自信があって、本番…

 

やる気と自信を引き出す「ココロ貯金箱」

 

人はみんな、プラスのふれあいを求めています。

しかし、それが得られないと、マイナスのふれあいでもいいのでほしくなります。

そのため、わざと怒られることをするんです。

子どもにとって一番嫌なことは、無関心・無視をされることなのです。

 

「プラスのふれあい」を増えると、自信とやる気がある子どもに育ちます。

ですが、子どもを叱るなとの「マイナスのふれあい」は必要なときもありますよね。

しかし、「プラスのふれあい」よりも「マイナスのふれあい」が増えると、

子どもの心は不安定になります。

「人格のディスカウント」とは、してはいけない行為です。

子どもの自信を喪失させるばかりか、子どもの心を傷つけてしまいます。

それは、ガミガミ・クドクド・ネチネチと言うことです。

 

【心へのプラス行動】

名前+あいさつ

目に見えたことを伝える

話をよく聞く、よい返事をする、声をかける

変化を伝える、目をみる

うなずく、ほめる、認める

励ます、ほほえみをかける

手紙を書く、応援する、味方になる、プレゼントをする

 

【心へのマイナス行動】

叱る、厳しい顔で見る、注意する、説教する

 

【心への人格のディスカウント】

ガミガミ・クドクド・ネチネチと言う

皮肉、嫌みを言う、けなす、無視する

無関心を装う、仲間外れにする

 

【体へのプラス行動】

さする、肩にふれる

一緒に遊ぶ、握手をする

体調が悪いときに、額に手をおく

痛いところに手をふれる

マッサージをする

医者の診察を受ける

 

【体へのマイナス行動】

たたく、引っ張る

 

【体への人格のディスカウント】

なぐる、蹴る、暴力をふるう、突き飛ばす

 

心へのプラス行動のうち、「名前+あいさつ」があります。

これは、帰宅後に「〇〇ちゃん・くん、おかえり!」

と言い、「今日は汗びっしょりね」と、「目に見えたこと」を伝えます。

 

さらに、そのあと、「子どもの話をよく聞く」ことで、

ココロ貯金がさらに貯まることになります。

 

逆に「なんであなたはスマホばかり見るの?」

「どうせあなたは勉強しない子だから、注意してもどうしようもないわね。

いくら言っても無駄だわ」と、ガミガミ・クドクド・ネチネチと

「人格のディスカウント」をすると、せっかく貯まっていた貯金が一気に外へもれてしまいます。

 

ぜひ、お子さんのココロ貯金をしっかり貯めてくださいね。

これが貯まっていくと、その後のしつけもぐっとやりやすくなってきます!

 

 

 

「しつけ」が「おしつけ」になるとマズイです

 

私たち親は、子どもをしつけようとします。

でもね、、、私はしつけが行き届いた子どもよりも

自己肯定感が高い子どものほうがよいと思うのです。

しつけができていても、自分に自信がない子ではね、、、、それは、ちょっと残念です。

まあ、両方できれば一番いいですが・・・。

 

じつは、私はふたりの子どもにしつけらしいしつけをしていません。

確かに苦手なことはありますが、自信がある子に育てていれば、大きな問題はありませんでした。

 

親ばかですが、上手に世の中を渡っていると思います。

しつけは、ともすると「おしつけ」になるんですね。

ガミガミ言ってしつけるよりは、子どもの話を聞いて

自己肯定感を高めたほうが子供は結果的に伸びます。

 

男の子も女の子も、 いくつになってもママに甘えて大丈夫です。

甘えることで、 自分はママに大切にされている

大切にされるべき人間なんだと 心の底から感じることができます。

 

そして、 人間は、 世の中は信用できるもの、 安心できるものだと

理屈抜きに自然に感じることができるのです。

 

コレ!とっても大事です。人間は信用できるという「前提」でつきあっていくと

案外うまくいくし 恋愛でも、どうせ私はいつか見捨てられる・・・

こんな幸せは、長く続かないという前提でつきあうと、その通りの結果になります。

 

そんな心の基盤をつくる作業が 実はママの接し方です。

「しつけ」だけに全力を傾けなくても大丈夫なのです。

わが家の長男は、 私の記憶だけですが、 今まで、怒った経験はほとんどありません。

都合良く忘却曲線を下っているかもしれませんが・・・

 

だから、自分に根拠のない自信がありまして、

試験でも、友人関係でも 本番につ・よ・い!!!

これ、一生モンです。

 

 

 

こんな子どもの比べ方はOKです

 

子どもを他の子とくらべてはいけないといいますよね。

もちろん、そのとおりです。 私たちだって、夫や子ども達に

「お隣のお母さんの方がやさしいよね・・・」

「お隣の奥さんは、いつもキレイに家の前を掃除しているね」

「Aくんのママって、お料理が上手なんだって!」

 

な~んて言われたらどうでしょうか。 むっとしますよね。

でもね、こんなくらべ方は大丈夫です。

 子どもの、いい変化について、前の状態とくらべることです。

 

たとえば、

「入園した時とくらべたら、たくさん歩けるようになったね。」

「1年生の時とくらべたら、たくさんご飯を食べるようになったね」

「小学生のときとくらべたら、運動量が格段に多いよね」 などなどです。

 

こんなくらべ方をされたときには、 自分でも気がついていない

「よさ」「成長の足跡」を気がついてもらえたと感じます。

これは、子どものことをよく見ていないと

言えない言葉でもありますから、すごくいいのです。

 

2学期のはじめとくらべたら・・・ 今年の初めとくらべたら・・・

今がくらべ時です。

 

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生意気な思春期・反…

 

思春期・反抗期には、ただ「言葉にして投げるだけ」

 

子どもが思春期に差しかかると、親に生意気なことを言うようになります。

ただね、反抗も少々練習中ってところで、親にしたら「ツッコミどころ満載」です。

よく聞いていると、どう考えても子どもがおかしいってことのオンパレードです。

 

そんな時期ですが、親に認めてほしい気持ちは人一倍ですからややこしい、、、

だから、「目に見えたこと」「ちょっとした変化」「ねぎらい」

を言葉にして伝えてあげてくださいね。

 

「ごはん、終わったね」

「お風呂出た?」

「今日は寒かったね」

「荷物重そうだね」

「なんだかお疲れモードね」

「ゆうべは、よく寝た?」

 

こんな一見当たり前のような言葉ですが、子どもを見ていないと言えません。

おもいっきりほめなくても大丈夫です。

ひょっとしたら、反抗期女子も男子も、平気で「見るな」「来るな」と言うかもしれません。

 

でも、その言葉の背後にある感情は「自分の存在を認めて欲しい」です。

だから、親は「目に見えたこと」「ちょっとした変化」「ねぎらい」を言葉にして投げておきましょう。

 

反応が返ってこなくても、ちゃんと子どもは聞いています。

反応がないからと言って、無視をするとかえって関係が悪化しますよ。

このあたり、「お年頃」の子どもは難しいです。

 

 

家族と子育て意見が対立、どうする?

