片付けが苦手な子ど…

 

 

片づけが10倍ラクになる方法

 

「あなたの片づけ観」と「コドモの片づけ観」は、違います。

たとえば、

あなたにとっては、チリひとつない部屋が理想だとしても

お子さんにとったら、出したブロックやトミカを箱に戻したら終わり

と思っていることがよくあります。

それ以外の、ついでに出たおもちゃは、意識されないままで出たまんまかもしれません。

だから、単に「かたづけなさ~~い」と怒るよりは

「ゴミを10個拾ってね~」

とか

「いらない紙は、ゴミ箱だよ~」

とか

「床におもちゃを置かないでね~」

「足で踏むと痛いからね~」

とか

とにかく具体的がいいのです。

わが家では、最低限床にものを置かないというレベルで

片づけていたこともあります。

 

そしてですね・・・

ホームセンターで4段ぐらいの棚を買ってきて

その間に、できるだけ重ねないで済むように

おもちゃをしまっていました。

 

重ねると、出す時もしまうときも大変ですから。

よく使うおもちゃは下の段へ、パズルは、狭い棚へ入れました。

めったに使わないおもちゃは、最上段です。

これって、キッチンや食器棚の収納と同じです。

そうそう!

どこかでもらった景品やおまけなど

親は捨てたいけれど、コドモは捨てたくないものってありませんか?

 

そんな時には、急に処分をしないで

一時保管として、コドモが見ていない間に

こっそりと紙袋に入れておきます。

 

そして、こっそりと他の場所に移動させちゃいます。

そして、忘れた頃に処分です。

 

急に

「アレがない!!!」といって暴れた時には

「あれ~、こんなところにあったわ・・・・」

とぼけて出します(笑)

 

 

 

子どもが受験生なら、親も受験生の親

 

受験シーズンになってきましたね。

子どもが受験生だと親は、もれなく受験生の親になれます(爆)

 

でもね、

 

子どもの受験だけは、

親の努力だけではなんともならないのですわ。

 

応援はできるけれど

子どもの代わりに受験は出来ません。

 

昔、父親が変装して受験したことありましたね。

不思議と父親です。

 

まあ、私が変装しても受かりませんが・・・

そこで、

私は、「90日子育て電話相談」で、少しでもお子さん

のやる気と自信を引き出す、あの手、この手、奥の手をお伝えしています。

 

多くの親御さんは、

いっそ、自分がねじりはちまきをした方が

ずっとラクだと思うことでしょう。

 

正直、見守るってつらいです。

だから、私は子どもを変えるのではなく、

 

お母さんが何をしたらいいのか、

どんな心構えであればいいのか、

 

を具体的にお伝えしています。
よく、

わが子を受け入れましょう

と言います。

 

それは、受験で言えば、

合格してもしなくてもわが子を受け入れるということです。

 

親の望みどおりの志望校にしても、しなくても受け入れるということです。

両親が大卒であっても、子どもは高卒を選択するかもしれません。

 

それも受け入れるのです。

つまり親の「本音」と「建て前」を突きつけられるわけですね。

 

「それでも、受け入れられる??」ってことです。

試されているわけです。

 

実は、

私は、わが子がどんな結果であってもOKにする覚悟があるんです。

そう思うと、ふ~と心が軽くなります。

 

合格か不合格で、

子どもの価値は、一点たりとも減点はされないと思っています。

 

そんな気持ちになると不思議と子どもの成績も伸びるんです。

なんでだろうか。

 

 

 

子育てが大変だと思う本当の理由

 

よく「子育ては大変よね」と言います。

でも、それは体力的にキツイからだけではないんですね。

 

たとえば、わたしは元小学校の先生です。幼稚園の先生も経験しました。

何をすると子どもが伸びるのかは知っているハズ。実際に自信もありました。

 

でもね、子育てほど「わかる」と「できる」が違うものはありません。

自分に余裕がなく疲労困憊すると、どうしたってイライラするんですね。

 

しかも!

・しっかりとデキル母に見られたい

・しっかりとデキル子どもを育てたい

という思考がグルグルしちゃって、自分で勝手にストレスを作っていました。

 

まあ、自分で自分にイライラしていたんですね。

私が子育て電話相談を受ける方にこんなことをメール送信します。

 

「せっかくの時間ですから、ここだけは聞きたいということをご用意くださいね」

すると、お母さんは一生懸命に私に質問することを考えられます。

せっかくお金を払うんだから、しっかりと聞かなくてはいけないと思いますよね。

そんな時、一番最初は子どもに対して怒りを感じていることを思い浮かべます。

 

「さっさと寝てほしい」

「勉強をしてほしい」

「下の子にやさしくしてほしい」

 

そして、一番最後にほぼ全員のお母さんが同じことを考えます。

それは!

「自分の感情がコントロールできない」です。

自分に余裕があれば、子どもに優しくできるけど、体力気力に余裕がないと、一気に爆発してしまう。

これ、本当によくあるんです。ほぼ100%の方が言われます。

 

私は、元々、カウンセリングやコーチングをベースにした子育て相談をやっていました。

じつは、現在私がやっている子育て電話相談は

2~3回の相談回数でほぼ皆さん変わられていきますが、

中には解決に時間がかかる方もあります。

 

その後に私は、感情コントロールを扱えるインナーチャイルドセラピーを学ぶことにしました。

自営で子育て相談をするのだったら、そこを扱えないとダメだよね、行き詰るよねと思いました。

 

じつは、私たちの「こころ」は、超傷つきやすいんです。

そして、傷ついた時に「傷ついたよ~、なんとかして!」と言わない控えめちゃんなんですね。

じゃあ、そのままほったらかしにしておいてもいいのか?というと、そんなことはないんです。

 

「わたしの傷ついた気持ちをわかってよ~」と切望しています。

そんな時に、昔傷ついた時に感じたことと同じ感情を、

そのままご主人様(自分)に感じさせるような仕組みになっています。

 

理由は、同じ感情を味わってもらわないと、

昔傷ついていたことに気が付いてもらえないと思うのですね。

つまり、「なんで私ばっかり・・・」という気持ちで傷ついた人は、

対象の人は変わりますが、何度も同じ「なんで私ばっかり・・・」という気持ちになります。

 

私の場合は、幼稚園の時に母がお弁当を作り忘れた時の感情

(お弁当は週2日だったので間違うんですね)や、

「お姉ちゃんだから・・・」と兄弟を代表して怒られた場面がが出てきます。

 

それって、大人にしたら、ささいなこと。

でも、小さいちひろちゃんは傷ついているんですね。

 

どうも、子育ては、体力がキツイから大変なのではなく、

幼い頃に傷ついた心の傷がズキン!ズキンとうずくのが痛いのね。

これって、子どもを育てていなかったら、感じない痛みかもしれません。

 

子育てはわが子を育てながら、同時に自分の心の傷(トラウマ)と向き合うはめになるんです。

だから、ツライし、イタイです。そして、大変なんです。

 

じつは、現在行っている子育て心理学講座は、私が過去学んだこと、実践したことの集大成です。

私は、この講座を受けたけど「ちっとも子供が変わらない」ということを絶対に避けたかったんです。

だから、講座の中(マスター講座)でセルフヒーリングが出来る方法をお伝えしています。

 

講座は4日間ですが、子育てに必要なことをぎゅーっと詰め込んでいます。

一度学習されると、何度でも自分でヒーリングをすることができるんです。一生モノです。

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子どもがちっとも勉…

 

 

ちっとも勉強せず、この先心配です

 

小学生であれば宿題をやらないこと、

中学生であれば試験勉強をまったくしないことについて、親の悩みが深くなりがちです。

本来であれば、子どもは何かができても、できなくても

存在そのものを見つめることが大切です。

 

幼い子どもであれば「お母さんはあなたがだ~いすき」と言葉で

伝えたり、抱っこやおんぶをすることも、心の安定に必要です。

 

そんなことが子どもの自己肯定感につながり、

意欲的に挑戦する子どもになっていきます。

 

では、子どもがなかなか勉強をしないときは、

お母さんはどうしたらいいのでしょうか?

 

ここは、あえて勉強をさせることに全力をあげず、

ココロ貯金を貯めていきましょう!

