子どもに伝わる愛情…

 

子育てに以心伝心はありません

 

あなたは、自分のお子さんに 愛情が伝わっていると感じているでしょうか。

「愛情」って、実は実態がはっきりとしないのです。

よく「愛情不足」なんていいますが、

どの状態が愛情不足なのかは、とてもわかりにくいものです。

多くのママは、 わが子を本当に大切にしたいと考えています。

 

でもね、ママからガミガミと言われると 子どもには、うまくその愛情が伝わっていきません。

心の中では、愛情をもっていたとしても 口から出る言葉が

「バカじゃないの~アンタ!」

「何回言ったらわかるの・・・」(クドクド)

「いい加減にしなさ~い!!」(ガミガミ)

 

では、やっぱり愛情は伝わりにくいのです。

子どもにしたら、 「ママは自分のことを嫌いなのかも?」と勘違いすることさえあります。

ここは、「言葉」と「行動」で きちんと愛情を伝えましょう。

大切なことは、あなたのココロを変えるのではなく 、あなたが何を言葉で伝えるのかです。

子どもがおやんちゃをしていない時がねらい目ですよ。

 

「あなたのことが大好き!」

「あなたは、ママの宝物よ」

「ママは、あなたの味方よ」

 

この言葉をそのまま子どもに言って、ママの気持ちを子どもに伝えます。

子育てに、以心伝心はないのです。 愛情は、ことばで伝える!

 苦手と感じるものを取り組まず 「これならできそう」にトライしてください。 応援しています!

 

 

 

思春期は、親を〇〇〇〇時なんです 

 

小学校高学年~高校3年生までの、ながーーい期間が思春期です。

まあ、長いです。その期間はおよそ8年間。ゾゾ~とします。

どもが小さい時であれば、まだ親のチカラで子どもを押さえ込むことができます。

 

まあ、望ましくない方法ですがね。

それが、思春期に入ると「親が上」「子どもが下」とかいう考えが通用しなくなります。

(そもそも親が上でも子どもが下でもありません)

 

つまり、「思春期は今までの子育ての結果が出る時」なんです。

今までココロ貯金を貯める子育てをしていれば、

たとえ思春期だと言っても、さほど子どもは荒れません。

 

でも、今までのココロ貯金が少ないと、

「もう待てません!」「適切な関わりをしてくれ~」と訴えてくるのです。

 

本来であれば、思春期までに子どもの能力を高める子育て法を取り入れることはマストです。

はいえ、それができないこともありますよね。

だから、子どもは戸籍上の親になったあなたを

ココロ貯金を貯められる本当の親になれるまで待ってくれています。

 

結構子どもの方が寛容です。 無条件の愛情を親にくれています。 ただ、それには期限があります。

その期限は人によって違いますが、生まれてからおよそ10年間です。

 

「そろそろ期限が切れそうです」 「もう、期限が切れたよ」

ということをお知らせするために、子どもは荒れてくれます。

 

 

 
ゲームにハマる子ども・・・どうする?

 

いまの世の中は、私たちが子どもの頃になかったものがたくさんありますよね。

携帯電話、スマートフォン、ゲーム、パソコンなどがそれに辺ります。

実は、親自身もそれらにどうかかわったらいのか、よくわかっていません。

 

そのため、頭ごなしに使用禁止や没収をすることを考えます。

親にとっても頭が痛い問題です・・・

基本的に、それらは今後の世の中からなくなりません。

 

そのため、禁止だけでなくその使い方を知る必要があります。

じゃあ、一日のゲームの時間を決めるときに、どう決めていますか?

約束を考えるときに、お子さんといっしょに考えていますか。

それとも、お母さんが決めた約束でしょうか。

 

使う場所と時間については、子どもといっしょに考えましょう。

親が一方的に「一日三十分だけよ!」と決めてしまうと、

購入前に子どもは「約束した」という実感を得られないため、平気で約束を破ります。

 

子どもといっしょに「何分くらいがいいと思う?」と決めていきましょう!

とはいえ、ゲーム、スマートフォン、パソコンは、子どもが夢中になるように

作りこんでありますから、子どもはすぐにおもしろさにはまってしまいます。

 

だからといって最初から禁止したち、強制的に途中で取り上げたりすると

ゲームセンターに通い始めるなど、さらに楽しいことを求めて別の行動をとるようになるんです。

 

たとえ子どもが決めた約束だとしても、親の顔色をうかがって

「これならお母さんが許すだろう」と考えて決めた約束かもしれません。

いずれにしても、子どもと決めた約束というのは、

子どもにとって「そのとき限定の約束」なのです。

 

子どもにしてみたら、約束をしたときはそれが一番いいと思っていたけれど

実際に遊んでみたら、おもしろくて時間が足りないと感じているでしょう。

子どもには「見通しがつかない」という性質がありますから

約束をしていても、つい約束を破っているということが起きます。

 

でもね、「お母さんと約束をした」ということを嫌味なく気づかせてあげましょう。

禁止するだけでなく、いかに自己肯定感を高めて

自分をじぶんでコントロールする力を育てるかが大切です。

 

OK会話例

子ども(時間になってもゲームをやり続けている)

お母さん「いま何時?どれくらいゲームをやった?」

子ども「う~ん」(ゲームに夢中)

お母さん「あとどれくらいでやめることができる?」

子ども「あと十分」

お母さん「ふ~ん。あと十分ね。区切りがついたらやめようね」

子ども「は~い」(納得する)

 

 

こんな宿題もわからないの!は禁句

 

「なんで、こんなこともわからないの?」

「なんで、こんなこともできないの?」

と子どもに思うことはないでしょうか?

 

たとえば、小学校2年生の宿題があるとしましょう。

お母さんにとったら、超簡単な内容ですよね。

でも、子どもは「学年相当」の内容を勉強しています。

 

お母さんが思うように、子どもが『この宿題は超カンタン』

なんて思ったら、学校に行く必要はないですよね。

つまり、小2の子供にとったら、小2の勉強は、自分の実力相当の内容です。

だから、そこそこ骨がある勉強なんです。

 

それをわからずに

「なんで、こんなこともわからないの?」

「なんで、こんなこともできないの?」

と言うと、子どもには酷なことなんです。・°・(ノД`)・°・

 

もしも、

「わが子の勉強はちっとも進まない!」

「こんなこともわからないの?」

と思ったら、解決策は1つだけ。

 

「子どもと一緒に宿題をする」です。

つまり、子どもの勉強が進んでいないところは、ママがわかりやすく教えてあげるわけです。

「いつかはやる気になる?」「自分が困ったらやるようになる」

なんて考えない方がいいです。

 

もちろん自分から勉強をする子もいます。

でも、その出現率は極めて低いです。およそ、10分の1の確率です。

 

 大事なわが子をそんな低い確率で勝負しない方が得策です。

ただし、ママがガミガミ口調で怒って勉強を教えると、子供は一気に勉強熱が下がるんです。

親子は心理的距離が近いです。

そのため、お互いに言いたい放題になりがちです。

 

だから、「子どもといっしょに勉強すること」は「修行」なんですね。

子どもから暴言を吐かれても、怒らないママになる修行です。

 

※うちの講座を継続受講していると、怒らないママも継続しますよ。

ママの意識が変わってきますからね。人は低きに流れます。

それをセーブするには、講座を継続するといいんです^^

 

 

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家族と育て意見が対…

 

 

家族と子育て意見が対立、どうする?

 

自分としては【子どもを怒らずに育てたい!】と思っていたとしても、

1夫が 2祖父母が 「そんなことでいいと思っているの!!!」

「だからアンタはダメなのよ」 「今のうちにしっかりとしなさい!」

って子どもに言うことは、よ~~~くあります。

ママが、子どもの様子をみているあいだに すかさず! 速攻で!

ダメだしする家族がいる時、どうしますか?

その人には、その人なりの考え方があります。

 

今までの人生、ずっとそれでやってきているわけですから

それを全面否定してもバトルになります。

そして、残念ながら、自分以外の人(夫・祖父母)の思考回路まで

こちらがコントロールはできません。 そこを頭の片隅において・・・

 

子どもが何も悪いことをしていない時 、子どもがそばで聞いていない時に

「ウチの息子だけどね、パパ(おばあちゃん)が言うことは確かなことだとは思うのよ」

「間違いはないと思うのだけれどね、【→相手をフォロー】

大きな声で言われたり、否定語をつかって 「ダメ」「バカ」と言われると

【→具体的に伝える】 言われたことに腹が立つみたいなのよ」

「最近私は、子どもの様子をよく見てから、【→私メッセージ】

大きな声を出さずに、【→具体的】 子どもがわかるような言葉で話をしているんだよね~」

「そうしたら、ちょっと子どもの反応がいいのよ!」【→成果】

「素直になる感じがするわ~」 って事前に伝えておきます。

 

【注意①】

「あなたもこうしなさい」という「上から目線」は禁止です!

