新学期、親の対応次…

 

 

小学校1年生の実情

 


新学期が開始して1ヶ月がたちました。

今日は小学校1年生の実情についてです。

【幼稚園・保育園】➡【小学校】この階段はとっても高いです。

でね、この時期の小学校1年生は疲れます。

毎日自分の脚で、ランドセルを背負って登校すること自体が疲れます。

多くの幼稚園・保育園は自転車やバスで送り迎えしていますから、子どもが自分で歩くだけでも疲れるんですね。

夕方に眠むたくなる子も多いです。傘のさし方も下手です。

この頃に大事なことは、「学校は楽しいところ」と思えることなんです。

 

ママが言いがちなこんな言葉

 


でもね、ママは子どもを心配するあまりよくこんなことを言いがちです。

・「忘れ物を絶対にしてはいけません!」
・「失敗したら恥ずかしいわよ」

じつは、これちょっと酷なんです(;^_^A

私たち大人も忘れ物しますよね。

この言葉をあまりにもママが言いすぎると・・・

子どもが忘れ物をした時に頭が真っ白になります。

「忘れ物をやっちまったー!」

「失敗した」

「先生に怒られる」

「ママに怒られる」

と思うと、忘れ物を人生の一大汚点と感じます。

 

 

忘れ物をした時の対処法

 

 

いつかはやってしまう忘れ物で恐怖を植え付けてはいけません。
 
恐怖を感じたからといっても、子どもの忘れ物は減りませんよ。
 
そんな時は、子どもに忘れ物をした時の対処法を教えていくといいです。
 
忘れ物をした時には、先生に「忘れ物しました」と言う。
 
言うタイミングは、休み時間がベストです。
 
ただ、これは休み時間に次の勉強の用意をしている子どもは気づきますが、それも忘れている子は、、、、
 
「授業中に先生に言うといいんだよ~」
 
と対処法を伝えましょう。
 
じつは、「休み時間に次の授業の用意をする」ってことは、先生が指導しないと子どもはやりません。
 
ひとりでにやるってないんです。
 
先生が、授業の一環として指導していれば出来ます。
 
していないと出来ません。極めてシンプルです。
 
だから、わが子が出来ていないくても怒らないでくださいね。
 

 

<忘れ物対処法>
『●●を忘れました』と先生に言う「言い方」を教える。

 

 

 

これだけは外せないこととは?

 


子どもがダラダラしていると「こんなことで1年生になれるの?」と思わず言葉が出そうになります。

たとえば初めての子どもが小学校に上がるとしたら、親も「初めて小学生ママ」になれてしまいます。

 

親も慣れない環境のことを考えると、不安になります。

不安になると、それを子どもに言いたくなるんですね。

では、小学校1年生になる子は何を気をつけるといいのでしょうか?

・ひらがなが書けることでしょうか?

・計算ができることでしょうか?

・挨拶ができることでしょうか?

答えはどれも違いますよ^^

これは、「はじめて中学生ママ」も同じです。

新しい環境に適応するためにはココが左右しますよ。

 

 

「大丈夫」は「大丈夫」ではない

 


これは新1年生でも、それ以外の進級のお子さんも同じなのですが・・・

新しい学年にうまく適応できるかどうか心配なママもお子さんも多いです。

ママの心配は・・・

ちゃんとみんなと学校に行くことができるか?

喜んで教室に入ることができるか?

って感じです。

子どもの心配は・・・

友達ができるか?

仲良しの子と同じクラスになるか?

先生は怖くないか?

給食を残しても大丈夫か?

ってところです。

そんな時、いくらママが「だいじょうぶ」「ダイジョウブ」「大丈夫」と何回言ったとしても、子どもは安心できません。

子どもは

根拠にママが「大丈夫」と言っているかと思います。

単に子どもを励ますだけでは、子どもはちっとも大丈夫と思えません。

では、いったいどうしたら子どもが安心して登校できると思えるのでしょうか?

子育ては「具体的な行動」が大事です。

ただ、「大丈夫」て何回も言うよりも、ママが「具体的に」「何をするか」が大事です。

しかも!「今」何をするかが大事なんです。

 

小1の家庭学習は親次第!

 


何事も最初が一番モチベージョンが高く、やる気満々なんです。

でもね、それが今後も続くというのは・・・甘いです。

GWが始まる4月後半から、気温はうなぎ上りになり、行事の準備でヘロヘロにもなりやすいです。

最初は緊張しているので、何事もしっかり目にできますが、気持ちが緩んでくるGW頃が心配です。

 

 

新学期は疲れますよ

 


新学期は、子どもも疲れます。

特に新1年生は、疲れます。

幼稚園・保育園時代は親の送り迎えやバス通園ですが、小学校は自分の足で歩きますよね。

ランドセルは、1年生も6年生も重さは同じですから、1年生には重く感じます。

親が思っているよりも、最初は子どもも緊張状態です。

おうちで、ダラダラしても、それでうまく調節していますよ。

 

強くてたくましい子どもを育てる方法

 


新学期を迎えるにあたり、どんな環境に入っても素早く柔軟に適応できて、さらに強くてたくましい子どもになって欲しいと思いませんか?

じつは、どんな環境に入ってもその子どもの能力を最大限に発揮させて、やる気と自信をもった子どもに育つための大事な方法があります。

最近、不登校を避けるための方法を書いていましたが、今朝「今は、この記事だ!」と思いましたので、内容変更です。

まあ、どんな環境に入っても、すぐに適応できる子は、子どもも楽なんですよね。

親もクラス替えのたびにハラハラしなくてすみます。

残念ながら・・・

どんな集団に入っても、一定人数は意地悪な子がいるものです。

でも、わが子がやる気がある子、自信がある子になっていると、その意地悪な子に振り回されにくいのです。

ちなみにこれはNGです。

「もっと強くなりなさい」

「もっとたくましくなりなさい」

「情けない子だね」

「頼りない子だね」

 

ママのおしゃべりは子どもをつぶします

 


さて、新学期最初の1週間は子どもにとっては結構ハードなんです。

理由は、、、

先生方が子どもをしつけようとガンバルからなんですね。

そんな時、ママは子どもにこんなことを言いがちです。

ママ「今日は、何をしたの?」

ママ「今日は、誰と遊んだの?」

ママ「今日は、学校(幼稚園)楽しかった?」

はい、そのお気持ちわかります。

ただね、ママがたくさんおしゃべりすると子どもがママに話をする時間を奪います。

しかも、こんな言葉をたくさん言う時は、ママが「不安な時」なんですね。

とりあえず、「学校(幼稚園)のことを知っておきたい」と思うので子どもに詰問しちゃいます。

そして、ママが子どもから情報を得ることで安心するわけです。

でもね、、、、

ママが一番望むことは、子どもからの情報収集ではなく、

子どもがやる気がある子、自信がある子に育つことではないでしょうか?

であれば、、、

ママがたくさんおしゃべりしすぎると子どもの自己肯定感が高まる時期を遅らせます。

理由は、子どもの話を肯定して聴くことで、自己肯定感が高まるからです。

自己肯定感というのは、「自分はこれでよし!」「よくやっている!」と自分で自分を肯定する感覚なんですね。

ここを高めておかないと、他の子にいじめられたり、いじめる方にあんりやすいんです。

だからね、子どもが家に帰ってきたら

ママ「うん、うん」

ママ「へー、そうなんだ」

ママ「ほんと~」

ママ「それで?」

と相槌を打ちながら、話を肯定して聴いてあげてくださいね。

それで、自分の存在そのものを認められたと感じますよ。

 

新学期、親の対応次第で子どもが伸びる!