 

勉強には、親が思っている以上にエネルギーが必要です。

そのうえ、不安感、怒りで頭の中がいっぱいの状態では、思考力も記憶力も鈍くなります。

 

お母さんができることは、車にガソリンを満タンに入れてあげることだけです。

給油後すぐに走りださなくても、しだいに心が安定して前向きなきもちになれば

自然と勉強にも意欲的になりますよ。

 

とりわけ、プラスのふれあいのなかで効果がある三つの方法は

「子どもの話を聞くこと」

「正しさを振りかざさないこと」

「ガミガミ口調をやめること」

です。

 

この三つに集中して取り組んだ結果、お母さんがガミガミ言わなくても、

子どもが自分から勉強を始めた例がたくさんあります。

 

お母さんに

「最近の僕、落ち着いているでしょう」と言ったお子さんもいました。

心の安定と勉強への意欲は関係しているわけです。

 

OK会話例

お母さん「おかえり!」(先に親からあいさつをする)

子ども「ただいま」

お母さん「今日は暑かったね」(感じたことを言葉にする)

子ども「うん、もうヤバイ」

お母さん「ジュース冷えているよ」(好きな食べ物、飲み物は心を潤わせる)

子ども「やった~」

お母さん「日に焼けたみたいね(目に見えたことを、そのまま言葉にする)」

子ども「そうかもしれない。体育の授業が外だったから」

お母さん「そうか。いまは体育で何をやっているの?」

(「何」をいれて質問をすると、子どもは話しやすい)

子ども「陸上で、短距離をやった」

お母さん「へ~、力を出し切ったんだね」

(なぜ疲れたのかを言葉にして伝える)

子ども「そうだよ~。あ~疲れた!」

お母さん「そうか。まあ、休みなよ」

(子どもが弱音を言えるようにする)

子ども (だらだらと過ごす)

お母さん「そういえば、今日は塾だったよね。六時には夕飯を作るからね!」

(勉強の話題をさりげなく出す)

子ども「は~い」

 

NG会話例

子ども(帰宅後に、だらだらとゲームをしている)

お母さん「今日は塾でしょ!早く用意をしなさい!遅れるわよ」

(お母さんの言いたいことだけを言う)

子ども「だって、行きたくないし・・・」

(塾が合っていないのか、ココロ貯金の不足でエネルギーが切れている)

お母さん「塾代も高いのよ。あなたが塾に行きたいと言ったから入ったんでしょ」

(子どもは、時間がたつと気持ちが変わる)

子ども「うるさいな~」

(適当な言葉が見つからないときには「うるさい」「うざい」でごまかす)

 

日頃の会話を大切にして自己肯定感を高めることが最大のポイントです^^

 

 

 
 
ゲームにハマる子ども・・・どうする?

 

いまの世の中は、私たちが子どもの頃になかったものがたくさんありますよね。

携帯電話、スマートフォン、ゲーム、パソコンなどがそれに辺ります。

実は、親自身もそれらにどう関わったらいいのか、よくわかっていません。

 

そのため、頭ごなしに使用禁止や没収をすることを考えます。

親にとっても頭が痛い問題です・・・

基本的に、それらは今後の世の中からなくなりません。

 

そのため、禁止だけでなくその使い方を知る必要があります。

じゃあ、一日のゲームの時間を決めるときに、どう決めていますか?

約束を考えるときに、お子さんといっしょに考えていますか。

それとも、お母さんが決めた約束でしょうか。

 

使う場所と時間については、子どもといっしょに考えましょう。

親が一方的に「一日三十分だけよ!」と決めてしまうと、

購入前に子どもは「約束した」という実感を得られないため、平気で約束を破ります。

 

子どもといっしょに「何分くらいがいいと思う?」と決めていきましょう!

とはいえ、ゲーム、スマートフォン、パソコンは、子どもが夢中になるように

作りこんでありますから、子どもはすぐにおもしろさにはまってしまいます。

 

だからといって最初から禁止したち、強制的に途中で取り上げたりすると

ゲームセンターに通い始めるなど、さらに楽しいことを求めて別の行動をとるようになるんです。

 

たとえ子どもが決めた約束だとしても、親の顔色をうかがって

「これならお母さんが許すだろう」と考えて決めた約束かもしれません。

いずれにしても、子どもと決めた約束というのは、

子どもにとって「そのとき限定の約束」なのです。

 

子どもにしてみたら、約束をしたときはそれが一番いいと思っていたけれど

実際に遊んでみたら、おもしろくて時間が足りないと感じているでしょう。

子どもには「見通しがつかない」という性質がありますから

約束をしていても、つい約束を破っているということが起きます。

 

でもね、「お母さんと約束をした」ということを嫌味なく気づかせてあげましょう。

禁止するだけでなく、いかに自己肯定感を高めて

自分をじぶんでコントロールする力を育てるかが大切です。

 

OK会話例

子ども(時間になってもゲームをやり続けている)

お母さん「いま何時?どれくらいゲームをやった?」

子ども「う~ん」(ゲームに夢中)

お母さん「あとどれくらいでやめることができる?」

子ども「あと十分」

お母さん「ふ~ん。あと十分ね。区切りがついたらやめようね」

子ども「は~い」(納得する)

 

 

 

こんな宿題もわからないの!は禁句

 

「なんで、こんなこともわからないの?」

「なんで、こんなこともできないの?」

と子どもに思うことはないでしょうか?

 

たとえば、小学校2年生の宿題があるとしましょう。

お母さんにとったら、超簡単な内容ですよね。

でも、子どもは「学年相当」の内容を勉強しています。

 

お母さんが思うように、子どもが『この宿題は超カンタン』

なんて思ったら、学校に行く必要はないですよね。

つまり、小2の子供にとったら、小2の勉強は、自分の実力相当の内容です。

だから、そこそこ骨がある勉強なんです。

 

それをわからずに

「なんで、こんなこともわからないの?」

「なんで、こんなこともできないの?」

と言うと、子どもには酷なことなんです。・°・(ノД`)・°・

 

もしも、

「わが子の勉強はちっとも進まない!」

「こんなこともわからないの?」

と思ったら、解決策は1つだけ。

 

「子どもと一緒に宿題をする」です。

つまり、子どもの勉強が進んでいないところは、ママがわかりやすく教えてあげるわけです。

「いつかはやる気になる?」「自分が困ったらやるようになる」

なんて考えない方がいいです。

 

もちろん自分から勉強をする子もいます。

でも、その出現率は極めて低いです。およそ、10分の1の確率です。

 

 大事なわが子をそんな低い確率で勝負しない方が得策です。

ただし、ママがガミガミ口調で怒って勉強を教えると、

子供は一気に勉強熱が下がるんです。

親子は心理的距離が近いです。

そのため、お互いに言いたい放題になりがちです。

 

だから、「子どもといっしょに勉強すること」は「修行」なんですね。

子どもから暴言を吐かれても、怒らないママになる修行です。

 

※うちの講座を継続受講していると、怒らないママも継続しますよ。

ママの意識が変わってきますからね。人は低きに流れます。

それをセーブするには、講座を継続するといいんです^^

 

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荒れた中学生にも十…

 
 
 
 
ほめるは頭打ちがやってくる

 

よく「子どもはほめて育てましょう」と言います。

はい、じつは、それは半分当たりで、半分ハズレなんです。

 

だってね、子どもがお利口さんだったら、いくらでもほめられます。

宿題も早い、文字もキレイ、

親のいいつけは守る、下の子には優しい・・・

 

これ、ほめることができるパターンです。

 

こんなお子さんをお持ちのママは、

どうぞ、どうぞ、お子さんをほめて育ててあげましょう。

 

でもね、もしもお子さんがこんな状態だったら、、、

いくらなんでもほめることはできません。

 

・何回言っても宿題をやらない

・気に入らないとすぐに怒り出す

・いい加減な字しか書かない

・嘘と言い訳のオンパレード

 

こんな時、子どもをほめようと思っても

「ほめるところはありません!」と言いたくなります。

 

でね、さらに子どもの年齢が大きくなると

「ほめるからやる気がなくなった・・・」

「この程度でほめないで・・・・・・・・」

なんて文句を言うこともあるんです。(´_`。)

 

となると「子どもをほめる」だけでは、頭打ちになるんです。

私は、コーチングを本格的に学びました。

私にとったらかなりの高額投資でした。

 

その高額投資をした中で、その後に使える

最大級のスキルを知ることが出来ました。

 

この方法は、荒れた中学生にも十分対応ができるものです。

おそらく、その方法なしで

中学校勤務はできなかったことと思います。

 

その方法は、「認める」「承認」です。

中学校のカウンセラーは、

あちこちの学校に勤務しますので、

じっくりと生徒と向き合う時間がありません。

 

行ったら、即仕事ができないとダメなんです。

中学校と言えば、荒れた反社会的なお子さん、

そして、引きこもりなどの非社会的なお子さんも多いです。

 

でもね、このスキルをもっていたので、

私は困ったことがないんです。

 