 

【注意②】

「だから、お前は甘いんだ」と否定されたら、それに食いつかずに

「そうかしらね~」 「そうかもしれないけれどね~」 とかわしていきます。

 

もちろん、いくら事前に言っても大人も瞬時の判断は変わりません。

でも、夫が祖父母が爆発した時に、いくらママが言っても聞き入れてもらうことはできません。

(子どももカッとなった時には聞いていません!)

 

まずは、じわじわと「私は」を主語にして伝えていきましょう。

子どもにとったらみんな大切な家族です。

今後も関係はつながるので、あきらめてはいけません。

あきらめても、何も改善されません。

 

ちなみに、これは「エンロール」といって自分がうまくいっている様子を

他の人に見せて巻き込んでいく方法です。

私たちは、成功している人の方法にはみんな興味・関心があります。

 

ちょっと気になるわけです。 すぐに怒り出すタイプの人は頭から、

指示・命令されるとすごく嫌なので成功している人の方法として

巻き込んでいくのです。 すぐにカッとなる人は、ある意味、そんなタイプの人です。

(コーチングでいう、コントローラーさん)

 

だから、その人を変えようと思わずに自分ができることをただただやっていきましょう!

家族って、おもしろいもので巻き込まれていきますよ。じわじわと。

 

 

 

お母さんの正論は、子供をダメにします

 

お母さんが子どもを怒る理由のほとんどは、正当な理由です。

ですが、正論は、時として子どもの心を傷つけます。

そう! 「正論を言わない」です。

「正論」は、文字どおり「「正しいこと」ですから、誰も悪いこととは思いません。

 

でもね、それを毎日毎日

「この先、自分が困るのよ」

「怒られないようにしなさい」

「気をつけなさい」

 

などとガミガミ口調で言うと、、、 ココロ貯金ダダ漏れです。

子どもは『なにも話さないのが得策』『どうせ誰もわかってくれない』

と思ってしまうでしょう・・・

 

子どもと話をするときは、子ども8割、親2割を意識してくださいね。

そして、子どもの話を聞くときは、聞き役に徹しましょう。

二週間ほどの期間、家庭内カウンセリングをするつもりで聞き役に

徹していくと、どんどん子どもの変化を感じられるようになります。

 

子どもがいままで言わなかった愚痴や不満、学校での出来事などを

話してくれるようになります。

 

私たちは自分のことが一番よくわかりません。

だから、つい「よかれ」と思ってわが子に言いすぎてしまうんですね。 

親子一緒の時間が長い時期はそれだけ親の影響力があるんです。

 

お母さんの聴き方次第で子どもは、どこまでも伸びますよ。

お母さんのチカラは、それほどすごいのです!

 

 

 

子育ての相談相手がいないストレス

 

さあ!

あなたは、子育てで困ったとき、迷ったときに

いっぱいおしゃべりできる

相手はいらっしゃるでしょうか?

 

子育ては、閉塞感があり

困ったことやネガティブな問題は人に

話しにくいです。

 

良かったことは、しゃべりやすいですよね。

例えば、SNSの投稿でも

こんなところに旅行に行きました

こんなご飯を作りました

というとき、写真に撮ってアップしますよね。

 

わざわざ、部屋が散らかっているときに

写真をアップしたりしないじゃないですか。

 

つまり、子育てでも

うまくいかなかったことはお母さん、みんないっぱいあるんです。

 

ですが、人に言いにくい類いなんですよね。

言いにくいことを夫に話したときに

温度差があることは、よくあります。

 

ご自身の親に相談したときに

「うちの場合は違う」などと言われたり・・・

 

はい!お母さんは、

いろいろ迷うことがあると思います。

 

相談したいけど、なかなか

いい答えは返ってこないことが

私、よくあったんですよね。

 

人にしゃべりにくい子育ての悩みというのは

ぜひ、専門家に相談するのが一番いいのかなと思います。

 

とはいえ、専門家といっても

本当に子どもをどうするのか、

今日から早く変わるかということを、

きちんと伝えられる方は

めちゃくちゃ少ないかな…と思います。

 

なので

子育て心理学協会、

わたしに相談することをおすすめします。

 

私の講座は受講生さんに

「具体的でわかりやすい」

とよく言われます。

 

お母さんに子育てについて抽象的なことを

お伝えしても、お忙しくてバタバタなので

実行できないと思います。

 

あとはですね、

子育ての相談ではないですが

Facebookを使った「ママほめ」というものを

子育て心理学協会では、やっています!

 

日々、スタッフさんが

こんなことをやるといいよ、という内容を

文章でお伝えして、それをご覧になったお母さんが

「お子さんにこんなことをやってみた」と書き込めます。

 

お母さんが書き込んだ後、

うちのスタッフさん、お仲間さんが

いいねマークをして、「ここいいですよね」と

ちゃんと文章で起こして、お伝えしています。

 

子育ては、

今日だけやればいい代物ではありません。終わらないんですよね。

子育て中のお母さんは、長距離ランナーなんですよ。

 

なので、今だけスタートダッシュを

がんばっても、後で減速しちゃうんですよ。

 

なので、ぜひぜひ、

「困ったな」「迷ったな」

と思ったら、気軽に話をできる人をつくることが

子育て中のお母さんには必須だと思っています!

 

ただ、「お母さんなんだから、がんばって」という

カウンセラーさんも世の中にはいらっしゃいます。

 

お母さん、

「なにをやるとお子さんがやる気になるのか?」

「即効性のあるアプローチは何なのか?」

などを知ることができますよ^^

 

子育て心理学協会では

私も含めて、カウンセラーをご案内することは

できるようになっています!

 

気になる方は、ホームページをアクセス

していただけると幸いです^^

 

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辛かった子育てがラ…

 

 

 

宿題の取りかかりが遅い
 

帰宅後はまず宿題をしてから遊ぶ約束なのに、最近は宿題をせずに

外に遊びに行きたいというようになった6歳の女の子。

帰宅後もダラダラ遊んでしまい、ちっとも始めようとしません。

 

何回「宿題はやったの?」と言ってもかわりません。

いつも夜8時頃からダラダラと取り組むので

寝る時間が遅くなってしまうことを気にするママ。

 

小学校に入学したら、どの親も「しっかり勉強してほしい」と思うものです。

その考えは悪くないのですが、どの子もそれがやり通せるかどうかは、

かなりあやういところです。宿題をしないことは甘えではありせん。

 

特に6歳くらいなら、まだ体力が低いために、家に帰ってすぐに、

エネルギーを使う宿題にとりかかるのは、嫌だと感じることがあります。

 

さらに、高学年になると帰宅時間がおそくなります。

寒い時期には、先に友だちと遊んでおかないと、すぐ暗くなってしまいます。

宿題をしてからだと遅いのです。遊びから返ってきたら、

ちょっとだけお母さんが子どもの勉強を見てあげるとスムーズにとりかかれます。

 

ダラダラと宿題をする場合は、単純に宿題の内容がよくわからないということがあります。

特に低学年の場合は、問題文の意味がわからなかったり、

今までに解いたことがない問題が出ただけで「わからない」と思ったりします。

さらに作文や読書感想文の宿題は、どこから手をつけたらいいのか、お手上げ状態です。

 

そんな場合は、いくら子どもを怒っても変わらないので、一緒に宿題をやってみましょう。

子どもは、耳で聞くだけでは理解しにくいことが多いので、

大きめの紙に絵や図を書きながら視覚に訴える方法がおすすめです。

 

学年が上がるにつれて、だんだんと子どもに任せていくといいのです。

「ここまでできたね」などと宿題をやっている姿を認めてもらえると、

それにはきっちりと反応して、意欲的に終わらせることができます。

 

このように宿題を見てあげることは、「甘やかし」ではなりません。

子どもひとりでは宿題の進度が遅いというときは、

怒るよりも勉強のやりかたを教えましょう。

子どもが暴言を吐いた時の処方箋

 

 子どもがママに話したことは、すべて本当に思っていることとは限りません。

幼い子であれば、「ママ、キライ!」、

中学生になれば、「うるせー、ババア」ですかね。。。

 

少なくとも、何か不満があったこととは思いますが、

子どもは語彙が少ないので、不適切に言葉を使います。

ここで、子どものケンカを買ってはいけません。

 

