子どもは必ず良い方…

 
信じるチカラは、母チカラ。

新学期は、ママの気持ちが不安になりやすいのです。

特に第一子で男の子ママは、

「ここで失敗させてはいけない」

「ここが肝心」

「最初が大事」

と思い入れが強い傾向があります。

不思議なことに、これは学年を重ねるにしたがって

どんどんゆる~くなるんですね。

子どもが小さい時は、

まだ親が子どもに期待をしているから・・・

という話も聞いたことがありますが(笑)

でもね、まずは

「この子は大丈夫」

と心の中で念じてみます。

不安感は、不安な現実を引き寄せますから。

一番キケンなのは、

母の思い入れが強すぎて、

子どもが間違った時に頭が真っ白になることです。

それじゃあ、子どものチカラは発揮できません。

現実的には、ずっと間違いをしないということは

ありえません。

だからこそ、それであなたの価値に変わりはないと

信じるチカラが大切です。

それだけで、子どもは安心します。

母のチカラは大きいです。

 

子育てで変わるもの

【子育て中に変わるもの】

物質編減少します

時間
お金
ナイスバディ

 

精神編増加します

丸人をやる気にさせる能力
丸あきらめる能力
丸人に頼る能力
丸自分の心を守る能力
丸ずうずうしい善人になる能力
丸嫌なことを忘れる能力
丸欠点には片目をつむり、長所を見る能力
丸同時にいくつものことをする能力
丸優先順位をつける能力
丸気になるひとを重点的にほめる能力
丸一見、どうしようもない人を認める能力
丸本当に自分がやりたいことを見極める能力
丸愛情を言葉で伝える能力
丸愛情を行動で伝える能力
丸嫌なことを上手に伝える能力
丸嫌なことを言われても、気にしない能力
丸自分が「出来ること」と「出来ないこと」を区別する能力
丸頑張りながら自分のメンタルヘルスを保つ能力

 

スゴイな・・・

 

このあたりの能力アップをさせてくれるのが子育て。

これは、介護でも必要だし

職場の人間関係でも必要です。

 

奥深いぞ、子育て。

 

子どもって、このへんをきっちり鍛えてくれますわ。

 

子育ては、

子どもを育てるのが大変なのではありません。

実は、

自分で自分を育てることが大変なのです。

(私は、成長痛と言っています)

そして、自分が育ちたいと思っても

周囲の大人が育っていないことに腹が立つのです。

なんで、わたしばっかり・・・

になってしまいます。

ここは、

気がついた人が一番偉いのです。

気がついたあなたが育ち、

まだ育っていない大人を

巻き込んでいってあげてください。

お母さんってシゴトは、

ホント偉いです。

ちなみに

私が育った岡山では、

「えらい」を

「つらい」「大変」

という意味でつかいます。

 

そして、

子育てが大変な時期

夫婦の協力が必要な時期ほど

実は、

離婚率が高いです。

 

子どもを変えようと思わずに、子どもを変える方法

私は

怒らず子どものやる気を引き出す専門家

ではありますが

子どもを変えようと思っていません。

?????ですよね。


冷たいようですが

たとえ親子であっても、お母さんは

自分の「行動」しかコントロールすることはできません。

(思考も感情もコントロールしにくいです)


だから、子どもへの「ココロ貯金」をするときも

子どもを変えてやろうと思わずに

ただ、自分がコントロールできる部分を変えていきます。

●スポンジにしみこむように話を聞く

●全面的に味方になって聞く

これをやっていきます。


すると、結果的に子どものココロ貯金が貯まっていき

その後、子どもの心が確実に安定してきます。

子どもの心が確実に安定すれば・・・

子ども本来がもっている

やる気も自信もどんどん出てくるわけです。


だから母の心のつぶやきは・・・

「私ができることは何があるだろうか」

です。


たとえば、子どもがティッシュをポケットに入れたまま

洗濯に出すとしましょう。

子どもはいくらお母さんに怒られても

正直言って、「お困り感」がありません。

母と子どもに温度差があります。

そんな時のつぶやきも・・・

「私ができることは何があるだろうか」です。


ということで

私は、洗濯機に貼り紙をしていました。

(息子が小学生の時)

「ティッシュを出すこと」と。

※用件を短く書くこと

すると、さすがにティッシュ事件は激減しました!

興味深いことに、その貼り紙を見た息子の友達は

「ボクは、大丈夫だったかな?」

って心配になったとのこと。


だれでもわかりやすい方法がいいのです。

そして、怒るよりも気付かせた方が早いのです。

怒らず、何度でも、やっていきましょう。

やがては「習慣」になります。

そんな仕組みを子育てに取り入れる方法を

仕組み子育て術 といいます。

 

子どもは必ず変わります

子どもは、必ず変わります。

ただ、親が思っているようにな変わらないかもしれませんが

 

本人がもっているチカラを発揮できている状態に

変えることはできます。

 

絶対に。

 

これは、私の信念です。

 

●●小の、あの子も変わった・・・

▼▼中の、あの子も変わった・・・

■■幼稚園の、あの子も変わった・・・

 

こちらの関わり方次第で、

子どもはいかようにも変わります。

絶対に。

そして、

こちらが「あの子はダメな子」と思った瞬間

ダメな子どもにも変わります。

 

あの子に、何をすれば伸びるのだろう

あの子に、何をしなかったら伸びるのだろう

その試行錯誤が子育て・教育。

 

だから、子育ても教育もやめられないのです。

自分の関わり方次第で、子どもがかわるのですよ。

こんなにやりがいがあることは、他にないでしょ!

 

子育ては、根っこを下にのばす作業

子育ては、に似ています。

多くのママは、木になった実や花の大きさ・色が気になります。

真っ赤なリンゴが実ったわ。

きれいなピンクの桜が咲いたわ。

 

この部分は、とてもわかりやすいのです、誰にでも。

しかし、その実や花を大きく・きれいにしようと思って

直接、実や花に栄養とかけていくと・・・

 

枯れてしまいますよね。

======================

栄養は、にやるものです。

=====================

つまり、大きな実やきれいな花を育てようと思ったら

最初にすることは、【大きな木】に育てること。

大きな木にしようと思ったら

土の中の【根っこ】を下へ下へとのばす必要があります。

ということは

栄養と与える場所は、土なのです。

ほめる、触れる、認める、添い寝をする、頭をなでるなどの



「プラスのふれあい」という栄養を

きちんと土に与えていきます。

そうすると根っこが下にのびるので

木はどんどん大きく育ち

花も実も大きく・きれいになっていきます。


まあ、ワタシはリンゴがスキよ

と思っていてもわが子がミカンちゃんだったり

ワタシは赤い花が好きよと思っていても

わが子が黄色い花だったりは・・・します。

遠回りのようで、一番確かな子育て法です。

 

子どもが伸びる!魔法の言葉

4月から新しい環境で頑張っているお子さんに

魔法の言葉をお伝えします。

特にお子さんが小さいときには、

かなり早くお子さんの様子が落ち着きます。

子育てに以心伝心はありません!



心で思っているだけでは、

子どもの心に届きません。



出し惜しみなく、コトバで伝えましょう。

====================

「ママは、あなたがだ~い好き!」

「ママは、あなたの味方よ」

「生まれてくれて、ありがとう!」

===================

あなたがお子さんに言ったあとの

お子さんの表情を見ておいてくださいね。

貯金がたまった時は、

子どもがうれしそうな顔をしたり

照れてはにかんだ表情をします。

 
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男の子の子育てが大…

 
男の子育てが大変なワケ

 

 

私は、わが子が2歳児の時、公園にテントを張ろうかと思うほど、公園で子どもを遊ばせていました。

 

・・・というか、子どもが公園から帰らなかったのです。

 

「外遊びがたりないのか?」と思い、朝早くから外に出ましたが、やっぱり夕方も遊ぶのです。

 

 

その頃は、下手なパートをしているくらいに、家にいない毎日でした。

まだ、携帯電話をもっていなかったので、我が家にいつ電話をかけても不在状態。

 

ちなみに、男の子は、おとなしい女の子を3人育てるくらいのエネルギーが必要です。

 

きょうだい二人男の子だったら、おとなしい女の子を6人以上育てているようなものです。

 

いくらおとなしい女の子だとしても、6人は多いですよね(汗)

 

男子ってヤツは・・・

 

 

 

男の子をもった段階で、私はカルチャーショックでした。

・よく動く

・汚い

・うるさい

これが男子です。

私の実感では、

おとなしい女の子を3人育てるエネルギーが必要だと感じます。

体力・気力が勝負です。

もう、ずっと片目をつぶって育てておりますよ。

 

でもね、おもしろいもので

男と女はDNAにより

引き合うようになっているそうですよ。

 

つまり、女親は男の子を純粋にカワイイと思います。

そして、女の子は、自分が生きてきた過去と比べてしまいがち・・・

 

こんなことはしてほしくない

考えられない

わたしが小さい時には、もっと~~~だったなどです。


そして、最近よく思うことは

親子といえども、性格・タイプはみんな違います。

自分がOKでも子どもはNGが大ありなのです。

 

男の子によくある、靴下問題・・

 

 

 

 

 

 

 


私は、男の子は、おとなしい女の子の3倍は親のエネルギーが必要だと思っています。

もちろん、男の子にもおとなしい子と元気いっぱいの子がいますけどね。

「ものすごく元気な女の子」と「おとなしい男の子」をくらべると、ちょっとだけ「元気な女の子」の方が賑やかかな~ってところです。


さて、男子は「うるさい」「汚い」「危ない」生き物です。

 

ママは女子なので、そんな男子を見ると理解不能になってしまうかもしれません。

ご自分がひとりっこだったり、女のきょうだいだけだとさらに、理解不能に陥ります。

そんな男の子ママによく相談されるのが、「靴下の脱ぎっぱなし」。

靴下を脱ぎっぱなしで困っているのはママさんで、お子さんは困っていないのでしょうね。

 

「困っていない人」(子ども)に「困っている人」(ママ)がリクエストをする方法をお伝えします。

こんな場合は、大きな声で子どもを怒鳴っても変わりません。

今後、子どもの靴下を見つけたら、「コレどこに置くんだったけ?」と質問してくださいね。

 

強く怒鳴ると、その時の子どもはは「マズイ!」と思う可能性がありますが、

でも、その方法は、その場限りに終わってしまい、その後の継続性は低いです。

 

子育ては長期戦ですからね。

 

ただ、ママがずっとこだわっていることは、子どもに浸透する可能性は高いです。

なので、何度でもその都度「靴下、どうするといいんだったけ?」と聞いてあげてくださいね。

 

怒鳴ると疲れますからね。

 

淡々と「気づかせ作戦」でやってください。

一見遠回りのように思われるかもしれませんが、じわじわと効いてきますよ。

 

うちはこの手でやりました。

今では、ちゃーんと自分で何でもやります。大学生ですけどね。

 

 

 

 

 

 

 

 

「甘やかしママ」が子どもをダメにする!?