 

 

ほめる勉強しない、ゲーム三昧、親への暴言は子育て仕切り直しチャンス

 

ふと気がついたのですが、

私の講座や相談は圧倒的に「小4~中学生」のお子さんのお母さんが多いです。

 

子どもも10歳を超えた頃から、徐々に反抗期に差し掛かります。

また、「今までの子育ての結果が出る時」と言えます。

 

子どもも小さい時は、親が怒るから言うことを聞くということがあります。

でも、それまでにココロ貯金が貯まっていないと・・・・

いろいろとやらかしてくれるのです。

じつは、子どもは「ココロ貯金不足ですよ~お母さん」とは言いません。

 

ゲーム三昧

スマホ三昧

勉強しない

親への暴言

こんな態度を見せてくれます。

 

こんな時は、親が子供にどんな言い方をしてもあまり変化がありません。><

私も出版しているので言いにくいのですが・・・

 

「言い方」が通用するのは、子どもの情緒が安定していることが前提です。

 

不安感いっぱい

怒りいっぱい

の場合は、何をどう言ったとしても変化は少ない。

焼け石に水状態です。

 

つ・ま・り

お子さんに合わせた方法でココロ貯金を貯めることが先決です。

逆にココロ貯金が貯まっていれば、勉強もするし親の言うことも聞けるようになります。

そうなると本当の意味で子育てがラクになります。

 

 

 

本格的反抗期までにやるべきことは?

 

一般的な第二次反抗期は、中学生~高校生です。

中学生が、「前期第二次反抗期」としたら、

高校生が「後期第二次反抗期」ってところです。

 

さて、反抗期になるとこんなことよくあります。

 

母「もうすぐテストでしょ」

子「知らん」

 

母「知らんじゃないでしょ」

子「だって知らんもん」

 

母「先生なんか言うでしょ」

子「別に・・・」

 

母「別にじゃわかんないでしょ」

子「うっせーな~」

 

これ、この時期の子どもによーくあるパターンです。

 

中学生になると今までニコニコとかわいい子どもだったのに、

「知らん星人」「別に星人」に変身します。

 

これは、ある意味お年頃。

 

高校生が終わるころには、無事羽化します。

みごとにきれいな蝶々になるまでしばらくお待ちください。

ここ通らないと蝶々にはなりません。

 

それでね、いきなり中学になってから反抗する子もいますけど、

徐々にその片鱗を見せるのが小学校高学年。

 

プチ反抗期、プレ反抗期ってところです。

まだこのころは、反抗期に片足を突っ込んでいるところ。

 

日替わり定食のように、大人っぽく文句を言ったり、

おこちゃま発言満載だったりその都度クルクルと変わります。

 

やっかいなのは、これがいつから反抗期になっているのかがわからないところ。

女子の初潮はスタートがわかりますが、メンタル反抗期はよくわかりません。

 

じわじわとやってくるので、

その子どもの変化に気づかずに親子バトルが展開されます。

 

では、どう対応したらいいのでしょうか?

本来ね、わが子といえども

一人の人間として尊重して接しないといけないのです。

 

親だから、何でも好きなことを言っても許されるものではないわけです。

子どももね、小さい時には、親に怒られることが怖いから、親の言うことを聞いています。

 

それが、10歳ころから、オトンもオカンもただの人だったと気づきます。

 

親の自己中心的なところ、相手に配慮なく言いたいことを言うところ、

このあたりをおかしい!!!とわかるようになり、それに反発をするわけです。

 

ということは、たとえ「知らん星人」「わからん星人」になったとしても、

「そうなん?」「そろそろテストかもよ」と気づかせる言い方をしましょう。

(子どももホントはテストがあると気づいています)

 

あとはね、目に見えたことを言葉にして承認するといいですね。

承認は、子どもが活動するエネルギー源になります。

 

 

 

反抗期を上手に乗り越えるコツ

 

この時期は、親を踏み倒す

乗り越える過程ですから、親をバカにした言い方が多発します。

 

それに加えて

「どう考えてもあんた間違っているよ」

ってことを平気で言ったり、

 

親の神経をかき乱す行為に走ります。

 

■法律を犯すこと

■他人に大きな迷惑をかけないこと

■本人に大きな損失があること

■キケンなこと

 

これ以外でれば、片目をつぶりましょう。

時には、両目も。

 

いちいち、とがめたり、厳しく怒らなくてもいいのです。

子どもの挑発にのりません!

 

でもね~

そのまま、何をやってもいいわけ~~~

そんな声がどこからか聞こえてきます。

 

そんな時の必殺ワザは、

「お母さんは、●●してほしいんだけどな。」

とお母さんを主語にして、あなたの気持ちを伝えます。

 

たとえば

靴下を脱いだままにしているとしましょう。

夫ではありません

 

そんな時に

「いつも言っているでしょ」

「いい加減にしなさい!」

 

ではなく、

「お母さんは、靴下を、カゴに入れておいてほしいんだけどな~」

とあなたが思った、その気持ちをそのまま伝えてみます。

 

毎日毎日、お子さんの様子が同じであっても

淡々と

伝えていきます。

 

そんな、なまぬるい!

とお感じの方もあるかもしれませんが

他のやり方がありますでしょうか。

 

この時期、

大きなカミナリ作戦は、ちょっと休憩です。

あえて、大人に言う言い方をしてみます。

 

これは、甘やかすことでも

ご機嫌をとることでもありません。

 

大人になっていない子どもに

あえて、大人として扱っていくのです。

 

その方が、早くこの時期を脱出できます。

関係をこじらせずに終わらせます。

こじらせると、思春期が長引きます。

 

そして、

かならず、この時期は終わります!

台風が通り過ぎるんです。

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子どもが朝起きるよ…

 
 
 
毎朝、何回起こしても起きません

 

毎日、起こしているのに子どもが起きてこない・・・

このような時は、お子さんの就寝前までの過ごし方が気になるところです。

 

・なかなか宿題を始めないために夜遅くまで起きているのか

・だらだらと遅くまでテレビを見ているのが原因なのか

・塾の宿題が終わらないのか

 

何が原因なのかを考えて、その原因を改善する必要があります。

もし、なかなか宿題を始めないのが原因であれば、

 

・宿題がわからないために進められないのか

・単に書く作業が面倒なのか

・何をやったらいいのかがわからないのか

さらに原因を考える必要があります。

 

たとえ、子どもが早めに就寝していても

朝スッキリ起きてこない場合は、

もともと長い睡眠時間でないと目覚めがよくない場合や、

朝起きにくい病気もあります。

 

日中の子どもの言動については、親の関わり方しだいで

子どものやる気を引き出すことができます。

 

ですが、朝の目覚めについては、体が目覚めていなければ

いくら親が起こそうとしても、また、

いくら目覚まし時計をセットしても改善されないのですよ。

 

そんなときのは、二つの解決方法がありますよ!

 

①近くに行って起こす

朝の一番忙しい時間帯のことですから、

台所から大きな声で叫びたくなりますが

できるだけ子どものそばに行って起こします。

 

子ども部屋の外から声をかけてもいいのですが

できるだけお母さんの声がよく聞こえるところまで近づきましょう!

 

近くに行って起こすことを「起こす」と言います。

大声だけを出すだけでは「怒鳴る」なんですよ。

 

②「時間を知らせる」+「大丈夫?」と声をかける

人は、自分にとって利益があることについては、耳をそばだてます。

利益がない、聞きたくないことについては、耳をふさぐという特徴があります。

 

だからね、

朝起こすときは、少しでも子どもに

利益がある情報として現在の時間を知らせましょう。

 

OK会話例

お母さん「いま六時五十分よ。時間は大丈夫?」

(現在の時間を知らせる。そして「大丈夫?」と気にかける)

子ども「は~い」(返事をするが、また眠る)

お母さん「七時になったよ。大丈夫?間に合う?」

(それでも起きない場合は、淡々とくり返す)

 

NG会話例

お母さん「いま何時だと思っているの!早く起きなさい!」

(怒鳴るだけでは、朝からココロ貯金が目減りする)

子ども「・・・」(返事をしない)

お母さん「毎晩遅くまで起きているからダメなんだよ」

(過去のことをもいだしては、ココロ貯金は目減りする)

子ども「うるさいな~」

(ココロ貯金が目減りして、体は起きてもだらだらと行動する)

 

中学生くらいになると、学校生活に疲れていて

なかなか起きられないことがあるんですよ。

 

お母さんにしたら

「子どもが疲れるなんておかしいわ!」

「みんな頑張っているのよ!」

と思われるかもしれませんが・・・

 

お母さんが思っている以上に中学校生活はハードです。

学校生活は、朝早くから夕方遅くまで続きます。

部活動に忙しい子どものいますし、友人関係の悩みを抱える子もいます。

 

もし、朝起きられない原因が学校生活の疲れから生じるものだと感じたら、

意識的に「早めに寝るといいよ」と子どもを気づかいながら

声をかけてくださいね。

 

「がんばれ!」と叱咤激励するよりも、心はあたためたほうが早く安定しますよ。

 

 

「ちゃんと片付けなさい!」を言わない方法

 

中学生の子どもが学校から帰ってきても

制服が脱ぎっぱなし、自分の荷物は置きっぱなし・・・

なんてことはあるのではないしょうか?