 


新学期は幼稚園も学校も怒涛の1週間です。

今までの慣れたパターンから、新しい先生の方法にシフトする必要があるからです。

私たちも、新しい職場に異動になったとしましょう。

それだけで、結構疲れます。

『コピー機はどこにあるの?』

『このコピー機のインク交換方法は?』

『この電話の主は誰なの?』

 と慣れていないことはそれだけで戸惑います。

じつは、ストレスというのは、困ったことがあった時に感じるだけではなく、環境の変化そのものがストレスになります。

だから、一見幸せな、ご栄転、結婚、出産も幸せながら環境が変わるのでストレスになります。

 

そんな環境変化の4月を上手に乗り切る子どもに育てるためには・・・

子どもが家に帰って来たら、たくさんお話を聴いてあげてくださいね。

そして、子どもの体に触れてあげてくださいね。

「親が聴きたいこと」を質問するのではなく、「子どもの話」を聴きます。

「うんうん」「へ~」「ほ~」「はるほどね」「それで?」と声を出して聴くといいですね。

子どもは、自分の話を肯定的に聴いてもらうと、自信とやる気が出てきます。

ココがホント大事です。

お母さんは、とかく子どもを変えようと思います。

・さっさと宿題をしてほしい

・さっさと歯磨きをしてほしい

・さっさと片付けをしてほしい

でもね、子どもを変えようとするよりも、お母さんがまだ出来ていないココロ貯金に取り組んだ方が早いです。

理由はね、子どものメンタルが安定するからです。

ココロ貯金が貯まるからです。

そうなると子ども本来の能力を発揮するようになるので、こちらが想定していないことまでやり出しますよ。

子どもはね、あとさき考えませんからね。

やる気になると大人以上にどこまでも頑張ります!

さっさと宿題しなさいと言わなくても、自分から進んで宿題をしたり、

下の子に優しくしなさいと言わなくても、下の子のお世話をしたり、

子どもが本来もっている能力をおもいっきり発揮するようになります。

 

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 子どもが小さい頃…

何でも聞くこと

 

 

トモちゃんは、何でも聞きたがります。
「これは、なに?」
「じゃあ、これは?」
「それから、これは?」
「じゃあ、あれは、なに?」
一緒に、お出かけしたときは、うるさくってしかたがないほど、聞くんです。
 絵本で覚えたとこであったり、ママから聞いて覚えたことだったりしたことを、話し出すのです。
これまで聞いたことを知ったことを、いっぱい引っ張り出しながら、どんどん勝手にはなし続けていくのです。
相手が聞いているかどうかは関係ないのです。
 そうなんです。
まわりが聞いているかどうかも関係なしにはなし続けます。
「ねえ、聞いて」
から、始まることがあっても、あとは、自分の頭に浮かんだことをどんどん話し続けます。
この前も、ママと公園に出かけるときのことでした。
公園までは、モトちゃんとママで歩くと15分かかります。
トモちゃんのおしゃべりは、家を出た時から始まります。

 

トモちゃんはしつこい

 

 

自分で、「トモちゃん」って言いながら、しつこく話します。
「トモちゃん、きょうはたのしみ」
「トモちゃん、さんぽ、しゅき」
「トモちゃん、ママといっしょ」
「トモちゃん、げんき」
「そうだね。トモちゃん元気だね」
「トモちゃん、げんき」
「きのうね、トモちゃん、ジャンプしたの」
「そしたらね。ポケットから、ボールが落ちたの」
「そしたらね、ボールがころがったの」
「ころがったボールを、近くにいたねこが、おっかけてったの」
「ねこが、ミケで、かわいいの」
「ミケねこだから、ミケってよんだの」
「そしたら、ミケが、わたしの顔を見たの」
「すごく、ミケかわいかったの」
「そうそう、このこうしゃてんは、くるまがとばしてくるから、気を付けて」
「手をあげて、横断歩道をわたりましょう」
「いちに、いちに」
横断歩道のゼブラ部分の白色のところを跳んでいきます。
「ぴよん、ぴよん、ぴよん」
「公園、公園、こうえーん」
「じゃんけんぽーい」
「バスが来た」
「ママ、バスどこ行くの」
「おばあちゃんのほうだ」
「しんごう、あお」
 最近は、トモちゃんは、ひらがなやカタカナが読めるようになったので、さらに、おしゃべりと質問が多くなっています。
「せぶんいれ、ぶん」
「こんびにだよね」
「からあげ」
「なか」
「なんてよむの」
「う」
「なかう」
「いったねー」
「おうどんおいしかったね」
「パパは、ろーすとびーふべんと、だったね」
「また、いこうね」
「まぶち、何」
「動物病院」
「なにするところ?」
「動物のお病気を治すところだよ」
「うちのピーちゃんが病気になったら、直せるの?」
「そうだよ」
「ぴーちゃん、かわいい、ぴーちゃん、かわいい」
「あっ、信号があかだ」
「赤信号止まれ」
「青になったら、出発進行」

 

トモちゃんママはエラい

 

 

トモちゃんママが偉いのは、ずっと嫌がらず、イライラせずに、トモちゃんの独り言に付き合っているのです。
否定したり、遮ったりしないのです。
いつでも、トモちゃんのおしゃべりに付き合っているのです。
「そうだねー」
「へぇー」
「そうなんだ」
って付き合うのです。
かなが読めた時には、
「トモちゃんすごーい」
ってほめるのです。
「なんて読むの」
と聞かれたら、
「漢字であっても、教えるのです」
家で、絵本を読んでいるときにも、トモちゃんの質問は、大爆発します。
ママは答えます。答えることができな時には、こういいます。
「ママはわかんないなあ」
「トモちゃんがわかったら教えてね」
って、言います。
 興味いっぱいのトモちゃんは、どんどん吸収します。

 

トモちゃんはそうやって知っていく

 

 
 トモちゃんの知的好奇心は、この時期に最高に高まっているのです。

 それも、ママという強力な味方によって、増大しているのです。
 トモちゃんの知識欲、そして学びの楽しさは、こうやって養われているのでしょう。
 これを、ママが、
「うるさい」
「ちょっと静かにしてよ」
「何べんでも聞かないで」
「昨日も、同じこと聞いたよね」
「静かに歩けないの」
「はずかしいから、じっとしていて」
などと、言えば、そのようになるでしょう。
 でも、それと引き換えに、トモちゃんの大事な部分を、トモちゃんの個性の一つをなくているのかもしれません。
 

しつけの基準

 