 

自分としては【子どもを怒らずに育てたい!】と思っていたとしても、

1夫が 2祖父母が 「そんなことでいいと思っているの!!!」

「だからアンタはダメなのよ」 「今のうちにしっかりとしなさい!」

って子どもに言うことは、よ~~~くあります。

 

ママが、子どもの様子をみているあいだに すかさず! 速攻で!

ダメだしする家族がいる時、どうしますか?

その人には、その人なりの考え方があります。

 

今までの人生、ずっとそれでやってきているわけですから

それを全面否定してもバトルになります。

そして、残念ながら、自分以外の人(夫・祖父母)の思考回路まで

こちらがコントロールはできません。 そこを頭の片隅において・・・

 

子どもが何も悪いことをしていない時 、子どもがそばで聞いていない時に

「ウチの息子だけどね、パパ(おばあちゃん)が言うことは確かなことだとは思うのよ」

「間違いはないと思うのだけれどね、【→相手をフォロー】

大きな声で言われたり、否定語をつかって 「ダメ」「バカ」と言われると

【→具体的に伝える】 言われたことに腹が立つみたいなのよ」

「最近私は、子どもの様子をよく見てから、【→私メッセージ】

大きな声を出さずに、【→具体的】 子どもがわかるような言葉で話をしているんだよね~」

「そうしたら、ちょっと子どもの反応がいいのよ!」【→成果】

「素直になる感じがするわ~」 って事前に伝えておきます。

 

【注意①】

「あなたもこうしなさい」という「上から目線」は禁止です!

 

【注意②】

「だから、お前は甘いんだ」と否定されたら、それに食いつかずに

「そうかしらね~」 「そうかもしれないけれどね~」 とかわしていきます。

 

もちろん、いくら事前に言っても大人も瞬時の判断は変わりません。

でも、夫が祖父母が爆発した時に、いくらママが言っても聞き入れてもらうことはできません。

(子どももカッとなった時には聞いていません!)

 

まずは、じわじわと「私は」を主語にして伝えていきましょう。

子どもにとったらみんな大切な家族です。

今後も関係はつながるので、あきらめてはいけません。

あきらめても、何も改善されません。

 

ちなみに、これは「エンロール」といって自分がうまくいっている様子を

他の人に見せて巻き込んでいく方法です。

私たちは、成功している人の方法にはみんな興味・関心があります。

 

ちょっと気になるわけです。 すぐに怒り出すタイプの人は頭から、

指示・命令されるとすごく嫌なので成功している人の方法として

巻き込んでいくのです。 すぐにカッとなる人は、ある意味、そんなタイプの人です。

(コーチングでいう、コントローラーさん)

 

だから、その人を変えようと思わずに自分ができることをただただやっていきましょう!

家族って、おもしろいもので巻き込まれていきますよ。じわじわと。

 

 

 

子育ては、親の器を広げる作業です

 

子どもを育てるときに、心が不安になったり、怒りでいっぱいになったり

心が折れそうになることはありませんか?

親の思う通りに子どもを育てたいと思っていないつもりでも

ふと気がつくと、親の器の中で子どもを育てようとしてしまいます・・・

 

そして、子どもは親の器が小さいからといって、

自らを親の器の大きさに合わせてはくれません。

 

そのため、親が自分の器を大きくしない限り

子どもはいつまでたっても、親の器の中には入ってこないのです。

 

お産と同じで、親の器を大きくするときには心の痛みを伴います。

その痛みとは、子育てに悩み、それを克服することです。

 

お母さんの話の聞き方、気持ちの伝え方、愛情の伝え方などが

うまくできるようになれば、自然と子どもの心が安定しますよ。

 

子どもは自分の心が安定すれば、自然と意欲的な行動ができるようになります!

少々のことでは心の軸がぶれないので、本当の意味で親が安心して

子どもの成長を見守ることができるのです。

 

子育ては、これからも続きます。

子どものことがいつも気がかりで仕方がない状態では、

親は安心した老後を送ることはできません。

きょうだいの仲が悪いのも、子育てのやり残しを感じることでしょう。

 

親としては、子どもにはいろいろとできるようになってほしいと願うことでしょうが

それだけを求めた子育ては、親子の関係をどんどん悪化させます。

 

子どもが成人したあとでも、本当に困ったときに

親に相談をもちかける関係性が保たれれば、

おおむね子育ても卒業といったところではないでしょうか。

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【子どもにすぐ怒っ…

 

 

お母さん自身のココロ貯金を貯める

 

子どものやる気を引き出すためには、子どもをほめたり認めたりして

ココロ貯金を貯めることが最優先です。

このことがわかると多くのお母さんは、ご自身のココロ貯金の残高は

いかがなものなのかと考え始めると思います。

 

「私は両親からほめられたことがない、

ガミガミ・クドクドと言われ続けてきたから、

自分に自信がもてない。すぐに子どもを怒ってしまいます・・・」

と自分自身がされた子育てを振り返ることでしょう。

 

また、子育てはわが子を育てると同時に、自分の欠点・短所と向き合う作業ですから

つまるところ「子どもではなく私の課題だ」と確信にふれた気づきが生まれます。

 

子どもは未完成な存在で、日々失敗や間違いをしながら成長していきます。

子どもを産むまでは、自分の努力しだいで決まる成功経験を積んできたお母さんも

失敗や間違いが多い子どもと過ごす時間が長くなると、

しだいに自分自身も自信がもちにくい精神状態になりやすくなるんです。

 

さらに、多くのお母さんは、子どもを一人か二人しか育てておらず

男女の違いも含めると、慣れたという実感がもてないまま子育てをしていると言えます。

 

そのため、いつまでたっても子育てに自信がもてないと感じてしまいます。

逆に、現在進行形の子育てについて「私の子育ては大成功だ!」

と思う方がいたとしても、それはそれで疑問が残ります。

 

子育ては、短時間で結果や成果がわかるものではないからです。

結果が見えないことに、毎日膨大なエネルギーを費やすのが子育てです。

 

そのため、子育て中のお母さんは、一般的に自己肯定感が低くなりやすいと思われます。

お母さんのココロ貯金がいっぱいになれば、自然と子どもに愛情を伝えやすくなるので

ますはお母さんの自己肯定感を高めてくださいね。

 

子どものココロ貯金は、ほめて認めることで貯まります。

一方、大人は人からほめられることが少なく、子育てをやって当たり前と思われます。

では、どうやったらお母さんの自己肯定感が高まるのでしょうか?

 

この世の中に欠点・短所がない人は一人もいません。

どれほど偉いと思われる人にも必ず欠点・短所があります。

そのため、「欠点・短所がなくなったら、自分は百点満点になるのに・・・」

と思っていたら、一生百点満点にはならないのです。

 

だからね、どうか欠点・短所があるそのままの自分に百点満点をあげてください!