 

 

息子を大事に思うのは当然のこと。

 

でも、
「この子に彼女が出来たらショック」
「私がOKだという彼女しかダメ」
「結婚は許せない」
とまでいくといかがなものでしょうか?

さらに、その息子を育てる時に「甘やかし」や「溺愛」ということでは、この先心配です。


「甘やかしママ」は子どもから、「要求されていないこと」も先回りして、どんどん親がやってしまいます。

それでは、子どもが自立するチャンスを奪うんです。

 

子どもにたくさん触れて、たくさん話を聞くことは、子どもを「甘えさせ」ています。

これは、子どものメンタルが安定します。

 

たとえば、きょうだいが3人(男の子がひとり、女の子がふたり)がいるとしましょう。

 

そんな時、女の子ふたりは問題なく安定して育つけれど、なぜだか男の子は不安定だったりすることがあるんです。

 

するとね、多くのママは「男の子は乱暴だから仕方がない」とか言います。

 

つまり!

ママは女性ですから、男の子そのものの生態がわからないし、「世の中の、男の子はみんなこんなものか!?」と思います。

さらに、誰かさんから「男の子はみんな暴ん坊よ」と言われると、それを100%鵜呑みしちゃいます。

じつは、その誰かさんも少ないサンプル(自分の子ども)が暴れん坊だったということを、「世の中のすべての男の子が暴れん坊」と拡大解釈していることもあるんです。

 

まず、「暴れん坊」と「強くて活発な子」は違います。

その違いは、子どものメンタル安定度なんですね。

「暴れん坊」な子は、心の根っこが不安定。

だから、ちょっと誰かに何かを言われただけで、すぐにカッとなり怒りだす。

小さいわんこがよく吠えるのは、怖いからなんですね。

ということは、不安定な子どもほどよく怒ります。

 

一方、「強くて活発な子」は、メンタル安定路線。

心の軸が安定している子どもなんですね。

「強い子」と「やさしい子」って、真逆なような気がするかもしれませんが、じつは、メンタルが安定した男の子は「強くて、やさしい子」なんですね。

自分が安定しているから、人にも優しくできるんです。

「もっているもの」は、人におすそ分けができるわけ。

 

ということで、

強くて活発な男の子を育てる方法は、

子どもに「もっと強くなりなさい!」ということとは違う。

 

また、子どものお尻を叩くことでもないんです。


そんな時にはね、しっかりと子どもの味方になって話を聴くといいんです。

まるで繁盛している飲み屋のママのように。

自分の話をしっかりと聴いてもらった子どもは、間違いなく自分に自信をもちます。

自信があると、心のブレが少ないので、強くて活発な子どもに育ちます。

 

ついつい、子どもにあれこれ言いたくはなるでしょうが、ママがたくさんおしゃべりすると、子どもが暴走したり、無気力になりますよ。

 

「え~、そんなになんでも子どもの話を聞いていたら、図の乗りませんか?」と言われそうですが、

 

大丈夫

 

メンタルが安定した子どもは、図にも乗らないし、強くて、たくましい子、そしてやさしい子になりますよ。

 

 
 

 

 
男の子は、泣いちゃダメなの?

 

 

 

 

 

 

 

 

「男の子は泣いてはダメ」

 

こんなことを言うことはないでしょうか?

 

これは、

「男の子は強くあるべき」「男の子は泣いてはダメ」

と昔から、固定概念があるんですね。

 

親としたら、「強い男の子」「たくましい男の子」になって欲しい、そんな気持ちが見え隠れします。

だから、「男は泣いてはダメ」ってよく言うんですよね。

おじいちゃん、おばあちゃんの方がよく言うかもしれません。

昔の人の方が、「男は強くあるべき」、という気持ちが強いのですね。

 

でもね、これを言うとどうなるでしょうか?

心を入れ替えて男の子がたくましくなるでしょうか?

 

答えは、、、、、

 

自分の性を損だと思います。

 

自分の性を損だと思うということは、「自分は損」だと思うこと。

「自分は損」だと思うってことは、「自分に自信が持てない」ってこと。

自分に自信が持てないってことは、自己否定感が高くなり、やる気も自信も生まれてきません。

 

つまり!親が期待している子どもの姿にはならないのですね。

 

さらに!

 

「男は泣いてはダメ」と言われると、弱音を吐けない子どもになります。

そんな男の子は、ダメな自分を大人に見せると損をすると思います。

だから、嫌なことも、困ったことも人に言えない子どもになります。

 

すると、ストレスを自分ひとりで抱えることになってしまい、ますます意欲的に行動しないんですね。

 

だからね、男の子が泣いた時には、

「つらかったね」

「泣きたくなったんだね」

と子どもの気持ちをわかるが勝ちなんです。

 

じつは!

自分の気持ちを親にわかってもらえた男の子は・・・・

結果的に強く、たくましくなるんです。

 

 

一見、ダメな自分をママに認めてもらった子どもは、自分の後ろだてがあると感じます。

その方が、強い子、たくましい子になりますよ。

子育ては、【急がば回れ】なんです。

 
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自分に自信が持てる…

 
 
しつけよりも甘える経験が大切です

 

 

男の子も女の子も、いくつになってもママに甘えて大丈夫です。

甘えることで、自分はママに大切にされている

大切にされるべき人間なんだと心の底から感じることができます。

 

そして、人間は、信用できるものだ

世の中はは、信用できるものだ安心できるものだと理屈抜きに自然に感じることができるのです。

コレ!とっても大事です。

 

人間は信用できるという「前提」でつきあっていくと案外うまくいくし

恋愛でも、どうせ私はいつか見捨てられるこんな幸せは、

長く続かないという前提でつきあうとその通りの結果になります。

 

そんな心の基盤をつくる作業が実はママの接し方です。

「しつけ」だけに全力を傾けなくても大丈夫なのです。

このココロの基盤ができていると、根拠のない自信ができます。

 

これ、一生モノです!

 

甘えさせるはOK、甘やかすはNG

 

 

 

よく、あの親は「子どもを甘やかしている」と言います。

実は、「甘えさせる」と「甘やかす」は別です。

 【甘やかす】とは、

 

子どもが自分でできるまで待つことができず、

親が先回りしてやってしまうこと。

 

または、

子どもが泣いたり、反抗したりして手を焼く時

機嫌をとるために、

すぐに金銭やお菓子を与えてしまうこと。

 

【甘えさせる】は、

 

「プラスのふれあい」をたくさんすること。

プラスのふれあいとは

小さい子どもだったら

抱っこ、添い寝、手をつなぐ、頭をなでる、一緒に遊ぶなど。

 

少し大きくなったら

笑顔で子どもの話をよく聴く、興味関心をもつ、

応援する、目に見えたことをコトバにする

 「甘えさせる」ことは、子どもがほしがるだけどれほど与えても大丈夫です。

 

しかし、「甘やかし」は、自立を損なうのでNGです。

ちなみに甘えさせても、弱々しい子どもにはなりません。

かえって、たくましく、力つよい子どもになります。

 

なぜって、確実にココロ貯金が貯まるから。

 

子育てに愛情は当然必要です。

しかし、その伝わり方がまずいと

子どもには、効果的に伝わっていきません。

 

愛情だけではなく、伝えるスキルも必要なのです。

 

「甘えさせる」ってどういうこと?

 

 

「甘えさせる」というのは、子どもが親と触れ合いたいとおもったり、

親に頼りたいと思ったりするときに、それを受け入れること。

それは、こどもの心を安定させ、成長を助ける大切なことです。

 

具体的には、こんな行為が挙げられます。

・抱っこやおんぶをする

・膝に座らせる

・頭をなでる

・肩に触れる

・手をつなぐ

 

つまり、子供の体に触れることです。

お母さんは、「もう大きくなったら抱っこなんて」

「幼稚園の友だちがいる前でベタベタするなんて恥ずかしい」と

思うかもしれませんが、本人が望むのであれば、年齢に関係なく行って構いません。

 

また、こんなことも「甘えさせる」行為です。

・子どもが話しかけてきたときに、顔を見て、最後まで口をはさまずに話を聞く

子どもは日々、「おもしろかった」「大変だった」と、いろいろな話をします。

そんなときに、「この子はなぜこんな話をするのだろう」

「背後にはどんな感情があるのだろうか」と考えながら耳を傾けるだけで、

お母さんの聞きかはがらっと変わります。子どもが「お母さんに甘えることができた」

と感じるのです。さらに、

・子どもができることを、お母さんがやってあげる

というのも「甘えさせる」行為です。

 

本当は自分でできるのに「お母さん、やって!」とせがむのは、

お母さんに甘えたい気持ちの表れです。

お母さんに頼むと怒られるかもしれない、待たされるかもしれない。

それでも甘えたいのです。

そんなときは、「はい、はい」「大事な子だからやってあげるわ」と言って、

さっさとやってあげるといいのです。

 

だから「甘えさせる」ことは、子どもの年齢によって変わります。

0歳の子には、着替えもごはんもすべてお母さんが世話をします。

0歳はまだ何もできないからです。いっぽう3歳の子に着替えを、

「やって」とせがまれて手伝うことは、甘えさせることになります。

3歳はひとりで着替えられるからです。

 

 
 

 

 
 
子どもには「甘えセンサー」がついています

 

 

子どもがどんどんホンネを言える祖父母と遠慮をしてしまう祖父母がいます。

その違いは、いったい何なのでしょうか?

 

子どもは、本能的に「このおばあちゃんはやさしい」「許してくれる」

「甘えさせてくれる」と思うと、遠慮なく本音の自分を出します。

 

一方、「厳しそう」「甘えさせてもらえない」と思うと、遠慮をしたりホンネを出さないのですね。

私は、子どもには「甘えセンサー」がついていて、「甘えられるぞ!」と

直感で感じると、どんどん自分の素の姿を出すのだと思っています。

 

このセンサーは敏感ですからね。

 

 

 

 

うちの子は、甘えさせ方が足りないのでしょうか?