 
 トモちゃんの場合、ママが持っているしつけの基準が違うのですね。

 トモちゃんママは「なんでもあり」のしつけではありません。
 危険なことが起こりそうなときや犯罪につながるときには、声をかけています。
 「トモちゃん、あの信号が青になるまで、静かにできる?」
 トモちゃんは、必ず聞きます。
「どうして?」
 そこで、話してあげましょう。
「今ね、赤信号だよね。この線から前に出ると自動車が来たら、どうなる?」
「ぶつかる」
「ぶつかったら、トモちゃんはどうなると思う?」
「痛い」
「そうだね。痛くって、いっぱい血が出るね」
「トモちゃんがそうなったら、ママとっても悲しいし、泣いちゃうよ」
「トモちゃんに、そうなってもらいたくないから」
「信号が赤の時は、静かにしてようね」
 こう話せば、トモちゃんは、わかります。
でも、わかるのとできるのは違います。
 次の時も、信号でジャンプしているかもしれません。
 そんなときでも、叱らないことです。
 繰り返し繰り返し、お話しするのです。
 そして、「ママは、トモちゃんが大事な子だ」と言い続けましょう。
 いつでも、ママが、トモちゃんの気分に合わせるのは大変です。
 合わせるのではなく、付き合う程度でいいのです。
 「へー」
 「そうなんだ」 
「すごいね」
の繰り返しでもいいのです。
質問を聞き逃したら、
「もう一回行ってくれる?」
と聞き直したり、
わからないときには、
知ったかぶりしないで、素直に
「ママ、わかんないなあ」
と言えばいいのです。
全部知っている必要もないですし、かっこよく過ごす必要がないのです。
ママから、不思議に思ったことを、聞いてみるのもいいでしょう。
「ママには、わかんないんだけど、いつかトモちゃんがわかったら、ママに教えてね」
「虹ってきれいだね。虹って、触れるのかなあ」
いっぱい、疑問を投げかけていくと、トモちゃんは、その疑問のいくつかを心に残していくに違いありません。

 

しつけ基準が残念なのは

 

 

「比べること」
「世間から恥ずかしい」
といった基準で、叱ることです。
「トモちゃん、恥ずかしいからじっとしといて」
「トモちゃん、そんなことしてると、笑われるよ」
といったことです。
何か、トモちゃんの大事な部分をなくしていると思うのです。

 

この時期に育てたい知的好奇心とは

 

 

知的好奇心は、子どもの中から発するものです。トモちゃんのママは、トモちゃんの心の内側からくる内発的動機付けをうまく育てている例と言えます。
それが、トモちゃんのやる気を増大させて、さらに、知りたい、聞きたい、学びたいという気持ちにさせているのです。
これを、ママが、
「宿題できたら、お菓子あげるね」
「テストの点数が90点以上だったら、おこづかいあげるね」
といった、外発的な動機付けであったら、その中で、やっている意味や喜びが感じられなかったら、意欲はかえって減退します。
トモちゃんの知りたい、聞きたいという時期に、ママの対応は、まさに、トモちゃんがいっぱいある自分のまわりの興味で、自分に一番関心が持てるものの選択肢を増やしているのだと考えるといいでしょう。
今、見ているものの中で、将来出会うものに関連付けながら、自分の生きがいにつながるものを見つけていくでしょう。
楽しみですよね。

 
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「そんなことやって…

言うこと聞かないと

 しんちゃんは、小さいころから、ママになにかと、言われてきた言葉があります。
「早く寝ないと、お化けが来るよ」
「早くしないと、お化けが現れるよ」
「早く食べないと、鬼がやってくるよ」
「そんなことやっていると、怖い人がやってくるよ」
 ふだんから、しんちゃんは、動きがモタモタしてゆっくりしているので、ママはじれったいのでしょう。
そして、ママがしんちゃんを早く動かしたいので、いろいろ考えた結果なのでしょうか。
そういう時には、しんちゃんが、嫌がったり怖がったりするものを、登場させるのです。

 

お化けがいると思ったのは

しんちゃんは、お話を聞くのが好きで、小さいころから、絵本の読み聞かせが大好きだったのです。
鬼が登場する昔話で、鬼が登場するときには、鬼がやっつけられるところを際立たせるために、鬼の怖さを迫真の演技をします。
その声色はさぞかししんちゃんにはびっくりし怖かったことでしょう。
その度に、しんちゃんは泣き出してしまっていたほどでした。
しんちゃんはヒーロー戦隊もののテレビも好きです。
そのときの悪役をやっつけて、格好いい気分に浸ることも多いです。
夢と現実の区別がつかない年ごろでもあります。

 

ママのお化け

ママが声色で、怖いように振舞えば、そのように思いこんでしまいます。
「おーおーおー、食べちゃうぞぉー」
「悪い子はいないかぁ、見つけて食べるぞ」
それだけで、恐れおののいて、布団にもぐります。
ママも面白がって、何度も何度もします・
「ママの言うことを聞かない悪い子はいないかぁ」

 

暗がりが怖い

 また、暗い夜道を、ママより先にどんどん歩いて行ってしまっていた時のことです。
ママは、ママのそばを離れてどんどん歩いて行ってしまうしんちゃんを近くで歩かせるために、言ったのでした。
「あっ、あそこに、怖いお化けがいるよ」
「ママと一緒にいないと、お化けが襲ってくるよ」
暗がりには、何かがいるように見えたり、柳などの木々が風で揺らぐだけでも、不気味な感じです。
だから、「お化け」で理由づけされると、まさに、「お化け」がいるように見えてしまいます。
鬼太郎や妖怪ウヲッチなどのキャラクターのお化けなら、親しみがあるのかもしれませんが、暗闇=お化けであったり、夜=お化けであったりするのです。
「あっ、あそこ」
と、ママが暗闇で声を出すだけで、しんちゃんが、ママにしがみついてきます。

 

家の中でも怖い

 もちろん、家でも、夜になると、困ったことになります。
 明るい部屋から、暗い廊下に出るのも、一人ではできません。
もちろん、トイレも明かりがついていても、一人で行くことができません。
「そばにいてね。ママ」
「どこにも行かないでね」
「トイレの扉を開けていて、ぜったいに見えるところにいてね」
また、寝るときも、部屋の明かりを消して寝ることどころか、一人になってしまうと無理です。
「しんちゃんも大きくなったんだから、一人で寝るようになるといいんだけどね」
「だって、お化け来たら、怖いもん」
「鬼が来て、ボク、食べられたら嫌だもん」
ママの都合で、言ってきたことが、裏目に出ているようです。
もう、一人ぼっちでいることが不安で仕方ありません。
一人で留守番も、一人で買い物も怖くてできなくなってしまいました。

 

「鬼」「お化け」で言うこと聞くのか

大好きなママが言っていることだから
「お化け」や「鬼」は現実にいるんでしょうか。
「幽霊」はいるという人がいるかもしれませんね。
ママが言うと、子どもにとっては、100%疑いなく信じます。
テレビの世界を現実と区別がつかない年ごろでもあるのですから。
大好きなママが話す内容に嘘があるなんて思うわけがありません。
ママが
「お化けがいるよ」
「鬼がやってくるよ」
と言えば、そう信じ込んでしまうのです。
不安を駆り立てて、できることをできなくしていることになります。

 

「鬼」「お化け」で言うこと聞くのか

 「鬼」や「お化け」を登場させると、子どもは言うことを聞くのでしょうか。
 「夜道は危ないから、一緒に歩こう」
は、すぐに聞けるでしょう。
 しかし、早く寝るとか、言うことを聞くことは、どうでしょうか。
 かえって面倒くさいことにはなりませんか。
 子どもは、お化けに怯えて、興奮状態になり、添い寝していても、泣きじゃくったり、夜泣きしたりして、いつもより寝る時間が遅くなるでしょう。
 言うことを聞くかどうかについても、その場については言うことを聞くかもしれません。
 しかし、なぜそのことを聞くといいのかを、学習できていませんので、残念ながら、単発的にママのその時の言うことが聞けるだけでしょう。
 

