「捨てる物は、ここに入れて!!」
(できるだけ具体的に言う)
(ゴミ箱やゴミ袋に気づかせる)←子どもって、結構捨て場所を気が
ついていない(汗)
「30分は、かかると思うよ~~~」
(ワザと多めの時間を言う)
「そんな早くは、無理だよね・・・・」
(あきらかに挑発)
とワザとできないだろうと言ってみる
ここで、お子さんが
「1分あったら、できるわ~」
「ちょろいわ~」
「母さん、見てて!!」と
うまくのってくれれば、成功です。
そして、それなりに片づいたら
「え~、もっと時間がかかると思ってたわ~、スゴイなあ~、
ホント驚いたわ~」
とホントに驚いちゃう!
(注1) 子どもが小さい時期に お使いください。
(注2) 中学生でやったら、間違いなくケンカになります。
片づけ対策の反響が大きかったので追加記事です。
まず、「あなたの片づけ観」と「子どもの片づけ観」は、違います。
たとえば、
あなたにとっては、チリひとつない部屋が理想だとしても
お子さんにとったら、出したブロックやトミカを箱に戻したら終わり
と思っていることがよくあります。
それ以外の、ついでに出たおもちゃは、意識されないままで出たまんま
かもしれません。
だから、単に「かたづけなさ~~い」と怒るよりは
「ゴミを10個拾ってね~」
とか
「いらない紙は、ゴミ箱だよ~」
とか
「床におもちゃを置かないでね~」
「足で踏むと痛いからね~」
とか
とにかく具体的がいいのです。
わが家では、最低限 床にものを置かない というレベルで
片づけていたこともあります。
そしてですね・・・ホームセンターで4段ぐらいの棚を買ってきて
その間に、できるだけ重ねないで済むように
おもちゃをしまっていました。
重ねると、出す時もしまうときも大変ですから。
よく使うおもちゃは下の段へパズルは、狭い棚へ入れました。
めったに使わないおもちゃは、最上段です。
これって、キッチンや食器棚の収納と同じです。
そうそう!
どこかでもらった景品やおまけなど親は捨てたいけれど
子どもは捨てたくないものってありませんか?
そんな時には、急に処分をしないで一時保管として、子どもが見ていない間に
こっそりと紙袋に入れておきます。
そして、こっそりと他の場所に移動させちゃいます。
そして、忘れた頃に処分です。
急に「アレがない!!!」といって暴れた時には
「あれ~、こんなところにあったわ・・・・」
とぼけて出します(笑)