 


子どもの状態が悪いと親の「甘えさせ方」が悪いのかなと思われるかもしれません。

 

まず、「甘やかし」というのは、本来は子どもが出来ることを

親が待つことが出来ずに先回りすることです。

これでは自立できません。

 

2つ目は物でつることです。

 

これも物をめやてに頑張るのですが、この先もずっと物でつることになりますし、、、、、

やがては物でも動かなくなります。

 

それでも、子どもが「これやって~」「あれやって~」と言うときは、親に甘えたいことが多いです。

そんな時には、さっさと「はいはい!」と言ってやってあげるといいです。

 

さらに「大事な子だからやってあげるね」と言ってからやるとココロ貯金も貯まりますよね。

一方、「いくつになったと思っているの?」とガミガミと言って、手だけ出すのであれば、

子どもはちっとも甘えられた気になりません。

 

また、子どもにとったら、「甘え」という目的を達成出来ていないので、

今後も手を変え品を変え、親にリクエストを繰り返す可能性があります。

 

下に幼い子供がいる場合や、元々ココロ貯金箱がでっかい子どももいますから、

一般論だけではいえません。

まあ、私は10分もお話を聞くと、そのおおもとが何なのか、およその見当はつきます。

 
十分に甘えさせると、自信がつく

 

 

親に十分甘える経験をして、親の愛情がまっすぐに伝われた伝わるほど、

自信がある子、やる気がある子、やさしさと強さの両方を兼ね備えた子になっていきます。

たとえば、「大事な子だから」というと子どもの心がぐっと安定します。

逆に、ブツブツと文句を言って手を貸すのであれば、

子どもの要求である、「甘え」が充足できないので、

今後も次々と違う甘えの要求を出すことになります。

 

実は、子どもも大人も、自分が何者かよくわかっていないところがあります。

他人のことはよくわかるのに、自分のことはわからない。

自分で自分の姿は見えませんから、実はいちばんわからないのが

自分という存在なのかもしれません。

では自分が何者か、どこでどのように感じるのかというと、

信頼できる他者から言われたことが判断の基準になります。

 

幼いこどもにとっては、信頼できる他社は、お母さんとお父さん。

そのふたりから「けんちゃんのこと大好きよ」などと言われたり、

やさしく抱っこをされると、それだけで自然に「自分は愛されるべき人間なのだ」

と自信が育ちます。

 

自分を認めてくれるお母さんとお父さんが常に後ろについていると思えば、

こんなに心強いことはありません。

たとえ園や学校でうまくいかないことがあっても、こころのダメージは

ずいぶん小さくなることでしょう。

 

いちばん大事な存在であるお母さんとお父さんが自分を認めてくれると感じると、

心の軸ができて、不安を抱きにくく、心のブレも少なくなるわけです。

 

それが積み重なると、自分で自分の存在を認める自己肯定感(自分を大切な存在だと思える感覚)が育ちます。

 

この先、園でも小学校でも、困ることが何も起こらないというのはありえません。

いじわるな子どもと接することもあるでしょう。

しかし、自分に自信がある子は、そういたトラブルに巻き込まれにくくなります。

そして、「ソレはソレ、コレはコレ」と割り切って

自分のペースを保てる子どもの違いは、とても大きいのです。

 

 
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わが子を片付け名人…

 

片付けが自分でデキル子の育て方

 

じつは、子どもは片付けが出来ていないと気持ちが悪いとは思いません。

「困っているのは、親ばかりなり」です。残念ながら。

じつは、片付けを子どもがひとりで出来るようになる前には段階があります。

それは、ママと一緒に片付けが出来ることです。

ママと子どもが「役割分担」するのもいいですね。

そのステップを踏んだのち、だんだん子どもだけでも片付けが出来るようになります。

とはいえ、多くのママはこのステップを取り組むことなく、「片付けなさい!」と怒鳴ってしまいます。

片付けをしない子どもを5分怒鳴るのであれば、先に5分子どもと一緒に片づけた方が身に付きます。

そして、一番大切なことは・・・「手がら」は、子どもに持たせます。

つまり、たくさんママが手伝ったとしても、
「よーーーく片付けができたね。きれいだね。気持ちがいいね」
と子どもをしっかりほめます。

手がらは、子どもにもたせましょう。

 

「ちゃんと片付けなさい!」を言わない方法

 

長期休暇中は子どもが家にいるので、「ちっとも片付かない・・・・」と思うことはないでしょうか?

 

基本的に子どもは「片付けはするべき」という概念がきわめて弱いのです

 

「散らかっていても困らない」「友達が遊びに来ても恥ずかしくない」のがおこちゃまです。

ということは親と子で大きな温度差があるのです。

多くの場合、困っているのは、、、そう!あなた!主婦です。

 

そこで、片づけは最初の5分だけ子どもといっしょに取り組みます。

その時に、「コレはココだね」と片付け場所を説明するといいです。

または、「掃除機はお母さんがかけるから、ブロックはあなたね」と分担するのもいいです。

 

でも、それも忙しくてできない時には、
「片付けパトロールに行ってきてくれる?」と子どもに頼みます。

 

つまり、「片付けなさい」ではなくて、「点検に行ってほしい」と頼むのです。

 

もちろん散らかしているのはコドモですが、
あえて「キレイになっているか点検係」を命名するのです。

 

幼稚園時代までだったらイケるかと思います。ちなみに、私は、よくよくやっていました(汗)

 

そして、「片付いていなかった」と子どもが言えば、
「そうか~、元にあった場所に片付けができる?」と疑問形で言ってみます。

 

指示命令ではなく「疑問形」がいいですね。

 

 

家の中が片付かない~~!!対策

 


まず、片づけほど、

個人によって価値観が違うものはありません


昔から、お嫁さんが片づけたいと思っても

お姑さんは、出しっぱなしが好きだったり・・・


子ども 大人 に関係なく、個人差・温度差があるのです。


だから、いくらあなたが きれい好き だと言っても

そのあなたから生まれたお子さんが

必ずしもきれい好きとは限らず

その辺の いい加減さ を むしろ


子どもから学びなさい

と言わんばかりに

チョー 整理下手なお子様と日々バトルを繰り返しながら

適当に折り合いをつける 

ココロのワザを身につけていく

のもコソダテかも・・・

 

あれ?

これじゃ、あきらめろと言っているような記事なので

しきりなおします(汗)


片づけには、温度差があるということだけ

アタマに入れておいて


あとは


「かたづけなさ~~~い!!」と叫ぶのではなく


何を

どう

片づけるのか
を子どもに説明しちゃいます。


そして、この方法で、

ちゃっかり、やる気にさせていきます。

 

「きっとダメだよね、と挑発する作戦」です。


もしも、お子さんにヒットしたら、ラッキーですが。


6時には、ご飯できるから」

 (時間の目安を言う)

 

「そろそろ、一回かたづけようか!!」 

強制しないで誘いをかける)

「捨てる物は、ここに入れて!!」 

(できるだけ具体的に言う)

(ゴミ箱やゴミ袋に気づかせる)←子どもって、結構捨て場所を気がついていない(汗)

30分は、かかると思うよ~~~」 

ワザと多めの時間を言う)


そんな早くは、「無理だよね・・・・」 

(あきらかに挑発)


とワザとできないだろうと言ってみる


ここで、お子さんが

「1分あったら、できるわ~」

「ちょろいわ~

「母さん、見てて!!」


うまくのってくれれば、成功です。

 

そして、それなりに片づいたら

「え~、もっと時間がかかると思ってたわ~、スゴイなあ~、

ホント驚いたわ~」

とホントに驚いちゃう!

(注1) 子どもが小さい時期に お使いください。

(注2) 中学生でやったら、間違いなくケンカになります。

 

 

 

片付けが10倍ラクになる方法

 

 

まず、

「あなたの片づけ観」「コドモの片づけ観」は、違います。

たとえば、

あなたにとっては、チリひとつない部屋が理想だとしても

お子さんにとったら、出したブロックやトミカを箱に戻したら終わり

と思っていることがよくあります。

それ以外の、ついでに出たおもちゃは、意識されないままで

出たまんまかもしれません。

だから、単に「かたづけなさ~~い」と怒るよりは

「ゴミを10個拾ってね~」

とか

「いらない紙は、ゴミ箱だよ~」

とか

「床におもちゃを置かないでね~」

「足で踏むと痛いからね~」

とか

とにかく具体的がいいのです。

わが家では、最低限 床にものを置かない というレベルで

片づけていたこともあります。

そしてですね・・・

ホームセンターで4段ぐらいの棚を買ってきて

その間に、できるだけ重ねないで済むように

おもちゃをしまっていました。

重ねると、出す時もしまうときも大変ですから。

よく使うおもちゃは下の段

パズルは、狭い棚へ入れました。

めったに使わないおもちゃは、最上段です。

これって、キッチンや食器棚の収納と同じです。

そうそう!

どこかでもらった景品やおまけなど

親は捨てたいけれど

コドモは捨てたくないものってありませんか?

そんな時には、急に処分をしないで

一時保管として、コドモが見ていない間に

こっそりと紙袋に入れておきます。

そして、こっそりと他の場所に移動させちゃいます。

そして、忘れた頃に処分です。

急に

「アレがない!!!」といって暴れた時には

「あれ~、こんなところにあったわ・・・・」

ぼけて出します(笑)

 

 

 

 

わが子を片付け名人に育てる方法はコレ!

 


子どもは、片付けが出来なくても困っていません。

 


じゃあ、どうするか!?


それはですね。子どもが片付け上手になる仕組みを子育てに取り入れていくといいのです。

じつは、子どもは車と同じで、急に行動を変えることができません。


「子どもは、急に止まれない!」わけです。


だから、ママとしたら、「事前予告」をすることで、子どもの行動にポンピングフブレーキをかけてあげます。

急ブレーキをかけても、子どもはちっとも変わりませんよ。


そして、わかりやすくママの気持ちを伝えましょう。


「7時になったら御飯だよ」

 (時間を伝える)


「御飯食べたいよね~?」 

(片付けの後に待っていることを伝える)


「ねえ、おもちゃをどうしたらいいと思う?」

 (子どもに考えさせる)


「ママは、そろそろ片づけてほしいのだけどね」

 (ママの気持ちを伝える)


子どもは、いくら怒鳴ってもちっとも変わりません。


逆に、「ママは、いつもうるさい!」と思うだけなんですね。

 

苦手なことはスモールステップで!

