「そんなことやって…

言うこと聞かないと

 しんちゃんは、小さいころから、ママになにかと、言われてきた言葉があります。
「早く寝ないと、お化けが来るよ」
「早くしないと、お化けが現れるよ」
「早く食べないと、鬼がやってくるよ」
「そんなことやっていると、怖い人がやってくるよ」
 ふだんから、しんちゃんは、動きがモタモタしてゆっくりしているので、ママはじれったいのでしょう。
そして、ママがしんちゃんを早く動かしたいので、いろいろ考えた結果なのでしょうか。
そういう時には、しんちゃんが、嫌がったり怖がったりするものを、登場させるのです。

 

お化けがいると思ったのは

しんちゃんは、お話を聞くのが好きで、小さいころから、絵本の読み聞かせが大好きだったのです。
鬼が登場する昔話で、鬼が登場するときには、鬼がやっつけられるところを際立たせるために、鬼の怖さを迫真の演技をします。
その声色はさぞかししんちゃんにはびっくりし怖かったことでしょう。
その度に、しんちゃんは泣き出してしまっていたほどでした。
しんちゃんはヒーロー戦隊もののテレビも好きです。
そのときの悪役をやっつけて、格好いい気分に浸ることも多いです。
夢と現実の区別がつかない年ごろでもあります。

 

ママのお化け

ママが声色で、怖いように振舞えば、そのように思いこんでしまいます。
「おーおーおー、食べちゃうぞぉー」
「悪い子はいないかぁ、見つけて食べるぞ」
それだけで、恐れおののいて、布団にもぐります。
ママも面白がって、何度も何度もします・
「ママの言うことを聞かない悪い子はいないかぁ」

 

暗がりが怖い

 また、暗い夜道を、ママより先にどんどん歩いて行ってしまっていた時のことです。
ママは、ママのそばを離れてどんどん歩いて行ってしまうしんちゃんを近くで歩かせるために、言ったのでした。
「あっ、あそこに、怖いお化けがいるよ」
「ママと一緒にいないと、お化けが襲ってくるよ」
暗がりには、何かがいるように見えたり、柳などの木々が風で揺らぐだけでも、不気味な感じです。
だから、「お化け」で理由づけされると、まさに、「お化け」がいるように見えてしまいます。
鬼太郎や妖怪ウヲッチなどのキャラクターのお化けなら、親しみがあるのかもしれませんが、暗闇=お化けであったり、夜=お化けであったりするのです。
「あっ、あそこ」
と、ママが暗闇で声を出すだけで、しんちゃんが、ママにしがみついてきます。

 

家の中でも怖い

 もちろん、家でも、夜になると、困ったことになります。
 明るい部屋から、暗い廊下に出るのも、一人ではできません。
もちろん、トイレも明かりがついていても、一人で行くことができません。
「そばにいてね。ママ」
「どこにも行かないでね」
「トイレの扉を開けていて、ぜったいに見えるところにいてね」
また、寝るときも、部屋の明かりを消して寝ることどころか、一人になってしまうと無理です。
「しんちゃんも大きくなったんだから、一人で寝るようになるといいんだけどね」
「だって、お化け来たら、怖いもん」
「鬼が来て、ボク、食べられたら嫌だもん」
ママの都合で、言ってきたことが、裏目に出ているようです。
もう、一人ぼっちでいることが不安で仕方ありません。
一人で留守番も、一人で買い物も怖くてできなくなってしまいました。

 

「鬼」「お化け」で言うこと聞くのか

大好きなママが言っていることだから
「お化け」や「鬼」は現実にいるんでしょうか。
「幽霊」はいるという人がいるかもしれませんね。
ママが言うと、子どもにとっては、100%疑いなく信じます。
テレビの世界を現実と区別がつかない年ごろでもあるのですから。
大好きなママが話す内容に嘘があるなんて思うわけがありません。
ママが
「お化けがいるよ」
「鬼がやってくるよ」
と言えば、そう信じ込んでしまうのです。
不安を駆り立てて、できることをできなくしていることになります。

 

「鬼」「お化け」で言うこと聞くのか

 「鬼」や「お化け」を登場させると、子どもは言うことを聞くのでしょうか。
 「夜道は危ないから、一緒に歩こう」
は、すぐに聞けるでしょう。
 しかし、早く寝るとか、言うことを聞くことは、どうでしょうか。
 かえって面倒くさいことにはなりませんか。
 子どもは、お化けに怯えて、興奮状態になり、添い寝していても、泣きじゃくったり、夜泣きしたりして、いつもより寝る時間が遅くなるでしょう。
 言うことを聞くかどうかについても、その場については言うことを聞くかもしれません。
 しかし、なぜそのことを聞くといいのかを、学習できていませんので、残念ながら、単発的にママのその時の言うことが聞けるだけでしょう。
 

ある意味「脅迫」

 「言うこと聞かないと、お化けが出るぞ」
 子どもは、ママがお化けを呼び出すスキルを持っているとは思いません。
 では、ここから、子どもが、身に付けることはどういうことでしょうか。
 人が言っていることを言うことを聞かないと、自分の身が危ないという危機管理を学びます。
それは、学ぶ危機管理としてはいいのでしょうが、いつもまわりの顔色をうかがいながら、慎重に過ごしていく子どもになっていくのでしょう。
それを、ママから強いられるのです。
幼い時期に徹底的にその気持ちを植え付けられます。
ある意味「脅迫」になっていませんか。
ママが意識していないだけに、ママがある悪気がないだけに、子育てを振り返ることはありません。

 

ココロ貯金でいうと

精神的な「脅迫」は、からだにも支障があります。
つまり、ココロ貯金のダダ洩れ状態を貯金箱の底に作り出しているのです。
早く空いている部分を補修しないといけません。
ためてもためても、もれていいます。
新しいことを始めるのに、一人でやることが不安で仕方ありません。
かといって、誰かに頼ってやっていくことも難しいようです。
救いは、ママのことが大好きなことです。
そこを、使いましょう。
少しでも、貯金箱の底の穴を防ぐにはどうするか。
我が子を、見えないもので、脅迫しないことです。
見えないものほど恐怖をわき起こすものはありませんし、見えないだけに、いろいろ発展していきます。
「〇〇しないと、お化けが来るよ」
と、駆け引きしないことです。
それでも、マイナスのものはマイナス状態です。

 

子どもへの注文の仕方

 それでは、お化けや鬼にたよらずに、子どもに何かをやってもらったり、ママの言うことを聞いてもらったりするにはどうしたらいいでしょうか。
 それは、期待しないI(アイ)メッセージです。
「ママは、今から寝てくれるとうれしいなぁ」
「ママは、一緒に歌いながら歩いてくれると楽しいんだけどなぁ」
「ママは、お部屋を片付けてくれると嬉しいな。ヨーイドンで、一緒に、競争して片付けようか」
 こうやって、ほかの何かのせいにしたり、ほかの何かの権威にたよらずに、自分自身の気持ちから、子どもを一人の個性として、たのんでみましょう。
 お子さんに親が頼むという行為は、子どもより低い立場になっている気がして、プライドが許さない方があるかもしれません。
しかし、それは違います。
 親であっても、目上の人であるだけに、子どもは、自分が大事にされていることを自覚するのです。
 また、自分がこれから生きていく上での大事なこと「まわりの人にたよる」ことを学んでいきます。
 親の姿をまじかで感じながら、自分のまわりとのかかわり方を知っていくんですね。
それにしても、お化けや鬼に頼ることの弊害は結構大きくなる前まで続きます。
気を付けましょう。