「自分を変えられない」と思う発想は、いまの自分を否定していることがら始まります。

まずはここで一度、「いまのままの自分でOK」「欠点・短所があって当たり前」

と思えると、自己肯定感が高まり、やる気と自信がわいてきます。

 

そうやって自分の心を安定させながら、

子どもにどんどんココロ貯金を貯めてあげてくださいね。

そのほうが無理なく、自然と子どものココロ貯金が貯められます。

 

ちょっと図々しい発想のようですが、

その思考回路は、子どもの欠点・短所を見るときにも通じます。

 

大人同士の付き合いであれば、怒らずに理性的に対応できても

子どもは、お母さんの理性をはぎ取る勢いで反抗しますから、

お母さん自身の心が不安定な場合は、心の軸は二倍、三倍の力で

揺さぶられることになるんです。

 

子育ては、自分育てと言いますが、子どもがその重要さを身をもって教えてくれるわけです。

欠点・短所があっても自分を認め、子どもだけでなく、すべての人の

やる気と自信を引き出す方法、そのすべてを子どもが身に付けさせてくれます。

 

そうやって、試行錯誤で子育てをしているあいだに、人間としての器も大きくなっていくのです。

 

 

 

「ちょうどいい子ども」は、いないのでしょうか

 

私が先生時代、一日10人ほど保護者向けに個人懇談をした時に思ったこと。

「先生、ウチの子は、元気が余りすぎて困ります・・・・・」

「先生、ウチの子は、おとなしすぎて困ります・・・・・」 

子どもって、「中」がない扇風機みたいです。

「強」にすると、あたり一面紙類が飛び散って困ります。

 

「弱」にすると、風が届かず頼りない。 90%の子どもが、「強」か「弱」になるみたい。

残り10%って、激戦区よね。 子どものココロに「中」はないのです。

 

クライアントさんとお話ししながら明確になったことです。

子どもの心が扇風機だとしたら・・・・

「強」のお子さんは、エネルギッシュです 。

 

自分の意見もバンバン言うし、反抗もバッチリできる。

自分の要求もハンパなくしてくれるので、親は目がまわります。

わかりやすく言うと・・・ 親が子どもに振り回される型です。

 

このタイプは、イヤなことがイヤと言えてしまうので、

集団ではよいのですが家庭の中では、ふりまわされるんです。

扇風機も「強」だと、近くの紙も吹っ飛んで~辺り一面、大騒ぎなんて感じ。

でも、扇風機の機能としては涼しい。

 

かたや、「弱」タイプのお子さん、紙も飛びませんし、周囲は落ち着きます。

安心してつけておけれるけれど・・・やっぱり風が弱いので物足りません。

親は、もっと自分の言いたいことを言ってほしい、

イヤはイヤと言える子になってほしいと心配します。

 

はい! このコドモ扇風機は 「強」と「弱」の2パターンしかないようです。

ちょうどいい加減の「中」があればいいのですが、どちらかのようですよ。

微妙な目盛りがほしいくらいですが、そこがないんだよね。

扇風機にも「涼しいね~」と「ココロ貯金」を貯めていくと

「中」ができるだろうか・・・不明です(汗)

 

 

 

子どもはネコに似ています

 

 子どもは、ネコちゃんに似ています。 ネコは、暖かいところが大好きです。

本能的に暖かい場所を探して、そこに居座ります。

子どもはね、自分の心をあたためてくれる人のところに居座ります。

 

自分の心をあたためてくれるというのは、

自分の話を否定しないで聴いてくれたり、体に触れてくれたりすることです。

それは何をしても許してくれる人が好きなのではありません。

ユルいだけではダメなんです。 きちんと自分の存在を承認してくれる人が好きなんです。

結構本質をついています。

 

「子どもを変えたい」「子どもに変わってほしい」

というお母さんのお気持ちも分かりますが

そこはグっとこらえて「今できる一番いいと思うこと」をやります。

 

そうすると、子どもは必ずいい方向に変わっていきます。

親の手立てが変われば、必然的に子どもは変化します。

むしろ、変化しない方が難しいのです。 子育ての基本はとってもシンプルです。

 

 

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子どもの能力を最大…

 

わが子の能力を最大化デキる方法

 

私は、お母さんのチカラは大きいと思っています。

たしかに、学校の先生がどんな先生かということも子どもに影響を与えます。

でもね、先生は毎年チェンジしますから、一生涯影響を与え続けるわけではありません。

 

一方、お母さんは子どもとのご縁があり続ける限り、お子さんに影響を与え続けます。

そんなチカラがあるお母さんが、お子さんの能力を底上げする最適な関わりが出来たとしたら・・・

子どもが伸びない訳はありません。  

 

仮に子どもの能力を100とします。 その内、90%発揮出来るお子さんと、

10%しか発揮出来ていないお子さんの違いはあまりにも大きいです。

せっかく産んだお子さんです。

その子の能力を最大化出来るチカラがお母さんにはあります。

その1つの方法が、子どもの「名カウンセラー」になるということです。

・聴き上手なお母さん

・承認上手なお母さん

・愚痴も上手に聴いてくれるお母さん

 

こんなお母さんがいたとしたら、子どもは百人力です。

たとえ、世界中の人が自分のことをキライになったとしても、

お母さんに愛されていると実感しているお子さんは本当に強いです。

お母さんは、将棋でいうと「王将」。 一番強いコマです。

 

私は、いつも思います。 子どもを変えようとしない。 自分の「行動」だけ変える。

その方がいい結果が出やすいから。 成功確率が高いから。

 

でもね、興味深いことに、人間は一方が変わると、

もう一方も自然に変化していきます。 逆に全く変わらないということは難しいです。

 

 

 

 

図々しい子バンザイ!!

 

わたしは、子育て相談の中で、お子さんのやる気と自信を引き出す

あの手、この手、奥の手をお伝えしています。(‘-^*)/

 

そして、 さらに、 善人で図々しいお子さんを育てる方法を提案しています。

人間、善人か悪人か どちらがいいかというと 当然、善人です 。

でもね、善人で繊細な人は、ちょっと生きづらいのです。

やさしい心は、時として傷つきやすいのです。

 

それに比べて、 図々しい善人は、 わからないことは、

わからないと言い 頼めることは、しっかりと人に頼み 失敗や間違いがあっても

「あ~、やっちゃいました」 と平気で言える、そんなお子さんの育て方をお伝えしています。

 

これからの世の中、な~んにも起きないことはありえません。

その都度、なんでも対応していくためには、少々図々しいくらいが、ちょうどいいのです!

どうやったら、図々しい善人が育つのでしょうか?