 

基本的に子どもは「片付けはするべき」という概念がきわめて弱いのです

「散らかっていても困らない」「友達が遊びに来ても恥ずかしくない」のがおこちゃまです。

ということは親と子で大きな温度差があるのです。

 

多くの場合、困っているのは、、、そう!あなた!主婦です。

なので、そんなときは

「お母さんは〇〇してほしいな」

「お願いだから、リビングに掃除機をかけておいてくれないかな」

と交渉してください。

 

わが子だから、どんな言い方をしてもいいわけではありません。

いくらお母さんが言っても子どもが動かないのは

「その言い方はNGです」というサインです。

 

片付けほど、人によってそのやり方が違うものはないと思います。

お母さんであっても、台所用品を出しっぱなしのほうが効率がいいと思う人もいれば、

使ったらすぐに片づけないと気がすまない人もいますよね。

 

それぞれの価値観が違うので、

いきなり指示命令ではなく「疑問形」で伝えるのがいいですよ。

 

おそらく、子どもはお母さんが思っているほど

リビングが汚れていることを困っていません。

 

そのため、道徳的に「掃除はするもの」と言われても

自分から掃除をしようと思わないのです。

 

そんなときは「大人扱い」をして「お願い口調」で

「具体的にすることを言う」ようにしましょう!

そう言われると、どっちでもいいと思っていた掃除も

「仕方ないな、やってやるか」と動いてくれるようになりますよ。

 

 

 

子育てはがんばってはいけません

 

仕事や勉強は、頑張って、努力してやると成果が上がると言われます。

努力、練習量に成果が比例します。

 

でもね、子育ては努力、練習量に比例して子どもの変化が出てきません。

つまり、子育ては、頑張ってするのではなく、

自分の心を安定させることが大事だと思うのです。

 

皆さんも、自分が落ち着いていると、子どものわがままに付き合えるけれど、

自分に余裕がないとすぐに怒ってしまうことはないでしょうか?

 

頑張って子育てをすればするほど、

子どもが自分の思うようにならないと、腹が立ちます。

 

とはいえ、子育て中は、今までかつてこんなに怒ったことがない

というくらいにガミガミと怒鳴ってしまう時期です。

 

だから、

「私は、何がやりたいのだろうか?」

「私は、何をするとうれしいのだろうか?」

と自分の気持ちにフォーカスするといいと思います。

 

他人や家族になんと言われるのかではなく、自分を中心に考えます。

すると自然に自分軸が出来ていきます。
 

いつも人の世話ばかりしていると、

私たちお母さんは、自分の心のお世話をしなくなってしまいます。

 

それでは、結果として子どもにイライラする回数が増えてしまいます。

 

 

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手のかかる子どもが…

 

他の兄弟がヤキモチをやかない認め方

 

子どもは、心を温めると自然に変わります。

子どもは、いくら「強くなれ」「しっかりしなさい」

と言っても強くも、しっかりもしないのです。

 

むしろ、「ちょっとした変化」「目に見えたこと」

を言葉にして伝えた方が、子どもは1日でも早く変化をします。

言葉で子どもを認めたことになるからです。

 

子どもが出かける前、帰ってきた時に、

「名前」+「あいさつ」+「肩や頭に手を触れる」

こんなココロ貯金はいかがでしょうか。

 

さらに、朝は「気を付けて行ってくるんだよ」

夕方は「お疲れさん!今日も暑かったね」と声をかけてくださいね。

他の兄弟にヤキモチをやかれないココロ貯金です。

 

出来たことを承認するには、「言葉」と「動作」のセットがわかりやすいです。

ママの表情がニコってするだけでは子どもはわかりにくいです。

 

 

 

できることからチャレンジしてみる

 

ついつい、子どもに言い過ぎてしまうとき、ありますよね。

そういうときは、「言い過ぎてごめん」と一言謝っておきましょう。

大人への対応と同じです。これは、子どもに媚びへつらうことではありません。

いけないことをしたら、相手に謝るという基本的な人間関係のルールです。

 

また、お母さんが子どもに謝るという方法で、間接的ではありますが

間違ったことをしたときには、謝るという方法で、

悪化した人間関係を改善できることもある、ということを子どもに伝えられます。

 

いけないことをしたときに「謝りなさい」と何回も言われて

しぶしぶ謝るよりも、自分が人から謝られた体験があるほうが、

とっさのときに「ごめんなさい」の一言が出てくるようになります。

 

反抗期真っ盛りの子どもは、お母さんが謝ると

「ホント!お母さんは言い過ぎよ!」と反発するかもしれません。

そんなときには、さらりと「そうね~」とだけ言っておきましょう。

 

「親に向かって何よ!その言い方!」と言わない忍耐力が必要です。

こちらが黙っていれば、子どもはだんだんと落ち着いていくでしょう。

 

ココロ貯金を貯めるコツは、「これならばできそう」というものを

お母さんのペースで取り入れていくことです!

 

いまは子どもに経済力が備わっていないために

同じ家でいっしょに暮らしていますが、

やがて子どもが大学生、社会人になったとき、

自然と親元から離れていく時がきます。

 

そのときに、完全に音信不通の状態になってしまい、

子どもがまったく便りもよこさなくなってしまったら、

どんな気持ちになるでしょうか?

 

母親としては、子育てで大きなやり残しをしてしまったと感じることでしょう・・・

 

将来いっしょに住まなくても、

結婚して子どもが生まれたときには

孫の顔を見せに来てくれたり、

孫を預けてくれたりするくらいの関係になりたいものですよね。

 

指示・命令パターンだけで子育てを続けていると、ココロ貯金が焦げ付いてしまい

子どもとの関係が最悪なものになってしまう可能性があります。

 

そうならないためにも、これまで紹介したような子育てのスキルを

お母さんが取り組みやすいものから、チャレンジしてみてくださいね。

 

 

 

ママの心を変えなくてもいいのです!

 

毎日、子どもが

「ママのバカ!」

「ママ大キライ!」

と連発するとしたら・・・

あなたの気持ちはどうなるでしょうか?

・子どもに腹が立つ

・かわいいと思えない

・子育てに自信をなくす

・ココロが折れる

これは普通のことです。

子どもを愛情いっぱいに育てたいと思っても、

毎日この状態ではいくらママでも腹がたつでしょう。

子どもをかわいいと思えないでしょう。

あまりにも子育てに疲れ過ぎると、

子どもにやさしい言葉がかけられなくなり、

子どもをかわいいと感じられなくなります。

人は「自分」というコップの水が満タンになると、

他の人におすそわけができるようになっています。

自分がストレスフルな状態では、

子どもにやさしい言葉をかけたり、

ゆっくりと時間を共有して遊ぶことはできません。

 

でも、そんな自分を責めないでください。

あなたが悪いわけじゃないのです。

 

子育てという壮大な事業に取り組んでいるのですから、

思ったように進まないことがあるのが普通です。

犬もしっぽを振る犬はかわいいけれど、

かみつく勢いでほえる犬は避けたいですよね。

それと同じです。

抱っこや添い寝、じっくりと話を聴くなどの

プラスのふれあい(ストローク)をする時には

子どものことをかわいいと思って

するのが一番いいのですが

 

 「とてもそんな気持ちにはなれない・・・」

と感じるのであれば・・・

心はあえて変えず、

ママの「言葉」「行動」だけ変えていきます。

心を変えるまで待ち続けて、

その間に子どもが成長するよりは

ずっといいのです。

 

5年10年たっても心が変わる保障はない。

 まずは、心を込めなくてもいいので

「あなたはママの大事な子!」と言ってみましょう。

「足が疲れた」といったら、そっとさすってあげましょう。

心を込めなくてもいいので、言葉と行動だけ変えていきます。

 

そんなことをくり返している間に、

まずは子どもの表情が変化してきます。

そのうち、心が落ち着いてきます

 