とはいえ、なんでも受け入れることもできませんよね。

ママが家庭のサンドバック状態になってしまいます。

そんな時は、「キライはないよねー、ママ悲しいわ」とか、

「ババアは、ないよねー」と悲しんでいる、嫌がっているとだけは、伝えておきます。

 

別段、お説教をする必要はありません。

「いやいや、親にキライ、ババアって言うこと自体が、許せないわー」って方は、

「人に、キライって言うことがダメなの」

「ババアって言うことがダメなの」と【行為を叱ります】。

何がダメな行為なのかを知らせるわけです。

 

ちなみに、私が中学校勤務の時だったら、

「まあ、ジジイじゃないけどさー、ババアもないでしょー」と返します。

要するに大人に相手にしてほしいけれど、

適切な方法がわからない末のことなので、無視するとさらに嫌がるんです。

 

 

 

私の子育てがラクになった秘密

 

私が、心理学・コーチング・セラピーを試行錯誤で学んで 10年以上になります。

もともと小学校の教師だったせいか、一人目の子育ては ホントうまくいきました。

大切にしたことは、【子どものペース】を大切にする。

子どものよいところを【認め・言葉で伝える】

 

それだけで、子どもはどこへ行っても、物怖じしない

たくましいタイプに育っていったのです。

でも、子どもがふたりになった段階から 私の子育ては音をたてて崩れ落ちていきました・・・・

 

頭でいくら【子育てに大切なこと】がわかっていても、

自分の心と身体が元気でなければ・・・ 「笑顔のママ」にはなれないと痛感しました。

 

夜泣き・だだこね・・・24時間、365日子育てコンビニでした。

でもね! それがあったから 心理学・コーチング・セラピーなどなど 、どんどん学ぶことができました。

それがとってもおもしろい!! 心理学を勉強し過ぎて、病気になりそうでした。(・・。)ゞ

 

今現在は、子育てママ専門のカウンセラー&コーチとして仕事まで しています。

このブログでもどんどんおすそ分けをしていきますね。

 

 

 

子どもの言葉は全て本当とは限りません

 

もしも、あなたのお子さんが あなたに向かって

「うるせ~な~」 「ママのバカ!!」 なんて言ったらどうしますか?

思春期のお子さんによくありますよね・・・

 

普通の人であれば 「親に向かってなんですか!!」

「いい加減にしなさい!!」 「謝りなさい!!」言いたいところです。

  はい!それは普通です。 でもね、 子どもがこんな悪態をついてきたとしても

 

===========================

子どもが言った言葉がすべて本当とは限りません。

===========================

 

たしかに、子どもは何か不満をもっていたのでしょう。

きっと、それをうまくコトバを使って表現することが 出来なかったのでしょう。

それほど、子どもの語彙は少ないもの。 とりあえず、知っている言葉を使ったのでしょう。

じゃあ、そんな時どうするか? ニコニコ笑顔で、それも受け止めた方がいいのか???

 

いえいえ、あなたのココロの内は、

もやもや、くしゃくしゃ、イライラ、ムカムカしていないでしょうか?

としたら そのまま、その気持ちを子どもに伝えましょう。

 

たとえば、

========================

「ママにバカは、ないよね~」

「ママは、あなたに『うるせ~』 って

言われると  すごくつらいんだよね・・・」

========================

 

って、あなたの気持ちをまっすぐ子どもに伝えましょう。

雷ばかりを落としていたら、 毎日モグラたたき状態になります。

そのつど、同じ事を言うはめになります。

 

そして、 「いい加減にしなさい!」と怒鳴ってばかりいると

子どもは、ママに怒られて嫌だな~ と思いますが、

次からやめようかと本気で思うかは、不明です (汗)・・・

まずは、ママの気持ちをまっすぐに伝えてみましょうね。

 

 

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荒れた中学生にも十…

 
 
 
 
ほめるは頭打ちがやってくる

 

よく「子どもはほめて育てましょう」と言います。

はい、じつは、それは半分当たりで、半分ハズレなんです。

 

だってね、子どもがお利口さんだったら、いくらでもほめられます。

宿題も早い、文字もキレイ、

親のいいつけは守る、下の子には優しい・・・

 

これ、ほめることができるパターンです。

 

こんなお子さんをお持ちのママは、

どうぞ、どうぞ、お子さんをほめて育ててあげましょう。

 

でもね、もしもお子さんがこんな状態だったら、、、

いくらなんでもほめることはできません。

 

・何回言っても宿題をやらない

・気に入らないとすぐに怒り出す

・いい加減な字しか書かない

・嘘と言い訳のオンパレード

 

こんな時、子どもをほめようと思っても

「ほめるところはありません!」と言いたくなります。

 

でね、さらに子どもの年齢が大きくなると

「ほめるからやる気がなくなった・・・」

「この程度でほめないで・・・・・・・・」

なんて文句を言うこともあるんです。(´_`。)

 

となると「子どもをほめる」だけでは、頭打ちになるんです。

私は、コーチングを本格的に学びました。

私にとったらかなりの高額投資でした。

 

その高額投資をした中で、その後に使える

最大級のスキルを知ることが出来ました。

 

この方法は、荒れた中学生にも十分対応ができるものです。

おそらく、その方法なしで

中学校勤務はできなかったことと思います。

 

その方法は、「認める」「承認」です。

中学校のカウンセラーは、

あちこちの学校に勤務しますので、

じっくりと生徒と向き合う時間がありません。

 

行ったら、即仕事ができないとダメなんです。

中学校と言えば、荒れた反社会的なお子さん、

そして、引きこもりなどの非社会的なお子さんも多いです。

 

でもね、このスキルをもっていたので、

私は困ったことがないんです。

 

 

 

ほめる勉強しない、ゲーム三昧、親への暴言は子育て仕切り直しチャンス

 

ふと気がついたのですが、

私の講座や相談は圧倒的に「小4~中学生」のお子さんのお母さんが多いです。

 

子どもも10歳を超えた頃から、徐々に反抗期に差し掛かります。

また、「今までの子育ての結果が出る時」と言えます。

 

子どもも小さい時は、親が怒るから言うことを聞くということがあります。

でも、それまでにココロ貯金が貯まっていないと・・・・

いろいろとやらかしてくれるのです。

じつは、子どもは「ココロ貯金不足ですよ~お母さん」とは言いません。

 

ゲーム三昧

スマホ三昧

勉強しない

親への暴言

こんな態度を見せてくれます。

 

こんな時は、親が子供にどんな言い方をしてもあまり変化がありません。><

私も出版しているので言いにくいのですが・・・

 

「言い方」が通用するのは、子どもの情緒が安定していることが前提です。

 

不安感いっぱい

怒りいっぱい

の場合は、何をどう言ったとしても変化は少ない。

焼け石に水状態です。

 

つ・ま・り

お子さんに合わせた方法でココロ貯金を貯めることが先決です。

逆にココロ貯金が貯まっていれば、勉強もするし親の言うことも聞けるようになります。

そうなると本当の意味で子育てがラクになります。

 

 

 

本格的反抗期までにやるべきことは?

 

一般的な第二次反抗期は、中学生~高校生です。

中学生が、「前期第二次反抗期」としたら、

高校生が「後期第二次反抗期」ってところです。

 

さて、反抗期になるとこんなことよくあります。

 

母「もうすぐテストでしょ」

子「知らん」

 

母「知らんじゃないでしょ」

子「だって知らんもん」

 

母「先生なんか言うでしょ」

子「別に・・・」

 

母「別にじゃわかんないでしょ」

子「うっせーな~」

 

これ、この時期の子どもによーくあるパターンです。

 

中学生になると今までニコニコとかわいい子どもだったのに、

「知らん星人」「別に星人」に変身します。

 

これは、ある意味お年頃。

 

高校生が終わるころには、無事羽化します。

みごとにきれいな蝶々になるまでしばらくお待ちください。

ここ通らないと蝶々にはなりません。

 

それでね、いきなり中学になってから反抗する子もいますけど、

徐々にその片鱗を見せるのが小学校高学年。

 

プチ反抗期、プレ反抗期ってところです。

まだこのころは、反抗期に片足を突っ込んでいるところ。

 

日替わり定食のように、大人っぽく文句を言ったり、

おこちゃま発言満載だったりその都度クルクルと変わります。

 

やっかいなのは、これがいつから反抗期になっているのかがわからないところ。

女子の初潮はスタートがわかりますが、メンタル反抗期はよくわかりません。

 

じわじわとやってくるので、

その子どもの変化に気づかずに親子バトルが展開されます。

 

では、どう対応したらいいのでしょうか?