ある意味「脅迫」

 「言うこと聞かないと、お化けが出るぞ」
 子どもは、ママがお化けを呼び出すスキルを持っているとは思いません。
 では、ここから、子どもが、身に付けることはどういうことでしょうか。
 人が言っていることを言うことを聞かないと、自分の身が危ないという危機管理を学びます。
それは、学ぶ危機管理としてはいいのでしょうが、いつもまわりの顔色をうかがいながら、慎重に過ごしていく子どもになっていくのでしょう。
それを、ママから強いられるのです。
幼い時期に徹底的にその気持ちを植え付けられます。
ある意味「脅迫」になっていませんか。
ママが意識していないだけに、ママがある悪気がないだけに、子育てを振り返ることはありません。

 

ココロ貯金でいうと

精神的な「脅迫」は、からだにも支障があります。
つまり、ココロ貯金のダダ洩れ状態を貯金箱の底に作り出しているのです。
早く空いている部分を補修しないといけません。
ためてもためても、もれていいます。
新しいことを始めるのに、一人でやることが不安で仕方ありません。
かといって、誰かに頼ってやっていくことも難しいようです。
救いは、ママのことが大好きなことです。
そこを、使いましょう。
少しでも、貯金箱の底の穴を防ぐにはどうするか。
我が子を、見えないもので、脅迫しないことです。
見えないものほど恐怖をわき起こすものはありませんし、見えないだけに、いろいろ発展していきます。
「〇〇しないと、お化けが来るよ」
と、駆け引きしないことです。
それでも、マイナスのものはマイナス状態です。

 

子どもへの注文の仕方

 それでは、お化けや鬼にたよらずに、子どもに何かをやってもらったり、ママの言うことを聞いてもらったりするにはどうしたらいいでしょうか。
 それは、期待しないI(アイ)メッセージです。
「ママは、今から寝てくれるとうれしいなぁ」
「ママは、一緒に歌いながら歩いてくれると楽しいんだけどなぁ」
「ママは、お部屋を片付けてくれると嬉しいな。ヨーイドンで、一緒に、競争して片付けようか」
 こうやって、ほかの何かのせいにしたり、ほかの何かの権威にたよらずに、自分自身の気持ちから、子どもを一人の個性として、たのんでみましょう。
 お子さんに親が頼むという行為は、子どもより低い立場になっている気がして、プライドが許さない方があるかもしれません。
しかし、それは違います。
 親であっても、目上の人であるだけに、子どもは、自分が大事にされていることを自覚するのです。
 また、自分がこれから生きていく上での大事なこと「まわりの人にたよる」ことを学んでいきます。
 親の姿をまじかで感じながら、自分のまわりとのかかわり方を知っていくんですね。
それにしても、お化けや鬼に頼ることの弊害は結構大きくなる前まで続きます。
気を付けましょう。

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不登校の子を持つ子…

学校に乗り込む

「うちのゆうが行けなくなったのは、学校のせいだ」
「だいたい、うちのゆうが休んでいても、何の心配もしていない」
「学校が嫌だとゆうは言っているから、学校にいけない原因があるんだ」
「きっと、学校でいじめられているのに違いない」
 1ヵ月も学校に行けていないゆうくんが、ママとして考えることをいろいろしてみましたが、何の効果もなくて、もうどうしていいかわからずにいます。
 ゆうくんママは、自分でやれるだけのことはしたと思っています。
 もう、ゆうくんママが思いつくことはなくなっていまいました。
 そこで、ママはゆう君に聞いたのです。
 「なんで、学校行かないの?」
 「・・・」
 「学校で嫌なことあるんでしょ」
 「・・・」
 「何が嫌なの?」
 「・・・」
 「勉強?」
 「・・・」
 「先生?」
 「・・・」
 「友達?」
 「・・・」
 「学校でいじめられているの?」
 「うるさい」
 そう言って、ゆう君は、泣き出してしまいました。
 <やっぱり、私の思った通りだったわ。>
<ゆうは、学校でいじめられていて、それが原因で学校に行けなくなったんだ>
<学校でのいじめが原因だから、いじめの話をしたときに、「うるさい」と言って急に泣き出したんだわ>

ゆうが不登校になった原因は

 「ゆうをいじめている子に謝ってもらうからね」
 「そして、いじめがあっても知らないふりをしている担任の先生にも文句を言ってくるからね」
 そう言って、ゆう君ママは学校に向かうのでした。
 ゆう君は、ママに何か言いたげに握りこぶしを固く作り、じっと目を開いたままうつむいています。
 「ピンポーン」
 「5年生のゆうの母親ですが、担任の先生に言いたいことがあるので会わせてください」
 その時間にいた事務官が玄関まで出てきました。
 「担任の先生に話があるっていったじゃない。担任の先生はどうしてここに来ないの」
 「今、授業をしていまして教室にいるんです」
 「うちのゆうのこと、少しも、心配してないんでしょ」
 「私が、わざわざ学校に来ているというのに、それだけゆうのこと軽く考えているんでしょ」
 「ゆうは、学校でいじめられているんですよ」
「いじめがあることも学校は隠すのですか」
 「まずは、教頭がお話をお聞きしますので、お入り願います」
 「もういい、そんなつもりなら、教育委員会に訴えるから」
 そう怒りを露わにして、ゆう君ママは家に戻りました。

 

相談できる人がまわりにいない

 ゆう君ママは、まわりに相談できる人が、いないのです。
パパは、
「ゆうのことは、おまえに任せているから」と言って、全部任せきり。
たまに、
「パパからも、ゆうに何とか言ってやってよ。私、ゆうが学校に行かないのを見ていると、一日中イライラして、泣きたくなるし、死にたくなる」
それを聞くと、パパも何とかしないと思います。そして、
「ゆう!おまえ、なぜ学校に行かんのか。ママも困っているぞ。ママはお前を見るたびに、死にたくなるほど苦しいと言ってるんだ」
「なぜ、お前が学校行かない理由で、パパが、ママに叱られんといかんのか」
「ゆう、全部お前のせいだ」
全然です。
実家の母に相談すると、
「あなたが、甘く育ててきたツケだ」
と、これまでの子育てを責められます。
同じマンションに住むママ友には、相談しにくい部分があります。
同じ学年の子を持つママ友が気をつかって、うちの家まで、何度も迎えに来てくれていました。
最初は、何度か一緒に登校したことがありました。
ところが、途中から、「行きたくない」が続き、ママ友の同級生に待ってもらっている間に、遅刻しそうになることが何度もあり、遠慮して、「もう迎えに来なくていいから。遅刻すると先生に叱られるでしょ」って、ママ友の善意を断ってしまったのです。
その後も、ママ友が心配して声をかけると、ゆう君の現在の様子に責任を感じて、「大丈夫」って、心にもないことを言ってしまう。
次第に、ママ友がチラッと見えたら、それを避けて遠回りをするようになってしまったのです。
結局、誰にも相談することができない自分となってしまっています。

 

