子どもに伝わる愛情…
あなたは、自分のお子さんに 愛情が伝わっていると感じているでしょうか。
「愛情」って、実は実態がはっきりとしないのです。
よく「愛情不足」なんていいますが、
どの状態が愛情不足なのかは、とてもわかりにくいものです。
多くのママは、 わが子を本当に大切にしたいと考えています。
でもね、ママからガミガミと言われると 子どもには、うまくその愛情が伝わっていきません。
心の中では、愛情をもっていたとしても 口から出る言葉が
「バカじゃないの~アンタ!」
「何回言ったらわかるの・・・」(クドクド)
「いい加減にしなさ~い!!」(ガミガミ)
では、やっぱり愛情は伝わりにくいのです。
子どもにしたら、 「ママは自分のことを嫌いなのかも?」と勘違いすることさえあります。
ここは、「言葉」と「行動」で きちんと愛情を伝えましょう。
大切なことは、あなたのココロを変えるのではなく 、あなたが何を言葉で伝えるのかです。
子どもがおやんちゃをしていない時がねらい目ですよ。
「あなたのことが大好き!」
「あなたは、ママの宝物よ」
「ママは、あなたの味方よ」
この言葉をそのまま子どもに言って、ママの気持ちを子どもに伝えます。
子育てに、以心伝心はないのです。 愛情は、ことばで伝える!
苦手と感じるものを取り組まず 「これならできそう」にトライしてください。 応援しています!
小学校高学年~高校3年生までの、ながーーい期間が思春期です。
まあ、長いです。その期間はおよそ8年間。ゾゾ~とします。
子どもが小さい時であれば、まだ親のチカラで子どもを押さえ込むことができます。
まあ、望ましくない方法ですがね。
それが、思春期に入ると「親が上」「子どもが下」とかいう考えが通用しなくなります。
(そもそも親が上でも子どもが下でもありません)
つまり、「思春期は今までの子育ての結果が出る時」なんです。
今までココロ貯金を貯める子育てをしていれば、
たとえ思春期だと言っても、さほど子どもは荒れません。
でも、今までのココロ貯金が少ないと、
「もう待てません!」「適切な関わりをしてくれ~」と訴えてくるのです。
本来であれば、思春期までに子どもの能力を高める子育て法を取り入れることはマストです。
とはいえ、それができないこともありますよね。
だから、子どもは戸籍上の親になったあなたを
ココロ貯金を貯められる本当の親になれるまで待ってくれています。
結構子どもの方が寛容です。 無条件の愛情を親にくれています。 ただ、それには期限があります。
その期限は人によって違いますが、生まれてからおよそ10年間です。
「そろそろ期限が切れそうです」 「もう、期限が切れたよ」
ということをお知らせするために、子どもは荒れてくれます。
いまの世の中は、私たちが子どもの頃になかったものがたくさんありますよね。
携帯電話、スマートフォン、ゲーム、パソコンなどがそれに辺ります。
実は、親自身もそれらにどうかかわったらいのか、よくわかっていません。
そのため、頭ごなしに使用禁止や没収をすることを考えます。
親にとっても頭が痛い問題です・・・
基本的に、それらは今後の世の中からなくなりません。
そのため、禁止だけでなくその使い方を知る必要があります。
じゃあ、一日のゲームの時間を決めるときに、どう決めていますか?
約束を考えるときに、お子さんといっしょに考えていますか。
それとも、お母さんが決めた約束でしょうか。
使う場所と時間については、子どもといっしょに考えましょう。
親が一方的に「一日三十分だけよ!」と決めてしまうと、
購入前に子どもは「約束した」という実感を得られないため、平気で約束を破ります。
子どもといっしょに「何分くらいがいいと思う?」と決めていきましょう!
とはいえ、ゲーム、スマートフォン、パソコンは、子どもが夢中になるように
作りこんでありますから、子どもはすぐにおもしろさにはまってしまいます。
だからといって最初から禁止したち、強制的に途中で取り上げたりすると
ゲームセンターに通い始めるなど、さらに楽しいことを求めて別の行動をとるようになるんです。
たとえ子どもが決めた約束だとしても、親の顔色をうかがって
「これならお母さんが許すだろう」と考えて決めた約束かもしれません。
いずれにしても、子どもと決めた約束というのは、
子どもにとって「そのとき限定の約束」なのです。
子どもにしてみたら、約束をしたときはそれが一番いいと思っていたけれど
実際に遊んでみたら、おもしろくて時間が足りないと感じているでしょう。
子どもには「見通しがつかない」という性質がありますから
約束をしていても、つい約束を破っているということが起きます。
でもね、「お母さんと約束をした」ということを嫌味なく気づかせてあげましょう。
禁止するだけでなく、いかに自己肯定感を高めて
自分をじぶんでコントロールする力を育てるかが大切です。
OK会話例
子ども(時間になってもゲームをやり続けている)
お母さん「いま何時?どれくらいゲームをやった?」
子ども「う~ん」(ゲームに夢中)
お母さん「あとどれくらいでやめることができる?」
子ども「あと十分」
お母さん「ふ~ん。あと十分ね。区切りがついたらやめようね」
子ども「は~い」(納得する)
「なんで、こんなこともわからないの?」
「なんで、こんなこともできないの?」
と子どもに思うことはないでしょうか?
たとえば、小学校2年生の宿題があるとしましょう。
お母さんにとったら、超簡単な内容ですよね。
でも、子どもは「学年相当」の内容を勉強しています。
お母さんが思うように、子どもが『この宿題は超カンタン』
なんて思ったら、学校に行く必要はないですよね。
つまり、小2の子供にとったら、小2の勉強は、自分の実力相当の内容です。
だから、そこそこ骨がある勉強なんです。
それをわからずに
「なんで、こんなこともわからないの?」
「なんで、こんなこともできないの?」
と言うと、子どもには酷なことなんです。・°・(ノД`)・°・
もしも、
「わが子の勉強はちっとも進まない!」
「こんなこともわからないの?」
と思ったら、解決策は1つだけ。
「子どもと一緒に宿題をする」です。
つまり、子どもの勉強が進んでいないところは、ママがわかりやすく教えてあげるわけです。
「いつかはやる気になる?」「自分が困ったらやるようになる」
なんて考えない方がいいです。
もちろん自分から勉強をする子もいます。
でも、その出現率は極めて低いです。およそ、10分の1の確率です。
大事なわが子をそんな低い確率で勝負しない方が得策です。
ただし、ママがガミガミ口調で怒って勉強を教えると、子供は一気に勉強熱が下がるんです。
親子は心理的距離が近いです。
そのため、お互いに言いたい放題になりがちです。
だから、「子どもといっしょに勉強すること」は「修行」なんですね。
子どもから暴言を吐かれても、怒らないママになる修行です。
※うちの講座を継続受講していると、怒らないママも継続しますよ。
ママの意識が変わってきますからね。人は低きに流れます。
それをセーブするには、講座を継続するといいんです^^