本来ね、わが子といえども

一人の人間として尊重して接しないといけないのです。

 

親だから、何でも好きなことを言っても許されるものではないわけです。

子どももね、小さい時には、親に怒られることが怖いから、親の言うことを聞いています。

 

それが、10歳ころから、オトンもオカンもただの人だったと気づきます。

 

親の自己中心的なところ、相手に配慮なく言いたいことを言うところ、

このあたりをおかしい!!!とわかるようになり、それに反発をするわけです。

 

ということは、たとえ「知らん星人」「わからん星人」になったとしても、

「そうなん?」「そろそろテストかもよ」と気づかせる言い方をしましょう。

(子どももホントはテストがあると気づいています)

 

あとはね、目に見えたことを言葉にして承認するといいですね。

承認は、子どもが活動するエネルギー源になります。

 

 

 

反抗期を上手に乗り越えるコツ

 

この時期は、親を踏み倒す

乗り越える過程ですから、親をバカにした言い方が多発します。

 

それに加えて

「どう考えてもあんた間違っているよ」

ってことを平気で言ったり、

 

親の神経をかき乱す行為に走ります。

 

■法律を犯すこと

■他人に大きな迷惑をかけないこと

■本人に大きな損失があること

■キケンなこと

 

これ以外でれば、片目をつぶりましょう。

時には、両目も。

 

いちいち、とがめたり、厳しく怒らなくてもいいのです。

子どもの挑発にのりません!

 

でもね~

そのまま、何をやってもいいわけ~~~

そんな声がどこからか聞こえてきます。

 

そんな時の必殺ワザは、

「お母さんは、●●してほしいんだけどな。」

とお母さんを主語にして、あなたの気持ちを伝えます。

 

たとえば

靴下を脱いだままにしているとしましょう。

夫ではありません

 

そんな時に

「いつも言っているでしょ」

「いい加減にしなさい!」

 

ではなく、

「お母さんは、靴下を、カゴに入れておいてほしいんだけどな~」

とあなたが思った、その気持ちをそのまま伝えてみます。

 

毎日毎日、お子さんの様子が同じであっても

淡々と

伝えていきます。

 

そんな、なまぬるい!

とお感じの方もあるかもしれませんが

他のやり方がありますでしょうか。

 

この時期、

大きなカミナリ作戦は、ちょっと休憩です。

あえて、大人に言う言い方をしてみます。

 

これは、甘やかすことでも

ご機嫌をとることでもありません。

 

大人になっていない子どもに

あえて、大人として扱っていくのです。

 

その方が、早くこの時期を脱出できます。

関係をこじらせずに終わらせます。

こじらせると、思春期が長引きます。

 

そして、

かならず、この時期は終わります!

台風が通り過ぎるんです。

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手のかかる子どもが…

 

他の兄弟がヤキモチをやかない認め方

 

子どもは、心を温めると自然に変わります。

子どもは、いくら「強くなれ」「しっかりしなさい」

と言っても強くも、しっかりもしないのです。

 

むしろ、「ちょっとした変化」「目に見えたこと」

を言葉にして伝えた方が、子どもは1日でも早く変化をします。

言葉で子どもを認めたことになるからです。

 

子どもが出かける前、帰ってきた時に、

「名前」+「あいさつ」+「肩や頭に手を触れる」

こんなココロ貯金はいかがでしょうか。

 

さらに、朝は「気を付けて行ってくるんだよ」

夕方は「お疲れさん!今日も暑かったね」と声をかけてくださいね。

他の兄弟にヤキモチをやかれないココロ貯金です。

 

出来たことを承認するには、「言葉」と「動作」のセットがわかりやすいです。

ママの表情がニコってするだけでは子どもはわかりにくいです。

 

 

 

できることからチャレンジしてみる

 

ついつい、子どもに言い過ぎてしまうとき、ありますよね。

そういうときは、「言い過ぎてごめん」と一言謝っておきましょう。

大人への対応と同じです。これは、子どもに媚びへつらうことではありません。

いけないことをしたら、相手に謝るという基本的な人間関係のルールです。

 

また、お母さんが子どもに謝るという方法で、間接的ではありますが

間違ったことをしたときには、謝るという方法で、

悪化した人間関係を改善できることもある、ということを子どもに伝えられます。

 

いけないことをしたときに「謝りなさい」と何回も言われて

しぶしぶ謝るよりも、自分が人から謝られた体験があるほうが、

とっさのときに「ごめんなさい」の一言が出てくるようになります。

 

反抗期真っ盛りの子どもは、お母さんが謝ると

「ホント!お母さんは言い過ぎよ!」と反発するかもしれません。

そんなときには、さらりと「そうね~」とだけ言っておきましょう。

 

「親に向かって何よ!その言い方!」と言わない忍耐力が必要です。

こちらが黙っていれば、子どもはだんだんと落ち着いていくでしょう。

 

ココロ貯金を貯めるコツは、「これならばできそう」というものを

お母さんのペースで取り入れていくことです!

 

いまは子どもに経済力が備わっていないために

同じ家でいっしょに暮らしていますが、

やがて子どもが大学生、社会人になったとき、

自然と親元から離れていく時がきます。

 

そのときに、完全に音信不通の状態になってしまい、

子どもがまったく便りもよこさなくなってしまったら、

どんな気持ちになるでしょうか?

 

母親としては、子育てで大きなやり残しをしてしまったと感じることでしょう・・・

 

将来いっしょに住まなくても、

結婚して子どもが生まれたときには

孫の顔を見せに来てくれたり、

孫を預けてくれたりするくらいの関係になりたいものですよね。

 

指示・命令パターンだけで子育てを続けていると、ココロ貯金が焦げ付いてしまい

子どもとの関係が最悪なものになってしまう可能性があります。

 

そうならないためにも、これまで紹介したような子育てのスキルを

お母さんが取り組みやすいものから、チャレンジしてみてくださいね。

 

 

 

ママの心を変えなくてもいいのです!

 

毎日、子どもが

「ママのバカ!」

「ママ大キライ!」

と連発するとしたら・・・

あなたの気持ちはどうなるでしょうか?

・子どもに腹が立つ

・かわいいと思えない

・子育てに自信をなくす

・ココロが折れる

これは普通のことです。

子どもを愛情いっぱいに育てたいと思っても、

毎日この状態ではいくらママでも腹がたつでしょう。

子どもをかわいいと思えないでしょう。

あまりにも子育てに疲れ過ぎると、

子どもにやさしい言葉がかけられなくなり、

子どもをかわいいと感じられなくなります。

人は「自分」というコップの水が満タンになると、

他の人におすそわけができるようになっています。

自分がストレスフルな状態では、

子どもにやさしい言葉をかけたり、

ゆっくりと時間を共有して遊ぶことはできません。

 

でも、そんな自分を責めないでください。

あなたが悪いわけじゃないのです。

 

子育てという壮大な事業に取り組んでいるのですから、

思ったように進まないことがあるのが普通です。

犬もしっぽを振る犬はかわいいけれど、

かみつく勢いでほえる犬は避けたいですよね。

それと同じです。

抱っこや添い寝、じっくりと話を聴くなどの

プラスのふれあい(ストローク)をする時には

子どものことをかわいいと思って

するのが一番いいのですが

 

 「とてもそんな気持ちにはなれない・・・」

と感じるのであれば・・・

心はあえて変えず、

ママの「言葉」「行動」だけ変えていきます。

心を変えるまで待ち続けて、

その間に子どもが成長するよりは

ずっといいのです。

 

5年10年たっても心が変わる保障はない。

 まずは、心を込めなくてもいいので

「あなたはママの大事な子!」と言ってみましょう。

「足が疲れた」といったら、そっとさすってあげましょう。

心を込めなくてもいいので、言葉と行動だけ変えていきます。

 

そんなことをくり返している間に、

まずは子どもの表情が変化してきます。

そのうち、心が落ち着いてきます

 

すると少しずつ、

ママは子どもをかわいいと感じることができるでしょう。

言葉と行動が変わっていくと、そのうち心がついてきます。

 

 

 

 
子育てはみんな初心者マーク

 

「私の子育ては、うまくいっているのだろうか…」

 

子育ては、基本的に

慣れないことばかりですよね。

慣れるといいのですけど、

なかなか慣れないのです。

 

もちろん、子育てのなかで

同じことをやる機会は多くなるので、

うまくできることは増えてくると思います。

 

ですが、お子さんは、どんどん成長しますよね。

なのでその都度、子育てを

バージョンアップするといいと思います。

 

例えば、幼稚園の子どもの子育てが慣れてきたとして、

ずーっと子どもが幼稚園にいるわけでは

ないですよね…

 

幼稚園のつぎは小学生になる、

小学生の子育てに慣れたと思ったら、

つぎは中学生になる。

 

つまり、ずーっと同じことを

やり続ける子育てというのはありえないのです。

 

なので、子育てだけはみんな初心者マークだと

思っているんですよね。

 

いつも初めてなのです。

「男の子の子育てに慣れてきた」と思ってきたら

つぎに女の子が生まれたとすると、

育て方もちがってきますよね。

 

じゃあ、一番上は男の子で、

二番目も男の子だったらというと

第一子の長男は慣れてきたけど、

第二子や末っ子の子育ては初めてだったりしますよね。

 

つまり、どこまで行っても

初心者マークなんですよ。

 

いずれにしても

私は子育てに慣れた、というのは

ありえないんだと思います。

 

どこまでいっても

これでOKていうのを感じないのが

子育てだと思うんですよね。

 

一般的に子育てに正解はないと思っています。

 

ですが、答えがないのにただひたすら

5年、10年、15年も子育てのために

お母さんが走り続けるのは大変ですよね…

 

どうしたら、少しでも子育てがうまくいくか

頼りにできるものがあるといいと思います。

 

そこで、私は子育て心理学や

ココロ貯金の貯め方をお伝えしています!