 

 

スモールステップのコツは、

一度に全部のことを完璧にできるようになるのではなく、

ひとつずつ出来ることを増やしていきます。

例えば片づけ だったら、

1,ママがあらかじめ、大きな片付け用の入れ物を準備する。

2,その入れ物に片づける物の絵を描いておく

3,ママと一緒に片づけをする
→ 「きれいになって気持ちいいね」と言葉をかける

4,ママが そばで見ている間に一人で片付けをする
 「今日のママは何にもしていないよ。一人でお片づけができるってかっこいいな。
小学生みたい。」と言葉をかける

5,外出前、食事の前など片付けタイムを決めて、

だんだんと「時間だから片づけようね」

と声かけだけする


ただ単に「片付けなさい!」

といくら怒鳴っても変わらないとしたら、

本人にその必要感がなかったり、

どこに何をしまうのかわからなかったりすることがよくあります


実は、「片づけ」ほど人によって必要感が違うものはなく、

どこまでやるか、

いつやるか、などが全く決まっていません。

 

子どもによっても自然に片づけるタイプの子どももいれば、

いくら散らかっても平気というタイプの子どももいます。

そのため、ママはイライラするけれど、

子どもは散らかしたままでも平気ということがよくあります。

 

ちなみに「片づける」ということは、

時間内に、出した物を所定の場所に戻す作業です。

 

所定の場所が子どもでは手が届きにくかったり、

手前に物が置いてあったり、入れ場所がわからなかったりした時には、
子どもひとりでは片づけができません。

自分の力で片づけるためには、その環境から整えていく必要があります。

「おもちゃ捨てちゃうよ!」

って脅しても片づけは出来るようにはなりません。

まずは、片づけの環境を整えて、

後はママが 根気よくつき合う という道のりがあってこそ、

いつかはひとりで出来るようになるのです。

 

ちょっとタイヘンと感じましたか?

でもね

ママがこだわっていないと子どもはできるようになりません。

大きくなれば自然にできるようにはならないのです。

 

 

 
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【すべての子育てマ…

ママが世の中で一番偉い理由

 

 

お母さんって本当に偉いです。

世の中のすべての人はお母さんから生まれ、お母さんが育てることで、

世の中に一人前の人間を旅立たせることができます

 

子どもが幼い頃は、四六時中子どもにべったりと寄り添い、自分のしたいこともあきらめて、

ただひたすら子育てをする。

 

子どもが少し大きくなったら、仕事をして家計を助ける。

 

仕事をすれば、子どもがぐずり、子どもとの時間を大切にすれば、家事が進まず。

「もう、いったいどうしたらいいのよー」とお母さんの方が泣きたい気分になってしまいます。

 

お母さんは、たくさんやることがあるので、時間と体力に余裕がなくなり、

すぐに子どもを不必要に怒ってしまいます。

すると今度はそんな自分を責めてしまう、お母さんって本当にみんないいひとです。

 

お母さんは、こんな思いで子どもを育てても、「私が育ててあげたのに」なんて

子どもに恩をきせることもなく、旅立つ子どもを手を振って見送る、

そんなお母さんがいるから子どもは安心して大きくなれます。

 

世の中は、お母さんでもっています。

 

ホントは、ママが一番ツライのです。

 

 

 

私は、子育て相談をお申込みくださったママにはこんなメールを出します。

「ここだけは、知りたいということをご用意くださいね」

 

お時間に限りがあるので、できるだけ悩みを焦点化していただくようにしています。 

こうは書いてお伺いしていますけどね、ママの話がまとまらなくても大丈夫!

いっぱい悩みがありますからね。

どこからでも話していただいて、こっちがどんどんまとめます。

 

「ここだけは、知りたいということをご用意くださいね」

この質問を投げかけると・・・

 

多くのママは、一生懸命に何が一番の悩みかを考えられます。

兄弟げんか!

文句が多い!

自分勝手!

宿題をしない!

幼稚園を行き渋る!

 

でもね、ここでも多くのママがおっしゃることに

一番困っていることは、ジブンのこと、と言われます。

 

頭では、子どもにするべきことがわかっているけれど、それができないジブンがいる。

「わかる」と「できる」は違う。

そんな自分に嫌気がさす。

無力感でいっぱいになる。

自信がもてない。

 

つまり、子育ての悩みは、母自身の悩みとも言えるのですね。

 

子どもをもつと、時間の余裕がなくなります。

体力の余裕もなくなります。

頑張る気力もなくなります。

リフレッシュも時間もなくなります。

 

はっきり言って!

「ない、ない」づくめです。

 

となると、ひとりの人間としてかなり素がでるわけです。

かなり、悪い状態が露出します。

今まであまり怒らなかったひとが、怒ってばかりになるわけです。

そのあたりが、母にとって、もっともつらいことなのです。

コレ!「お母さん」をやっていない人には、わかりにくいところなんですね。

だから、「お母さんが、そんなことだからダメ」って簡単に言うのです。

 

先日、子育て相談を受けられたママさんもそのようなことをおしゃっていました。

母親の悩みは、コーチングだけでは解決できない。と。

 

ママの自信を回復させ、心の余裕を取り戻さなくては、

「聞き方」「話し方」のレッスンだけでは追いつきません。

 

ちなみに、私は

「子育て電話相談」の中で、ママ自身の自信回復を心がけています。

あの手、この手、奥の手。

 

子育て中は、自分のダメさ加減が嫌になります

 

 

子育て中って、ママのメンタルヘルスが悪化しやすいと思います。

自分のことに時間もお金もエネルギーもかけられず

毎日リセットがきないのですから、

心も体もヘトヘトになって当たりまえ。

ということは、自分の欠点・短所が露出します。

 

独身までは、こんなに怒ったことがなかったのに・・・

というくらいに一気におこりんぼママになったり

すぐに自分を責めたり

すぐに誰かを責めたり

しちゃいます。

 

おそらく、自己肯定感は人生の中で

かなり低空飛行だと思うのです。

 

そうなると!

そこ、なんとかしないと子どもに影響しますよね

と言わんばかりに

あれこれと自分自身が気になるようになります。

 

子育て期は、

「人生の上書き保存」の必要があるのでしょう。

 

子育てって、奥深い。

 

 
 

 

 
 
ママが子どもを怒ってしまう理由

 

 

お母さんは、子どもの欠点が自分の欠点と似ていると、自分を見ているようで腹が立ちます。

 

自分の嫌な部分をわが子を通じて見せ付けられるからです。

 

 

お母さんは、自分とまったく違うタイプの子どもを見ていると、違和感を感じます。

 

 

違和感を感じると、「なんでそんなこともできないの」「なんでそんなことをやるの?」と腹が立ちます。

 

 

つまり、似ていても似ていなくても・・・腹が立ちます。

 

 

 

 

頑張るママを救うコトバ

 


「ママは、笑顔が一番!」

「子どもは、ほめて育てよう」

とよく言いますよね。

 

それって、大切なことだけれど

それほど難しいことだから、

昔からよく言われるのだとも思うのです。

 

そして、時として、頑張るママを苦しめるコトバです。

 

そのままのあなたで100点満点

 

 

子どもって、親の考えられなくくらいの悪さをしてくれます。

子どもを怒らないようにしたいと思っていても、

いくらなんでも、こりゃ怒らないとダメでしょ。

ということをやってくれます。

 

だから、お母さんになると独身の時よりも

自己評価が下がると思うのです。

 

自分の努力では何ともならないこと(子ども)を

24時間相手にしていたら・・・

どんどん無力感に襲われてきます。

私がダメだから、子どもが●●なんだ・・・

と考えてしまいます。

でもね、そこを

「当たり前じゃん!腹も立つわよ。私だって」

とその負の感情も認めることにしたのです

自分に丸をあげることにしました。

今日も夕飯を簡単にしましたが

「夕方、病院に子どもを連れていったから、仕方がないよ」

と自分を認めることにしました。

大人になると自分のことを誰も認めてくれません。

つまり、

自分で自分のことを認めないで誰が認める!

 

「どうせ、自分は・・・」

という発想は、

【自分いじめ】

と言います。

 

「心の中身」を変えるのではなく

「心の使い方」を変えていきましょう。

 

だんだん、ラクになります。

 

自己肯定感はいくつになっても高めることができる

 

お母さん自身、自分に自信がない

 

これも子育て相談をしていると、本当によく出てくる言葉です。

子育ては、子どもを育てながら自分のことを振り返る作業です。

私は、そもそも子育て中のお母さんは、自己肯定感が低くなりがちだと思っています。

自分の努力だけではなんともならない子どもを中心に、生きているからです。

子育てに自信がある人のほうが、ちょっと心配です。

 

いっぽう、自己肯定感は、いくつになっても高めることができると思っています。

そうでなれば、大人になってカウンセリングなどを受けても、何も変化がないことになります。

大人になっても、自分のことを認めてくれる人がいれば、いつからでも人は変わると信じています。

 

もしも、自分に自信がもてずにつらいと思っているかたがいたら、

自分と相性がいいカウンセラーなどをさがしてみてください。

 

独身のときであれば、自分と気が合った人とだけ過ごすことも可能でした。

それが子どもをもつと、両親やママ友との結びつきが深くなります。

でもその人たちがいつもあなたのことを認めてくれるとは限りません。

 

あなたのことを、欠点を含めて認めてくれる人を心のサポーターとして

もつことができると、こんなに心強いことはないでしょう。

 

子育てというものは、お母さんの心がハッピーならば、こどもはもっとハッピーになります

心が安定した子どもを育てるために、まずはお母さんの心のメンテナンスが必要です。

お母さんが元気をなくしているのに、子供だけは笑顔で育てるなんてことは、到底できません。

 

子育ては、思うようにならないことばかりですが、どうもその状態で

いかにしてお母さん自身の心をハッピーに保つのかという、大きなお題をもらっているようです。

やっぱり子育ては奥深いですね。

 

 

 
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すぐ使える!自信の…

 

 

 

すぐできる「承認」スキル

 

 

子どもをほめて育てたい。

そう思っていても、ほめるよりは怒る回数が多くなることはありませんか。

子どもってほめようと思っていても、すぐに気になる行動をしてしまいがちです。

そのため、結果的にママが子どもにガミガミという回数の方が多くなってしまいます。

コーチングでは、「ほめる」のではなく、そのままを「承認」していきます。

「ほめる」とは、何かが出来た時にその行動を認める言葉。

「承認」は、その「ほめる」も含めて、存在そのものを認めていくことです。

だから、子どもがすばらしい事をしなくても、いくらでも「承認」していけます。

 