いろいろな解決できる問題点

一つ一つのゆうママの言葉や態度に、問題を感じられることでしょう。
今回は、ゆう君のために、「学校とどのように付き合うか」について書きます。学校との付き合い方
肝心なことは、学校を敵にしないことです。
味方になるようにすることです。
その中で、学校にしてほしいことを要望として主張するのです。
これはクレーマーではありません。
学校と協力して、ゆう君が登校に向かうように、公的にアシストする義務があると考え、ママの負担を学校に「おすそ分け」すると思えばいいのです。
ママが自分だけで負担すると思わないことです。
ママとしては、ゆう君が他の子と同じように、学校に行ってほしいという願いはあるでしょう。
しかし、ママがあがけばあがくほど、深い闇にはまっていくのは、前述のストーリーのとおりです。
ゆうママが、学校に話に行くという「クレーム」の態度が、ゆう君の先にマイナスになります。
じゃあ、どのように学校と付き合っていくのがよいのでしょうか。
 その一般的な方法を、順に説明していきます。
 まず、自分の子どもの情報収集をします。不登校の場合には、情報収集が困難な場合が多いです。
 ママとの関係がよい場合には、ママから誘導質問をせずに、じっくり話すことを聞くことで、情報取集ができるでしょう。
 決して、ママの想像で誘導しないでくださいね。
 「学校で嫌なことがあるの」
とか
 「学校でいじめられているの」
とか聞けば、
自分で学校にいけない理由を説明できないゆう君はママの選択肢で近そうな理由で「うん」といったり、ママの理解してくれない不満で泣き出してしまうこともあるでしょう。
誘導しないことです。
ゆう君の気持ちを、ゆう君に応じて待ってきいてあげることです。
話せるときに話せるだけでいいのです。
催促しないことです。
ママがココロ貯金を貯めると、ゆう君のココロ貯金もたまって、話せるようになります。
 不登校のゆう君が、ママに気持ちが話せるような関係になっていないことなどで情報が集まらない時でも、学校で相談することができます。
 つまり、「学校に話に行く」のではなく、「学校に相談に行く」では、解決の方向も変わってくるのです。
 「話に行く」というスタンスでは、学校からは、ママクレーマーがやってきたということで、その場しのぎの対応になることが多いです。
「相談に行く」であれば、学校が気にかけながら、継続的に卒業まで責任をもって、お付き合いしていくことができます。
情報収集できていなくてもいいのです。
学校に相談するというスタンスであれば情報がなくても大丈夫なのです。

学校への相談の仕方

ゆう君の情報がなくてもいいのです。
まず、学校に電話します。
時間は、授業時間を気にせずに、自分の気分よく話が出きる時間がいいでしょう。
つまり、学校の先生の勤務時間帯の8時15分ごろから、16時40分ごろまでの時間であれば、ママの都合でいつでもいいのです。
次に、誰に相談するといいのか、ということです
小学校でも、中学校でも、相談できるのは、教頭先生でしょう。中学校では、学年主任の先生が教頭先生の前に面談のアポを取るとよいでしょう
「〇年〇組の松本裕の母ですが、教頭先生にうちの子どもの不登校について、ご相談があるのですが、代わっていただけますか」
いらっしゃらいときには、後程おかけすると話して、電話を切ります。
たいていの場合は、この電話で、次の電話までの間に、教頭先生は、学級担任などからゆう君の情報収集をしています。
もし、情報収集していなくても、「教頭先生に、お会いして相談がしたい」と言えば、
さらに学校での情報収集をしておいてくれます。
さらに、教頭先生から、どの担当者が一番的確にアドバイスできるのか調べておいてくれるはずです。
教頭先生に電話連絡が取れたら、
「学校に伺って、子どもについて相談したいのですが、お忙しいと思いますが、いつなら時間をとっていただけますか」
と相談の日程を決めてしまいましょう。
そして、面談日をむかえます。

 

面談日では

教頭先生だけでなく、学級担任も同席してくれることもあります。
ここでは、教頭先生の質問に従って話せましょう。
毎日のゆう君の様子や大変さを話すとよいでしょう。
ママの大変さや苦しさを話しましょう。
何か解決方法に向かうことを考えずに、思っていることは
「・・・と思いう」
とか
想像であれば、
「私が想像するのに、・・・」
と言いながら、話すと、
ママの考え方や子どもとの関係も察してもらえます。
普段から思っている気持ちを話せばいいのです。
学校への要望や不満についても、教頭先生の誘導に従って、話せばいいです。
誘導に従えば、言わされたわけですので。クレーマーとはなりません。
うちの子どもを一緒に考えてくださいという気持ちを根底に持っていれば、
「次にも相談に来ていいですか」
という言葉もいいやすでしょう。
きっと次回は、教頭先生だけでなく、スクールカウンセラーや公的な施設のカウンセラーを紹介してもらえるでしょう。

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他の子とうちの子を…

なぜ、うちの子はできないの

 
 カズママは、大好きでかわいいカズ君の子育てに工夫しています。

そして、カズ君が、昨日できなかったことが、今日また一つ、明日一つと、どんどんできるようになっていくのを真近で見ながら、自分の喜びになっています。

目で見て笑った、ママだよ。

寝返りがうてた、ヤッター。

ハイハイができた、ステキ。

つかまり立ちした、イエーイ。

つかまり歩きできた、エクセレント。

一歩歩けたね。最高!

・・・・

毎日が、変化があり、自分の子育ての苦労が報われたようです。

夜眠れない、寝させてもらえない、都合を考えず、泣きじゃくる。泣き止まない。脱稿していないと落ち着かない、食べたものを吐き出す、食べ物で遊びだす、何でも口に入れる、・・・。

こんなわが子に必死に試行錯誤の子育てをしながら、良かったりうまくいかなかったりの毎日なのです。

でも、辛抱できるのは、わが子を大切に思う気持ちと、我が子の成長が見届けることができるからです。

「カズ君のためだから、ママは頑張るよ」

いつも、自分に言い聞かせるカズママです。

「カズ君の笑顔があるから、ママは頑張るの」

 

初めての公園で子育てママと

ある時、カズママが、カズ君を連れて公園に行きました。同じ年頃のママがいました。

「お子さん、おいくつですか?」
と、尋ねました。

「2歳になったばかりです」
と、そのママは、カズ君を見ながらこたえました。今度は、カズママに聞きました。

「お宅のお子さんは、おいくつですか」

「2歳と5か月です」とカズママはこたえます。

「お宅のお子さんと、うちの子は、ほとんど一緒ですね」

同じぐらいの年頃ということで、ママ同士お互いに気を許して、話しやすくなりました。

ふだん、気になっていること、悩んでいることを話せそうな人だと思いました。

「うちの子は、食べ物の好き嫌いがひどくて、特に野菜がペッて出しちゃって、栄養が偏らないか心配で、どうしていらっしゃいます?」

嘘のない本当の悩みを話しました。

すると、そのママは、

「大変ですね。野菜が食べないのは、栄養が偏りますものね。たとえば、細かく刻んで形がわからないようにしたり、ニンジンやゴボウなどにおいのあるものは、調味料で味付けしたりするとどうかな、よくハンバーグにすると、食べるようになるって言ってるよね」と、真剣に悩みに答えてくれます。

カズママは、いい人と出会った、相談してよかったと思いました。

また、カズママは、話してよかったと思い、その返答に安心でき、うれしい気分になりました。

「ところで、お子さんは、ハンバーグで食べるようになったんですか」
と、今の様子を聞いてみました。

 

うちの子はちがうの?