 

 

 
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子どもがグズグズ・…

 

 

子どもは、携帯電話と同じですよー

 

 

子どもは、携帯電話と同じです。

ママからの「ビタミン愛」が不足すると、ダラダラ・ぐずぐずとします。

もしも、携帯の充電がなくなったとしたら、携帯に怒るひとはいませんよね。

さっさと充電をすることでしょう。

 

ということは、子どもの動きが悪くなったら、ココロ貯金から始めましょう。

それが一番の近道です。

 

 

 

 

 

何度言っても、汚い言葉を使う

 

 

4歳の男の子。最近口が悪くてママは困っているそうです。

たとえば、おもちゃを片付けずにいてそれを注意すると、

「バーカ」「そんなこと知るかー」など。

 

幼稚園に通い始め、さらに言葉遣いが悪くなり、

いくら注意しても、ちっとも変わらない・・・

 

わざと怒られるようなことをするのは、お母さんに甘えたいからです。

幼稚園に通い始めると、集団生活のなかで、いいことも悪いことも

合わせて学んでくるものです。

 

ただ、いいことはわかりにくく、

悪いことは目立つので、言葉遣いの悪さなどはお母さんの目につくのでしょう。

今後も子どもは、小学校、中学校と集団のなかで育ちます。

 

そのため、悪い言葉を口にするときには、

そのつど言って聞かせるといいでしょう。

子どもは悪い言葉をおもしろがって悪気なく使うことがあります。

 

ガミガミと怒るのではなく、使い方が間違っていることを知らせるだけよいのです。

根気よく、それを繰り返します

子どもの言葉遣いと心の安定は、密接に関係しています。

 

心が荒れているときは、荒れた言葉を口にします。

そのため遠回りのようでも「プラスのかかわり」を増やして、

意識的に甘える時間を作るといいでしょう

 

子どもって一回言っただけでわかるようには決してならず、

何度もそのつど同じことを言うことで、だんだん知識と習慣が

定着していくようなところがあります。

 

本当に子育ては、根気がいることばかりです

 

 
 
パパが子どものココロ貯金を減らしてしまう

 

 

 

 

 

 

夫婦って、ほとんどの場合、子どもが生まれるまでは、

子育て力にさほど違いはありません。

しかし、何事もそうですが、長い時間やっている人のほうが上手になるものです。

 

仕事も勉強も習いごとも、実際に練習した時間に比例して、

成果が出るのが一般的です。

だからいろいろと試行錯誤しているママのほうが、

パパよりだんだんと子育てが上手になることが多いものです。

 

たとえば、ママが怒りっぽいタイプだった場合。

ずっと同じ調子で怒っても、ちっとも子どもに変化がなく、

逆に怒りすぎて子どもが不安定になってしまう…。

次第にこれでいいのかと考えるようになります。

 

そしていろいろな人に相談したり(私の電話相談もこれに当たります)、

本を読んだりして、なんとか解決したいと思います。

 

そして徐々に自分のやり方をマイナーチェンジして、

「怒る以外の方法」を取り入れることになります。

そうするとどうなるか…。

興味深いことに、今度はママがパパのやることを見ていられなくなります

 

「なんで、こんなことで怒るかなー、この人」

「そんな言い方はないんじゃない?子どもがすねちゃうでしょ」

と、客観的にパパを見るようになるのです。

「パパが子どもココロ貯金を減らしてしまう、どうしよう!」

という危機感をもつのは、ママが子育て上級者になった証拠なのです。

 

では、具体的にどうしたらよいのでしょうか。

私は、そんなときのパパを、

「自分よりも年上の先輩が中途採用で入社したようなもの」

と捉えればいいと考えています。

 

自分よりも年上だけれど、どうもこの業界では新参者らしい。

だから仕事は教えてあげないと何もわからない。

かといって、年下の私が頭ごなしに注意をすると、やっぱり頭にくるだろう…。

言わないとわからない、でも頭ごなしに言うと嫌がられる、

そんな面倒くさい関係です。

 

そんなパパですから、ママから頭ごなしに「あなたが悪い」と言われると、

カチーンときます。

だから、パパを変えようとしないでください。

 

まずはママが、子どもを怒らなくてもうまくやれることを見せてあげるのです。

「私の言うとおりにやりなさい」と言わなくても、

ママが子どもを楽しそうに「甘え」させていれば、

パパも「甘えさせてもいいんだ」とわかります。

 

パパが「お前のやり方が悪い」と責めることもあるでしょう。

それは、子どもが荒れた状態にあるときです。

子どもの様子がよければ、結果的にママのやりかたがOKだと感じます。

そして、だんだんとママのやりかたに巻き込んでいくといいでしょう。

 

これはダイエットと同じです。

一気にダイエットの効果が出た友だちを見ると、

「どうやったら、そんなにやせたの?」と関心をもつでしょう。

そして、友だちと同じダイエット法を試してみたくなります。

 

まずは、あなたがうまいやりかたができるようになり、

それをパパに見せて、だんだんと巻き込むわけです。

 

平均的に、パパはママより五年~十年ほども遅れて、やっと「親」になる

ようです。「イクメン」という言葉が定着し、

父親の育児参加が進んでいるように見えますが、

一般的には、子どもと接する時間が少ないだけに、

パパは子育てがうまくなるのにも時間がかかります。

 

そしてどうしても直してほしいことがある場合は、

パパを否定しないような伝えかたを心がけます。

「パパのやりかたは、悪くないと思うのだけれどね。

最近私は、怒るのではなくて、言って聞かせるようにしているの。

怒らないと、案外きょうだいげんかが早く収まるわ」

 

という感じです。人間は変えられようとされると嫌ですからね。

「あなたはいつも怒りすぎなのよ」ではいけません。

これを、極力パパが子どもと接する前に伝えておいてください。

じっくりではありますが、パパは必ず成長します。

 

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【お母さんの子育て…

 

 
ストレスが軽減できる子育ての仕方

 

私は、援助職という職業柄、最大の課題は

「自分のメンタル安定維持」なんですね。

 

たとえば、自分が落ち込んで立ち直れない状況だったら、

同じように「落ち込んで立ち直れないママ」

の相談を聴くことができませんからね。

 

メンタル管理は、必須なんです。

さて、今日はストレスが軽減するものの考え方ですよ。

 

私たちには、「できること」と「できないこと」があります。

「できないこと」をしようと思うと、すごくストレスになります。

だって、そもそも「できないこと」だから、頑張ってもできないわけね。

 

それを頑張ろうとすればするほど、ツラくなるわけ。

一方、「できること」もあるはず。

 

困ったとき、立ち往生する時には、「できないこと」をやろうとしています。

そんな時には、「自分ができることは何があるだろうか?」と考えます。

そして、その「自分ができること」を1個でも具体的にやってみます。

 

たとえば・・・

 

子どもがお母さんのいうことを全く聞かないとします。

私たちは、自分のことですら変えることは難しいのに、

自分以外の人(子ども)を変えることはもっと難しいわけね。

 

まあ普通は、「いうことを聞きなさい!」と言います。

それは、思いっきり「子どもだけ」を変えようとしているのね。

 

そうじゃなくてね、

「自分ができることは何があるだろうか?」と考える。

上の子の話を意識的に

「ふんふん、へ~、そうなんだ、それで?」と聴き役に徹してみる。

これは、やろうと思えば「できること」

 

もちろん、余裕がなくてできないこともいっぱいあるはず。

そんな時には、「どんな時だったら上の子の話が聴きやすいだろか?」と考える。

 

夜寝かしつけの時?

習い事の送り迎えの時?

お風呂中?

 

えええ?

