抱っこやおんぶ、添い寝、一緒に遊ぶなどは
プラスのふれあいと言います。
そして、
プラスのふれあいの中には
言葉でのアプローチと
体へのアプローチがあります。
抱っこやおんぶは、体へのアプローチなんです。
人は、体に触れられることで
脳は快状態を感じることができます。
快状態になると
脳は快適モードになり、どんどんココロも安定します。
ココロが安定したら、
自然と新しいことにもトライできます。
ココロに余裕ができると、下の子や友達にも
やさしくすることができるわけです。
子育ては、
よく見て、よく触れて、プラスの言葉を伝えます。
それだけで、ぐっと子どもの様子がよくなりますよ。
急がば回れです。
子どもって、昨日までの経験をもとに生きています。
だから、「昨日が暖かければ、今日も同じだろう」と思っています^^
ところで、子どもを病院に連れていき、医者の診察を受けさせることもココロ貯金なんですよ。
「もう、大変!」
「兄弟が順番に風邪をひく」
ということがあります。
私は、これも子どもの自信のおおもとになっていると知ってから、ずいぶん気持ちが変わりました。
子どもの添い寝は、「プラスのふれあい」のひとつです。
だから、子どもがいくつになったから
やめるというものではありません。
抱っこやおんぶと同じで
子どもがほしがるだけ、ほしがる年齢まで
してあげてください。
子育て法によっては、
それはいけないと書いてあるものもありますが、
心理学の交流分析の立場で言うと
男女関係なく
抱っこもおんぶも添い寝もOKです。
子どもが「もう!いらない」というまでOKです。
特に9つまでは「つ」がつく年頃なので
子どもを「包んで」育ててあげてください。
9つの「つ」は、「包む」の「つ」です。
5つ、6つ、7つ、8つ、9つ
までは、子どもを包んで育てます。
見放したり、放っておいてはいけません。
「甘え」の経験をたくさんした子どもは
他の人にやさしくなります。
愛情のおすそ分けです。
わたしもね、
早く子どもだけで寝てくれないかな・・・
とず~と考えていました。
だって、夜勉強時間が取れないからです。
子どもといっしょに寝たことは、100万回(笑)あります。
一度に子ども一人で寝始めるわけではなく、
だんだん、その日が増えていき、
時には「お母さんはいつ寝るの?」と声をかけてきていました。
そんな時は、添い寝をしましたよ。
子育ては、
こちらから手放しにしない方がよいのです。
お産と同じで、無理に早めることはできません。
しっかりとママに甘える経験をした子どもは
外で強く、優しい子どものなりますよ。
10才過ぎてから、安心できる状態になります。
ご安心ください。