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不登校の子を持つ子…

学校に乗り込む

「うちのゆうが行けなくなったのは、学校のせいだ」
「だいたい、うちのゆうが休んでいても、何の心配もしていない」
「学校が嫌だとゆうは言っているから、学校にいけない原因があるんだ」
「きっと、学校でいじめられているのに違いない」
 1ヵ月も学校に行けていないゆうくんが、ママとして考えることをいろいろしてみましたが、何の効果もなくて、もうどうしていいかわからずにいます。
 ゆうくんママは、自分でやれるだけのことはしたと思っています。
 もう、ゆうくんママが思いつくことはなくなっていまいました。
 そこで、ママはゆう君に聞いたのです。
 「なんで、学校行かないの?」
 「・・・」
 「学校で嫌なことあるんでしょ」
 「・・・」
 「何が嫌なの?」
 「・・・」
 「勉強?」
 「・・・」
 「先生?」
 「・・・」
 「友達?」
 「・・・」
 「学校でいじめられているの?」
 「うるさい」
 そう言って、ゆう君は、泣き出してしまいました。
 <やっぱり、私の思った通りだったわ。>
<ゆうは、学校でいじめられていて、それが原因で学校に行けなくなったんだ>
<学校でのいじめが原因だから、いじめの話をしたときに、「うるさい」と言って急に泣き出したんだわ>

ゆうが不登校になった原因は

 「ゆうをいじめている子に謝ってもらうからね」
 「そして、いじめがあっても知らないふりをしている担任の先生にも文句を言ってくるからね」
 そう言って、ゆう君ママは学校に向かうのでした。
 ゆう君は、ママに何か言いたげに握りこぶしを固く作り、じっと目を開いたままうつむいています。
 「ピンポーン」
 「5年生のゆうの母親ですが、担任の先生に言いたいことがあるので会わせてください」
 その時間にいた事務官が玄関まで出てきました。
 「担任の先生に話があるっていったじゃない。担任の先生はどうしてここに来ないの」
 「今、授業をしていまして教室にいるんです」
 「うちのゆうのこと、少しも、心配してないんでしょ」
 「私が、わざわざ学校に来ているというのに、それだけゆうのこと軽く考えているんでしょ」
 「ゆうは、学校でいじめられているんですよ」
「いじめがあることも学校は隠すのですか」
 「まずは、教頭がお話をお聞きしますので、お入り願います」
 「もういい、そんなつもりなら、教育委員会に訴えるから」
 そう怒りを露わにして、ゆう君ママは家に戻りました。

 

相談できる人がまわりにいない

 ゆう君ママは、まわりに相談できる人が、いないのです。
パパは、
「ゆうのことは、おまえに任せているから」と言って、全部任せきり。
たまに、
「パパからも、ゆうに何とか言ってやってよ。私、ゆうが学校に行かないのを見ていると、一日中イライラして、泣きたくなるし、死にたくなる」
それを聞くと、パパも何とかしないと思います。そして、
「ゆう!おまえ、なぜ学校に行かんのか。ママも困っているぞ。ママはお前を見るたびに、死にたくなるほど苦しいと言ってるんだ」
「なぜ、お前が学校行かない理由で、パパが、ママに叱られんといかんのか」
「ゆう、全部お前のせいだ」
全然です。
実家の母に相談すると、
「あなたが、甘く育ててきたツケだ」
と、これまでの子育てを責められます。
同じマンションに住むママ友には、相談しにくい部分があります。
同じ学年の子を持つママ友が気をつかって、うちの家まで、何度も迎えに来てくれていました。
最初は、何度か一緒に登校したことがありました。
ところが、途中から、「行きたくない」が続き、ママ友の同級生に待ってもらっている間に、遅刻しそうになることが何度もあり、遠慮して、「もう迎えに来なくていいから。遅刻すると先生に叱られるでしょ」って、ママ友の善意を断ってしまったのです。
その後も、ママ友が心配して声をかけると、ゆう君の現在の様子に責任を感じて、「大丈夫」って、心にもないことを言ってしまう。
次第に、ママ友がチラッと見えたら、それを避けて遠回りをするようになってしまったのです。
結局、誰にも相談することができない自分となってしまっています。

 

いろいろな解決できる問題点

一つ一つのゆうママの言葉や態度に、問題を感じられることでしょう。
今回は、ゆう君のために、「学校とどのように付き合うか」について書きます。学校との付き合い方
肝心なことは、学校を敵にしないことです。
味方になるようにすることです。
その中で、学校にしてほしいことを要望として主張するのです。
これはクレーマーではありません。
学校と協力して、ゆう君が登校に向かうように、公的にアシストする義務があると考え、ママの負担を学校に「おすそ分け」すると思えばいいのです。
ママが自分だけで負担すると思わないことです。
ママとしては、ゆう君が他の子と同じように、学校に行ってほしいという願いはあるでしょう。
しかし、ママがあがけばあがくほど、深い闇にはまっていくのは、前述のストーリーのとおりです。
ゆうママが、学校に話に行くという「クレーム」の態度が、ゆう君の先にマイナスになります。
じゃあ、どのように学校と付き合っていくのがよいのでしょうか。
 その一般的な方法を、順に説明していきます。
 まず、自分の子どもの情報収集をします。不登校の場合には、情報収集が困難な場合が多いです。
 ママとの関係がよい場合には、ママから誘導質問をせずに、じっくり話すことを聞くことで、情報取集ができるでしょう。
 決して、ママの想像で誘導しないでくださいね。
 「学校で嫌なことがあるの」
とか
 「学校でいじめられているの」
とか聞けば、
自分で学校にいけない理由を説明できないゆう君はママの選択肢で近そうな理由で「うん」といったり、ママの理解してくれない不満で泣き出してしまうこともあるでしょう。
誘導しないことです。
ゆう君の気持ちを、ゆう君に応じて待ってきいてあげることです。
話せるときに話せるだけでいいのです。
催促しないことです。
ママがココロ貯金を貯めると、ゆう君のココロ貯金もたまって、話せるようになります。
 不登校のゆう君が、ママに気持ちが話せるような関係になっていないことなどで情報が集まらない時でも、学校で相談することができます。
 つまり、「学校に話に行く」のではなく、「学校に相談に行く」では、解決の方向も変わってくるのです。
 「話に行く」というスタンスでは、学校からは、ママクレーマーがやってきたということで、その場しのぎの対応になることが多いです。
「相談に行く」であれば、学校が気にかけながら、継続的に卒業まで責任をもって、お付き合いしていくことができます。
情報収集できていなくてもいいのです。
学校に相談するというスタンスであれば情報がなくても大丈夫なのです。

学校への相談の仕方

ゆう君の情報がなくてもいいのです。
まず、学校に電話します。
時間は、授業時間を気にせずに、自分の気分よく話が出きる時間がいいでしょう。
つまり、学校の先生の勤務時間帯の8時15分ごろから、16時40分ごろまでの時間であれば、ママの都合でいつでもいいのです。
次に、誰に相談するといいのか、ということです
小学校でも、中学校でも、相談できるのは、教頭先生でしょう。中学校では、学年主任の先生が教頭先生の前に面談のアポを取るとよいでしょう
「〇年〇組の松本裕の母ですが、教頭先生にうちの子どもの不登校について、ご相談があるのですが、代わっていただけますか」
いらっしゃらいときには、後程おかけすると話して、電話を切ります。
たいていの場合は、この電話で、次の電話までの間に、教頭先生は、学級担任などからゆう君の情報収集をしています。
もし、情報収集していなくても、「教頭先生に、お会いして相談がしたい」と言えば、
さらに学校での情報収集をしておいてくれます。
さらに、教頭先生から、どの担当者が一番的確にアドバイスできるのか調べておいてくれるはずです。
教頭先生に電話連絡が取れたら、
「学校に伺って、子どもについて相談したいのですが、お忙しいと思いますが、いつなら時間をとっていただけますか」
と相談の日程を決めてしまいましょう。
そして、面談日をむかえます。