例えば、「けんちゃん!おはよう!」とあいさつした時に名前を一緒に呼びます。

さらにいいことしたときには「けんちゃん、ありがとう」とこちらも名前を先に
いってから「ありがとう」と言葉をかけます。

人は自分の名前を呼ばれると、とても自分のことを大切にされていると感じます。

ママに存在そのものを大切にされていると伝わります。

私がよく行く美容院では、必ず「東さん、ありがとうございました」と名前を呼びます。

人は名前を呼ばれると、思わず呼んだ人の方に顔を向けたくなり、自然とアイコンタクト
も取りやすくなります。

朝の第一声は、【名前】+【おはよう】でいいスタートダッシュをきることができます。

ガミガミ起こすよりはずっといい関係が作れるはず。

もちろん

【名前】+【ご飯できたよ】
【名前】+【お帰り】
【名前】+【おやすみ】

もOKです。

 

「すぐできる承認スキル」実践編

 

 

 

これは、あるクライアント様の話です。

A課長は、会社で自分の部署の部下との関係作りがなかなかうまくいかずに困っていました。

そこでまずは、

部下を変えるのではなく、

A課長の【言葉かけ】を変化させてみました。

【名前】+【おはよう!】を毎朝実行していったのです。

A課長は、部下にあいさつするときに、必ず名前を呼んでからあいさつをすることにしました。

それまでPCの画面を見ながらあいさつをしていた人も顔を上げて「おはようございます」と

言葉を返すということに気が付きました。

ほめることがないという前に、今出来る「承認」をしていきませんか。

人間関係は

こちらの対応が変われば必然的に、相手の行動が変わります。

「人間関係のハンドル」を自分でもつと相手に振り回されずに、今よりもラクになります。

 

兄弟育ての必殺ワザ

 

 

ちまたの子育て本は、一人っ子を対象に書かれているので
兄弟2人・3人となると、母はその対応に困ってしまいがちです。

ひとりだけ承認していたら、あとのひとりがおもしろくない顔を
することはないでしょうか。

まずは、今日の日記に続いて、兄弟育ての裏ワザをお知らせします!!

本日は、朝から公立中学校の相談員として勤務しました。

今でも週1回は、勤務をしています。

久しぶりに「お昼の放送」であいさつをしました♪
最近の教室のテレビは薄型・大型なので、思いっきりドアップですよ

毎日、ママ向けに電話で子育てカウンセリングをしているいのに
どうして、相談員もやっているのか・・・・

とあらためて考えました。

私は・・・

たぶん「学校」という場所、そして子どもたちが好きなんです。

今まで本当にたくさんの学校に勤務をしましたが、どこの学校に
行っても、違和感がありません。

そして、今悩んでいる生徒、喜んでいる生徒、もっと大人に認めてほしい生徒など
生の生徒に接することで、

結果的に自分の【子育てカウンセリング】が机上の空論に終わらない
そんな気がしています。

子育ても教育も理想だけでは、何も動きません。

元先生の習性で、廊下を歩く時、ゴミが落ちていたら・・・・
やはり、拾ってしまい、廊下で生徒と接するとこれまた会話をしてしまいます。

授業に入ると、本能的に子どものよさをみつけ
小声で「ささやきおかみ」になってしまいます。

「いい字だね~」

「姿勢いいな~」

「解けそうだよ!」

とその子にだけ聞こえる声でささやきます。

これは、教師・相談員の秘密ワザ!!

そんな対応をすると、生徒がみるみる変わります。

そして、この方法は、子育てでも大変即効性があります!!

兄弟が家にいる時、ひとりだけを承認すると
あとの子どもがひがんだり、うらやましかたりすることがあります。

「ひとりを承認すれば、もうひとりも頑張るだろう・・・」と思うのは間違いです。

帰ってツボにはまります。

そんな時ほど、

【その子】にだけ、聞こえる声で、
ささやくように
【独り言】 をいいます。

本人に面と向かわなくても、自分のことを言われている時は、結構わかるもの。

母は、動きながらひとりごとを言ってもいいのです。

この方法は、本にはたぶんのっていません!!!

東ちひろが家庭と学校で使っているワザです!

伸びる子ママの法則

・兄弟を承認する時には、ひとりひとり別々に承認する。

・他の兄弟に聞こえないように、ささやきながら【ひとり言】を言おう。

 

 
 

 

 
 
集中力が少ない子どもの認め方

 

 

ウチの子は、

すぐに他のことが気になってしまいます・・・

というママにオススメの方法です。

 

そうじでも、宿題でも一番最後まで終わった時に

「よし!子どもをほめよう!」

と思っていたら・・・・

 

お子さま、どこかに頓挫してしまいます。

結局、「いつもあなたは・・・・ とグチが出てきます。

そんな時には、

早め早めに子どもを認めるコトバ をかけていきます。

 

たとえば、宿題に取りかかったら早めに

「お~、やるね~、難しそうだね~」

とコトバをかけるのです。

 

感覚としたら、25%終わったところで

コトバをかけていく感じです。

 

そのうち、50%終わったときに

「最近の宿題は難しそうだわね・・・」

「頑張る人だわね・・・」

と声をかけ

 

75%終わったところで

「終わったら、ママに見せてね」

と声をかけ

 

100%終わったところで

「いいね~、やるね~、さすがだわ~、たいしたものね」

と声をかけていきます。

 

声のかけすぎ?

と思われたら、もちろん減らしてもOKです

 

お子さんの様子を見ながら、調整してくださいね。

 

要するに、お子さんが一人で宿題などができない時は

怒るよりも、こまめにコトバをかけていきましょう。

 

手がかかる子どもは、

手をかけてほしい子どもです。

 

 

 

 

あなたが楽しそうにするのも「承認です」

 


谷口祥子さんの

「1日10秒人脈力コーチング」からの転載です。

 

子育てにも言える!!と思いました。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

★楽しむ★

あなたは、人と接する時に、どんなことを心がけていますか?

一緒に過ごすことを楽しみましょう。

 

「失礼のないようにしなくては」

「きちんとしよう」

 

と心がけることもいいことですが

あなたが楽しそうにしていることが、何よりの相手に対する承認になるのです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

子どもと過ごす時も

ママがそばで楽しそうにしていると

子どもを承認したことになるってことですよね。

なかなか、難しいですよね。

わが子とは。

でも、怒っているママよりは

そばで楽しそうにしているママの方が

ずっといいですよね。間違いなく。

怒らないママには、かなりなれそうですが

楽しそうなママか・・・・・まだ、私には難題ですわ。

 

名前を呼ぶのも承認です

 

 

ひとりひとりのコドモをほめるなんて・・・できないYO!

 

という方に・・・

名前を呼ぶことも立派な承認になります。

========================

「お子さんの名前」+「おはよう!」

「お子さんの名前」+「いってらっしゃい!」

「お子さんの名前」+「お帰り!」

「お子さんの名前」+「お休み!」

=======================

 

これで、1日4回承認】できますよね。

 

特別にほめようと思うよりも

簡単にできる承認の回数を増やす方が

ずっと確実でラク です。

 

そこにいるだけで嬉しいわ~♪

 

そのままの子どもを受け止めましょう

ってよくいいますよね。

 

これって、なんだかよくわからないというママがいます。

わかりやすく言うと、

何かが出来たことをほめるのではなく存在そのものを認める感じです。

 

まだ、わかりにくいな・・・

 

たとえば、先日中学生の息子に言った言葉は

「あなたがそこにいるだけで、お母さんはうれしいわ」

 

偶然、

私が仕事をするPCのそばで勉強を始めた時にいいました。

 

何かできた時にほめるのではなく

なにも出来ていないとき

そのままの子どもを認めると

子どもは、自分の存在そのものに自信をもつ

 

といわれています。

 

今まで、こんな言い方をしたことはなかったのですが

偶然、言ったコトバです。

自分の存在に自信をもっていると

他の人にも余裕でやさしくなれるはず。

 

さらに、やる気も出てくると言われております。

 

 

するとね・・・

息子いわく

 

「お母さんがボクの話聴いてくれるから、ボクも救われる・・・」

 

と言っていました。

 

ちょっと涙ものです。

ACのコマーシャル

「こだまでしょうか・・・」

と同じですかね。

 

親ばかですな。(・・。)ゞ

 

 

 
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「子どもがかわいそ…

 

 

7つの子育てストレスがあります

 

 

子どもが誕生した時、どれほどの人から
「おめでとう!」とお祝いをされたことでしょうか。

「女の子?男の子?」とどの人もほほえみながら
お祝いの言葉を言っていれるものです。

でも、

子育てがこんなに大変なものとは誰も言わなかったかもしれません。

病院を退院したその日から、「子育てストレス」(>_<)は始まっているのです。

田中ウルヴェ京さんは子育てストレスを以下の6つと言っています。

1,誰も自分のつらさをわかってくれないという「孤独感」

2、どんなにつらくても子どもに八つ当たりはできない
  「ストレス発散の場の欠如」

3,自分だけで勝手に時間を使う事ができなくなった
  「時間的喪失」

4,子どもを育てるならば、ちゃんと頑張りたい、自分がしっかりとしなきゃという「責任」

5,なんでもこなせるはずだったのに育児なんて初めてという
 「自信喪失」

6,寝たい時に寝られない「心身疲労」

そして、私は

7,子育てにお金がかかり、自分の欲しい物を後回しにする
「金銭喪失」をプラスしたいと思います。

まずは「7つの子育てストレス」があって普通いうことを知っておくことが大切です。

●子育てママならば、大なり小なり誰もが感じることなのです。

●あなたひとりが感じているわけではありません。

あこがれの子育てをイメージしていたら、自分だけ子育てで疲れている気がしたり、
そんな自分を責めたりしてしまいます。

心はどれくらい疲れているのか、傷ついているのかが目には見えません。

手や脚を折った時には「どうしたの?大丈夫?やることがあったら言って!」
と誰もが声をかけられます。

でも、心が疲れている時、傷ついている時は本人も周りの人も目には見えないのです。

ココロはとっても傷つきやすい生き物です。

 

「ムダ叱り」ストップ!

 

 

 

子どもを怒り過ぎると・・・

「ママは、自分のことを嫌っている」と勘違いをしたり

「どうせ、ダメな子」と自信をなくしたり

しがちです。

とはいえ、お怒りをゼロにするのは、ちょっと待ってください。

一気になくそうとしても、なかなかゼロにならないために

結果的に爆発しやすいです。

まずは、

1日 10回雷を落としているとしたら・・・・

それを7回にしませんか?