 

すると、思わぬ答えが返ってきました。

「うちの子は、好き嫌いがなくて、野菜もある程度小さくするだけで、食べてたから、心配はなかったのよ」

子どもの成長や発達が、まちまちな年齢とはいえ、やはり、同じぐらいの年齢は、比べてしまう。

不安になって、ほかのことも聞いてみることにしました。

「お風呂は、静かに入りますか。水は嫌がりませんか」

と、カズ君が、いつも、水を嫌がって、泣き叫ぶ様子を思い浮かべて、話しました。

「いいえ、お風呂は、楽しいみたいですよ」

「自分から、服を脱いで、ママやパパと一緒に入るのを待っているんです」

それを聞いたカズママは、

「うちの子は、同じくらいの子となんか違う、育て方がに問題があるのか、何か足らないことがあるのか、悪いところはどこなのか」

と、別の悩みをもちます。

そんな様子に心配したママは、次のようにはげましたのです。

「何も心配いりませんよ。この時期、発達の具合が子供それぞれだから、早かったり遅かったりで、いずれは同じようになりますよ。うちからみれば、お宅のお子さんは、活発なお子さんでうらやましいですよ。逆に、うちは、おとなしいのが心配なんですよ」

 

他の子と比べない子育て

 子育てで、大切なのは、うちの子とまわりの子を比べないことです。うちの子は、うちの子だと思いきることです。まわりの子の様子を参考にしてもいいけど、自分の子がまわりの子と比べないことです。

自分の子が、まわりの子より優れていたりできることが多い場合はとてもうれしいでしょう。
そして、喜びも大きいと思います。しかし、この気持ちは、裏返しの気持ちである。他の子より自分の子どもができていないことを悩む原因になるばかりか、できていない自分の子どもへの劣等感にもつながっていきます。
わが子がかわいくて好きであっても、いずれ、「なんで、うちの子はできないのだろう」とマイナスのイメージで、わが子を見るようになり、さらには、ママ自身の子育ての自信にも影響してきます。

「私の育て方が悪かったからかしら」

とママ自身が劣等感に苛まれ、自信を無くすことにもなりかねません。

ましてや、まわりの誰か、たとえば身内である夫、母や義母に言われたら、ショックでしょうね。

「あなたの育て方が悪いからこうなってるんだ」って。これでは、相談できる相手がいなくなってしまいます。
このママ友が親身になってくれているのは、うれしいでしょうが、親身になってくれているママ友のアドバイスを受け取る自分が、受け取る態勢になっていないとしたら、ママも子も不幸です。

 どうしたら、いいのでしょうか。

 

ありのままに受け止める

 すべて、ありのままの子どもの姿をそのまま受けとめ、まわりの子どもと比べないことです。これは、自信をもってということとは違います。

 だから、わざわざ「ほめる」ことをしなくてもいいのです。子育て心理学では、ありのまま、見たまま、見えたことを、そのまま言葉で子どもに言い、伝えることをすすめています。

誰かと比べることなく、お子さんの昨日より今日、さっきより今、できていることを認めてあげることです。お子さんの中で比べてできるようになっているのは成長や発達といいます。

そして、お子さんに聞こえるように、言ってあげる、伝えてあげるのです。

「すごいね」

「りっぱだよ」

「よくできたね」

と言う気持ちを込めて、

見たまま、ありのままのことを伝えるのです。

「すごいね。おかずをもたべるんだ」

(食べているのが野菜でなくても、おかずをつつている行為を伝えるんです)

「すごいね。ころばずに、かけっこできたんだね」

「くつがきちんと脱げたね」

(きちんとそろっている時を見つけてこのように伝えていく)

「ママと競争しようか。脱いでお風呂のカズ君のおもちゃに触った方が勝ちだよ。よーいドン」

「すごい、カズ君は、大人のママと同じぐらいの速さだね」

(ママが負ける必要がない。ギリギリ同じぐらいにするといい。このさい、脱ぎ方は気にしない。あとで修正できます。)

 「おもちゃで遊ぶの楽しいね」

(おもちゃで遊ばせておくとよい。)

そのうちに、お風呂は楽しい場所になるでしょう。

あわてずに、ゆっくりできることをふやしていきましょう。

もちろん、ママが、うれしかったり、楽しかったりよろこびを伝えたいときは、アイメッセージで、「ママは、○○がうれしい」って伝えればいいのです。

 比べることを教えないと、現在の競争社会に勝てずに、負け犬になってしまうと考える人がいます。

 そうではありません。

 

他の子と比べない子育てが大事

 「比べない」子育ては、大切です。

子どもが、自分自身の成長を、自分の生き方の中で、自分らしさを大事にし、個性を伸ばすことができるようになっていくのです。

人と比べることは、主観であり勝手な思いです。
勝ったり負けたりすることも、自分で、そのまま認めていくことが大事ではないでしょうか。

たとえば、客観的に比べるのは、「競争」です。意に添わなくても、競争に巻き込まれることもあります。

競争に巻き込まれたときには、たんたんと自分を知る機会にすればいいだけのことです。そういうことをママの子育てから学ぶのです。そして、自分らしらを大事にできる芯の強い子供になっていきます。

競争して自分を高めることがあってもいいのです。そして、勝ったときに喜べばいいのです。

しかし、負けた時には、へこまずに、この場合は負けることもあると思えるようになればいいのです。
次は負けないと思ってもいいですし、違うことで勝てばいいことです。

 勝ち負けから、わかるのは、自分ができることできそうなこと、できないこと苦手なことです。
できそうなことをもっと伸ばすのか、できないことをできるようにしたいのかは、自分がやると、やれるようになるといいと思うかやってみたいかというフィーリングで決めるのもいいでしょう。

 

子育て心理学協会web

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「子育て疲れた…」…

 

イライラママのガミガミ話

 「ケンちゃん、何べん言ったら聞いてくれるの!」

「ケンちゃんは、いつもそうなんだから!」

 「うるさい!」

今度はプラスチックののぞみが壁に当たりました。

さっきのブロックはママの足元に散らばっています。

ママは「ケンちゃんの大好きなオムライスができたから一緒に食べようね」と、
いつもよりやさしく話しかけたつもりでした。

最初は、静かに集中してブロックでおうちを作っていたのです。
動こうとしないケンちゃんに、もう一度声をかけました。
ブロックで作っていたタワーが飛んだのは、

「せっかくケンちゃんのために作ったオムライスが冷めちゃうから、早くしてよ」
と言った後でした。

「うるさい」を連呼しながら、もう何を言っても聞き耳持てる状態ではありません。

そのケンちゃんの様子を見ながら、ママはイライラもエスカレートしていきます。

だから、
(何か私、ケンちゃんが気にさわること言ったのかな)
(何も私は悪くない)
(せっかくケンちゃんが大好きなオムライスを作ってあげたのに)
(暴れている理由がわからない)
(私が怒るのは無理もない)・・・

とママは自分を正当化しています。

その分、ケンちゃんのあばれぶりを見ると、ケンちゃんを責めたくなります。

荒れた部屋はママとケンちゃんの二人きりです。

その部屋の荒れ様をみると、ママは嫌になってくるのです。

そして、また怒鳴るのです。

何回大きな声を出したでしょうか。

言えば言うほど、ケンちゃんは暴れまわります。

そのケンちゃんを見ているママの怒りはピークに達しています。

 

あなたのために頑張っているのに

そして、

「ママは疲れているのに、わざわざ、ケンちゃんのために、あなたの好きなオムライスをママが作ってあげたのに」

「勝手にすればいい」

「ママの言うこと聞けないケンちゃんは、ママの子じゃない」

「もうー!ママ知らないから!」

「ママは一人で食べるからね」

と言って、

ケンちゃんを残して、部屋から出て行ってしまいました。

ケンちゃんママが、なぜイライラや怒りをもったのがなぜか共感できるママは多いかと思います。

でも、ケンちゃんは、なぜ、暴れたのでしょうか。

ママはケンちゃんにどう接すればよかったのでしょうか?