 

面談日では

教頭先生だけでなく、学級担任も同席してくれることもあります。
ここでは、教頭先生の質問に従って話せましょう。
毎日のゆう君の様子や大変さを話すとよいでしょう。
ママの大変さや苦しさを話しましょう。
何か解決方法に向かうことを考えずに、思っていることは
「・・・と思いう」
とか
想像であれば、
「私が想像するのに、・・・」
と言いながら、話すと、
ママの考え方や子どもとの関係も察してもらえます。
普段から思っている気持ちを話せばいいのです。
学校への要望や不満についても、教頭先生の誘導に従って、話せばいいです。
誘導に従えば、言わされたわけですので。クレーマーとはなりません。
うちの子どもを一緒に考えてくださいという気持ちを根底に持っていれば、
「次にも相談に来ていいですか」
という言葉もいいやすでしょう。
きっと次回は、教頭先生だけでなく、スクールカウンセラーや公的な施設のカウンセラーを紹介してもらえるでしょう。

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不登校の子どもを育…

こうちゃん!朝だよ

「こうちゃん、起きてる?」

「・・・・」

「こうちゃん、朝だよ」

そういって、こうちゃんママは部屋に入り、ベッドまで近づきます。

「まだ、ふとんかぶってるの」

と言って、いつものように、ふとんを強引にはがそうとします。

 こうちゃんは、ふとんをはがされないように必死にふとんにしがみついてもぐっています。すごい力です。

こうちゃんは、からだが弱いというより、自分の好きな時に食事をとり、コーラやお菓子などの間食も多いため、大きなからだに成長しています。

ただ、運動をする機会がないので、筋肉質ではありません。それでもママの力と比べても引けは取りません。
ましてや、負けるわけはいかないのです。
学校に行かなくちゃいけないというより、ママの言うことを聞けないというより、目の前の自分の気持ちに反することに精一杯の抵抗でしょう。

 

ウザイ!あっち行け!

  ママは、あきらめます。

抵抗するかけ布団を離します。

そして、言葉で説得しようとします。

「いつになったら、学校に行くの」

「・・・」

「ゆうべ、明日は学校に行くって言ってたじゃない」

「うるさい」

「はやく着替えて学校に行く用意しなさい」

「ウザイ!」

「ママは知らないからね」

「出てけ!」

「自分で学校に電話しとくんだよ」

 

大好きだったこうちゃんをこんなにしたのは

こうして、ママはこうちゃんを気にかけながら、家事を続けます。

もちろん、こうちゃんが学校に自分で電話をかけるわけはありません。そんなことはわかっています。

 ママは、考えます。

(いつになったら、こうちゃんは学校に行くようになるのだろう)

(私の育て方が悪かったのだろうか)

(何が原因で、学校にいかないんだろう)

(学校でのトラブルがあってそれが原因に違いない。)

そう思いたい。だって、学校が休みの日は、ふつうに朝起きるし、一緒に買い物行くって誘うと、一緒に来て外出するのは嫌がっていないから。そして、小さいころあんなにやさしくてママ思いだったので、今、私が話しかけても、出てけとかうざいとかいうんだもの。

 学校で嫌なことがあるのに違いない。

 原因は、友達かなあ。学校でいじめられているんじゃあないのかなあ。

 そのあたりの真偽を学校の先生にきいてやろう。

決して、学校だけのが原因ではありません。

いろいろなことが重なってこうなっているのです。

一つ原因を探ってそれが解決の方向に向かっても、すぐには好転できるとは限りません。

休んでいるうちに行けない理由が増え複雑化しているのですから。

行けない理由を本人に聞いてみると、聞いた内容に少しは関わっているんで、「そう」と理由を答えてしまうことも多いです。

だから、肝心なのは、本人の心の状態とともに、それにかかわっているママの心の状態を穏やかにすることから始めましょう。

 

不登校傾向の子どもを何か働きかける前にママがすること

 

 はっきり言います。

 目の前にいる不登校傾向の子どもにかかわりすぎると子どもの変化が逆効果となります。

 気にはするけど、子どもの成長を信じてそれに任せることです。

 不登校傾向の子どもに、あれこれ言ったりやったり、強引に動かそうとすると、強硬に反発し、力を発揮した人に対して、心の傷を負うことが多いです。

 決して、その人が心配してくれているとは、すぐには思わないのです。

 子どもは、感覚的に、その人を嫌な人とか、自分の敵だとさえ思うのです。

 子育て心理学協会では、ママ自身のココロを変えることをお勧めしています。

 

働きかけることはいっぱいあるけど

 

 アプローチの仕方は一つではありません。

 いくつもありますし、子ども一人一人の個性や特性によっても、対応の仕方や反応も違ってきます。

 だからこそ、試行錯誤で、あれこれ試す方法も考えられるわけですが、子どもは実験道具でもありません。

 しかも、その実験の一つが子どもの心に致命的な打撃を与えてしまったとしたら、取返しようがないわけです。

 他人は、子どもであっても、考え方や行動を変えにくいものです。

 ただし、子どもは、小さいころからのママとの信頼関係により、大きく影響を受けてはいます。

 だからこそ、かわいい我が子に、とやかく言いたいし、こうなってほしいという願いに向かって、苦労も惜しまず、自分のできることを思いっきりぶつけてしまうのでしょう。

不登校傾向の子どもをもつママにありがちなのは、ママと子どもの関係が、いったん、こじれるとどこまでもこじれていくのです。

ママの子どもに対するイライラは、当初の我が子へのほかの子と同じように学校に行ってほしいという願いから、

「なぜ私の言うことが聞けないの、聞いてくれないの」

 というママ自身を責めることがもとになっています。

 

ママ自身の気持ちをコントロールすることから

 

 そんなとき、ママはどうすればいいのでしょうか。

子育て心理学では、ママ自身の気持ちをコントールする方法をお教えしています。

それは、ママ自身がもっているママのココロ貯金を貯めることです。

ママのココロ貯金がたまることで、我が子へに余裕をもって接することができます。

あたたかい言葉をかけることができます。

そして、ママのココロ貯金がたまり始めると、我が子のココロ貯金もたまっていくようになります。

その中で、お子さんの様子も変化して、登校意欲もうまれることもあります。

どちらにしても、ママができることは、自分自身のココロ貯金をためることです。

ココロ貯金をもらさないことです。

子どもの布団を強硬にひっぱがしたり、子どもが一番触れられたくない約束を持ち出してそれをたてに脅迫したり(子どもはそうとらえる)することは、

子どもの心の反発を生み出し、そのことで、ママのココロ貯金もお子さんのココロ貯金も一気にダダもれということになります。

 

北風と太陽

イソップ童話に「北風と太陽」というお話があります。

北風と太陽のどちらが強いか力比べに、目の前にいた旅人のコートを脱がせた方が勝ちというものでした。

北風は強い風を吹かせます。すると、旅人は冷たく強い風に、寒さに耐えようと、余計にコートを強く着込んでしまいます。次の太陽は、ポカポカ暖かく優しい日差しを旅人に照らします。

すると、旅人は、身も心も気持ちよく温かくなって、コートを脱いだのです。

ちょうど、子どもは、このお話の旅人で、ママは北風でなく太陽になってもらいたいのです。

北風ママが太陽ママになるには、ママ自身がココロ貯金をためることです。

自分からまわりの見え方をコントロールすることで、まわりへの働き方が変わてくるのです。

 行動を変えるには、心の持ち方を変えることなのです。

 

好転した笑顔ママの体験談

 あるママの経験談です。

子育て心理学のココロ貯金を知って、子どもより、まず自分のココロ貯金を貯めることに心がけました。

すると、みるみる子どもの行動が好転してきたのです。

私がココロ貯金を貯めていった結果、

今まで気になりすぎていた子どものことが強く気にならずに過ごせるようになりました。

「いつになったら、学校に行くの!」

「学校に行けるような気持になったら行ってね。門まででも一緒に行くからね」

と言えるようになりました。

朝なかなか起きなかった我が子が、自分で朝起きてきて(もちろん学校の始業時間は過ぎてはいますが)、「おはよう」というようになりました。

こんなときは、

「こうちゃん、おはよう。ゆっくり眠れた?今朝は何食べる?」

と聞ける余裕が出てきました。

強硬策で子どもにガミガミ対決していた自分が、おだやかに我が子に接するようになっている自分の変化にびっくりします。

子ども「ママ、最近優しくなったね。」と言います。

 

登校刺激を与えないとは?