 

それは、 「ココロの貯金箱」の残高を多くしていくこと。

それ以外には、裏ワザも魔法もありません。 

そのためには、まず 自己肯定感が高い子どもを育てること。

これがあると、打たれ強い子どもに育ちます。

親が安心して見ていることができる子どもになります。

 

先生やクラスがかわっても、いちいち心配をしないで済みますよ。

特に10歳までに、育っていると、ホント後がラクです。

 

「頑張れ」「しっかりしろ」と言うよりも

「お疲れ様だったね」(ねぎらいの言葉)

「今日は暑かったでしょ」(感じたことを言葉にする)

「そのカバン、重そうだね」(目に見えたことを言葉にする)

 

という言葉をかけるたほうが、お子さんのココロ貯金が貯まりますよ。

子どもの心をあたためてあげてくださいね。

 

 

 

第二次反抗期の特徴

 

あるお母さんから「うちの子、昔からずっと反抗期なんです、

幼稚園から小学校低学年のときも、今日までずっと・・・」

という話を聞いたことがあります。

 

反抗期はいつから始まって、終わったあとはどうなるのでしょうか?

反抗期には第一次反抗期と第二次反抗期があります。

第一次反抗期(二~三歳)では、だんだんと自己主張ができるようになり

親が何を言っても「いや!」と反対意見を言うようになります。

 

もし、それ以降も親への反抗がずっと続いているとしたら、

それは反抗期が続いているのではなく、親からの手助けやアバイス、意欲的に

させる言葉かけが足りなかったために「認められていない」という思いが

子どもの内側でくすぶっている状態なのです。

 

そのため「子どもができない」→「親が怒る」→「子どもが反発」

をくり返している可能性があります。

 

そして、小学校高学年になり、だんだんと体が大人に近づくようになったころから

始まるのが第二次反抗期です。親を一人の人間として客観的に見ることが

できるようになり、さらに「自分が何者なのか」を考える時期です。

 

子どもは、この時期を大なり小なり経験しながら、自立した大人のなっていくのです。

親に反抗しながらも、その親を乗り越えたころには、

かなり心が安定した「大人」になっていることでしょう。

 

体も心も安定した状態になっていますから、もう親が手だし口出しをしなくても

自分で自分のことが考えられるようになります!

そうなると、親は安心して子どもを見守ることができるようになります。

 

 

 

やる時は、やる子だからね・・・

 

 ウチの子、全然わたしの言うことをきかない!

あまりにも宿題をしない!

いつまでたっても、片づけをしない!

そんな時、あなたはどんな言葉をかけますか?

 

コーチング的に言うと

「あなたは、どうしたらいいと思う?」

「何時から宿題できそう?」

「お母さんは、片づけてほしいんだけどな・・・」

[なぜ]ではなく、[何]で質問したり [わたしメッセージ]を伝えたり・・・・

 

それでも、 どうしても お子様が行動してくれない時には・・・

「いい加減にしなさ~~い!」

「何回言ったらわかるの!!」

「ホントにいつもダメなんだから!」 と言いたくなるかもしれません。

 

わたしだったら・・・ 「やる時は、やる子だからね・・・」

と少々苦しまぎれに言っておきます。(汗)

 

この言葉を言うときは、今すぐ打つ手はない!

罵声を浴びせたい気持ち そんな時によく使います。

 

この言葉 今まで何回中学校勤務でつかったことか・・・・

この言葉を言うとおやんちゃくんも まんざら悪い顔はしません。

そして「うん、そうだよ!」という表情をします。

(わたしからのメッセージが伝わっている気がします!)

 

今すぐどうにもならない時には、 罵声よりも 「やる時は、やる子だからね」 といっておきます。

これは、即効性はありませんが じつは、かなり後から効いてきます!

 

何度も何度も繰り返し言われていると

「自分は、きっと やる時はやる子なんだ・・・」 とすり込まれていくのです。

本人がやる気になったとき、 根拠のない自信がわき起こってきます!!

どうせ、行動しないのであれば 先への投資もおすすめです。 子育ては、なが~~いですよ。

 

 

 

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【思春期あるある】…

 
 
自分の事を棚に上げる天才が思春期

 

この頃の子どもは、 自分のことを棚に上げるのがうまい!

自分のことは、棚に上げながら 親や先生は指摘する天才?なのです。

しかも、 まだまだ論理的に「つっこみどころ満載」のことしか言えず

あ~言えば、こ~言う星人宇宙人になります。

どうぞ、 なが~い目と ひろ~い心をお持ちください。

この時期は、親を踏み倒す 乗り越える過程ですから、親をバカにした言い方が多発します。

それに加えて、 「どう考えてもあんた間違っているよ」 ってことを平気で言ったり、

親の神経をかき乱す行為に走ります。

 

・法律を犯すこと

・他人に大きな迷惑をかけないこと

・本人に大きな損失があること

・キケンなこと

 

これ以外であれば、片目をつぶりましょう。 時には、両目も。

いちいち、とがめたり、厳しく怒らなくてもいいのです。

子どもの挑発にのりません! でもね そのまま、何をやってもいいわけ?

そんな声がどこからか聞こえてきます。

 

そんな時の必殺ワザは、 「お母さんは、〇〇してほしいんだけどな。」

とお母さんを主語にして、あなたの気持ちを伝えます。

たとえば 靴下を脱いだままにしているとしましょう。

 

そんな時に 「いつも言っているでしょ」 「いい加減にしなさい!」

ではなく、 「お母さんは、靴下を、カゴに入れておいてほしいんだけどな~」

とあなたが思った、その気持ちをそのまま伝えてみます。

 

毎日毎日、お子さんの様子が同じであっても 淡々と 伝えていきます。

そんな、なまぬるい! とお感じの方もあるかもしれませんが

他のやり方がありますでしょうか。

 

この時期、 大きなカミナリ作戦は、ちょっと休憩です。 あえて、大人に言う言い方をしてみます。

これは、甘やかすことでも ご機嫌をとることでもありません。

大人になっていない子どもに あえて、大人として扱っていくのです。

その方が、早くこの時期を脱出できます。

 

関係をこじらせずに終わらせます。 こじらせると、思春期が長引きます。

そして、 かならず、この時期は終わります! 