「その時間確保も難しいよ」って?

としたら、生活スタイルそのものを見直す時期なのね。

 

子育てだけはやっておかないとそのうちツケがくるんです。

産んだら育てるところまでやる必要があります。

 

でね、子どもの話を聴くことは「メンタル安定の大チャンス」です。

まずは、その時間を大事にするんです。

 

毎日忙しくて余裕がないって?

家事の手抜きは、あとで取り返すことができますが、

子育ての手抜きは取り返しは厳禁です。

 

そのうちに、もーっと、手をかけられることになります。

さて、あなたが子どもに「できること」は何がありますか?

 

 

 

お母さんのココロ貯金を貯める

 

子どものやる気と自信を引き出すためには

子どもをほめたり、認めたりしてココロ貯金を貯めることが大切です。

 

それがわかると、多くのお母さんは、自分自身のココロ貯金の残高は

どうなんだろう・・・と考え始めるのではないでしょうか。

 

「私は両親からほめられたことがない」

「ガミガミ・クドクドと言われ続けてきた」

「自分に自信がもてないから、すぐに子どもを怒ってしまう」

と自分自身がされた子育てを振り返ることでしょう。

 

子どもは未完成な存在で、日々失敗や間違いをしながら成長していきます。

子どもを産むまでは、自分の努力しだいで決まる成功経験を積んできた

お母さんも失敗や間違いが多い子どもと過ごす時間が長くなると、

しだいに自分自身も自信がもちにくい精神状態になりやすくなります。

 

さらに、多くのお母さんは

子どもを一人か二人しか育てておらず

男女のちがいも含めると、

慣れたという実感がもてないまま

子育てをしているのでは、と思います。

そのため、いつまでたっても

子育てに自信がないと感じているのはないでしょうか?

 

逆に、「私の子育ては大成功だ!」と思う方がいたとしても

それは、それで疑問が残ります。

 

子育ては、短期間で結果や成果がわかるものではないからです。

結果が見えないことに毎日膨大なエネルギーを費やすのが子育てなのです。

 

子育て中のお母さんは、一般的に自己肯定感が低くなりやすいと思われます。

では、どうやったらお母さんの自己肯定感が高まるのでしょうか。

 

この世の中に欠点・短所がない人はひとりもいません。

どれほどエラいと思われる人にも必ず欠点・短所があります。

 

そのため「欠点・短所がなくなったら、自分は百点満点になるのに・・・」

と思っていたら、一生百点満点にはなりませんよ。

 

だからね、どうか欠点・短所があるそのままの

自分に百点満点をあげてほしいと思います!

 

「自分を変えられない」と思うのは、

いまの自分を否定していることから始まります。

 

まずはここで一度「いまのままの自分でOK」

「欠点・短所があって当たり前」と思ってください^^

 

そう思えると、自己肯定感が高まり、やる気と自信がわいてきます。

自分の心を安定させながら、子どもにどんどんココロ貯金を貯めてあげてください。

 

そのほうが無理なく自然に子どものココロ貯金が貯められますよ!

 

 

 

ほめずに認める

 

子育ては、叱る回数よりもほめる回数を

多くしなければならないと、昔から言います。

 

もちろん、それは真実です。

しかし、実際の子育てでは、

気がつくと子どもを怒ってばかりいる

のではないでしょうか?

 

学校などの集団生活の場では

子どもは自制心をはたらかせて行動ができます。

 

内心では掃除がしたくないと思っていても

あからさまに掃除時間に運動場で遊んだり

先生に向かって

「面倒くさいから今日はやらない」

と言ったりはしないでしょう。

 

しかし、家庭では、子どもにそこまでも

自制心はないので、そんな子どもの姿を見て

親はブツブツと文句を言いがちです…

 

気がつけば

「ほめることなんて全くないわ!」

という状態になってしまいます。

 

そんな子どもには「存在承認」というものが

大変効果があります。

 

子どもをほめるのではなく、

存在を認めるのです。

 

ほめるということは

何か成果が上がったときや

今までと比べてよくできているときに

「すごいね」「えらいね」「がんばったね」

と言うことです。

 

しかし、存在承認とは特別になにか

すばらしいことができていなくてもいいのです。

 

一見すると、当たり前に思えることに

光を当てるように、目に見えたことや

ちょっとした変化についても、

言葉にして伝えていきます!

 

・「名前+あいさつ」をする

「〇〇ちゃん、おはよう」

「〇〇くん、お疲れさま」

 

・目に見えたこと・ちょっとした変化を言葉にして伝える

「よく食べたね」

「今日は、その色のシャツにしたのね」

「ちょっと鼻声じゃない?」

 

・ねぎらいの言葉を伝える

「今日はお疲れモードみたいね」

「おかえり、お疲れさま」

 

こんなことを子どもに言うなんて

親が子どもをおだてているのではないか

と感じる人もいるでしょう。

 

ですが、私は

親子は主従の上下関係ではなく

並列の関係のほうが望ましいと思います。

 

いつも子どもが親の姿を

見ているということを忘れず

日々の行動に気を配ってみてくださいね。

 

 

 

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【反抗期の子どもを…

 

反抗期をこじらせない3つの鉄則

 

「こうしないと、あれもしないといけない」

とあれこれ考えるより、3つの鉄則を頭の片隅におきながら、

子供と接していけば、自然と子供との関係がよくなることと思います。

 

①正しさを一方的にふりかざさない

 無駄に子供を怒ってはいないでしょうか。

 

たとえ、お母さんが正しいことを言ってるとしても

子供が親に悪態をついたり、暴言を吐いたりするなどしたら

別の言い方を取り入れてみましょう。

 

その方が状況を改善する近道となります。

 

たとえ正論であったとしても

その伝え方次第で、子供は受け入れられず、

 お母さん「私の言うことが正しいのよ!」

子ども「その言い方うざい、気にくわない!」

 

というかたちで、互いにエネルギーを消耗するだけで

同じやりとりが何度も何度も繰り返されてしまい

状況の改善にはつながりません。

 

②最初にすべきは、子どものココロ貯金を貯めること

親として、子どもをあれこれしつけたいところですが

子どものココロ貯金が減っている状態では、

親からのしつけを素直に聞こうとはしません。

 

子どもの言動などで、いくら気になることがあったとしても

始めにするべきことは、子どものココロ貯金を貯めることなのです。

 

子どものココロ貯金は、親子で感情の言い合い、バトルを

しているときではなく、子どもが落ち着いているときに、

コツコツと地道に貯めておく必要があります。

 

ココロ貯金が貯まった状態の子どもは、

親のしつけも比較的受け入れやすくなります。

 

③ココロ貯金が確実に貯まるしくみを作る

お母さんが「子どもをほめて育てたい」と思っていても

実際に子どもがその行為に対して、腹が立つことは多くあります。

 

まずは、子どもをほめて伸ばす

常に完璧なお母さんになることを目指すのではなく

「この時間帯なら、子どもの話を聞ける」など、

お母さんの都合や調子がいい時に、できることから

時間を決めて実践します。

 

例えば、「朝は忙しくて何もできないから、夕方は子どもの話をしっかり聞こう」

「子どもが出かけるときは、必ず玄関先まで見送り、いってらっしゃいと声をかける」

など事前にシミュレーションをしておきます。

 

お母さんは、家事に子育て、仕事など大忙しですから、

ここだけは外さない、というところを自分のできることから考えておく

くらいがちょうどいいですよ。

 

子どもの問題行動のほとんどは、

ココロ貯金が焦げ付いていることから起こります。

 

そのため、子どもの問題行動を改善させることのみに全力を注ぐと

子どもの問題行動の根本的な解決になりません。

 

あれこれ言うよりも、

子どものココロ貯金を貯めることから始めましょう!

 

 

 

ママの心を変えなくてもいいのです!

 

毎日、子どもが

「ママのバカ!」

「ママ大キライ!」

と連発するとしたら・・・

あなたの気持ちはどうなるでしょうか?