登校刺激を与えないという親や学校の立場があります。

登校刺激を与えないとは、何もせずに、自分を何も変えずに、手出しをしないことではありません。

登校刺激を与えるとか与えないという以前に、

大事なのは、その子どもに接するまわりの大人が、子どもの個性や特性をふまえ、自らの成長を信じてあげることが必要です。

その中で、登校することがその子にとって必要であれば促す方法をスモールステップで接していくとよいでしょう。

決して我が子のことが気にならなかったわけではありません。

いつも気にはしていました。

その気のかけ方が変わったのです。

はたからは、子どもに関わりすぎないママになったように見えています。

ママのココロ貯金のため方とたまったうえでの子どもへの接し方のノウハウについては後の項でお伝えしていきます。

 

学校の先生にうまく相談する方法

学校の先生に相談する方法

学校の先生にうまく相談する方法にも、コツがあります。これは、自分の思っていることを話すというクレームに近くなると、学校の協力も得にくいものです。

お子さんもクレームを言うママを辟易として、ママから気持ちが離れていくことも多いようです。

逆効果ですね。

そのためにも、「学校に話す」ではなく「学校と相談し協力を乞う」という立場で進めるとよいでしょう。

いつ

だれに

どのように

何を

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勉強しなかった息子…

●息子が「大学に行きたい!」と言い出しました!

 

こんにちは、東ちひろです。

 

今日ご紹介するのは、お子さんが中学生のころに子育て心理学を受講してくださったママさんとの会話です。

 

今では、このお子さんは鍼灸の専門学校2年生です^^

 

私は、このお子さんは「やるときはやる子ですから!!」と強くママにお伝えしました。

 

なぜ、そんなことが言えたのかというと・・・

このお子さんは、学校への反発があるため、学校を行き渋ったり、反抗したりしている。

 

でも、お母さんの雰囲気からして、この子は「やる時はやる子」と見ました。

つまり、今は「やる時」ではないけれど、その能力は十分にお持ちの子とみたわけです。

■高校2年生男の子ママ

東「最近、お子さんの様子いかがですか?」

Aさん「先生!聞いてくださいよ。あの息子がなんと!「大学に行く!」っていうんです!。中学校だってまともに行けそうになかったのに!

東「え~@@、すばらしいじゃないですか!!!」

Aさん「もう私もびっくりです!最近は塾にも行くようになってホント驚きです」

東「ということは、学校も喜んで行っているんでしょうね~」

Aさん「はい、おかげさまで♡」

東「でしょうね。そうなると友達関係によくなって、子どもの全部がよくなるんですよね」

Aさん、「そうんです。今では私に代わって穴が開いた靴下を縫うようになったんです」

東「え~、それ変化ありすぎです」

Aさん「そうなんです~、でもね、一番変わったのは子どもではなくて私でした!

 

このお子さんは中学生の時にかなりのおやんちゃ状態でした。

それが!

Aさんが子育て心理学講座を受けたあと、どんどんお子さんがよくなったんです。

 

これはね、親が「大学は行かないといけません」と言ったから、息子さんが「大学に行きたい」と言ったわけではないんです。

 

 

Aさんは、反抗期の子どもにあわせたココロ貯金をセッセと貯めたんです

 

たとえ、子どもが高校生になってもココロ貯金を貯めていくと大きく変わってくるんです。

ココロが安定してくると、本来子どもがもっている能力を発揮するようになります。

こちらのママが取り入れたことの1つは・・・

子どもの話を「味方になって聴く」です。

 

とかく親は子どもの至らない点を修正させたいと思います。

 

「勉強しなさい」

「部活は休まない!」

「ゲームやりすぎない!」

 

と言いたくなります。

 

でもね、いくら親が怒鳴っても子どもの気持ちが不安定なままでは、ダメなんです。

そのうち、「オカンウザイ」になります。

 

ぬかるみの地面の上にいい家は建ちません

 

まずは、ココロの土台を固くする必要があるんですね。

 

そのココロの土台を強固にする1つの方法が子どもの話を味方になって聴くです。

 

高校生になっても「自分の話を聴いてほしい」と思う気持ちはまったく変わりがないんです。

 

特にエネルギーいっぱいの子どもは承認欲求が高く、その欲求が満たされないと荒れてくるのです。

 

「なんで攻撃」を撲滅しました

 

じつは、Aさんは、講座を受ける前はつい子どもを責めて

 

「なんで、勉強しないの!」

「なんで、いい加減なの!」

と「なんで攻撃」が多かったんです。

 

するとますます子どもが荒れてきたとのこと。

このままでは、「子どもをダメにしてしまう・・・」と思ったAさんは、子育て心理学講座に参加してこんなことをやりました。

 

子どもの味方になって、言い分を否定しないで聴くようにしたら・・

 

子どものココロがぐっと安定してきたんですね。

つい大人は自分の意見を言いたくなって、ガミガミ口調になりがちです。

でも、Aさんは、ただひたすら「ふんふん」「へー」「そうなんやね」と聴いたんです。

 

すると!

 

・親と会話ができるようになる

・「大学に行きたい」と言う

・塾に行き出す

・学校でも機嫌よくもめずに過ごす

・破れた靴下のほころびを縫う 

 

子どもの全部がよくなるんです。

 

こうなると母は、「子どもがかわいい」と感じます。

荒れた子が自分の靴下のほころびを縫うなんて、情緒が安定してきている証拠です^^

 
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ココロ貯金®︎【入…

松幸均実インストラクターの講座
講座名:ココロ貯金®︎【入門講座】オンライン
講師名:松幸均実

 

講座の

主な内容

・ココロ貯金とは?
・話の聴き方とは?
・イライラ感情・不安感情との上手なつき合い方とは? 

場 所

自宅パソコン(ZOOM)
※ZOOMのインストールサポートいたします

開催日

3月13日(水) 21時30分~23時00分
3月20日(水) 21時30分~23時00分

受講料 12,960円(税込) 
定 員

2名(1名より開催)

お申込み こちら
ブログ 松幸均実 ブログ

 

◇◆◇ 怒りすぎてしまうママ・忙しいママを 子育て迷子にさせません! ◇◆◇

こんにちは、横浜在住の松幸均実です(^-^)

インストラクターとして 「子育て心理学のオンライン講座」
カウンセラーとして 小学生までのお子様をお持ちの方に「子育て相談」をしています。

私は、夫と中学生の息子の3人家族。
結婚15年で8回の転居を経験した、転勤族の妻です(^-^)

私が最初に子育てに困ったのは幼稚園の頃。

夫の転勤が決まり、関東から関西の幼稚園へ転園した子どもは、
新しい幼稚園になじむのにとても苦労していました。

それまで、土曜、日曜も「幼稚園に行きたい!」と言い、
夏休みになると「休みが長すぎる」と文句を言うくらい幼稚園やお友達が大好きだった子は
転園後に、それまで見られなかった「おねしょ」を頻繁にするようになったり、
「指しゃぶり」をするようになりました。