 

 

 

激しい反抗がない場合

 

反抗期の子どもたちのなかには、激しい反抗がない子どもたちもいます。

激しい反抗がないパターンには、二つの場合があります。

 

一つ目は、親が子どもの反抗にうまく付き合い、威圧的な言い方をしないので

子どもが激しい反抗をしなくてもすむという場合です。

適切な子育てによって、子どもの本来の成長が伸ばされているので、

心配することはありませんよ。

 

二つ目は、親が威圧的な態度で子育てをしたり、子育てそのものを放棄したりしている場合です。

その場合、親への反抗は強まります。しかし、その反抗を表現することで

親から見捨てられたり、心が傷ついたりする可能性が高いと感じた場合は

反抗をあえて表現しようとしなくなります。

自分の心を守ろうとするのです。

 

そして、その反抗を自分の身近にあるインターネットや携帯電話を使った犯罪や

親が見ていないところで弱い者いじめをすることで表現します。

 

屈折した反社会的な行動や非社会的な行動に出ることで

心のバランスをとろうとするのです。

 

高圧的な子育てをしている多くの親は、

「正しいことを言って何が悪い!」

「いまのうちにわからせておかないと、あとが大変」

と感じて、思い切り強く叱責をします。

アクセル全開の状態なので、子どもの心のダメージはとても大きくなります・・・

 

親は子どもに「ダメなところについて、早く気づいて直してほしい」と思いますが

子どもは、「どうせ僕(私)の気持ちをわかってくれない」と感じてしまいます。

 

そのために親に対して、敵意ともいえる内なる反抗を強めたり

逆にますます無気力になってしまいます。

 

子どもがたとえどんな状態になろうとも、

子どものやる気と自信を引き出す源はプラスのふれあいだけです。

いくら「しっかりしろ!」「頑張れ!」と言っても

子どもは「しっかり」も「頑張る」こともしません。

 

自己肯定感が高まり、心が安定しなくては、しっかり頑張ることもできないのです。

プラスのふれあいをたっぷり受けた子どもは、心の免疫力をつけますので

他の子どもとのトラブルなども回避しやすくなり、ダメージも受けにくくなりますよ。

 

 

 

お母さんの正論は、子供をダメにします

 

お母さんが子どもを怒る理由のほとんどは、正当な理由です。

ですが、正論は、時として子どもの心を傷つけます。

そう! 「正論を言わない」です。

「正論」は、文字どおり「「正しいこと」ですから、誰も悪いこととは思いません。

 

でもね、それを毎日毎日

「この先、自分が困るのよ」

「怒られないようにしなさい」

「気をつけなさい」

 

などとガミガミ口調で言うと、、、 ココロ貯金ダダ漏れです。

子どもは『なにも話さないのが得策』『どうせ誰もわかってくれない』

と思ってしまうでしょう・・・

 

子どもと話をするときは、子ども8割、親2割を意識してくださいね。

そして、子どもの話を聞くときは、聞き役に徹しましょう。

二週間ほどの期間、家庭内カウンセリングをするつもりで聞き役に

徹していくと、どんどん子どもの変化を感じられるようになります。

 

子どもがいままで言わなかった愚痴や不満、学校での出来事などを

話してくれるようになります。

 

私たちは自分のことが一番よくわかりません。

だから、つい「よかれ」と思ってわが子に言いすぎてしまうんですね。 

親子一緒の時間が長い時期はそれだけ親の影響力があるんです。

 

お母さんの聴き方次第で子どもは、どこまでも伸びますよ。

お母さんのチカラは、それほどすごいのです!

 

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【子育てママ必見】…

本格的な反抗期までにやるべきことは?

 

一般的な第二次反抗期は、中学生~高校生です。

中学生が、「前期第二次反抗期」としたら、高校生が「後期第二次反抗期」ってところです。

さて、反抗期になるとこんなことよくあります。

 

お母さん「もうすぐテストでしょ」

子ども「知らん」

お母さん「知らんじゃないでしょ」

子ども「だって知らんもん」

お母さん「先生なんか言うでしょ」 子「別に・・・」

お母さん「別にじゃわかんないでしょ」

子ども「うっせーな~」

 

これ、この時期の子どもによーくあるパターンです。

中学生になると今までニコニコとかわいい子どもだったのに、

「知らん星人」「別に星人」に変身します。

 

これは、ある意味お年頃。 高校生が終わるころには、無事羽化します。

みごとにきれいな蝶々になるまでしばらくお待ちください。

ここを通らないと蝶々にはなりません。

 

それでね、いきなり中学になってから反抗する子もいますけど、

徐々にその片鱗を見せるのが小学校高学年。 プチ反抗期、プレ反抗期ってところです。

 

まだこのころは、反抗期に片足を突っ込んでいるところ。

日替わり定食のように、大人っぽく文句を言ったり、

おこちゃま発言満載だったりその都度クルクルと変わります。

 

やっかいなのは、これがいつから反抗期になっているのかがわからないところ。

女子の初潮はスタートがわかりますが、メンタル反抗期はよくわかりません。

じわじわとやってくるので、その子どもの変化に気づかずに親子バトルが展開されます。

 

では、どう対応したらいいのでしょうか?

本来ね、わが子といえども一人の人間として尊重して接しないといけないのです。

親だから、何でも好きなことを言っても許されるものではないわけです。

 

子どももね、小さい時には、親に怒られることが怖いから、親の言うことを聞いています。

それが、10歳ころから、オトンもオカンもただの人だったと気づきます。

親の自己中心的なところ、相手に配慮なく言いたいことを言うところ、

このあたりをおかしい!!!とわかるようになり、それに反発をするわけです。

 

ということは、たとえ「知らん星人」「わからん星人」になったとしても、

「そうなん?」「そろそろテストかもよ」と気づかせる言い方をしましょう。

(子どもも本当は、テストがあると気づいています)

 

あとはね、目に見えたことを言葉にして承認するといいですね。

承認は、子どもが活動するエネルギー源になります。

 

子どもを認めるプラスのふれあいとは?

 

子どもを認める「プラスのふれあい」には

「条件つきのふれあい」と「無条件のふれあい」があります。

「条件つきのふれあい」とは、子どもをしつけるときに

「〇〇ができて偉いね」などど、偉いことへの条件を提示することです。

 

子どもをしつけるときには、「条件つきのふれあい」はとても有効ですが

そればかりだといけないのですよ。

理由は、子どもがほめられない状況が続いたときに

ずっとほめられなくなってしまうからです。

 

それとね、「条件つきのふれあい」ばかりだと、だれかに

ほめられることが目的となって行動しようと思ってしまいます。

 

大きくなると、幼いころと違って「できて当たり前」と思われることが

多くなり、どんどんほめられる回数が減っていきます。

ほめられることが減るばかりでは、心は不安定な状態になってしまいます。

 

一方、何かができなくても自分のことを無条件に認めてくれる「無条件のふれあい」

があると、子どもは少々のことでぶれることがない、自信がある子どもに育っていきます。

人間はうまくいくことも、いかないこともありますから、

どんな状態でも自分自身を認めることができたら、こんなに心強いことはありません!