 

「ココロ貯金®」はママ自身から


一般社団法人子育て心理学協会は、

子育てママの応援をし、

ママが子育てを通して、

お子さんが自立に向かう成長を、

ともに喜び、ハッピーな気持ちになること

を願っています。

そのために、

子育て心理学講座、

カウンセラー養成講座を実施したり、

年代別、男女別のDVD、音声教材や

書籍を提供したりしています。

また、東ちひろや協会インストラクターが、全国各地での講演会で、

子育てママがハッピーになる秘訣をお話しています。

その子育てハッピーの核となるのが、

「ココロ貯金®」

です。

「ココロ貯金®」は、だれでももっているものです。

「ココロ貯金®」をためると、ハッピー子育てができるのです。

これまで多くの育児書や子育て本、講演では、お子さんをどう変えるかに焦点を当て、

お子さんの変わるために、どのようにお子さんに関わっていくか、

どんな方法があるのかということが話題の中心となることが多かったようです。

そのために、ママがママの理想にかけ離れた子どもに、

あの手この手と働きかけますが、子どもは自分の思ったようには変わってくれません。

そのうち、子どもへの必死な働きかけに終始するママは、

変化があまりない子どもの姿に、

疲れ果ててイライラ気分で、感情的になり、ガミガミ、クドクドと接するようになります。

そうして、子育てが、ママにもお子さんにも悪循環なものとなります。

この負の連鎖から立ち直る方法が、

「ココロ貯金®」のため方なのです。

 

「ココロ貯金®」のためかた

 ママのお子さんへの接し方の中にも

、ママが思い描く変化に近い、かなり効果的な接し方があります。

それは、

お子さんの「ココロ貯金®」のため方となります。

そのノウハウについては、

具体的に今後のブログでも多く取り上げていきます。

今回は、

子育てにおいて、ママがご自身の「ココロ貯金®」をためる重要性について取り上げましょう。

ママが自分の「ココロ貯金®」をためる意味はどういうところにあるのでしょうか。

それは、ママ自身が「ココロ貯金®」をためることで、

ママのたまった「ココロ貯金®」がお子さんに伝播していくのです。

直接的に、ママがお子さんに「ココロ貯金®」をためるように働きかけるだけでなく、

ママ自身が自分で自分のために「ココロ貯金®」をため始めたり、

ママが周りから「ココロ貯金®」がたまるように働きかけたりされると、

ママ自身の「ココロ貯金®」がたまります。

すると、お子さんの「ココロ貯金®」がたまっていくのです。

ママの「ココロ貯金®」がたまると、

ママは気持ちがラクになり、

いつもの子どもの様子がゆったりとやさしく見えるようになるのです。

ママの「ココロ貯金®」がたまっていると、

今までと同じお子さんのイライラするような様子であっても、

見え方が違ってきますので、

今までのガミガミ、クドクドから、

小言のないやさしい目で見ることができるようになるのです。

すると、

お子さんは、「ココロ貯金®」がたまったママから、

直接的に「ココロ貯金®」をためるのと同じ効果が生まれます。

「ガミガミ言わないようになった」

「子どものことでイライラしなくなった」

「うちの子が言うことを聞くようになった」

「下の子の世話をするようになった」

「学校に行くようになった」

「ママ大好きといってくれた」など、

いっぱいのうれしいハッピーママの報告が聞けます。

さて、先ほどのケンちゃんママは、どうだったのでしょうか。

ケンちゃんママは、

ケンちゃんが喜ぶようにと一生懸命に子育てをしていることがよく伝わってきます。

いつも食事をとらせるときにトラブルになるので、ママも考えました。

ケンちゃんが好きなオムライスを手間暇かけて作ったのです。

あたたかいうちに食べるととってもおいしいのです。

ケンちゃん思いの素敵なママでよすね。

ケンちゃんへの声のかけ方も

ていねいでケンちゃんの様子を見ながら静かにタイミングを見ながらかけていますね。

グッドです。

だったら、ケンちゃんの方に何か問題があるのでしょうか。

いいえ、ケンちゃんのふるまいもケンちゃんらしい反応でしょう。

ただ、ケンちゃんとママとのかかわりの中で、

ママに少しの余裕があるとよかったのかもしれません。

いつも、ケンちゃんが食事始まりの時間は遊んでいてトラブルになり、

そんなケンちゃんを見ているママは

イライラし怒りが爆発しガミガミ・ネチネチと接するのでしょう。

そのママの気持ちに反応して、ケンちゃんが暴れるのです。

つまり、ママの気持ちとケンちゃんの行動はつながっているのです。

 

他人を変えることができない、ぜいぜい変えることができるのは自分だけ

 一般的に、人と人との関係において、

自分は変えることができても、他人は変えることはできないのです。

ママと子供の関係においても同じです。

ママの分身である子どもだからといっても、

ある年齢までは、子どもの心に生活の中での親が与える良し悪しの刻みを意識に残しながらも、

コントロールはできる部分があります。

しかし、我が子といっても、自分ではありません。

自分の事でも直しにくいのに、

ましてや自分以外の人の行動や意識まで変えることは困難なのです。

だからこそ、

自分を変えるのです。

ママ自身が自分を変えるのです。

その方法が、ママの「ココロ貯金®」なのです。

「ココロ貯金®」がたまっているママなら、

お子さんに「ココロ貯金®」が伝わっていきます。

そして、お子さんに「ココロ貯金®」がたまっていくでしょう。

今回のケンちゃんママの言葉に次のようなものがありました。

(口に出して言っていなくても、同じ思いをもっていたのなら名字です)

「ママは疲れているのに、

<わざわざ>、

ケンちゃんの

<ために>、

ケンちゃんの好きなオムライスを

ママが作ってあげた

<のに>!」

ケンちゃんの暴れるようはいつもだったんですね。

ケンちゃんママは、子育てに日々疲れているんですね。

ママは、毎回食事のたびに、疲れ果てているんですね。

ママは、ケンちゃんのために、わざわざやってあげているという意識なんですね。

そして、次の言葉は、最悪です。どんなに怒っていても、子どもに言ってはいけない鋭いナイフの言葉です。

子供の悪い一生を作り出す悪魔ママの言葉です。

「勝手にすればいい」

「ママの言うこと聞けないケンちゃんは、ママの子じゃない」

「もうー!ママ知らないから!」

「シネ」

若いママの中には、実の子どもに向かってこんな言葉を使う方もいるようです。

ママ自身の「ココロ貯金®」は、簡単にためることができます。頑張った自分をほめてあげることです。当たり前の自分の行動を認めてあげることです。
「疲れているのに、私、ケンちゃんのオムライス作ったわ。私って偉い!」