また「自分はダメな子」と言うようになりました。

夫の転勤とはいえ、私は、幼い子供の環境を変えることへ罪悪感を感じました。
そして、なんとか元の息子に戻したいと思い、100冊以上の育児書を読み漁ったり、
有名な子育て関係のセミナーに出席しました。

必死でした。

でも、いろいろ学ぶことで、育児や発達の知識は増えましたが、
目の前の息子はあまり変化しませんでした。

幸い、息子の様子は時間とともに落ち着いてゆき、
その後転校した小学校では仲の良い友達もでき、学校生活を楽しんでいました。

しかし、その後の転校でまた息子の苦労がはじまりました。
「学校が楽しくない」「学校に行きたくない…」。

友だちづくりがうまくいかず、家での言動も荒れてきて笑顔も口数も減ってゆきました。
「学校でのストレスを家で発散しいるんだ」
受け止めなきゃいけない・・・心ではわかっていても、
乱暴は言葉で反抗してくる息子を、乱暴な言葉で押さえようとする自分がいました。

「このまま、思春期に入ったらどうしよう」
その時の私は、恐怖感さえ感じていました。

自分がどうすれば子どもを良い方向へ導けるのか
全く見当がつかず、子育ての迷子になっていました。

当時、何年か東ちひろ先生の書籍やメルマガを読んでいた私は、
思い切って「子育て電話相談」で直接ちひろ先生に相談してみました。

ちょうど、息子が3年生の夏休み直前のことです。

夏休みで息子と関わる時間が長かったこともあり、

その時ちひろ先生からアドバイスされた 2つ、3つ のことを丁寧に取り組んでみました。

すると、息子が変わりました。
元の優しい子にもどり、笑顔も口数も増え、表情も穏やかになったのです!

私が行動を変えれば、子どもはそれに反応してくれる!
学校でのトラブルも家でフォローできることがある!

それを知った私は子育てがとても楽になったのです。

具体的で即効性のあるココロ貯金Ⓡをもっと深く知りたいと思った私は、
子育て心理学講座を受講し、本格的に勉強を始めました。
そして、

2015年 子育て心理学インストラクター(東京0期)資格

2017年 子育て心理学カウンセラー(0期)資格

を取得しました。

 

子育ての悩みは、子どもの成長とともに変化していきます。
今の私も、子育ての悩みは「ゼロ」ではありません。

でも、「悩み」はあっても「迷い」はほとんどありません。

ココロ貯金Ⓡを学んで、子どもの心に寄り添う具体的な方法を知っているからです。

子育て心理学協会のココロ貯金Ⓡメソッドは、お子さんのやる気と自信を引き出し、
ママのガミガミやイライラを減らし、なによりも具体的であることが特徴です。

私は特に、怒りすぎてしまうママ・忙しいママに、
子育てで「今から使える」お子さんへの関わり方をお伝えしたいと思っています。

また自分の経験から「転勤・転居が多いご家族」そして
「学校が苦手」などの悩みを抱えるお子さまのママにも、
寄り添っていけたら と思っています。

子育ての悩みが楽しさに変わり、愛情がどんどん湧いてくる ココロ貯金®。

一緒に始めませんか!!

今でも時々「鬼ママ」と言われることがある

子育て心理学カウンセラー/インストラクター

       松幸均実(まつゆきひとみ)

 
 

ココロ貯金®︎【入…

松幸均実インストラクターの講座
講座名:ココロ貯金®︎【入門講座】オンライン
講師名:松幸均実

 

講座の

主な内容

・ココロ貯金とは?
・話の聴き方とは?
・イライラ感情・不安感情との上手なつき合い方とは? 

場 所

自宅パソコン(ZOOM)
※ZOOMのインストールサポートいたします

開催日

2月28日(木) 10時00分~11時30分
3月   7日(木) 10時00分~11時30分

受講料 12,960円(税込) 
定 員

2名(1名より開催)

お申込み こちら
ブログ 松幸均実 ブログ

 

◇◆◇ 怒りすぎてしまうママ・忙しいママを 子育て迷子にさせません! ◇◆◇

こんにちは、横浜在住の松幸均実です(^-^)

インストラクターとして 「子育て心理学のオンライン講座」
カウンセラーとして 小学生までのお子様をお持ちの方に「子育て相談」をしています。

私は、夫と中学生の息子の3人家族。
結婚15年で8回の転居を経験した、転勤族の妻です(^-^)

私が最初に子育てに困ったのは幼稚園の頃。

夫の転勤が決まり、関東から関西の幼稚園へ転園した子どもは、
新しい幼稚園になじむのにとても苦労していました。

それまで、土曜、日曜も「幼稚園に行きたい!」と言い、
夏休みになると「休みが長すぎる」と文句を言うくらい幼稚園やお友達が大好きだった子は
転園後に、それまで見られなかった「おねしょ」を頻繁にするようになったり、
「指しゃぶり」をするようになりました。


また「自分はダメな子」と言うようになりました。

夫の転勤とはいえ、私は、幼い子供の環境を変えることへ罪悪感を感じました。
そして、なんとか元の息子に戻したいと思い、100冊以上の育児書を読み漁ったり、
有名な子育て関係のセミナーに出席しました。

必死でした。

でも、いろいろ学ぶことで、育児や発達の知識は増えましたが、
目の前の息子はあまり変化しませんでした。

幸い、息子の様子は時間とともに落ち着いてゆき、
その後転校した小学校では仲の良い友達もでき、学校生活を楽しんでいました。

しかし、その後の転校でまた息子の苦労がはじまりました。
「学校が楽しくない」「学校に行きたくない…」。

友だちづくりがうまくいかず、家での言動も荒れてきて笑顔も口数も減ってゆきました。
「学校でのストレスを家で発散しいるんだ」
受け止めなきゃいけない・・・心ではわかっていても、
乱暴は言葉で反抗してくる息子を、乱暴な言葉で押さえようとする自分がいました。

「このまま、思春期に入ったらどうしよう」
その時の私は、恐怖感さえ感じていました。

自分がどうすれば子どもを良い方向へ導けるのか
全く見当がつかず、子育ての迷子になっていました。

当時、何年か東ちひろ先生の書籍やメルマガを読んでいた私は、
思い切って「子育て電話相談」で直接ちひろ先生に相談してみました。

ちょうど、息子が3年生の夏休み直前のことです。

夏休みで息子と関わる時間が長かったこともあり、

その時ちひろ先生からアドバイスされた 2つ、3つ のことを丁寧に取り組んでみました。

すると、息子が変わりました。
元の優しい子にもどり、笑顔も口数も増え、表情も穏やかになったのです!

私が行動を変えれば、子どもはそれに反応してくれる!
学校でのトラブルも家でフォローできることがある!

それを知った私は子育てがとても楽になったのです。

具体的で即効性のあるココロ貯金Ⓡをもっと深く知りたいと思った私は、
子育て心理学講座を受講し、本格的に勉強を始めました。
そして、

2015年 子育て心理学インストラクター(東京0期)資格

2017年 子育て心理学カウンセラー(0期)資格

を取得しました。

 

子育ての悩みは、子どもの成長とともに変化していきます。
今の私も、子育ての悩みは「ゼロ」ではありません。

でも、「悩み」はあっても「迷い」はほとんどありません。

ココロ貯金Ⓡを学んで、子どもの心に寄り添う具体的な方法を知っているからです。

子育て心理学協会のココロ貯金Ⓡメソッドは、お子さんのやる気と自信を引き出し、
ママのガミガミやイライラを減らし、なによりも具体的であることが特徴です。

私は特に、怒りすぎてしまうママ・忙しいママに、
子育てで「今から使える」お子さんへの関わり方をお伝えしたいと思っています。

また自分の経験から「転勤・転居が多いご家族」そして
「学校が苦手」などの悩みを抱えるお子さまのママにも、
寄り添っていけたら と思っています。

子育ての悩みが楽しさに変わり、愛情がどんどん湧いてくる ココロ貯金®。

一緒に始めませんか!!