・子どもに腹が立つ

・かわいいと思えない

・子育てに自信をなくす

・ココロが折れる

これは普通のことです。

子どもを愛情いっぱいに育てたいと思っても、

毎日この状態ではいくらママでも腹がたつでしょう。

子どもをかわいいと思えないでしょう。

あまりにも子育てに疲れ過ぎると、

子どもにやさしい言葉がけができないようになり、

子どもをかわいいと感じられなくなります。

人は「自分」というコップの水が満タンになると、

他の人におすそわけができるようになっています。

自分がストレスフルな状態では、

子どもにやさしい言葉をかけたり、ゆっくりと

時間を共有して遊ぶことはできません。

 

でも、そんな自分を責めないでください。

あなたが悪いわけじゃないのです。

 

子育てという壮大な事業に取り組んでいるのですから、

思ったように進まないことがあるのが普通です。

犬もしっぽを振る犬はかわいいけれど、

かみつく勢いでほえる犬は避けたいですよね。

それと同じです。

抱っこや添い寝、じっくりと話を聴くなどの

プラスのふれあい(ストローク)をする時には

子どものことをかわいいと思って

するのが一番いいのですが

 

 「とてもそんな気持ちにはなれない・・・」

と感じるのであれば・・・

心はあえて変えず、

ママの「言葉」「行動」だけ変えていきます。

心を変えるまで待ち続けて、

その間に子どもが成長するよりは

ずっといいのです。

 

5年10年たっても心が変わる保障はない。

 まずは、心を込めなくてもいいので

「あなたはママの大事な子!」と言ってみましょう。

「足が疲れた」といったら、そっとさすってあげましょう。

心を込めなくてもいいので、言葉と行動だけ変えていきます。

 

そんなことをくり返している間に、

まずは子どもの表情が変化してきます。

そのうち、心が落ち着いてきます

 

すると少しずつ、

ママは子どもをかわいいと感じることができるでしょう。

言葉と行動が変わっていくと、そのうち心がついてきます。

 

 
子育てはみんな初心者マーク

 

「私の子育ては、うまくいっているのだろうか…」

 

子育ては、基本的に

慣れないことばかりですよね。

慣れるといいのですけど、

なかなか慣れないのです。

 

もちろん、子育てのなかで

同じことをやる機会は多くなるので、

うまくできることは増えてくると思います。

 

ですが、お子さんは、どんどん成長しますよね。

なのでその都度、子育てを

バージョンアップするといいと思います。

 

例えば、幼稚園の子どもの子育てが慣れてきたとして、

ずーっと子どもが幼稚園にいるわけでは

ないですよね…

 

幼稚園のつぎは小学生になる、

小学生の子育てに慣れたと思ったら、

つぎは中学生になる。

 

つまり、ずーっと同じことを

やり続ける子育てというのはありえないのです。

 

なので、子育てだけはみんな初心者マークだと

思っているんですよね。

 

いつも初めてなのです。

「男の子の子育てに慣れてきた」と思ってきたら

つぎに女の子が生まれたとすると、

育て方もちがってきますよね。

 

じゃあ、一番上は男の子で、

二番目も男の子だったらというと

第一子の長男は慣れてきたけど、

第二子や末っ子の子育ては初めてだったりしますよね。

 

つまり、どこまで行っても

初心者マークなんですよ。

 

いずれにしても

私は子育てに慣れた、というのは

ありえないんだと思います。

 

どこまでいっても

これでOKていうのを感じないのが

子育てだと思うんですよね。

 

一般的に子育てに正解はないと思っています。

 

ですが、答えがないのにただひたすら

5年、10年、15年も子育てのために

お母さんが走り続けるのは大変ですよね…

 

どうしたら、少しでも子育てがうまくいくか

頼りにできるものがあるといいと思います。

 

そこで、私は子育て心理学や

ココロ貯金の貯め方をお伝えしています!

 

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【育児に疲れたママ…

 

 

お母さんって、スゴイ
 
 

「お母さん」って、スゴイ。

「お父さん」は、24時間の中で仕事のこと、家庭のこと、を考えています。

だから、子どものことはよくわからないこともあります。

頑張っても、的外れのことがよくあります。

 

一方、「お母さん」も24時間の中で、仕事のこと、家庭のことを考えています。

でも、「お母さん」は、仕事をしていても、子どものことも大切にします。

忙しいし、疲れるし、長期休みは働くママにとっては多忙を極めます。

 

でもね、どれほど忙しくても「お母さん」は子どもを中心に考えます。

お母さんも、忙しい、疲れるし、毎日ヘトヘトです。

でも、仕事が忙しいとか疲れるとかよりも子どものことを考えます。

 

「お母さん」ってなんてスゴイんだろう。

 

私の子育て相談も、やっぱり「お母さん」からのアクセスばかりです。

私が変わらないと、コドモが変わらないと最初に気付くのもお母さん。

世の中のすべての人は、「お母さん」から生まれています。

 

どんなエライ人も、みんな「お母さん」から生まれます。

 

「お母さん」って、シゴトは、お金にはならないけれど、

世界中のどんなシゴトよりも価値があると信じています。

 

 

夫が子どものココロ貯金を目減りさせます
 
 

夫がココロ貯金を目減りさせてしまう経験が

ある方もいるのではないでしょうか。

以下の相談がありました。

 
 
息子はおとなしいタイプの子どもなのに
 
夫が昔から野球好きということで、
 
野球クラブに入れています。
 
 
 
夫は、そこでコーチをやるほど
 
野球がうまいのですが
 
息子は野球が好きではなく、夫にやらされている感じです。
 
夫は「もっとしっかり練習をやらせろ」
 
「オレは野球でたくましくなれた」が口ぐせです。
 
 
たしかに夫は野球でたくましくなったのだと
 
思うのですが、息子は夫ほど野球がうまくありません。
 
夫は何かと上から目線で子どもを
 
動かそうとするので、息子が反抗的になってきたとの相談です。
 
両親ともに子どもにガミガミを言っている場合
 
毎日子どもの様子を見ている母親のほうが父親よりも早く
 
「この子育てだと子どもがどんどん反発するだけ」
 
と気づくようになります。
 
一方の父親は、子どもが男の子の場合
 
子どもの適性や能力を考えず
 
自分がやってきてよかったと思う事を
 
優先することがあるのです。
 
 
これは、お母さんと娘の関係にも当てはまります。
 
子どもが生まれると、多くの親は
 
「この子の好きな道を歩いてほしい」
 
と言いますが、
 
その道はある程度じぶんが予想できる
 
範囲の道なのです。
 
 
 
かつて自分が考えてもしなかった道に
 
わが子が足を踏み入れようとした場合
 
精神的な違和感を覚え
 
わが子に自分の許容範囲で
 
理解できる道に進んでほしいと願うのです。
 
 
 
ここでは、
 
お父さんを変えるための会話ではなく
 
あいだに入ったお母さんが
 
子どもと夫にそれぞれ、どんな接し方を
 
するといいのかを例にして書いてみますね。
 
パワフルなお父さんは、自分が
 
やっていることをダメだと言われると
 
自分を責められたと感じ
 
「息子が悪い」「お前が悪い」
 
と人を責めたくなります。
 
 
まずは両者を取り持つ橋渡しに
 
なることを目指していきましょう!
 
 
こんな感じで子どもと会話をしてみてくださいね^^
 
子ども「なんで野球をしないといけないの?別にやりたくないし…」
 
お母さん「そうか、あまり気持ちが進まない?」
 
子ども「そんなにやりたければ、お父さんが一人でやればいいのに!」
 

お母さん「そうか…」

 

(同意も否定もせず、とにかく話を聞く)

 

 
 
 
 
子どもを怒りすぎた時、どうする??

 

私の子育て電話相談では、

「ひがしさん!私、子どもを大きな声で怒ってしまいました~」

ってことはよくあります。

 

特に最初の頃はあるんです。

もちろん、そんなときは

「ああ、やっちゃったんですね~、それで??」

とお聞きします。

 

絶対にお母さんを責めません!

子育ては、完璧には出来ません!

だから、うまくいかない時の対応が大切です。

 

うまくいかない時に、

いかにお母さんを認めるのかによって

これは、失敗ではなく、貴重な経験に変わります!

 

貴重な経験に変われば・・・

次への見通しもついてきます。

そうそう!

 

怒らないママになるよりも

怒りすぎた時の対応も大切です。

 

その方が現実的でしょ♪

「言いすぎてゴメンね」

と子どもにも謝りましょう。

 

原則は、その日の間です!

寝ると子どもは忘れます。

 

でもね~

子どもによっては

「ホントだよ!」

「いつもママは謝ってばっかり~!」

 

なんてことをいう事もあります。

 

そんな時は、深く入り込まず

「そうだね・・・」

とだけ言います。

 

その言い方が悪いって言い返すと

またバトルが始まりますから。

 

こうやって、ママが子どもに謝ると

子どもは、うまくいかない時には

「ごめんね」と謝る手段があることを知ります。

 

「いけないことをした時は、謝りなさい!」と

怒るよりも、ずっとうまく伝えることができます。

そして、ママも完璧ではないと伝えることができます。

 

コレ!大切です★

 

このやり方で、お子さんのピアノレッスン

ずっとうまくいくようになったママもいますよ。

ピアノの練習に熱が入りすぎて、つい怒ってしまった・・・

と言うときに使われました。

 

寝る前に言うと、

翌朝、リセットができてお子さんの機嫌がよかったそうです。

よかった、よかった!