すると少しずつ、

ママは子どもをかわいいと感じることができるでしょう。

言葉と行動が変わっていくと、そのうち心がついてきます。

 

 

 

 
子育てはみんな初心者マーク

 

「私の子育ては、うまくいっているのだろうか…」

 

子育ては、基本的に

慣れないことばかりですよね。

慣れるといいのですけど、

なかなか慣れないのです。

 

もちろん、子育てのなかで

同じことをやる機会は多くなるので、

うまくできることは増えてくると思います。

 

ですが、お子さんは、どんどん成長しますよね。

なのでその都度、子育てを

バージョンアップするといいと思います。

 

例えば、幼稚園の子どもの子育てが慣れてきたとして、

ずーっと子どもが幼稚園にいるわけでは

ないですよね…

 

幼稚園のつぎは小学生になる、

小学生の子育てに慣れたと思ったら、

つぎは中学生になる。

 

つまり、ずーっと同じことを

やり続ける子育てというのはありえないのです。

 

なので、子育てだけはみんな初心者マークだと

思っているんですよね。

 

いつも初めてなのです。

「男の子の子育てに慣れてきた」と思ってきたら

つぎに女の子が生まれたとすると、

育て方もちがってきますよね。

 

じゃあ、一番上は男の子で、

二番目も男の子だったらというと

第一子の長男は慣れてきたけど、

第二子や末っ子の子育ては初めてだったりしますよね。

 

つまり、どこまで行っても

初心者マークなんですよ。

 

いずれにしても

私は子育てに慣れた、というのは

ありえないんだと思います。

 

どこまでいっても

これでOKていうのを感じないのが

子育てだと思うんですよね。

 

一般的に子育てに正解はないと思っています。

 

ですが、答えがないのにただひたすら

5年、10年、15年も子育てのために

お母さんが走り続けるのは大変ですよね…

 

どうしたら、少しでも子育てがうまくいくか

頼りにできるものがあるといいと思います。

 

そこで、私は子育て心理学や

ココロ貯金の貯め方をお伝えしています!

 

 

 
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子育てがイヤになっ…

 

 

「ムダ叱り」ストップ!
 
 

子どもを怒り過ぎると・・・

「ママは、自分のことを嫌っている」と勘違いをしたり

「どうせ、ダメな子」と自信をなくしたり

しがちです。

とはいえ、お怒りをゼロにするのは、ちょっと待ってください。

一気になくそうとしても、なかなかゼロにならないために

結果的に爆発しやすいです。

まずは、

1日10回雷を落としているとしたら・・・・

それを7回にしませんか?

そして、

3回も減らせた自分に、大きなマルをあげます!!

これがコツです。自分をほめます。

まだ、「できていない部分」は、そのままにしておきます。

そこをあえて、意識しないんです。

そうすると、「できない部分」にエサをやらないことになるので

いつかは枯れて、弱っていきます。

意識すると

エサをやることになるので、そこが太ります、大きくなります。

ますます、変わりません。

7回に減れば、いつかは5回になります。

5回になれば、そのうち3回になります。

3回になれば、気がつくと・・・・

1日1回だったりします。

【スモールステップ】が怒らないママへの一番の近道です。

 

 
 
 
「子どもがかわいそう」は、ママ自身の課題

 

 

子育てをしているとこんな気持ちになることはありませんか?

 

・子どもがいじめられたらかわいそう

・子どもが受験に失敗したらかわいそう

・子どもが勉強についていけなくなったらかわいそう

 

この「かわいそう」は、ママの心模様が大きく影響しています。

じつは、ママと子どもは見えない糸でつながっています。

だから、ママは、子どもがつらい経験をしているのを見ておれなくなります。

 

特に自分が小さい頃にいじめられたり、受験で失敗したり、

勉強が分からない経験がある場合は、

それと同じ感情を子どもに味合わせたくないと思います。

そして、子どもの「かわいそう感情」に敏感になります。

 

実際にはまだ何も起きていないのに、

「こうなったらどうしよう・・・」と思うのです。

 

ママが子供に「かわいそう」と思う時は、

その気持ちは「ママの課題」とも言えます。

 

じつは、この「かわいそう感情」、

パパの感じ方とママの感じ方は違います。

 

それは、パパとママが今までに傷ついた経験が違うからです。

人は、過去に自分が傷ついた経験については、超敏感なんです。

 

無意識に、これ以上心が傷つきたくないので、

早めに予防線を張りたくなります。

 

だから、ママは「子どもがいじめられるとかわいそう」と思っても、

パパは「自分で乗り越えないといけない」というように考え方が違います。

 

ということは、あまりにも子どもに関することで「かわいそう」と思うことは、

ママ自身が未消化で、終わっていないってことなんです。

 

未消化で終わっていない感情があると、

いつまでも子どもがかわいそうと感じます。

 

その場合は、大事なわが子に「かわいそう」と思う出来事が続くことがあります。

だから、私は定期的に自分の心のメンテナンスとしてセラピーを受けるようにしています。

 

「今日は、このテーマで・・・と決めておかずに受けると、あら、

知らぬ間に傷ついていました私」となります。

じゃあ、どうしたらいいのでしょうか?

 

2つの方法があります!

1つは、子どもをかわいそうと感じる自分を味わいます。

 

「あ~、私はいじめられる子どもをかわいそうと思っているんだ~」と味わいます。

味わい尽くします。

 

それが十分できると、少し自分を客観視できます。

客観視できるようになると、

その「かわいそう感情」に飲み込まれなくなります。

 

もう1つの方法は、過去に傷ついたママの心を修復することです。

 

ママがその心の傷を癒しておかないと、

さらに子どもをかわいそうと思う出来事が増えてしまいます。

子どもは体を張って、ママのトラウマを解消しようとしています。

子どもって実はスゴイのです。

 

過去のトラウマ解消は、私の子育て相談でも大きなテーマなんです。

そこをしっかりとやっていかないと、

「子どもの話を聴きましょう」とお伝えしても、

「でもね、怒鳴っちゃうんです」となります。

 

だから、いつまでたっても根本的に子どもが変わっていきません。

(セラピーは魔法ではないので、何で傷ついているかをみつめ、それを癒すことをします) 

 

そんな私も何度も何度も自分の心のメンテナンスとして

インナーチャイルドセラピーをお金を払って受けたり、

自分自身で行ったりしてきました。

 

私のような対人援助職は、自分のメンタルが不安定で心配事が多いと、

お母さんの話を十分聴くことができません。

 

子育て心理学マスター講座1日目では、

「心の仕組み」「インナーチャイルドセラピー」と丸1日かけて行います。

 

講座を開くインストラクターは、

自分で自分のメンタルヘルスをいい状態にできないといけませんからね。

 

 

 

自分に、えこひいきをしてもいいんです

 

 


私は、自分の経験からも、子育てまっさかりの頃って、

自分の最もみにくい部分が露出すると思っています。

 

・今までこんなに怒ったことがなかった、という位に怒ってしまう人

・子どもや夫にやさしくなれない人

・やさしい言葉をかけられても、すねてとってしまう人

・かたくなに、周囲の協力を拒否したり、人の意見を聞きたくない人

・「もうダメ、助けてほしい」って言うと、迷惑をかけた気になったり、負けた気になる人

 

私が分析するのには・・・

子どもが生まれる前も、仕事で大変なことはあったはずです。

 

でも、その頃は、時間もお金も余裕がありますから、

【気晴らし】ができるのですね。ごまかしやすいわけです。

 

それが、子どもを持つと、時間ナイ、お金ナイ、自由ナイ、発言権ナイ、自信ナイ、

のナイナイづくしになるわけです。

 

さらに、人間が一番手っ取り早く、ストレス解消をする「ゆっくりとお風呂に入る」

「おいしい食事をする」「ぐっすり眠る」の三拍子が、見事に奪われてしまいます。

つまり、「癒しタイム」が「戦場」と化します。

そのため、子育てママは、恒常的に、イライラしっぱなしになります。

 

子育てママには、労働基準法も、人権もないのです。それでも、

「ママは笑顔が一番よ」って言っても・・・ねえ・・・・無理ですわ。

あっ、無理と決めるとますます、「無理を証明する事実」がでてくるので、

 

特に下の子が、幼稚園に入園する前の時期は、過酷な状況になります。

だから、ここは、何が正しいとか、理想論とか言っている場合ではありません。

 

ママが、何をしたらラクなのか、

心が燃え尽きずに済むのかだけ考えてもいいですよ。

 

ママがイライラしているのに、顔は笑顔はあり得ません。

もしも、神様がいるとしたら、

「図々しい善人」になるチャンスよーって言っています。きっと。

 

ここで、身に着けた処世術は、必ずや今後の人生に役に立つことと思います。

女の人生は忙しいですからねー。仕事も介護も出てきます。ふー。

 

 

 

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子どもが私ばかりに…

 

 

なんで私ばかりに反抗するの?