そして、

3回も減らせた自分に、大きなマルをあげます!!


これがコツです。自分をほめます。

まだ、「できていない部分」は、そのままにしておきます。

そこをあえて、意識しないんです。

そうすると、「できない部分」にエサをやらないことになるので

いつかは枯れて、弱っていきます。

意識すると

エサをやることになるので、そこが太ります、大きくなります。

ますます、変わりません。

7回に減れば、いつかは5回になります。

5回になれば、そのうち3回になります。

3回になれば、気がつくと・・・・

1日 1回だったりします。

【スモールステップ】が怒らないママへの一番の近道です。

 

人生でもっとも怒りの感情が多い時期

 

 

下の子が幼稚園に入るまでの時期は、人生でもっとも怒りの感情が多くなります

理由は、24時間、365日いつも子育てを休みなくやっているからです。

 

この時期に比較的子どもを怒らずに済む人は、快く子育てをサポートしてくれる人が複数いる場合です。

お母さんの負担が小さくなるのですね。

 

とはいえ、私も実家から離れた場所で子育てをしましたので、そんなにたくさんの

サポーターさんはいませんでした。

 

ただ、そんな時期だと知っていないと「わたしってダメな母親」と思ってしまうといけないので・・・

 

この時期は、子ども連れて行くことができる場所をひとつでも増やし、

子どもを快く預かってくれる人を有料・無料の別はありますが、増やしていくことは大切です。

 

子どもが泣くと、多くのお母さんは子どもを預けることを躊躇しますけどね、、、

 

それよりもお母さんのメンタルへルスを維持する方が大切だとは思うのです。

お母さんがハッピーならば、子どもはもっとハッピーです。

 

ぜひ、ご自愛くださいね。

 
 

 

 
 
「子どもがかわいそう」は、ママ自身の課題

 

 

子育てをしているとこんな気持ちになることはありませんか?

 

・子どもがいじめられたらかわいそう

・子どもが受験に失敗したらかわいそう

・子どもが勉強についていけなくなったらかわいそう

 

この「かわいそう」は、ママの心模様が大きく影響しています。

じつは、ママと子どもは見えない糸でつながっています。

だから、ママは、子どもがつらい経験をしているのを見ておれなくなります。

 

特に自分が小さい頃にいじめられたり、受験で失敗したり、

勉強が分からない経験がある場合は、それと同じ感情を子どもに味合わせたくないと思います。

そして、子どもの「かわいそう感情」に敏感になります。

 

実際にはまだ何も起きていないのに、予期不安として早めに

「こうなったらどうしよう・・・」と思うのです。

 

ママが子供に「かわいそう」と思う時は、その気持ちは「ママの課題」とも言えます。

 

じつは、この「かわいそう感情」、パパの感じ方とママの感じ方は違います。

 

それは、パパとママが今までに傷ついた経験が違うからです。

人は、過去に自分が傷ついた経験については、超敏感なんです。

 

無意識に、これ以上心が傷つきたくないので、早めに予防線を張りたくなります。

 

だから、ママは「子どもがいじめられるとかわいそう」と思っても、

パパは「自分で乗り越えないといけない」というように考え方が違います。

 

ということは、あまりにも子どもに関することで「かわいそう」と思うことは、

ママ自身が未消化で終わっていないってことなんです。

未消化で終わっていない感情があると、いつまでも子どもがかわいそうと感じます。

 

その場合は、大事なわが子に「かわいそう」と思う出来事が続くことがあります。

だから、私は定期的に自分の心メンテナンスとしてセラピーを受けるようにしています。

 

「今日は、このテーマで・・・と決めておかずに受けると、あら、

知らぬ間に傷ついていました私」となります。

じゃあ、どうしたらいいのでしょうか?

 

2つの方法があります!

1つは、子どもをかわいそうと感じる自分を味わいます。

 

「あ~、私はいじめられるでき子どもをかわいそうと思っているんだ~」と味わいます。

味わい尽くします。

 

それが十分できると、少し自分を客観視できます。

客観視できるようになると、その「かわいそう感情」に飲み込まれなくなります。

 

もう1つの方法は、過去に傷ついたママの心を修復することです。

 

ママがその心の傷を癒しておかないと、さらに子どもをかわいそうと思う出来事が増えてしまいます。

子どもは体を張って、ママのトラウマを解消しようとしています。

子どもってじつはスゴイのです。

過去のトラウマ解消は、私の子育て相談でも大きなテーマなんです。

そこをしっかりとやっていかないと、「子どもの話を聴きましょう」とお伝えしても、

「でもね、怒鳴っちゃうんです」となります。

だから、いつまでたっても根本的に子どもが変わっていきません。

(セラピーは魔法ではないので、何で傷ついているかをみつめそれを癒すことをします) 

 

そんな私も何度も何度も自分の心メンテナンスとしてインナーチャイルドセラピーを

お金を払って受けたり、自分自身で行ったりしてきました。

 

私のような対人援助職は、自分のメンタルが不安定で心配事が多いと、

お母さんの話を十分聴くことができません。

 

子育て心理学マスター講座1日目では、「心の仕組み」「インナーチャイルドセラピー」と

丸1日かけて行います。

講座を開くインストラクターは、自分で自分のメンタルヘルスをいい状態にできないといけませんからね。

 

 

 

 

自分に、えこひいきをしてもいいんです

 


私は、自分の経験からも、子育てまっさかりの頃って、

自分の最もみにくい部分が露出すると思っています。

 

・今までこんなに怒ったことがなかった、という位に怒ってしまう人

・子どもや、夫にやさしくなれない人

・やさしい言葉をかけられても、すねてとってしまう人

・かたくなに、周囲の協力を拒否したり、人の意見を聞きたくない人

・「もうダメ、助けてほしい」って言うと、迷惑をかけた気になったり、負けた気になる人

 

私が分析するのには・・・

子どもが生まれる前も、仕事で大変なことはあったはずです。

 

でも、その頃は、時間もお金も余裕がありますから、【気晴らし】ができるのですね。

ごまかしやすいわけです。

 

それが、子どもを持つと、時間ナイ、お金ナイ、自由ナイ、発言権ナイ、自信ナイ、

のナイナイづくしになるわけです。

 

さらに、人間が一番手っ取り早く、ストレス解消をする「ゆっくりとお風呂に入る」

「おいしい食事をする」「ぐっすり眠る」の三拍子が、見事に奪われてしまいます。

つまり、「癒しタイム」が「戦場」と化します。

そのため、子育てママは、恒常的に、イライラしっぱなしになります。

 

子育てママには、労働基準法も、人権もないのです。それでも、

「ママは笑顔が一番よ」って言っても・・・ねえ・・・・無理ですわ。

あっ、無理と決めるとますます、「無理を証明する事実」がでてくるので、

 

特に下の子が、幼稚園に入園する前の時期は、過酷な状況になります。

だから、ここは、何が正しいとか、理想論とか言っている場合ではありません。

 

ママが、何をしたらラクなのか、心が燃え尽きずに済むのかだけ考えてもいいですよ。

 

ママがイライラしているのに、顔は笑顔はあり得ません。

 

もしも、神様がいるとしたら、「図々しい善人」になるチャンスよーって言っています。きっと。

 

ここで、身に着けた処世術は、必ずや今後の人生に役に立つことと思います。

女の人生は忙しいですからねー。仕事も介護も出てきます。ふー。

 

 

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発達障害は親の関わ…

 

二次障害

 

発達障害のなかでも、元々はごく普通の発達障害さんだったのですが、

 

小さい時からあまりにも怒られ過ぎることで情緒が不安定になったお子さんを二次障害と言います。

 

二次障害は、およそ小学校高学年以降のお子さんに言われる言葉で、小さいお子さんには言いません。

つまり、発達障害のお子さんの養育が不適切な場合に二次障害になります。


・窓ガラスを割る

・放火をする

・人を傷つける

これらは発達障害のお子さんが起こすことではありません。

二次障害のお子さんが起こすことです。

どんなお子さんでも、自分を否定され続けきたり、ダメな子扱いをされつづけると、自分に自信をもてません。

そのため情緒が不安定になってしまい、トラブルを起こすことがあるわけです。

 

親が何をするか

 

診断名よりも目の前にいるお子さんへ「親が何をするのか!」ってことが超超大事です。

ごく普通の発達障害のお子さんが、親御さんの対応次第で二次障害になるということは、

親御さんの対応次第で、「二次障害にはならない」わけです。

その命運を分けるのは、親御さんの対応方法だけなんです。

 

 

育てにくい子

 


とはいえ、私は世のお母さんの味方です。

発達に偏りがあるお子さんは育てにくいです。

「なんでそんなことをするの!?」

逆に

「なんでそんなこともできないの!?」

という親の気持ちが出てきます。

 

二次障害は子どもを怒り過ぎることでなるとお伝えしましたが、、、、

発達障害のお子さんは怒られやすい状態にあります。

だから、皆さんこんな風に思われます。

「なんでも、かんでも子どものやりたいようにさせてもいいの?」

「甘やかしてもいのですか?」

「それでは社会で通用しませんよ」

なんて声が聞こえてきそうです。

 

えっとですね、考えるところはそこではないんです。

発達の偏りがあるお子さんにはこんなことが大事です。

①自己肯定感を高める

②特性にあわせた子育てをする

これにつきます。

 

 

子どもの能力最大化

 


これができるようになると、子ども。。。が本来もっている能力を最大化させるようになります。

たとえ、相手の気持ちがわからないとしても、誰からも愛されるお子さんになります。

「不思議ちゃん」っていう愛称で親しみをもって呼ばれたりします。愛されキャラになるんです^^

集団に入ってもほかの子に嫌われることはありません。愛されキャラですからね。

 

 

泣き喚く子

 


あとはすぐに泣き喚くお子さんも親の対応次第で泣き喚きが減ってきます。

それは、親が「泣いてはいけない」とセーブさせているから泣かないわけではありません。

子どもの情緒が安定したので、子どもが泣き喚かないようになるのです。


たとえば、1回泣き出すと1時間でも泣き喚くお子さんがいるとします。

そんなお子さんも親御さんの対応がよくなると、

たとえ泣いたとしても2~3分で早めに切り替えができるようになります。

さらに、泣き喚く回数そのものも激減します。

 