 

 

 

あれもこれもよくなる魔法

 

子どもって、ひとつひとつの弱点を克服させるよりも、

「ココロ貯金」を貯めた方が、あらゆる面が好転しやすいです。

 

「下の子にやさしくしなさい」

「自分のことは自分でしなさい」

「人に迷惑をかけない」

「かんしゃくをおこさない」

 

ってひとつひとつをしらみつぶしのように

子どもの問題点を解決させるのではありません。

子どもの心の中にある貯金箱に、

愛の募金を10円、また10円、時々100円って入れていきます。

 

この愛の募金箱(ココロ貯金箱)の残高と、

子どもの自己肯定感はかなり同じ高さです。

ココロが安定して、自己肯定感が高まっていくと、

あれもこれもよくなっていきます。

 

私の子育て電話相談は、一日何件もご相談を受けますが、

私のストレスはほとんどありません。

 

無理をして聞いていませんし、

私が解決してあげようと気負ってもいません。

 

だから、毎日何件でもやれます。

 

私がやっていることは、お母さんのお話をうかがう中で、

「どんなココロ貯金が貯まりやすいお子さんだろうか?」

「どんなココロ貯金を貯めやすいママなんだろうか?」

とあたりをつけていきます。

 

そして、「お子さんに、●●をするとどんな感じですか?」とお聞きしたり、

「ママは、こんなココロ貯金は貯めやすいですか?」とお聞きしていきます。

 

そうやって、お子さんのニーズとママができることを照合していきます。

だから、かなりの確率でお子さんにいい変化が起きます。

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発達障害の二次障害…

 

 

二次障害ってなに?

 

 

発達障害のなかでも、元々はごく普通の発達障害さんだったのですが、

 

小さい時からあまりにも怒られ過ぎることで

 
情緒が不安定になったお子さんを二次障害と言います。

 

二次障害は、

 
およそ小学校高学年以降のお子さんに言われる言葉で、
 
小さいお子さんには言いません。

 

つまり、

 
発達障害のお子さんの養育が
 

不適切な場合に二次障害になります。
 


・窓ガラスを割る

・放火をする

・人を傷つける

これらは発達障害のお子さんが起こすことではありません。

 

二次障害のお子さんが起こすことです。

どんなお子さんでも、自分を否定され続けたり、

ダメな子扱いをされつづけると、自分に自信をもてません。

そのため情緒が不安定になってしまい、

トラブルを起こすことがあるわけです。

 

 

 

感覚過敏のお子さん

 

私の子育て電話相談では、

感覚過敏のお子さんをお持ちのママも多いです。

この「感覚過敏」というのは、目に見えないものなので、

親からも先生からもわかりにくいのです。

 

「感覚過敏」と言うと、

「アトピー?」「肌が弱いの?」「アレルギー?」

と思われる方も多いかもしれません。

「感覚過敏(過剰反応性)」とは、

光や音などをはじめとする特定の刺激を

過剰に受け取ってしまう状態のことを指します。

 

逆に、刺激に対する反応が低くなることを

「感覚の鈍感さ(鈍麻・低反応性)」といいます。

 

どちらも感覚のはたらきに偏りがあることが原因です。

また、ひとりのお子さんの中で「この部分は過敏」だけれど、

「この部分は鈍感」ということもあります。

 

たとえば・・・

触覚」について敏感なお子さんは、

皮膚に触れる刺激を過剰に感じて不快感が生じます。

触ることができないものとしては、のりやねんど、スライムなどのぬるぬる、

べたべたするものや、たわし、毛糸、洋服のタグが代表として挙げられます。

また、注射やケガなど痛みを過剰に嫌がります。

親からしたら・・・

「ちょっとおおげさ!」と言いたくなります。

また、「シャワーは皮膚に突き刺さる」という子もあります。

 

逆に鈍感なお子さんは、痛みや温度に鈍感です。

そのため、ケガの手当てが遅れたり、

季節外れの服装をして体調を壊すなんてことがあります。

 

昔、カウンセラーで入った中学校の生徒は授業中に壁に手を打ち付けた時骨折。

しかし、痛みに鈍感な子は、ガマン出来てしまい、本人も先生に何も言いませんでした。

そのため、先生の対応が遅く、私が生徒の代弁をして病院に送ったことがあります。

この子は、少しだけ顔をしかめていました。そこを私が察知しました。

 

「聴覚」が過敏なお子さんは、

自分が聴きたい音だけを選択することができません。

そのため、集団や人混みで疲れます。

学校も幼稚園も集団ですからね、それだけで負担感が大きいです。

 

学校でよくあることとして、周囲のちょっとした音も聴けてしまうため、

窓の外が気になり離席をしたり、隣の子の話に食い入って聴いてしまい

先生からは『よそ見をしている』と怒られてしまいます。

 

人は、自分の感覚がすべての人に共通していると思いますが、それが違うわけです。

また、音に敏感なお子さんは、それを回避したいので、

耳をふさいだり、机の下にもぐったり、ロッカーに頭を突っ込んだり、

カーテンにくるまったりします。

 

その他、「味覚」に敏感なお子さんは、

食べ物の好き嫌いが極端に多いです。

というか・・・食べられるものが少ないです。

 

でも、親は好き嫌いをなくさせたいと思い、つい厳しくしてしまい、

結果的に行き渋りにつながることもあります。



逆に、味覚に鈍感なお子さんは、

食べてはいけないもの(ゴミなど)を口に入れることがあり、

それはそれで不衛生なんですね。

 

私は、ドクターではありませんが、

「このお子さんは感覚が過敏なのかもしれない」と思った時には、

【仮に感覚が過敏なお子さんだとしたら】

「親は何をしたらいいのか?」をお伝えしています。

 

 

 

やっぱり自分から勉強してほしいよね~

 

勉強だけは拒否権がありません。

好きでも嫌いでもやらないといけないんです。

でもね、子どもは先の見通しが悪いので、

「今がよければ、それでいい」と思っている節があります(汗)

 

そのため、単に「頑張りなさい」というのではなく、

子どもに「どんな声をかけるか」が重要です。

親の声かけ次第で、子どものやる気は大きく変わります!!

ただね、子どもとの「心理的距離」と言いますが、親子関係がどうかが大事です。

でないとせっかくお母さんが「声かけ」をしても子供がうるさがります。

つまりは、子どもの情緒を安定させたいです。

「怒り」や「不安感」でいっぱいの子どもは勉強もやりませんからね。

 

なによりも、先に、子どものココロ貯金を貯めたいわけです。

ココロ貯金は、ママの愛情を具体的に伝えることで、

やる気の大元の自己肯定感が高められます。

これが貯まると自動的に子供のやる気が出てきます。

ただ、この貯金箱、、、若干大きさに差があります。

すぐに満タンになる小さい貯金箱サイズの子もいれば、

賽銭箱のようにでっかい子もいます。

いわゆる手がかかる子は、賽銭箱タイプの可能性があります。

まあ、親を鍛えるために生まれてきた有難い子(汗)

なので、「勉強をする、しない」ではなく、

根本的に子供が自分自身のことが好きか?

自信があるか?やる気があるか?が大事なんですね。

そうでないと、、、

「勉強はするけれど、自信がない子」に育ちます。

そんな場合は、子どもも親もこの先悩みが尽きません。

 

 

 

子育ての悩み90%は長男・長女です

 

私は過去2万件以上の子育て相談を行ってきました。

その中で90%の悩みが

長男・長女、そしてひとりっ子のことなんです。

 

つまり!

みーんな「第一子」のことで悩んでいるのです。

第一子は、何事も最初の子ですから、親の関心が向きます。

それが、二人目、三人目ともなると・・・親も手慣れてきます。

でね、最初の子どものにはどうしてもガミガミ言いがちです。

きちんとして欲しいという想いが強いですからね。

一方、下の子は、何歳になっても「下の子」です。

「下の子」は、親側に「小さい子」「まだできない子」

「できなくても仕方がない子」という前提があるんです。

よく考えたら・・・

上の子と下の子の同じ年齢の時を比べたら・・・・

上の子の方が厳しく育てているのではないでしょうか?

まあ、通常厳しく育てるというと・・・

ガミガミ・クドクド・ネチネチが多くなります。

そうなると、ココロの貯金が貯まりにくくなりますね。

その結果・・・子どものグズグズ・ダラダラが増えるのです。

一方で、長男・長女が落ち着くと、家庭安泰になっていきます。

下の子にも優しくなりますからね。

家庭が平和になっていきますよ^^

 

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