 

【無条件のふれあい】

「そのままのあなたが好き」

「そこにいてくれてうれしい」

と、そのままの子どもを認めるふれあいです。

何ができても、何もできなくても認められるので、「ぶれない自信」のおおもとになります。

 

【条件つきのふれあい】

勉強したら「偉い子ね」、お手伝いをしたら「よい子ね」と言って、条件をつけることです。

教育やしつけでは、条件つきのふれあいをたくさん与えるとよいとされることもあります。

しかし、いつも条件つきのふれあいばかりでは、できないと認められないことにもなるので

「もっと頑張らないと自分は認められない」と常に感じてしまうことにもつながります。

そのため、本当の「ぶれない自信」が育ちにくくなります。

 

 

 

子育てバージョンアップ作戦

 

子育ての相談で私がお伝えすることは、

いかに子どもにお母さんの愛情を伝えていくのか ということです。

親御さんの言うことは、ほとんどの場合、正しいのです。

 

しかし、 「あなたは、いつも・・・」 「いい加減にしなさい・・・」

とガミガミ・クドクド・ネチネチと言われると 子どものココロ貯金は目減りします。

 

・・・というと、次にママから出てくる言葉は

「では、放っておくといいのですか?」 とたいてい言われます。

でもね、 そのまま放っておくとかなり確実に状況は悪化します。

 

放っておくのではなく、 子どもがやんちゃを言っていない

【普通】の時に 「目に見えたこと」を言葉に伝えていきます。

 

「今日は冷えたね」

「ご飯、食べ終わったね」

「よく寝たみたいだね」

「宿題、たくさんあるね」

「難しい漢字を習うのね」

「たくさん食べたね」

「たくさん遊んだね」

「手、洗ったのね」

 

簡単な言葉ですが、実は子どもをよく見ていないと言えません。

だから、 あなたに関心を寄せていますよ、ということを言葉で子どもに伝えてあげてくださいね。

 

 

 

 

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子どもに困難に立ち…

 

逃げてもいいんですよ

 

「困難に立ち向かわないと逃げていることになる」

この言葉を聴いてあなたはどんな感じがするでしょうか?

私は、ちょっとモヤモヤするんです。

「根性」や「努力」には限界があると思うのです。

 

たとえば、嫌いなサッカーをやめたがる子どもがいるとします。

サッカーは、好きではないのでちっとも熱心に練習をしようとしません。

デキルことならばサボりたいのが本音。

 

親としたら、

「サッカーを辞めさせると、この先もっと大変なことにも立ち向かえなくなるのでは?」

と心配に思うのね。 パワフルパパさんは、もっと露骨に

「サッカーを辞めたら、人じゃない」くらいに言うこともあります。

じゃあ、サボったり、辞めたりしたら、「逃げた」ことになるのか?ということ。

 

私は、基本的には「ハードルを越える」とか「逃げてはいけない」とは思っていないのね。

とかく日本人は、勤勉でまじめをヨシとする文化です。

だから一旦始めたものを、嫌いという理由であっさりと辞めるというのは

根性なしでダメなことと思う節ありです。

 

でね、この「乗り越える」とか「逃げてはいけない」という発想は

もっている人ともっていない人がいます。

もっている人は、自分が過去に言われた経験が多い人、その場合は

「逃げてはいけない」という価値観がガッチリ心にしみついています。

 

一方、もっていない人は、自分が過去に言われた経験が少ない人です。

つまり、自分の過去の経験が現在の思考回路に大きく影響しているわけです。

じゃあ、一旦始めたサッカーは辞めてはいけないのかということ。

私は、苦痛を感じながら続けることは必要ないと思っています。

 

「いえいえ、それでは根性は身につきませんよ」と言われるかもしれませんが。

じつは、心が安定した子、やる気がある子は、困難を乗り越えたらなれるわけではありません。

子どもに「大好き」をたくさん伝えるといいんです。 その気持ちは、「言葉」や「行動」で伝えます。

 

そしたらね、、、子どもに「根拠がない自信」が生まれます。

コレ極めて重要! 「根拠がない自信」があると、

「なんとかなるんじゃないか」「きっとうまくいく」という”成功思考”になるのね。

その真逆は、「どうせ無理」と思うこと。 この「前提」が大事です。

何事もうまくいくことが前提の人には、「どうせ無理」と思う人は勝てません。 

 

私は、逃げるのも恥ではないし、困難は乗り越えなくても、どっちでもいいことと思います。

それよりももっと大事はことは、親が子どものことを「大好き」と伝えること。

「つ・た・え・る」がキーワードですよ。

 

そこをしていくと、子どもの自己肯定感が高まるので、自然と子どもはやる気になります。

つまり、親は子どもをやる気がある子に育てたいわけで、

その「やる気継続ツール」としてサッカーを選択しています。

じゃあ、サッカーを継続できなくても、「自信がある子」に育つ方法がわかればOKですよね。

 

 

 

きょうだいゲンカが絶えません

 

あまりにもきょうだいゲンカが激しく勃発する場合は、

いくらお母さんが怒っても改善はされないのです・・・

 

それはね、きょうだいゲンカは

「お母さんからの愛情をもっともらいたい」

「もっとココロ貯金を貯めてほしい」

「下の子(上の子)はいいな」

という気持ちの裏返しであることが多いからです。

 

子どもの味方になって、話を聞く習慣を定着させたら

親子関係が改善され、結果的にきょうだいゲンカが少なるなることはよくあるんですよ。

 

お母さんからたくさんのココロ貯金を貯めてもらうと

子どもは自然ときょうだいにやさしくなります。

ココロ貯金がたくたん貯まると、自分以外の人にやさしさを、

おすそわけができるようになるんです。

 

ココロ貯金が貯まっていない状態では、いくら

「きょうだいは仲良くしなさい」と言われても

これ以上エネルギーを使うと貯金が赤字になってしまうので

出し惜しみをするようになります。

 

さらに

「お母さんに自分のことを見てほしい」

「関心を寄せてほしい」

と思うと、わざときょうだいを攻撃するようになります。

 

また、実際に子どもがケンカをしているときに

お母さんが「〇〇が悪い」と一人を責めてしまうと、悪いと言われた子どもは不満を感じます。

「最初に悪口を言ったほうが悪い」とか「先に手を出したほうが悪い」など

勝負の判断方法は、いろいろありますが、子どもはいつだって相手が悪いと思っています。

 

実際にはケンカ両成敗で、どちらにも悪いところがあるでしょうか・・・

自分のことは棚に上げて、相手の非を訴えるのがきょうだいゲンカです。

きょうだいゲンカの対応策には、次の三つがあります。

 

【ケンカの裁判官にならない】

お母さんが裁判官のように「〇〇が悪い」とケンカの勝負を決めると

その勝負に負けたこともに不満が残ります。

不満が残ってしまうと、すくに次のケンカをしかねません。

よほどの危険がない限り、どっちが悪いと言わず、ながめておきましょう。

そのほうが早くケンカは落ち着きますよ。

 

【落ち着いてから、それぞれの言い分を聞く】

どちらかが泣きついてきたら、もう一人の子に聞こえない声で

「あなたも大変ね」「ここが痛いのね。嫌だったのね」と気持ちを理解してあげましょう。

 

そして、ケンカをしかけた子には、あえて

「あなたが怒るのはよほどのことがあると思うけど、どうしたの?」

と言い分を聞いてあげましょう。それぞれの子をフォローしてあげてくださいね。

 

【あきらかに一人が悪いときは、その子にふだんからプラスのふれあいをする】

きょうだいゲンカで、あきらかに一人の子が悪いという場合、

いくらその子に「相手の気持ちを考えなさい」と言っても

自分のココロ貯金が焦げ付いているときには、ココロ貯金が満たされるまで

毎日同じことがくり返されるのです。

 

NG例

「お姉ちゃんは、下の子にやさしくしないとダメでしょう」

(上の子は「自分は損な役だな」としか思えない)

「なんで、妹をたたくの!」

(「なんで?」と言われると、責められたと感じるだけで反省に結びつかない)

 

 

 

思春期の子どもの勉強、どうする?

