小学校になると登下校でのトラブルが多くなってきます。
いつも、特定の子にいじめられているようだ
どうも○○くんは、暴力をふるうらしい
子どもからの話なので、いささかわかりにくいことですが
あまりにも子どもが困っているとき、
あなたはどうしますか?
実は、学校で起きたことのほとんどは先生が処理します。
家庭で起きたことは、親が処理しますよね。
ちょうど、登下校というのは、そのどちらでもない時間帯です。
大人が関与していない時間
しかも、同じ子とずっと毎日関わっている
子どものケンカに親が口出ししてもいいものか?
親に直接言ったほうがいいのか?
子どもにガマンさせた方がいいのか?
このあたりのさじ加減に結構親は戸惑います。
でもね、
あまりにも困った状態が長期間続く時には
担任の先生に、ママが知っている事実
たとえば、
5月以来、家に帰ってよく泣いている
とか
○○くんにこんなことを言われたと子どもが言っている
そんなはっきりとわかる事実だけを先生に伝えておきましょう。
憶測で
昔から○○くんは、よく手を出していた
とか
どうもその子は、学校でも落ち着かない子どものようだ
というような
憶測は言いません。
はっきりとわかっている事実
だけを伝えましょう。
そして、
「ウチの子も悪いことがあるのかもしれませんが・・・」
「学校でもまた様子をみておいてください」
と【お願い口調】でお伝えしておきましょう。
先生が登下校についていくことはなくても
そんな時には、その子は学校でも
なんらかの困った状況がある可能性は高いです。
また、そんな子は、学校ではおりこうさんを装っていて
先生も全く気がついていない場合もあります。
そして、
今、困っていることを先生に伝えておくと
なにかにつけて、意識的に子ども達の様子を観察
してくれる可能性も高いです。
もっと、状況が悪くなったときにも言いやすいし。
小学校6年間は、長いです。
わが子にガマンだけさせるのでは、
解決を遅らせることもあります。
そうそう、お子さんが
「先生には言わないで!」
って言った時には、少し様子をみておきましょう。
それでも改善されない時には
お子さんには内緒で、先生に伝えておきましょう。
当然、先生には
「子どもは、先生には言わないでといっています」
「でも、あまりにも子どもがいつも泣いているので、
私が気になりました。」
「私が先生にお伝えしたことは、子どもには、言わないでください」
こんな感じですかね。
勘がいい先生であれば、あとはうまくやってくださるでしょう。
ちなみに連絡帳には、書かないでくださいね。
当然わが子も、他の子もよく読みますから。
直接先生も顔を見てお話するのが一番いいです。
もしくは、電話でしょう。