となると・・・

子育てがずいぶんとやりやすくなるんですね。

まあ、子どもも親も両方がラクになります。

 

 

 

感覚過敏のお子さん


私の子育て電話相談では、感覚過敏のお子さんをお持ちのママも多いです。

この「感覚過敏」というのは、目に見えないものなので、親からも先生からもわかりにくいのです。

「感覚過敏」と言うと、「アトピー?」「肌が弱いの?」「アレルギー?」と思われる方も多いかもしれません。

「感覚過敏(過剰反応性)」とは、光や音などをはじめとする特定の刺激を過剰に受け取ってしまう状態のことを指します。

逆に、刺激に対する反応が低くなることを「感覚の鈍感さ(鈍麻・低反応性)」といいます。

どちらも感覚のはたらきに偏りがあることが原因です。

また、ひとりのお子さんの中で「この部分は過敏」だけれど、「この部分は鈍感」ということもあります。

 

たとえば・・・

触覚」について敏感なお子さんは、皮膚に触れる刺激を過剰に感じて不快感が生じます。

触ることができないものとしては、のりやねんど、スライムなどのぬるぬる、

べたべたするものや、たわし、毛糸、洋服のタグが代表として挙げられます。

また、注射やケガなど痛みを過剰に嫌がります。

親からしたら・・・「ちょっとおおげさ!」と言いたくなります。

また、「シャワーは皮膚に突き刺さる」という子もあります。

逆に鈍感なお子さんは、痛みや温度に鈍感です。

そのため、ケガの手当てが遅れたり、季節外れの服装をして体調を壊すなんてことがあります。

昔、カウンセラーで入った中学校の生徒は授業中に壁に手を打ち付けた時骨折。

しかし、痛みに鈍感な子は、ガマン出来てしまい、本人も先生に何も言いませんでした。

そのため、先生の対応が遅く、私が生徒の代弁をして病院に送ったことあります。

この子は、少しだけ顔をしかめていました。そこを私が察知しました。

 

「聴覚」が過敏なお子さんは、自分が聴きたい音だけを選択することができません。

そのため、集団や人混みで疲れます。

学校も幼稚園も集団ですからね、それだけで負担感が大きいです。

学校でよくあることとして、周囲のちょっとした音も聴けてしまうため、

窓の外が気になり離席をしたり、隣の子の話に食い入って聴いてしまい

先生からは『よそ見をしている』と怒られてしまいます。

人は、自分の感覚がすべての人に共通していると思います。がそれが違うわけです。

また、音に敏感なお子さんは、それを回避したいので、

耳をふさいだり、机の下にもぐったり、ロッカーに頭を突っ込んだり、

カーテンにくるまったりします。

その他、「味覚」に敏感なお子さんは、食べ物の好き嫌いが極端に多いです。

というか・・・食べられるものが少ないです。

でも、親は好き嫌いをなくさせたいと思い、つい厳しくしてしまい、結果的に行き渋りにつながることもあります。

逆に、味覚に鈍感なお子さんは、食べてはいけないもの(ゴミなど)を口に入れることがあり、

それはそれで不衛生なんですね。

 

私は、ドクターではありませんが、

「このお子さんは感覚が過敏なのかもしれない」と思った時には、

【仮に感覚が過敏なお子さんだとしたら】、「親は何をしたらいいのか?」をお伝えしています。

 

お子さまが変化したママが取り入れたこと

 


Dr.から発達障害と言われていたお子さま。

 

実際のお困りのこととしては、

尖った鉛筆をお友達に突き付けたり、
差別用語を連発したり、
さらにはすれ違い様に友達に手が出たり足が出たり


と先生からも苦情の電話が来るほどの状態でした。

 

でも、こんなことを取り入れた2週間後には、尖った鉛筆を友達に向けることも、差別用語を言うこともなくなり、

もちろん、手や足が出る回数も激減しています。

すごいでしょう!

何をとりいれたかというと、

ココロ貯金®を貯めること、そして出来るだけ子どもを怒鳴らないようにすること

を心がけたんです。

発達障害のお子さんは、ちょっとだけ手厚い対応を必要としています。

それは甘やかすことではなく、「個に応じた対応」になります。

ちょっとだけ手厚い対応をしておくと、子どものメンタルがぐっと安定するので、

必要以上に子どもを怒鳴らなくても済むんですね。

そうなれば、本来もっている力を発揮できるお子さんになります。

 

 

発達障害とココロ貯金は大きく関係しています。

 


私の子育て電話相談やランチ会に参加されるママさんは、こんな方が多いです。

・お子さんが発達障害と言われている
・お子さんが発達障害の疑いと言われている
・発達障害ではないかもしれないが、似た状況で困っている
・お子さんが不登校
・お子さんが行き渋りをする

たぶんこの5つで私の子育て電話相談の6~7割を占めています。

 

それだけ、親御さんが心配になることなわけです。

じつは、、、私は発達障害や不登校だけ全く別の対応をしているわけではありません


(少しは効果的なコテサキもお伝えしますけど)

※東ちひろは、以前教育委員会の就学指導委員でした。

わたしは、いつも子どものメンタルを安定させることだけを全力で行っています。

その1つがココロ貯金を貯めることです。

この貯金が貯まると、子どもは本来もっている能力を発揮するようになります。

 
 

 

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不登校を味方につけ…

 

不登校はチャンス

 

子どもが登校を渋る時は、理由は1つだけではなく、いろいろな要素がからんでいることが多いです。

私としたら、学校復帰をして欲しいところですが・・・・

 

子どもが登校を渋るのであれば、「今、子どもが学校に適応していない大元」をみつめるチャンスと思うのです。

そんなことでもないと、親は「まあ、いいや」と思います。

子どもが登校を渋る時、こんなことが予想されます。

① 自己肯定感の低さ
② 発達の偏りがある
③ 感覚過敏
④ 母子分離不安
⑤ 教室が荒れている
⑥ 先生が高圧的な態度
⑦ その他

 

学校の先生も正直言って「わからない」

 


親にとって、子どもが学校に行かないほど困ることはありません。

なぜならば、私たち親世代は子どもが熱もないのに学校を休むってあり得ない世代です。

だから、わが子が学校に行かない時には、子どもが怠けているような気分になります。
 
じつは、学校の先生は「教室に入る子」についてはプロ中のプロです。

ですが、教室に行き渋る子については正直言って「わからない」のです。
 
とはいえ、過去に不登校の子どもの担任になった経験があることは多く、その時の経験を元に子どもを指導することはあり得ます。
 
ただ、子どもが違います。
 
過去に担任になった子どもと、今不登校の子どもは同じではありませんから、同じことをやったからといって、教室復帰をするとはいえません。
 
さて、子どもが学校を行き渋る時は、なんらかの不適応であったり、負担感が大きかったりします。
 
子どもが行き渋る時の原因は様々です。

 

 

押したり引いたりします

 


子どもが学校に行かないと言うとき、親は「まさか!うちの子が!?」と驚きます。

そして、一体どうしたらいいのかがわからないことがほとんどなので、最初は無理矢理子どもに強く言うことになります。

「いい加減にしなさい」と強く怒鳴ったり

「自分が困るのよ」と不安感をあおったり
「お母さんは悲しい」と泣き落としてみたり
「勝手にしなさい」と見放したり

多くの場合は、力技で子どもを高圧的に脅してみたり、あえて無視してほっからかしにしてみたり、押したり引いたりします。

 

 

発達の偏りが原因の場合

 


この「発達の偏り」というのは、いわゆる発達障害という名前で言われるお子さんのことです。

障害というと重いイメージがありますので、私はよく「発達の偏り」とお伝えしています。

 

この「発達の偏り」は、「ヘビーな偏り」と「ライトでソフトな偏り」があります。

 

 

私たちは全員「得意なこと」と「苦手なこと」があります。

もちろん私もあります^^

で、この「得意なこと」と「苦手なこと」の差が大きい方のことを「発達の偏り」と言います。

これは、発達検査をすると一目瞭然になります。

この発達の偏りというのは、親の育て方がいいとか悪いとかではありません。

生まれ持っての気質によるところが多いです。

たとえば、すぐにカーーっとなって怒り出す子どもは「衝動性が高い」と言えます。

これはね、親がいくら口酸っぱくお説教しても、その割には変りません。

が、あることを親が心がけると子どもの「衝動性」が低くなります。

じつは、衝動性が高いお子さんは●●欲求が高いのです。

そこを満たしていかないと、堂々巡りで同じことを繰り返します。

この「衝動性」というのは、少々やっかいでして、これが元で人間関係を壊すこともあります。

カーッとなったから相手を殴った・・・では済まされませんね。

じつは、私の子育て電話相談を受けられるママのお子さんにはこの「衝動性」が高いお子さんが多いです。

この「衝動性」は、自分ひとりの問題ではありません。

たとえば、「不注意」なお子さんの「忘れ物」は、忘れた本人が困ること。

でも「衝動性」は、周りを巻き込んでしまいます。

とはいえ、私の子育て電話相談では、そんなお子さんの衝動性が低くなります。

ここが落ち着くと子ども本人の楽ですし、親もガミガミ言わずにすみます。


「衝動性が高い」お子さんがいるとします。

そんなお子さんは、ちょっと気にいらないことがあると泣き叫んだり、すぐに手や足が出たりしてしまいます。

でもね、このお子さんの情緒が安定しているか、不安定かによってその出方は大きく違います。

情緒が安定している時には、そもそもカッっとなる回数が激減します。

また、たまにカッとしたとしても早めに切り上がるのです。

一方、情緒が安定していない場合はちょっとしたことですぐにカッとなり相手を傷つけてしまうわけです。

 

 

親は何をする!?