 

中学生・高校生をお持ちのお母さんがアタマを悩ませる原因のひとつに子どもの勉強があります。

子どもが小さい時には、お母さんのそばでやっていると結構 効率が上がったりしたものですが・・・

さすがにこの頃は自分の部屋に入って勉強する もしくは、それもしない!

むかっ というところでしょうか。

 

勉強だけが人生ではない! といいたいところですが 受験は待ってはくれません。

あと、3ヶ月すれば成績が伸びるのでは?? と思っても、受験日は待ってくれません。

お母さんやお父さんがおもいっきり優秀だったとしても ここは、塾をオススメします。        

 

お母さんができることとしては

1 わが子にあった塾の情報を集めること

2 塾への送り迎えをすること

3 必要であれば弁当をつくること  

 

こんなところです。 教えるのは塾の先生にまかせ

お母さんはそのサポート役をかってでるとよいでしょう。

お母さんが全面に出ると、子どもが思うように勉強しないとき・・・ 腹が立ちます!

 

あれこれと子どもに言ってしまいます! 癒しの場であるべき家庭が、訓練の場に変わってしまいます。

餅は、餅屋です。 勉強は、塾です。

言いにくいことまで全部母が担ってしまうと、親子関係が 難しくなってきます。 

 

 

 

 

 

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子どもが何事も面倒…

 
 
何事にも面倒くさがって、根気がありません

「子どもが何をするにも面倒くさいと言います・・・」

こんなお悩みをもっていませんか?

 

お母さんの口数が多いと、エネルギーいっぱいの

子どもは反発をするようになります。

逆に、おとなしい子はどんどん無気力になっていきます。

 

子どもの話を聞くことは、子どものやる気と自信を引き出すことになるので

お母さんが子どもより多く話をしてしまうと、子どもがお母さんの話の聞き役になってしまいます。

そして、ますますやる気と自信がもてない子どもになってしまうんです。

 

子どもと話をするときは、子ども8割、お母さん2割の割合で話すことを意識してくださいね。

お母さんは、いつも聞き役に徹します。

もっと話したいことがあったとしても

お母さんが話せば話すほど、子どもを無気力にさせてしまいます。

 

また、面倒くさがりの子は、親に話すことさえも

面倒くさいと思ってしまい、いくら親が話かけても

「別に」「どっちでもいい」と歯切れの悪い返事をします。

プレ思春期の子どもは、親に話してもどうせわかってくれない・・・

正論で言い返される・・・と思うと、親とのコミュニケーションを

回避するようになります。

 

そんなときは、YES・NOで答えられる質問をしていきましょう!

あれこれとお母さんが聞きたいことを聞くのではなく

子どもが話をしやすい質問を投げてみてくださいね。

 

OK会話例

お母さん「そろそろ学校のテストがある頃なの?」(日程がわかっていてもあえて質問する)

子ども 「来週からあるよ」

お母さん「そうなのね。今度のテストで、これを特に頑張ろうっていう教科は何かあるの?」

(「何」を使った質問をすると、責められた気持ちになりにくい)

子ども  「う~ん。英語かな」

お母さん「ふ~ん、英語ね。英語でも特に何を頑張りたいっていうのはあるの?」

(いままでテストのことを考えていなかったとしても、それを指摘せず「何」を使った質問をする)

子ども  「う~ん。単語かな」

お母さん「ほ~、いいね~。どうやったら単語が覚えられるの?」(過去の成功体験を聞く)

子ども    「僕は書かないと覚えられない」

お母さん「なるほどね、書くと覚えられるのね。テストは一問三点くらいだから、

三~四問解けたら十点は上がるよね」

(ただ「頑張りなさい」「点数を上げなさい」と言っても、具体的な行動には結びつかない)

子ども    「そうだね」(「それならできそう」と感じる)

お母さん「前回よりも、十点上がったとしたら、どんな気持ちだと思う?」

子ども     「『よっしゃ!』とうれしい気持ち」(成功がイメージできると意欲に結び付く)

お母さん「それはいいね。また様子を教えてね」

子ども    「いいよ」

 

NG会話例

お母さん「もうテスト一週間前でしょ。しっかりやらないと、また点数が下がるわよ。

    今度点数が下がったら、携帯電話は取り上げるからね」

子ども 「うるさいな」

お母さん「『うるさいな』はないでしょ。お母さんだって、

     あなたがちゃんと勉強していたら、そんなことは言わないわよ」

子ども 「・・・・・」(いつまでもテレビを見ている)

お母さん「わかってるの?」

子ども「はい、はい」(わかったふりをして自分の部屋に逃げ込む)

 

ぜひ、やってみてくださいね。

 

イヤなことをイヤだと言える子どもにする方法

 

お子さんが学校でイヤなことはイヤだと言える子どもにしたいと思いませんか?   

集団の前でも、しっかりと話ができたり

イヤなことをイヤといえるためには・・・・

家庭でママに、しっかりと話を聴いてもらい自信がある子どもにしておくことが大切です。

 

だって、「集団の前」や「イヤという」ことってかなり

普段の会話よりもハードルが高いのです。

その普段の会話ができていないとまず、次のステップには行きにくい。

いくらあなたが 「しっかりしなさい!」 「強くなりなさい!」

と 言ったとしても 子どもは「しっかり」も「強く」もなりません。

 

お母さんから「プラスのふれあい」をたくさんしてもらい

自信がある子どもにしておくと放っておいても、

友達や集団のとコミュニケーションが取れるようになりますよ。

・「ふ~ん」

・「へ~」

・「ほ~」

・「それで?」

 

この4つを繰り返して、ただただ聴きます。 アドバイスは、求められない限り必要ありません!

この4つで、子どもがもっているネガティブな感情を溶かしていくことができます!