 

私は過去13年間子育て講座、相談の仕事をしています。

そんな中で多くのお母さんは「子どもが私ばかりに反抗します」と言われます。

つ、つらいですよね。

 

お母さんに反抗するということは、

お母さんがダメだからお母さんに反抗すると感じることでしょう。

 

かなり前ですが、中学生男子のお母さんからご相談を受けました。

 で、今ではそのお子さんは大学生なのですが、

中学校の時に荒れに荒れてお困りでした。

 

親に物は投げるわ、暴言を吐くは、下の兄弟に絡んで暴れるは・・・

その頃お父さんは単身赴任中。

さらに単身赴任から戻られても息子さんを強く責めまくりました。

「また出っ放しか!」「お前はダメなやつだ」ってね。

 

そんなお子さんが今、言うことが「子育ての答え」です。

 

息子「オカン、あの時はスンマセンでした。

学校も嫌だったし、親父もわかってくれないし、

オカンしか言うところがありませんでした」

 

母 「っていうことは、お母さんは悪くなかったということ?」

息子「はい。スンマセンでした。他に言うところがありませんでした」

 

 私は、この息子さんは高い能力と高い承認欲求があるとみましたので、

そこの対応をお母さんにお伝えしました。

 反抗期の子どもは自分の言いたいことを聞いてくれる人に暴言を吐きます。

 

たとえば、暴言を吐くと殴られる家庭では、絶対に親に暴言を吐きません。

傷つきたくないからです。

このお母さんの家庭では息子さんはお父さんに暴言を「吐かない」ではなく

「吐けない」わけです。

 

 もしも暴言を吐いたらとんでもない仕打ちが待っているでしょう。

 

中学校の先生も「自分のことをわかってくれない」

と言っているくらいですから、先生に暴言は吐きません。

 

能力の高いお子さんですから、先生へ暴言を吐いたところで、

ろくなことがないとわかっています。

 で、ツラいのはお母さんです。

 

フーテンの寅さんではありませんが「お母さんはツラいよ」です。

子どもに言われっぱなしです、、、

 

 世の中にいろいろな仕事がありますが

「お母さん業」ほどつらい仕事はありません。

 

やって当たり前、やらないとバッシングって感じ。

でもね

よーく考えたら、

自分自身も自分の親に同じような思いをさせていたのかもしれません。

 

自分の母親も「うちの子は言うことを聞かない」

と思っていたかもしれません。

どうもお母さんはいつの時代も

つらい思いを重ねながら子育てをするようです。

 

子育ての8割はつらいことです。

 

お母さんは、子どもに合わせて、

自分のやりたいことを制限して子育てをしているにも

関わらず、子どもはお母さんに反抗する。割が合いません。

 

あまりにつらいと「お母さんをやめたくなる」といけないので、

2割くらいの割合で子育ての楽しさも感じさせてくれます(笑)

 

 「おかあさん大好き」と言ってくれたりね。

きっとそんなつらい思いを重ねる中で、

お母さんは「自分の強さ」と「人への優しさ」を身につけます。

身につけないと子育てが出来なくなるからです。

 

・人から言いたい放題に指摘されても「私は悪くない」と思える強さ

・自分が人に優しくすることで、自分も人に優しくされる、

    自分が出したものが返ってくると実感する。

 

子どもは、そうやって、お母さんに

「強さ」と「優しさ」を身につけさせてくれています。

 

柳のような強さと柔軟性ですね

 

はい、気がついたら子どもがお母さんを育ててくれているわけですね。

とはいえ子どもは超スパルタですから、

お母さんはすぐに「ココロの筋肉痛」になります。

 

すべての人間はもれなく、100%女の人から生まれます。

どんなに偉そうなことを言っている男の人も、

例外なくお母さんから生まれています。

お母さん万歳!!

 

 

 

 

「ちょうどいい子ども」は、いないのでしょうか

 

私が先生時代、一日10人ほど保護者向けに個人懇談をした時に思ったこと。

「先生、ウチの子は、元気がありすぎて困ります・・・・・」

「先生、ウチの子は、おとなしすぎて困ります・・・・・」 

 

子どもって、「中」がない扇風機みたいです。

「強」にすると、あたり一面紙類が飛び散って困ります。

 

「弱」にすると、風が届かず頼りない。 90%の子どもが、「強」か「弱」になるみたい。

残り10%って、激戦区よね。 子どものココロに「中」はないのです。

 

クライアントさんとお話ししながら明確になったことです。

子どもの心が扇風機だとしたら・・・・

「強」のお子さんは、エネルギッシュです 。

 

自分の意見もバンバン言うし、反抗もバッチリできる。

自分の要求もハンパなくしてくれるので、親は目がまわります。

わかりやすく言うと・・・ 親が子どもに振り回される型です。

 

このタイプは、イヤなことがイヤと言えてしまうので、

集団ではよいのですが家庭の中では、ふりまわされるんです。

扇風機も「強」だと、近くの紙も吹っ飛んで辺り一面、大騒ぎなんて感じ。

でも、扇風機の機能としては涼しい。

 

かたや、「弱」タイプのお子さん、紙も飛びませんし、周囲は落ち着きます。

安心してつけておけれるけれど・・・やっぱり風が弱いので物足りません。

親は、もっと自分の言いたいことを言ってほしい、

イヤはイヤと言える子になってほしいと心配します。

 

はい! このコドモ扇風機は 「強」と「弱」の2パターンしかないようです。

ちょうどいい加減の「中」があればいいのですが、どちらかのようですよ。

 

微妙な目盛りがほしいくらいですが、そこがないんだよね。

扇風機にも「涼しいね~」と「ココロ貯金」を貯めていくと

「中」ができるだろうか・・・不明です(汗)

 

 

 

子どもはネコに似ています

 

 子どもは、ネコちゃんに似ています。 ネコは、暖かいところが大好きです。

本能的に暖かい場所を探して、そこに居座ります。

子どもはね、自分の心をあたためてくれる人のところに居座ります。

 

自分の心をあたためてくれるというのは、

自分の話を否定しないで聴いてくれたり、

体に触れてくれたりすることです。

 

それは何をしても許してくれる人が好きなのではありません。

ユルいだけではダメなんです。

きちんと自分の存在を承認してくれる人が好きなんです。

 

結構本質をついています。

 

「子どもを変えたい」「子どもに変わってほしい」

というお母さんのお気持ちも分かりますが

そこはグっとこらえて「今できる一番いいと思うこと」をやります。

 

そうすると、子どもは必ずいい方向に変わっていきます。

親の手立てが変われば、必然的に子どもは変化します。

むしろ、変化しない方が難しいのです。 子育ての基本はとってもシンプルです。

 

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受験期の子供の接し…

 

 

受験とオリンピックは同じ

 

 

オリンピックと身近な受験は同じです。

オリンピックも受験も結果がわかりやすいのが特徴です。

では、わが子が受験を乗り越えるために、親ができることは何があるのでしょうか?

 

・冷めても美味しいお弁当を作る

・お弁当と一緒にプチスイーツを入れておく

・勉強する子に暖かい飲み物を用意する

(食べ物系ばかり浮かぶ・・・)

・家族がインフルエンザにならないように予防する

 

まあ、親ができることはこんなところでしょうか?

あああ、忘れないように受験料や入学金を振り込むことも大事ですね。

 

じつは、もっと大事なことがあります。

 

親が受験生にどんな気持ちでいるかということです。

 

この場に及んで

「受験に失敗したら私が恥ずかしい」

「ママは、●●小学校・中学・高校・大学に行ってほしいわ」

 

なんてことを言うことはないと思いますが・・・・

 

じつは!