 


では、親は子どもに何をすればいいのでしょうか・・・

じつは、私がいつもお伝えしているココロ貯金が非常に有効なのです。

ココロ貯金というのは、「あなたが大好き」ということを具体的に行動で子どもに伝えることです。

お子さんの年齢によりますが幼稚園までは「ママはあなたがだーーい好きよ」と言葉で伝えます。

小学生であれば、真剣に子どもの話を聴きます。

「ふんふん、へーそうなんだ、それで?」

と親の意見をはさむことなく、真剣に子どもの話を聴きます。

(ただ耳に入れるだけではいけません)

中学生・高校生以降であれば「承認」です。

ここからは大人対応と同じです。

もうほめる時期は終わりましたので、「承認」がおすすめです。

こんなことを子育てに取り入れていくと、自分は愛されている、愛される価値がある人間なんだと刷り込まれます。

そうすることによって、自己肯定感といって自分のことを価値ある人間だと感じます。

これが子どもの心の軸がぶれずに安定した情緒に繋がります。

 

承認欲求

 


ちなみに、「衝動性が高い」「すぐにカッとなる」お子さんは、承認欲求が高いです。

つまり、「私を見て!」「僕を構って!」という“かまってちゃん”です。

で、“かまってちゃん”は、自分をかまってもらえないと、すぐに怒ったり、すねたりしてしまいます。

それが親にしてみたら「子どもが荒れている」と感じてしまうわけです。

 

北風と太陽

 


そんな時にはイソップ童話の「北風と太陽」なんです。

 

旅人のコートを脱がしたい時に、北風を吹かせると旅人はコートを脱ぎません。
一方、旅人に太陽の光を当てると勝手にコートを脱ぎ出します。

これは、子どもも同じです。
 
子どもの心は暖めた方が、情緒が安定します。

情緒が安定したら、発達の偏りがあったとしても、本当に目立たなくなるのです。

つまり、たとえお子さんに発達の偏りがあったとしても、親の関わり方次第で、それは目立たなくさせることができます。
 
発達の偏りは生まれつきのものです。

でも、親の関わり方次第で子どもは雲泥の差が出ます。

親がデキルことはいくらでもあります。

 

 

発達障害

 


発達障害について書きますね。

私たちは、大なり小なり得意分野と不得手分野があります。

その差が大きい方を発達障害と言います。

よく「グレーゾーン」という言い方をしますが、これは「ホワイト」ではなく「薄いグレー」ということです。

「濃いグレー」であれば、早めに親も先生も気がつきます。

気がつくと、そのお子さんに合わせた進路が見えてきて、適正な対応が取れていくんですね。

で、「グレー」って、色の中でもっとも明暗の差が多い色ですね。

「黒に近いグレー」も「白に近いグレー」も色としたら「グレー」といいます。

 

白に近いグレー

 


私の子育て電話相談では、親御さんが子育てに悩む場合、この「白に近いグレー」のお子さんが多いです。

つまり、医師からは発達障害と診断はされていない、けれど、「子育てがやりにく・・・」「何回言ってもわからない」ということがあります。

たとえば・・・

・すぐに怒り出す

・落ち着きがない

・忘れ物が多い

・部屋や引き出しを片付けられない

・相手の気持ちを考えない発言をする

・大人びた生意気な言い方をする

・過集中

・文字が汚い

・計算が極端に苦手

・本読みが苦手

・運動が苦手

 

これらは、「発達障害と関係がある場合」と「単に苦手」ということの両方があります。

その見極めは難しいところです。

 

でも・・・

診断名があるかどうか?というよりは・・・もっと大事なことがあるのです。

 

 

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子どもがかんしゃく…

 

子どものかんしゃくは改善できます
 

かんしゃくって、親の行動を止めてしまう勢いがあるので、ホント疲れるんですよね。

でもね、かんしゃくは親の関わり次第てずいぶん改善しますよ。

 
 

 

かんしゃくは気持ちをうまく伝えられないのが原因

 

 

 

かんしゃくを起こしてしまうのは、自分の気持ちを言葉でうまく伝えられなくて、

感情が爆発してしまうから。

さらに、イライラした気持ちを我慢したり抑えたりといった感情をコントロールする力も、

まだ成長過程にあるからなんです。

表現方法を覚えたり、感情をコントロールする力がついてきたりと成長していけば、

基本的にはかんしゃくも落ち着いてくるとは思います。

普段からよく泣いたり、抱っこをしても反り返って泣き続けるといった、

いわゆる「主張の強い」子どもは、イライラしやすい気質を持っていることが多く、

かんしゃくを起こす頻度が多いように感じます。

 

「お母さんのせいだ」とダダをこねる子

 

 

3歳くらいの極めて自己中心的な時期になると、やりたいことを立派に主張するようになります。

これが結構、こどもなりの理屈をこねるので、親はこどもと対等の立場になって

腹が立ってしまいます。頼まれたからやってあげたのに、今度は文句を言う。

こどもにとったら自分なりの言い分があるのですが、

大人にはどう考えても単なるへりくつにしか思えません。

 

またこの頃の子は、活動の幅が広がる割には使える言葉が少なく、

感情をうまく表現することができません

そのため自分が気に入らないことがあると、

「ママのせい」「ママが悪い」「ママは嫌い」と

知っている言葉を駆使して必死に不満を訴えます。

親としては、やりにくさを感じます。

こどもの言い分をすべて聞き入れ、意見をなんでも聞くと、

こどもの言いなりになっている気がしていまいます。

 

ママがこどもの要求にたいして、面倒くさそうにすると、

それはこどもに伝わってしまいます。

こうなるとこどももつい大げさなことを言ってしまいます。

売り言葉に買い言葉で対等になってケンカしてしまう…ということになりかねません。

そこでこどもがダダをこねそうなことについては、

事前に「どうしてほしいか」を聴いておきましょう。

それでも「ママが悪い」という場合は、時間的に対応できそうであれば対応し、

難しい場合は「明日ね!」とやり直さない方法もあります。

「時間がないんだから!」などと怒るのではなく、淡々とこちらのできることを伝えましょう

きょうだいがいる場合、上の子が下の子に焼きもちをやくことがあります。

焼きもち、つまり甘えは「へりくつばかり言う」という行為で現れることもよくあります。

上の子の「ココロ貯金」が目減りしているので、意識的に触れ合う時間を作っていくといいでしょう。

 

 

 

 

ママの「大好き!」が伝わるようなスキンシップや
コミュニケーションを心がける

 

 

かんしゃくは、メンタルが安定すると年齢にかかわらず減ります

日頃のスキンシップやコミュニケーションを増やして、子どもの気持ちを安定させてあげれば、

ちょっとしたことで泣くことも減るし、かんしゃくも起こしにくくなります。

ポイントは、ママの「大好き!」が伝わるようなスキンシップやコミュニケーションを心がけること

例えば、

子どもの話を「なるほど」「そうなんだ」と興味を持って聞いてあげる

頭を撫でる・抱っこをする・手をつなぐ・くすぐりあいっこをする

髪の毛をとかしたり結んであげたりするなど、

体が触れ合うスキンシップを心がけましょう

お母さんの時間と手間を思いっきりかけてもらえる、かげがえのない時間。

大好きなお母さんを独占できる時間。

こうしたコミュニケーションの積み重ねが子どもの自己肯定感を高め、

メンタルを自然と安定させるんですよ。

コミュニケーションやスキンシップを積極的に増やすと、

早い子なら2週間程度でかんしゃくが減ることもあります!

さらに、1回ごとのかんしゃくの時間も短くなります。

一見、遠回りに感じますが、親子の関わりという根本的なところから

かんしゃくを改善できる方法です。

日頃から子どもに愛情を伝えるコミュニケーションを取ることで、

かんしゃくの回数や時間はずいぶん改善されます。

 

「叱る」「放っておく」は、さらに泣き出すきっかけに

 


かんしゃくを起こしている最中は、どう対応すれば良いのでしょう

かんしゃくを起こしている最中は、あまりママの話が耳に入ってこないんです。

だから『言って聞かせる』のは難しい

ただ、『これが欲しいんだよね』『もっと遊びたいんだよね』と

気持ちを受け止めてあげていれば、『ママは気持ちをわかってくれている』と、

少しずつ気持ちがおさまってくると思います。

ここで「ダメって言ってるでしょ!」などと大きな声で叱ると、

もともとの「もっと遊びたい」などの主張に、「ママに叱られたことが嫌」が加わり、

さらに激しく泣き叫ぶ事態に発展しかねません。

 

また、逆に「放っておく」という対応も、「わかってもらえていない!」という

気持ちを膨らませ、かんしゃくの時間を長引かせます。

無視してしまうと、『もっと大声で泣かないとわかってもらえないのかな』と

さらに大きく泣き出すこともあります。

 

ママはどうしても、強く出るか、放っておくかの両極端になりがちですが、

押さえつけるのも無視するのも、子どもにとっては『わかってもらえていない』につながるので、

できるだけ共感してあげることを心がけましょうね。

子どもがかんしゃくを起こしたときは、叱ったり、放っておくのではなく、

子どもの気持ちに寄り添い共感することが大切なんですよ。

 

子どもが落ち着いている時こそ親子のコミュニケーションを

 


子どもがかんしゃくを起こしている最中、ママは『その場をなんとかしないと』と思うもの。

つい叱ってしまうのは、ある程度仕方のないことです。

何より、ママも人間ですから、イライラするときだってありますよね。

理屈でわかっていても、いざかんしゃくを起こしている子どもを前にすると、

冷静に対処するのが難しい。

だからこそ、子どもがかんしゃくを起こさず比較的落ち着いているときに、

コミュニケーションを取ることが大切です。

 

それも思いつめないで、できることを、できるときに、できる範囲でおこないましょう。

「今日は3回は抱っこしよう」とか、「3回は頭を撫でよう」、とかでもいいんです。

あれもこれもと難しく考えると、ママのストレスにもつながります。

まずは行動することが大切なので、小さなことからでも、

子どもの気持ちが安定するように働きかけてみてください。

 

子どもを変えるよりも、自分の行動を変える方が簡単です!

ママの行動が変われば、子どもの気持ちも徐々に変わってくるんです。

 

かんしゃくが続く場合は専門機関に相談するのも一つの方法

 


こうした対策をしても、子どものかんしゃくがおさまらないときはどうすればいいのでしょう?

子どもの成長に関する専門家である小児科の先生や、児童心理の専門家に相談してみるのも

一つの方法です。

各市町村には、必ず発達の相談窓口があるはずなので、

そうしたところを利用してみてはいかがでしょうか。

専門家に相談すれば、医学的な観点から、適切なアドバイスがもらえます。

かんしゃくがあまりにひどくてママが疲れてしまうときは、一人で思いつめないで、

こうした機関を利用してみるのもいいかもしれません。

 

かんしゃくは、年齢と共に落ち着いてくるケースが多いものです。

日頃のコミュニケーションやスキンシップを楽しみながら過ごしていると、

『気づけばなくなっていた』ということも少なくないんですよ。

コミュニケーションやスキンシップには、かんしゃくを減らすだけではなく、

子どもの笑顔を増やすという嬉しい効果も! ありますね。

かんしゃく対応法は、子育てを楽しくさせる処方箋にもなりますよ。

 

 

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