今でも時々「鬼ママ」と言われることがある

子育て心理学カウンセラー/インストラクター

       松幸均実(まつゆきひとみ)

 
 

他の子とうちの子を…

なぜ、うちの子はできないの

 
 カズママは、大好きでかわいいカズ君の子育てに工夫しています。

そして、カズ君が、昨日できなかったことが、今日また一つ、明日一つと、どんどんできるようになっていくのを真近で見ながら、自分の喜びになっています。

目で見て笑った、ママだよ。

寝返りがうてた、ヤッター。

ハイハイができた、ステキ。

つかまり立ちした、イエーイ。

つかまり歩きできた、エクセレント。

一歩歩けたね。最高!

・・・・

毎日が、変化があり、自分の子育ての苦労が報われたようです。

夜眠れない、寝させてもらえない、都合を考えず、泣きじゃくる。泣き止まない。脱稿していないと落ち着かない、食べたものを吐き出す、食べ物で遊びだす、何でも口に入れる、・・・。

こんなわが子に必死に試行錯誤の子育てをしながら、良かったりうまくいかなかったりの毎日なのです。

でも、辛抱できるのは、わが子を大切に思う気持ちと、我が子の成長が見届けることができるからです。

「カズ君のためだから、ママは頑張るよ」

いつも、自分に言い聞かせるカズママです。

「カズ君の笑顔があるから、ママは頑張るの」

 

初めての公園で子育てママと

ある時、カズママが、カズ君を連れて公園に行きました。同じ年頃のママがいました。

「お子さん、おいくつですか?」
と、尋ねました。

「2歳になったばかりです」
と、そのママは、カズ君を見ながらこたえました。今度は、カズママに聞きました。

「お宅のお子さんは、おいくつですか」

「2歳と5か月です」とカズママはこたえます。

「お宅のお子さんと、うちの子は、ほとんど一緒ですね」

同じぐらいの年頃ということで、ママ同士お互いに気を許して、話しやすくなりました。

ふだん、気になっていること、悩んでいることを話せそうな人だと思いました。

「うちの子は、食べ物の好き嫌いがひどくて、特に野菜がペッて出しちゃって、栄養が偏らないか心配で、どうしていらっしゃいます?」

嘘のない本当の悩みを話しました。

すると、そのママは、

「大変ですね。野菜が食べないのは、栄養が偏りますものね。たとえば、細かく刻んで形がわからないようにしたり、ニンジンやゴボウなどにおいのあるものは、調味料で味付けしたりするとどうかな、よくハンバーグにすると、食べるようになるって言ってるよね」と、真剣に悩みに答えてくれます。

カズママは、いい人と出会った、相談してよかったと思いました。

また、カズママは、話してよかったと思い、その返答に安心でき、うれしい気分になりました。

「ところで、お子さんは、ハンバーグで食べるようになったんですか」
と、今の様子を聞いてみました。

 

うちの子はちがうの?

 

すると、思わぬ答えが返ってきました。

「うちの子は、好き嫌いがなくて、野菜もある程度小さくするだけで、食べてたから、心配はなかったのよ」

子どもの成長や発達が、まちまちな年齢とはいえ、やはり、同じぐらいの年齢は、比べてしまう。

不安になって、ほかのことも聞いてみることにしました。

「お風呂は、静かに入りますか。水は嫌がりませんか」

と、カズ君が、いつも、水を嫌がって、泣き叫ぶ様子を思い浮かべて、話しました。

「いいえ、お風呂は、楽しいみたいですよ」

「自分から、服を脱いで、ママやパパと一緒に入るのを待っているんです」

それを聞いたカズママは、

「うちの子は、同じくらいの子となんか違う、育て方がに問題があるのか、何か足らないことがあるのか、悪いところはどこなのか」

と、別の悩みをもちます。

そんな様子に心配したママは、次のようにはげましたのです。

「何も心配いりませんよ。この時期、発達の具合が子供それぞれだから、早かったり遅かったりで、いずれは同じようになりますよ。うちからみれば、お宅のお子さんは、活発なお子さんでうらやましいですよ。逆に、うちは、おとなしいのが心配なんですよ」

 

他の子と比べない子育て

 子育てで、大切なのは、うちの子とまわりの子を比べないことです。うちの子は、うちの子だと思いきることです。まわりの子の様子を参考にしてもいいけど、自分の子がまわりの子と比べないことです。

自分の子が、まわりの子より優れていたりできることが多い場合はとてもうれしいでしょう。
そして、喜びも大きいと思います。しかし、この気持ちは、裏返しの気持ちである。他の子より自分の子どもができていないことを悩む原因になるばかりか、できていない自分の子どもへの劣等感にもつながっていきます。
わが子がかわいくて好きであっても、いずれ、「なんで、うちの子はできないのだろう」とマイナスのイメージで、わが子を見るようになり、さらには、ママ自身の子育ての自信にも影響してきます。

「私の育て方が悪かったからかしら」

とママ自身が劣等感に苛まれ、自信を無くすことにもなりかねません。

ましてや、まわりの誰か、たとえば身内である夫、母や義母に言われたら、ショックでしょうね。

「あなたの育て方が悪いからこうなってるんだ」って。これでは、相談できる相手がいなくなってしまいます。
このママ友が親身になってくれているのは、うれしいでしょうが、親身になってくれているママ友のアドバイスを受け取る自分が、受け取る態勢になっていないとしたら、ママも子も不幸です。

 どうしたら、いいのでしょうか。

 

ありのままに受け止める

 すべて、ありのままの子どもの姿をそのまま受けとめ、まわりの子どもと比べないことです。これは、自信をもってということとは違います。

 だから、わざわざ「ほめる」ことをしなくてもいいのです。子育て心理学では、ありのまま、見たまま、見えたことを、そのまま言葉で子どもに言い、伝えることをすすめています。

誰かと比べることなく、お子さんの昨日より今日、さっきより今、できていることを認めてあげることです。お子さんの中で比べてできるようになっているのは成長や発達といいます。

そして、お子さんに聞こえるように、言ってあげる、伝えてあげるのです。

「すごいね」

「りっぱだよ」

「よくできたね」

と言う気持ちを込めて、

見たまま、ありのままのことを伝えるのです。

「すごいね。おかずをもたべるんだ」

(食べているのが野菜でなくても、おかずをつつている行為を伝えるんです)

「すごいね。ころばずに、かけっこできたんだね」

「くつがきちんと脱げたね」

(きちんとそろっている時を見つけてこのように伝えていく)

「ママと競争しようか。脱いでお風呂のカズ君のおもちゃに触った方が勝ちだよ。よーいドン」

「すごい、カズ君は、大人のママと同じぐらいの速さだね」

(ママが負ける必要がない。ギリギリ同じぐらいにするといい。このさい、脱ぎ方は気にしない。あとで修正できます。)

 「おもちゃで遊ぶの楽しいね」

(おもちゃで遊ばせておくとよい。)

そのうちに、お風呂は楽しい場所になるでしょう。

あわてずに、ゆっくりできることをふやしていきましょう。

もちろん、ママが、うれしかったり、楽しかったりよろこびを伝えたいときは、アイメッセージで、「ママは、○○がうれしい」って伝えればいいのです。

 比べることを教えないと、現在の競争社会に勝てずに、負け犬になってしまうと考える人がいます。

 そうではありません。

 