こんな時、子どもをどう想っているのかが問われます。

つまり、子どもには、こんなスタンスで接します。

 

受験に合格するに越したことはないけれど、

不合格だったからと言って、

子どもの価値がなくなったということではない。

 

オリンピックで言うと、

メダルを取ると親から価値があると認められる選手がいたとしたら・・・

怖くて仕方がありません。

 

「メダルを取る」=「自分に価値がある」

「メダル取れない」=「自分は価値がない」

 

このギャップが大きければ大きいほど、人はストレスを生み、緊張します。

緊張すると自分のもっているチカラを出せずに終わります。

受験も同じ。

 

「合格する子」=「価値がある子」

「不合格の子」=「価値がない子」

 

と思ったら、そのギャップの大きさに緊張感が増します。

 

人は自分の存在価値を感じたい生きものです。

そのため、存在価値がなくなると思うと・・・恐ろしくなります。

 

そんな時には、

合格しても合格しなくても、子どもの価値はなーーんら変わらない

とまずは親が思います。

 

まずはこれが第1ステップ。

そして、不安感が増した子どもを見た時には第2ステップ。

 

合格すると一番いいけれど、合格しなかったからと言って

(不合格という言葉は使わない)、あなたの価値はなーんにも変わらない

ママがあなたのことを大好きだということもなーんにも変わらない

断言します。

 

子どもはね、ママが自分の味方であると思うと安心感が増すので、百人力が出るのです。

 

「俺にはバックがついているぜ」って感じね。

チンピラ受験生に、肩で風を切らせてあげてくださいね。

 

空威張りOKです。

ママのチカラは百人力!!

 

子どもにとって、ママは世界中で一番偉いのよ。

お母さまは女王様♪

 

家にひとりでも受験生がいると、他の子は・・・

 

 

子どもが受験生であれば、親はもれなく受験生の親になれてしまいます。

全国の受験生ママさん、本当にお疲れ様です。

 

家の中に受験生がひとりでもいると・・・

親もガマンしないといけない空気」が漂うことがあります。

 

でもね、それよりも親もご自愛しながら生き延びることをおすすめします。

親は、子どもの数だけ、「受験生の親」を経験できてしまいます。

 

つまり、子どもは自分の時の受験経験だけですが、

親は「子どもの受験経験」×「子どもの数」となり、

子どもの数だけ有り難いくらいに受験生の母になれるのです。

 

そのため、親のガマンではなく、

親は親で日常生活を楽しんでいることを背中で見せてあげて欲しいです。

 

そうでないと、無意識で子どもにこんなことを刷り込みます。

「世の中はつらいもの」

「世の中は我慢するもの」

この前提がある子とない子は、今後生き方に大きく差が出ます。

 

さて、家庭の中にひとりでも受験生がいると、

他のきょうだいが体調不良になることがあります。

それは、「親の意識が受験生に向かう」からです。

 

別段、他の兄弟をほったらかしにしているわけではありませんよね。

 

でも、「意識」がどうしても受験生に向かいますので、他の兄弟がガス欠になるわけです。

そんな時には、他の兄弟にも受験生と同じように「話を聴く」「触れる」を意識します。

 

つまり!

「意識」をするかしないかだけなんです。

 

この時期は、受験生を大事にしているわけではなく、

受験生を「意識」している時期です。

だから、他の兄弟も「意識」するだけでいいのです。

 

意識して話を聴く

意識して体に触れる

 

これで、兄弟全員ハッピーになりますよ。

 

そして、ママも十分すぎるくらいにご自愛ください。

受験生が家にひとりでもいると労力も意識も消耗しますから。

ママが疲れると子どもにいいエネルギーを配れません。

 

 

 

 

ふれあい心理学について

 

 

原稿を書く時、

どうやったら体系的に、わたしの学んだことが

お伝えできるのだろうか??

を考え続けていました。

 

この悩みがあったからこそ、

今の子育て電話相談では、お子さんとママの劇的変化がみられています。

とくにオススメ心理学がコレ

交流分析です。

 

この心理学(交流分析)とコーチングの技術、

さらに子どもの発達についての対応策があれば

ほとんどの子育ての悩みは解決できてしまいます!

 

私が子育て相談の内容に対応できるようになったのは

コレがわかったからです。


その辺がわかっていないと

ママのご質問にも右往左往することでしょう。


行きしぶりのお子さんへのアプローチにも戸惑うこと
でしょう。

今日は、その交流分析のおすそわけをしますね。

 

ひとは、ふれあい(ストローク)を常に求めています。

子どもは、

このふれあい(ストローク)がなくなると愛情飢餓状態になるのです。

 

きょうのご紹介はその中でも

「タッチストローク」というものです。

簡単にいうとスキンシップです。

 

特に小さいお子さんは、肌に触れられると

それだけでも快情報を脳に発信することが

できるのでココロもカラダも安定してきます。

以下、やってもいいタッチストロークです。

●握手する

●なでる

●さする

●ほおずりする

●おんぶ

●抱っこ

●マッサージする

●医者の診察を受ける

など

これらは、やりすぎてはダメということはありません。

子どもが要求する間は、

どんどんタッチストロークをしてもかまいません。

 

子どもが十分に足りた・・・と感じると

子どもは、充電できた携帯のように

自分でしっかりとやっていくことができます。

 

親も子どもを安心して見守ることができるのです。

10歳までにしっかりとこのふれあいをしていくと

本当に強い子、やさしい子になっていきますよ。

ともだちともいい距離感を保ったり

自分の意見を言える子になったり

なにかとすばらしいお子さんになっていきます。

このチカラは、勉強のチカラよりもはるかに大切です。

親といえども子どもを変えることは、困難です。

だからこそ、

親ができることは、子どものプラスのふれあいを

しっかりしていくこと。

それができていくと、思ってもみないような

お子さんのいい状態がみられるようになります。

子育ては、急がば回れです!

 

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子どもがグズグズ・…

 

 

子どもは、携帯電話と同じですよー

 

 

子どもは、携帯電話と同じです。

ママからの「ビタミン愛」が不足すると、ダラダラ・ぐずぐずとします。

もしも、携帯の充電がなくなったとしたら、携帯に怒るひとはいませんよね。

さっさと充電をすることでしょう。

 

ということは、子どもの動きが悪くなったら、ココロ貯金から始めましょう。

それが一番の近道です。

 

 

 

 

 

何度言っても、汚い言葉を使う

 

 

4歳の男の子。最近口が悪くてママは困っているそうです。

たとえば、おもちゃを片付けずにいてそれを注意すると、

「バーカ」「そんなこと知るかー」など。

 

幼稚園に通い始め、さらに言葉遣いが悪くなり、

いくら注意しても、ちっとも変わらない・・・

 

わざと怒られるようなことをするのは、お母さんに甘えたいからです。

幼稚園に通い始めると、集団生活のなかで、いいことも悪いことも

合わせて学んでくるものです。

 

ただ、いいことはわかりにくく、

悪いことは目立つので、言葉遣いの悪さなどはお母さんの目につくのでしょう。

今後も子どもは、小学校、中学校と集団のなかで育ちます。

 

そのため、悪い言葉を口にするときには、

そのつど言って聞かせるといいでしょう。

子どもは悪い言葉をおもしろがって悪気なく使うことがあります。

 

ガミガミと怒るのではなく、使い方が間違っていることを知らせるだけよいのです。

根気よく、それを繰り返します

子どもの言葉遣いと心の安定は、密接に関係しています。

 

心が荒れているときは、荒れた言葉を口にします。

そのため遠回りのようでも「プラスのかかわり」を増やして、

意識的に甘える時間を作るといいでしょう

 

子どもって一回言っただけでわかるようには決してならず、

何度もそのつど同じことを言うことで、だんだん知識と習慣が

定着していくようなところがあります。

 

本当に子育ては、根気がいることばかりです

 

 
 
パパが子どものココロ貯金を減らしてしまう

 

 

 

 

 

 

夫婦って、ほとんどの場合、子どもが生まれるまでは、

子育て力にさほど違いはありません。

しかし、何事もそうですが、長い時間やっている人のほうが上手になるものです。

 

仕事も勉強も習いごとも、実際に練習した時間に比例して、

成果が出るのが一般的です。

だからいろいろと試行錯誤しているママのほうが、

パパよりだんだんと子育てが上手になることが多いものです。

 

たとえば、ママが怒りっぽいタイプだった場合。

ずっと同じ調子で怒っても、ちっとも子どもに変化がなく、

逆に怒りすぎて子どもが不安定になってしまう…。

次第にこれでいいのかと考えるようになります。

 

そしていろいろな人に相談したり(私の電話相談もこれに当たります)、

本を読んだりして、なんとか解決したいと思います。

 

そして徐々に自分のやり方をマイナーチェンジして、

「怒る以外の方法」を取り入れることになります。

そうするとどうなるか…。

興味深いことに、今度はママがパパのやることを見ていられなくなります

 

「なんで、こんなことで怒るかなー、この人」

「そんな言い方はないんじゃない?子どもがすねちゃうでしょ」

と、客観的にパパを見るようになるのです。

「パパが子どもココロ貯金を減らしてしまう、どうしよう!」

という危機感をもつのは、ママが子育て上級者になった証拠なのです。

 