こんなママ自身の「ココロ貯金®」がたまっていると、ケンちゃんの前での余裕ができるでしょう。

すると、ママからの言葉は、

たとえば「ケンちゃん、素敵なものができたね」と言って、

焦らず(ケンちゃんは焦るママに反応するのです。

しかも常習的であれば、身構えて暴れるエネルギーのスイッチを押す寸前です)

しばらくケンちゃんの様子を眺めていましょう。

そして

「私は、ケンちゃんの様子を、ゆっくり見てたわ。私って偉いね」

と思ってみる(声に出してみるのもいいかも)、

さらに、

「おいしいオムライスできたよ。ママが先に食べていてもいい」

と聞いてみる。

「100数えたら、もう一回、食べよって言うけどいい」といってみる。

「怒らずにイライラしないので、今日の私は100点!」どうでしょう。

こんなことで、自分自身への「ココロ貯金®」がたまりだします。

すると、お子さんの動きが変わってきます。すごいですよ。

また、まわりから自分の当たり前をほめてもらうのもよいでしょう

(協会では、

「ママほめ」(秘密)

というクローズなFACEBOOKコミュニティで、

お互いにママ同士、当たり前をほめ合う場所を提供しています)

そうすると、

みるみる「ココロ貯金®」がたまって、

お子さんにやさしくできる余裕が生まれます。

そして、いつもと同じお子さんの様子でも、

イライラが少なくなるのです。

ぜひ試してみませんか。

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●怒らない子育て裏…

●怒らない子育て裏メッセージ

こんにちは、東ちひろです。

子どもはたとえ正しいことだとしても、怒られ過ぎると落ち着かなくなります



子どもを持って怒ったことがないママはひとりもいません。

だから
あえて
心の中だけ

怒ってもいい

と自分自身に言ってあげましょう。

人は禁止されるとますますその行動が気になる性質があります。

たいていの場合、

怒ってもいいと言われても、人は豹変しません

ツルの恩返し作戦です!

「決して中を見てはいけません」っていわれると見てしまいますから。

怒ってはダメと思う方はお試しくださいね。

でも、軽いジャブにしておいてくださいね(#^.^#)

ストレートパンチは効き過ぎます。

photo:01

 

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●子どもがぐずぐず…

●子どもがぐずぐずした時は、年齢を下げてつきあうとOK

 

こんにちは、東ちひろです。

子どもが最近、ぐずぐずして仕方がないなと思ったら、

「実年齢」マイナス「2歳または3歳」として扱いましょう。

 

「大きい子」だと思うと、その割に動いてくれないので、子どもを見てて腹が立つんです。

 

5歳の子だったら、「今日は3歳だなー」って思うとよいです。

 

そして、そんな時は、多めに甘えさせてあげてくださいね。


 

その方が早く心が安定して、「実年齢」に戻ります。

 

 

●そ~れ、見たこと…

●そ~れ、見たことか!は禁句です
 

こんにちは、東ちひろです。

子どもは、親が「やめなさい!」ということをやります。

たとえば、調子に乗って部屋の中を走り回っているとしましょう。

ソファーの上を走ったり、ジャンプしたり、そのうちコケるのが目に見えている・・・

はい、大人は先の見通しがつきますから、この場面の時、この先何が起きるのかだいたい予想が出来ますよね。(^_^)v

ママ「やめなさい」

子ども「・・・・・・・・」(無視してソファの上をジャンプする)


ママ「やめなさい、いつも言っているでしょう」

子ども「・・・・・・・・・・」(ママの声を右から左に聞き流す)


ママ「やめなさいと言っているでしょ!!」

子ども「・・・・・・・・・・・」(さらにソファの上をジャンプし続ける)

ママ「やめなさいといっているでしょーーーー!!!!」



そんな時、子どもが案の定ソファーから落ちて転ぶ!

そして、泣く!

 

さて、そんな時あなたはどんな声を子どもにかけますか?

【普通ママ】

「そーれ、見たことか!だからママはさっきからやめなさいと言っているでしょ!」

こんな感じになりやすいですね。

普通ママは、「さっきから言っているでしょ」と正論を言いたくなります。

ただね、子どもは正論を言っても、次からそれをやめようとはしません。

特に男の子ママ、どれだけ言っても男の子は部屋の中で走り回ります。

じゃあ、そんな時、いったいママは、どうするといいのでしょうか?

じつは、こんな時は、ママの心の器をひと回り大きくするチャンスです。

なぜなら「普通のママ」がイライラする場面ですからね。

もしも、こんな時にこう言えると子どもの次からの動きが変わります。

 


蓮穏やかママ】

【1】ママ「痛かったね」と子どもの痛みに共感する(共感するココロ貯金)

【2】ママ:痛いところを触ってあげる。(触れるココロ貯金)

【3】ママ「ソファは座るもの、ジャンプすることがダメなんだよ」(行為を叱る)

【4】ママ「危ないからね」(理由を言う)  

 


子育ては、「普通ママ」の心の器を広げて「穏やかママ」になるチャンスです

そして、「穏やかママ」になれると、子どもも自然に落ち着いてきます。

中には、とてもじゃないけれど「穏やかママ」になんてなれませんという方もあるでしょう。

じつは、子どもは、最初からお利口さんでいるから穏やかママになれるわけではなく、ママが「心の器」を広げることで、その「心の器」に子どもがすっぽりと入ります。

その「心の器」を広げる作業が子育てっこと。
  
 

でもね、「心の器」を広げるって、言葉はキレイですが、それには「心の痛み」を伴います。

だから、通常「心の器」を広げるプロセスは悩みまくり、そして怒りまくります。

それをじわじわとサポートしてくれるのが、じつは目の前の自分のコドモなのです。

毎日、トレーニングさせてくれます。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。


ふう~、子育てって奥深いですね。

 

 

 

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●ムダ叱りを減らす…

●ムダ叱りを減らす方法

 

こんにちは、東ちひろです。

 
休日は、子どもとの接触時間が長いだけに子どものワガママ(一見ワガママに見える)と向き合うことが多いです。
 
そんな時たとえば「そろそろ行くよ」と声をかけたにもかかわらず、子どもがちっとも用意をしないことがあります。
 
返事だけは「ふん、わかった、、、」と言うので分かっているのかと思ったら、全然動く気配がない。
 
それが誰かとの待ち合わせ時間がある時であれば、この辺からママの怒りが出てきます。
 
じつはね、子どもには、口先は達者だけれど、行動面が追いつかない子どもがいるんですね。
 
そんなお子さんは、発達検査をすると行動面がやはり低く出ます。
 
それでね、そんな時、子どもは全く悪気がありません。
 
そして、悪気がないから同じ事をくりかえし。
 
同じことを繰り返すので、ママのお怒りが増えちゃうという悪循環になることが多いです。
 
さーて、そんな時はいったいどうしたらいいのでしょうか?
 
まずね、悪気が無い人にはいくら怒鳴ってもムダ叱りに終わります。
 
むしろ、子どものからママはいつも怒ってばかりと言われかねません。
 
答えはね、「気づかせる」です。
 
気が付いていないひとは、怒鳴るのではなくきづかせます。
 
それでね、より気づく方法としては
 
子どもの名前+用件を言うといいです。
 
その時こちらの話を聞いているかは表情を見てチェックもするといいですね。
 
生返事の場合は、いくら返事をしてもそれは情景反射で、「ふんわかった」といっているかもしれません。
 
怒鳴るよりも気づかせてから、本当に言いたいことを伝えましょう
 
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