他の子と比べない子育てが大事

 「比べない」子育ては、大切です。

子どもが、自分自身の成長を、自分の生き方の中で、自分らしさを大事にし、個性を伸ばすことができるようになっていくのです。

人と比べることは、主観であり勝手な思いです。
勝ったり負けたりすることも、自分で、そのまま認めていくことが大事ではないでしょうか。

たとえば、客観的に比べるのは、「競争」です。意に添わなくても、競争に巻き込まれることもあります。

競争に巻き込まれたときには、たんたんと自分を知る機会にすればいいだけのことです。そういうことをママの子育てから学ぶのです。そして、自分らしらを大事にできる芯の強い子供になっていきます。

競争して自分を高めることがあってもいいのです。そして、勝ったときに喜べばいいのです。

しかし、負けた時には、へこまずに、この場合は負けることもあると思えるようになればいいのです。
次は負けないと思ってもいいですし、違うことで勝てばいいことです。

 勝ち負けから、わかるのは、自分ができることできそうなこと、できないこと苦手なことです。
できそうなことをもっと伸ばすのか、できないことをできるようにしたいのかは、自分がやると、やれるようになるといいと思うかやってみたいかというフィーリングで決めるのもいいでしょう。

 

子育て心理学協会web

              →https://kosodate-up.com

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「子育て疲れた…」…

 

イライラママのガミガミ話

 「ケンちゃん、何べん言ったら聞いてくれるの!」

「ケンちゃんは、いつもそうなんだから!」

 「うるさい!」

今度はプラスチックののぞみが壁に当たりました。

さっきのブロックはママの足元に散らばっています。

ママは「ケンちゃんの大好きなオムライスができたから一緒に食べようね」と、
いつもよりやさしく話しかけたつもりでした。

最初は、静かに集中してブロックでおうちを作っていたのです。
動こうとしないケンちゃんに、もう一度声をかけました。
ブロックで作っていたタワーが飛んだのは、

「せっかくケンちゃんのために作ったオムライスが冷めちゃうから、早くしてよ」
と言った後でした。

「うるさい」を連呼しながら、もう何を言っても聞き耳持てる状態ではありません。

そのケンちゃんの様子を見ながら、ママはイライラもエスカレートしていきます。

だから、
(何か私、ケンちゃんが気にさわること言ったのかな)
(何も私は悪くない)
(せっかくケンちゃんが大好きなオムライスを作ってあげたのに)
(暴れている理由がわからない)
(私が怒るのは無理もない)・・・

とママは自分を正当化しています。

その分、ケンちゃんのあばれぶりを見ると、ケンちゃんを責めたくなります。

荒れた部屋はママとケンちゃんの二人きりです。

その部屋の荒れ様をみると、ママは嫌になってくるのです。

そして、また怒鳴るのです。

何回大きな声を出したでしょうか。

言えば言うほど、ケンちゃんは暴れまわります。

そのケンちゃんを見ているママの怒りはピークに達しています。

 

あなたのために頑張っているのに

そして、

「ママは疲れているのに、わざわざ、ケンちゃんのために、あなたの好きなオムライスをママが作ってあげたのに」

「勝手にすればいい」

「ママの言うこと聞けないケンちゃんは、ママの子じゃない」

「もうー!ママ知らないから!」

「ママは一人で食べるからね」

と言って、

ケンちゃんを残して、部屋から出て行ってしまいました。

ケンちゃんママが、なぜイライラや怒りをもったのがなぜか共感できるママは多いかと思います。

でも、ケンちゃんは、なぜ、暴れたのでしょうか。

ママはケンちゃんにどう接すればよかったのでしょうか?

 

「ココロ貯金®」はママ自身から


一般社団法人子育て心理学協会は、

子育てママの応援をし、

ママが子育てを通して、

お子さんが自立に向かう成長を、

ともに喜び、ハッピーな気持ちになること

を願っています。

そのために、

子育て心理学講座、

カウンセラー養成講座を実施したり、

年代別、男女別のDVD、音声教材や

書籍を提供したりしています。

また、東ちひろや協会インストラクターが、全国各地での講演会で、

子育てママがハッピーになる秘訣をお話しています。

その子育てハッピーの核となるのが、

「ココロ貯金®」

です。

「ココロ貯金®」は、だれでももっているものです。

「ココロ貯金®」をためると、ハッピー子育てができるのです。

これまで多くの育児書や子育て本、講演では、お子さんをどう変えるかに焦点を当て、

お子さんの変わるために、どのようにお子さんに関わっていくか、

どんな方法があるのかということが話題の中心となることが多かったようです。

そのために、ママがママの理想にかけ離れた子どもに、

あの手この手と働きかけますが、子どもは自分の思ったようには変わってくれません。

そのうち、子どもへの必死な働きかけに終始するママは、

変化があまりない子どもの姿に、

疲れ果ててイライラ気分で、感情的になり、ガミガミ、クドクドと接するようになります。

そうして、子育てが、ママにもお子さんにも悪循環なものとなります。

この負の連鎖から立ち直る方法が、

「ココロ貯金®」のため方なのです。

 

「ココロ貯金®」のためかた

 ママのお子さんへの接し方の中にも

、ママが思い描く変化に近い、かなり効果的な接し方があります。

それは、

お子さんの「ココロ貯金®」のため方となります。

そのノウハウについては、

具体的に今後のブログでも多く取り上げていきます。

今回は、

子育てにおいて、ママがご自身の「ココロ貯金®」をためる重要性について取り上げましょう。

ママが自分の「ココロ貯金®」をためる意味はどういうところにあるのでしょうか。

それは、ママ自身が「ココロ貯金®」をためることで、

ママのたまった「ココロ貯金®」がお子さんに伝播していくのです。

直接的に、ママがお子さんに「ココロ貯金®」をためるように働きかけるだけでなく、

ママ自身が自分で自分のために「ココロ貯金®」をため始めたり、

ママが周りから「ココロ貯金®」がたまるように働きかけたりされると、

ママ自身の「ココロ貯金®」がたまります。

すると、お子さんの「ココロ貯金®」がたまっていくのです。

ママの「ココロ貯金®」がたまると、

ママは気持ちがラクになり、

いつもの子どもの様子がゆったりとやさしく見えるようになるのです。

ママの「ココロ貯金®」がたまっていると、

今までと同じお子さんのイライラするような様子であっても、

見え方が違ってきますので、

今までのガミガミ、クドクドから、

小言のないやさしい目で見ることができるようになるのです。

すると、

お子さんは、「ココロ貯金®」がたまったママから、

直接的に「ココロ貯金®」をためるのと同じ効果が生まれます。

「ガミガミ言わないようになった」

「子どものことでイライラしなくなった」

「うちの子が言うことを聞くようになった」

「下の子の世話をするようになった」

「学校に行くようになった」

「ママ大好きといってくれた」など、

いっぱいのうれしいハッピーママの報告が聞けます。

さて、先ほどのケンちゃんママは、どうだったのでしょうか。

ケンちゃんママは、

ケンちゃんが喜ぶようにと一生懸命に子育てをしていることがよく伝わってきます。

いつも食事をとらせるときにトラブルになるので、ママも考えました。

ケンちゃんが好きなオムライスを手間暇かけて作ったのです。

あたたかいうちに食べるととってもおいしいのです。

ケンちゃん思いの素敵なママでよすね。

ケンちゃんへの声のかけ方も

ていねいでケンちゃんの様子を見ながら静かにタイミングを見ながらかけていますね。

グッドです。

だったら、ケンちゃんの方に何か問題があるのでしょうか。

いいえ、ケンちゃんのふるまいもケンちゃんらしい反応でしょう。

ただ、ケンちゃんとママとのかかわりの中で、

ママに少しの余裕があるとよかったのかもしれません。

いつも、ケンちゃんが食事始まりの時間は遊んでいてトラブルになり、

そんなケンちゃんを見ているママは

イライラし怒りが爆発しガミガミ・ネチネチと接するのでしょう。

そのママの気持ちに反応して、ケンちゃんが暴れるのです。

つまり、ママの気持ちとケンちゃんの行動はつながっているのです。

 