では、具体的にどうしたらよいのでしょうか。

私は、そんなときのパパを、

「自分よりも年上の先輩が中途採用で入社したようなもの」

と捉えればいいと考えています。

 

自分よりも年上だけれど、どうもこの業界では新参者らしい。

だから仕事は教えてあげないと何もわからない。

かといって、年下の私が頭ごなしに注意をすると、やっぱり頭にくるだろう…。

言わないとわからない、でも頭ごなしに言うと嫌がられる、

そんな面倒くさい関係です。

 

そんなパパですから、ママから頭ごなしに「あなたが悪い」と言われると、

カチーンときます。

だから、パパを変えようとしないでください。

 

まずはママが、子どもを怒らなくてもうまくやれることを見せてあげるのです。

「私の言うとおりにやりなさい」と言わなくても、

ママが子どもを楽しそうに「甘え」させていれば、

パパも「甘えさせてもいいんだ」とわかります。

 

パパが「お前のやり方が悪い」と責めることもあるでしょう。

それは、子どもが荒れた状態にあるときです。

子どもの様子がよければ、結果的にママのやりかたがOKだと感じます。

そして、だんだんとママのやりかたに巻き込んでいくといいでしょう。

 

これはダイエットと同じです。

一気にダイエットの効果が出た友だちを見ると、

「どうやったら、そんなにやせたの?」と関心をもつでしょう。

そして、友だちと同じダイエット法を試してみたくなります。

 

まずは、あなたがうまいやりかたができるようになり、

それをパパに見せて、だんだんと巻き込むわけです。

 

平均的に、パパはママより五年~十年ほども遅れて、やっと「親」になる

ようです。「イクメン」という言葉が定着し、

父親の育児参加が進んでいるように見えますが、

一般的には、子どもと接する時間が少ないだけに、

パパは子育てがうまくなるのにも時間がかかります。

 

そしてどうしても直してほしいことがある場合は、

パパを否定しないような伝えかたを心がけます。

「パパのやりかたは、悪くないと思うのだけれどね。

最近私は、怒るのではなくて、言って聞かせるようにしているの。

怒らないと、案外きょうだいげんかが早く収まるわ」

 

という感じです。人間は変えられようとされると嫌ですからね。

「あなたはいつも怒りすぎなのよ」ではいけません。

これを、極力パパが子どもと接する前に伝えておいてください。

じっくりではありますが、パパは必ず成長します。

 

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子どもが心配で常に…

 
母親業がゆらゆらゆらぐ理由

 

子育てをしていると自分の心軸がブレることはないでしょうか?

よくわが子のことは、必要以上に不安になったり、

腹が立って仕方がなかったりするんです。

 

たとえば、わが子が仲間にいじめられるとしましょうか。

そんな時、いじめにあうのは間違いなく子どもです。

でもね、ママの心の中がザワザワするんです。

 

それは、ママと子どもは心理的距離が近いからなのです。

だから、子どもがいじめられると、

ママ自身もいじめられた感じがするんですね。

 

となると、「子ども」と「ママ」の二人分ツラくなるから、

もう心の軸がブレまくるわけです。

 

でね、そんな時に一番身近なパパに相談すると、

よくこんなことを言われます。

 

「よくある話」

「子ども同士で解決すればいい」

「自分でどうしたらいいか考えないといけない」

つまり、ちょっと客観的なご意見です。

 

ママのブレブレハートとは違うんです。

じつはね、母親って心が安定しないようにできているんです。

 

母という字は、そもそも「おっぱい」を意味した文字なんですね。(*^▽^*)

 でね、この文字ってバランスが悪い文字なんです。

 

一番下の「1点」だけで、文字全体を支えています。

横の「一」で精一杯やじろべえのようにバランスをとってるんですね。

はい、努力の人なんですわ。エライよね、お母さん。

 

一方、パパさんはね。ズルいんです。

「2点」で支えてるでしょ。

だから、そもそも安定しているわけなんです。

 

だからね、ママはパパよりも心軸がブレても普通とも言えるんです。

子どもに影響されまくりなわけです。

とはいえあまりにもブレるとママもしんどいです。(x_x;)

 

そんな時は、「ブレてはダメ」

じゃなくてね。

「あ~、私は心が揺らいでいるんだ~」と観察するといいんです。

自分のことを客観的に見るんです。

 

「最近、私不安定なんです」というのは、

どっぷりとメンタル不安定の波に飲み込まれている状態。

 

それが

「あ~、私の心は揺らいでいるなあ、最近」と思うと、自分のことを

客観的に見えているので、結果的に心のブレも小さくなるんです。

 

そんな、心のトリセツもここにくるとわかりますよ。

子育て心理学講座(東京・名古屋・大阪)

子育てに必要なものは全部入っていますから!

ここに来ると子育てに迷わなくなりますからね。

 

私が過去2万人以上の子育て相談を行った中で

「これは子どもの変化が早いな」というものだけを

厳選してお伝えしています。

 

しつけよりも100倍大事なことはコレなんです

 

 

 

 

多くのママは頑張り屋さん。

そのため、子どもをしっかりと育てようと思うのです。

コレじつは、落とし穴なんです。

 

子どもをしっかり育てるのは、いいことです。

でも、ガミガミ口調は子どものメンタルを悪くします。

子どものメンタルが悪くなると、それだけでグズグズだらだらし始めます。

 

子どもが グズグズだらだらし始めると、

さらにガミガミママになっちゃいます。

THE 悪循環です。

 

もちろんしつけは大事です。

でもね、しつけよりももーーーっと大事なことは

自己肯定感を高めることなんです。

 

たとえばね、、、

 

「宿題しなさい」

「きちんと箸をもちなさい」

「姿勢をよくしなさい」

「大きな声で返事をしなさい」

「早く食べなさい」

 

これらの言葉を親が言う時、

「しつけ」をしたいと思っています。

 

だから、親はとても「いいこと」をしていると思っているんです。

人は、「いいこと」をしていると思っている時には、

どんどん、ズンズンやり過ぎてしまいます。

 

車でいうとアクセルを踏み込んでしまうんです。

 

でね、この「しつけ」に「お」をつけるとどう読みますか?

「おしつけ」です。

 

「宿題しなさい」

「きちんと箸をもちなさい」

「姿勢をよくしなさい」

「大きな声で返事をしなさい」

「早く食べなさい」

 

こんな言葉をたくさんシャワーのように浴びせても

実は、子どもはちっとも変わりません。

 

どう?今までにお子さんが変わったでしょうか?

こんな時にすることは2つあるんです。

 

ひとつは、ココロ貯金を貯めること。

「しつけ」よりもその方がはるかにはるかに大事です。

むしろ、どんなに「しつけ」をしても、

自己肯定感が低い子は問題行動を起こすようになります。

 

親が子どもの尻拭いをする子育てになるのね。

まあ、そうなると親も生身の体ですからね、

子どもを可愛いと感じなくなります。

 

2つ目はね、ちょっとしたコツがあるんです。

ココロ貯金を漏らさずに、

こちらが言いたいことを上手にわかりやすく伝える方法が。

あああ、これウチの「秘伝のたれ」なんです。

 

老舗の秘伝のたれの作り方は、クックパッドに出てないでしょ。 

老舗の味を守るために、その作り方を公開していないんです。

 

でね、その秘伝のたれの作り方は、私の愛弟子にだけ伝えています。

子育て心理学インストラクターさんね。

 

この人達には、私がもっているものを全部出し惜しみなく教えています。

手を取り足を取り、おそらくここまで丁寧に、

手厚くフォローがある協会は日本中探してもないと思います。

 

でね、私は全ての子どもの問題行動は、

この自己肯定感の低さかから来ていると思っています。

 

自信がないから、やる気にならない。

自信がないから、人にやさしく出来ない。

ってわけ。

 

なぜなら、より望ましい行動のためには、自らの残り少ない自分の

ココロ貯金を使ってしまうからなんです。

 

そこで、出し惜しみが始まります。 

出し惜しみをしていると、かたや自分から進んで勉強をしたり、

なんでも食べたりはしないんです。

ここかなりの確率でつながっております。

 

だから、私の子育て心理学講座は、

いかにして子どもの自己肯定感を高めるかをお伝えしています。

ここが出来ていくと、子どもはしつけをしなくても、

社会的な適応がよくなります。

 

やる気が出ます。

自信ができます。

兄弟にやさしくなります・・・

いいことづくし♪

そうなると、子育てがらくになるんですね。

 

この「子育てがらく」というのは、手抜きをしているのではなく、

本当の意味で子どもが成長しているんです。

 

 

 

 

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