他人を変えることができない、ぜいぜい変えることができるのは自分だけ

 一般的に、人と人との関係において、

自分は変えることができても、他人は変えることはできないのです。

ママと子供の関係においても同じです。

ママの分身である子どもだからといっても、

ある年齢までは、子どもの心に生活の中での親が与える良し悪しの刻みを意識に残しながらも、

コントロールはできる部分があります。

しかし、我が子といっても、自分ではありません。

自分の事でも直しにくいのに、

ましてや自分以外の人の行動や意識まで変えることは困難なのです。

だからこそ、

自分を変えるのです。

ママ自身が自分を変えるのです。

その方法が、ママの「ココロ貯金®」なのです。

「ココロ貯金®」がたまっているママなら、

お子さんに「ココロ貯金®」が伝わっていきます。

そして、お子さんに「ココロ貯金®」がたまっていくでしょう。

今回のケンちゃんママの言葉に次のようなものがありました。

(口に出して言っていなくても、同じ思いをもっていたのなら名字です)

「ママは疲れているのに、

<わざわざ>、

ケンちゃんの

<ために>、

ケンちゃんの好きなオムライスを

ママが作ってあげた

<のに>!」

ケンちゃんの暴れるようはいつもだったんですね。

ケンちゃんママは、子育てに日々疲れているんですね。

ママは、毎回食事のたびに、疲れ果てているんですね。

ママは、ケンちゃんのために、わざわざやってあげているという意識なんですね。

そして、次の言葉は、最悪です。どんなに怒っていても、子どもに言ってはいけない鋭いナイフの言葉です。

子供の悪い一生を作り出す悪魔ママの言葉です。

「勝手にすればいい」

「ママの言うこと聞けないケンちゃんは、ママの子じゃない」

「もうー!ママ知らないから!」

「シネ」

若いママの中には、実の子どもに向かってこんな言葉を使う方もいるようです。

ママ自身の「ココロ貯金®」は、簡単にためることができます。頑張った自分をほめてあげることです。当たり前の自分の行動を認めてあげることです。
「疲れているのに、私、ケンちゃんのオムライス作ったわ。私って偉い!」

こんなママ自身の「ココロ貯金®」がたまっていると、ケンちゃんの前での余裕ができるでしょう。

すると、ママからの言葉は、

たとえば「ケンちゃん、素敵なものができたね」と言って、

焦らず(ケンちゃんは焦るママに反応するのです。

しかも常習的であれば、身構えて暴れるエネルギーのスイッチを押す寸前です)

しばらくケンちゃんの様子を眺めていましょう。

そして

「私は、ケンちゃんの様子を、ゆっくり見てたわ。私って偉いね」

と思ってみる(声に出してみるのもいいかも)、

さらに、

「おいしいオムライスできたよ。ママが先に食べていてもいい」

と聞いてみる。

「100数えたら、もう一回、食べよって言うけどいい」といってみる。

「怒らずにイライラしないので、今日の私は100点!」どうでしょう。

こんなことで、自分自身への「ココロ貯金®」がたまりだします。

すると、お子さんの動きが変わってきます。すごいですよ。

また、まわりから自分の当たり前をほめてもらうのもよいでしょう

(協会では、

「ママほめ」(秘密)

というクローズなFACEBOOKコミュニティで、

お互いにママ同士、当たり前をほめ合う場所を提供しています)

そうすると、

みるみる「ココロ貯金®」がたまって、

お子さんにやさしくできる余裕が生まれます。

そして、いつもと同じお子さんの様子でも、

イライラが少なくなるのです。

ぜひ試してみませんか。

子育て心理学協会webはコチラ

https://kosodate-up.com/

「ココロ貯金®」は、一般社団法人子育て心理学協会が標章登録しています。

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まだ、ご登録されていない方はこの機会にぜひご登録くださいね。

ココロ貯金で不登校・登校しぶり好転! 東ちひろ
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ココロ貯金®︎【ア…

佐藤陽子インストラクターの講座
講座名:ココロ貯金®︎アドバンス講座
講師名:佐藤陽子

 

講座の

主な
内容

○子どものやる気を引き出す!認め方 
○子どものやる気を引き出す!上手な叱り方 
○ママのぶれない心軸を作る!ママほめ 
○心が安定した子どもを育てるふれあい方 
○子育ての迷い解消!子育ての本質とは? 
○発達障がいのお子さんをぐんぐん伸ばす方法 
○行き渋り・不登校のお子さんをぐんぐん伸ばす方法

場 所

栃木市ひつじcafe
(詳しくはお申し込みの方にご連絡いたします)

開催日

1回目 12月14日(金) 10:00~12:30
2回目  2月 13日(金) 10:00~12:30
3回目  2月 25日(月) 10:00~12:30
4回目  3月  11日(月) 10:00~12:30

受講料

48,000円(税別)

定 員 4名(1名様より開催)
お申込み お申し込みはこちらから
ブログ ママの学びと癒しの場「ひつじCafe」から子育て応援通信

栃木市で二人の男の子を育てています。


子どもたちへの一番のプレゼントは
「自己肯定感」~自分のことを大切な存在だと思えること~
をたっぷり持った人になるように
愛情をたくさん伝えていくことだと思います。

愛情をお子さんに伝わりやすい方法を教えてくださるのが 
東ちひろ先生の「ココロ貯金®」。

初めて「ココロ貯金®」を知った時、 
そのわかりやすさに感激しました。

私自身も「ココロ貯金®」を学ぶことで、 
子育てをより楽しめるようになりました。

また、インストラクターとして、「ココロ貯金®」をお伝えする中で 
学ぶママたちがどんどん元気になっていくのを実感しています。

「ココロ貯金®」をお伝えして、 
皆さんの笑顔あふれる子育てを応援したいと思います!

 
  
 
 
  

ココロ貯金®︎【ベ…

佐藤陽子インストラクターの講座
講座名:ココロ貯金®︎ベーシック講座
講師名:佐藤陽子

 

講座の

主な
内容

○子どものタイプ別、ココロ貯金の効果的な貯め方術 
○ママのタイプ別、ココロ貯金の効果的な貯め方術
○実践的!子どもの話が十分聴けない時の対応法 
○子どものやる気を引き出す!子育てコーチング 
○場面別、子育てイライラ解消法
○時間帯別、子育てイライラ解消法

場 所

栃木市ひつじcafe
(詳しくはお申し込みの方にご連絡いたします)

開催日

1回目 2月 27日(水) 10:00~12:30
2回目 3月   1日(金) 10:00~12:30
3回目 3月  4日(水) 10:00~12:30
4回目 3月  8日(金) 10:00~12:30

受講料

41,040円(税込)

定 員 4名(1名様より開催)
お申込み お申し込みはこちらから
ブログ ママの学びと癒しの場「ひつじCafe」から子育て応援通信

栃木市で二人の男の子を育てています。


子どもたちへの一番のプレゼントは
「自己肯定感」~自分のことを大切な存在だと思えること~
をたっぷり持った人になるように
愛情をたくさん伝えていくことだと思います。

愛情をお子さんに伝わりやすい方法を教えてくださるのが 
東ちひろ先生の「ココロ貯金®」。

初めて「ココロ貯金®」を知った時、 
そのわかりやすさに感激しました。

私自身も「ココロ貯金®」を学ぶことで、 
子育てをより楽しめるようになりました。

また、インストラクターとして、「ココロ貯金®」をお伝えする中で 
学ぶママたちがどんどん元気になっていくのを実感しています。

「ココロ貯金®」をお伝えして、 
皆さんの笑顔あふれる子育てを応援したいと思います!