心がスッキリすれば、多くの場合お子さんの行動がよくなっていきます。

子育ては急がばまわれ! お試しください。

 

 

 

子育ての「オセロの法則」

 

さて、今日はとっても大事なお話。

子どものほめるところがない時どうするか・・・です。

 

題して「オセロの法則」 お子さんの状態が100点満点の80点レベルだとしましょう。

そんな時は、80点分が目立ちますから、

あれも出来ている これも出来ていると ほめるこ とができます。

しかし、今20点だとしたら・・・ 出来ていない80点が目立ちますから

あれも出来ていない これもいい加減 になります。 これは、普通の感覚です。

 

なぜならば・・・何事も分量が多い方が目立つのです。 オセロも同じ。

黒が勝っている時は、 「わ~、黒ばっかり」 「真っ黒」 と感じます。

そこをあえて 「白あるよね~」 「2個もあるよね~」

「白ってきれいよね~」 「白好きだわ~」 と白のよさをみつけてつぶやいていくのです。

つまり、白色にフォーカスします。

 

人は、フォーカスしたところがさらに分量が増えていくのです。

白のよさをつぶやいていたらだんだん白色のコマの量が増えていくのですよ。

たとえばね、 「片づけ下手ね」と言えばいうほど片づけ下手になるんです。

 

「あら、片づけやる気あるね」 「自分で片付けてエライネ」 「片づけ天才だね」

と早目に声をかけることなんです。 先手必勝! 子どもが頓挫する前に言葉をかけていきます。

すると、じわじわ白色オセロのがごとく出来る分量が増えていきますよ。

 

 

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育てのあらゆる悩み…

 
 
あれもこれもよくなる魔法

 

子どもって、ひとつひとつの弱点を克服させるよりも、

「ココロ貯金」を貯めた方が、あらゆる面が好転しやすいです。

「下の子にやさしくしなさい」

「自分のことは自分でしなさい」

「人に迷惑をかけない」

「かんしゃくをおこさない」

 

ってひとつひとつをしらみつぶしのように、子どもの問題点を解決させるのではありません。

子どもの心の中にある貯金箱に、愛の募金を10円、また10円、時々100円って入れていきます。

この愛の募金箱(ココロ貯金箱)の残高と、子どもの自己肯定感はかなり同じ高さです。

ココロが安定して、自己肯定感が高まっていくと、いろんなこともよくなっていきます。

 

私の子育て電話相談は、一日何件もご相談を受けますが、私のストレスはほとんどありません。

無理をして聞いていませんし、私が解決してあげようと気負ってもいません。

 

私がやっていることは、お母さんのお話をうかがう中で、

「どんなココロ貯金が貯まりやすいお子さんだろうか?」

「どんなココロ貯金を貯めやすいママなんだろうか?」とあたりをつけていきます。

そして、「お子さんに、〇〇をするとどんな感じですか?」とお聞きしたり、

「お母さんは、こんなココロ貯金は、貯めやすいですか?」とお聞きしていきます。

 

そうやって、お子さんのニーズとお母さんができることを照合していきます。

だから、かなりの確率でお子さんにいい変化が起きます。

 

 

 

手がかかる子は、実は手をかけてほしい子

 

「ウチの子、手がかかって困るの・・・」

もしも、あなたがそんな悩みをもっていたら

ぜひ、最後までお読み くださいませ。

 

「子どもに手がかかって困る・・・」と思うとき 多くのお母さんは、

「何をすればいいのだろう?」

「もっと、強く叱った方がいいのかしら・・・」

「効果的に子どもを変えたい!」 そんなふうに考えます。

とはいえ、わが子であっても 自分以外の人を変える

というのはとってもエネルギーが必要です。

 

そんな時に、わたしの頭によぎる言葉は・・・ 

手がかかる子は、手をかけてほしい子」 なのです。

下の子の世話に追われてしまい、ゆっくりとスキンシップをする時間がなかったり

仕事と子育ての両立にヘロヘロになっていて、とても子どもの心にまで

気持ちがまわらない状態だったり、理由は、それぞれあるはずです。

 

思春期にさしかかり、子どもに手がかかり始めるとういことは

子どもが「もっと手をかけてほしい」と訴えていることなのです。

それまでに親の愛情がじゅうぶんに伝わっていないと

まるで「ここで帳尻を合わせてよ」「僕(私)のことをもっと見てよ」

と言っているように反抗するんです。

 

思春期になって子どもは、自分のことをほめたり、認めたりしてほしいと

思う気持ちはまったく変わりません。

しかし、このころの反抗の仕方は、幼いころとは、ちょっと違います。

親にわがままを言うなんてものではありません・・・

 

激しくなると、学校の物を壊したり、万引きをしたりなど

社会的に問題があることをやり始めることもあります。

最初は。親への「見て見てサイン」から始まったことですが

いくら何でも怒らずにはいられないと感じるところまで

エスカレートしてしまうのです。

 

こうなると、親子の心理的距離は、かなり離れてしまっています。

もちろん、子どものいけない行為をやめさせることは必要ですが

基本的には、いまからでも「ココロ貯金箱」を貯めていくこと

そして、親子の心理的距離を縮めていくことたいせつです。

 

「お母さんは、あなたのこと応援しているよ」

「あなたは、お母さんの宝だよ」 と言葉でちゃんと伝えます。

 

そして、万引きなどいけないことをしたときは

「その行為は叱るけど、あなたの人格そのものがダメになったわけではない」

というスタンスで接していきます。

「あなたがダメ」なのではなく、「あなたがやったことはダメ」ということです。

 

 

 

子どもは先の見通しが出来ません

 

お子さんがいるとどのご家庭でも

1つや2つは習い事をしていることと思います。

習い事をはじめる前に多くのお母さんは

「ちゃんと続けられるの?」

「練習もがんばることができるの?」と念を押します。

 

すると、ほとんどの子どもは「うん、大丈夫」と言います。

でもね、子どもは先の見通しが出来ません。

たしかに子どもはお母さんに「ちゃーんと練習する」とも言いました。

 

その時の気持ちには嘘いつわりはありません。

でも・・・・・友達と遊ぶ時間が減るって・・・・

「し・ら・な・か・っ・た」ということです。

練習も「やりたいとき」だけではなく、

「やりたくないとき」 「大好きなテレビを見たいとき」「面倒くさくなったとき」

も 練習をするという実感がないのですね。

 

まあ、子どもの見通しってそんなものです。 だから、

「ちゃんと練習するってウソをついた」と言っても仕方が ありません。

おこちゃまですからね。何事も未熟です。

 

では、習い事をどう考えるといいのでしょうか?

まずは、「続かないことがあるかもしれない」ことを想定しておきます。

どんな習い事も特に最初はお金がかかりますからね、

 

親としてはそんなに簡単にやめられるともったいないです。

しかも、あっさりやめると根気がない子どもになりそうですしね。

まずは、あっさりとやめない防止として、

習い事に行っていること自体をきっちりと認めていきます。

「お疲れさん、学校が終わってからのスイミングなのによく頑張ったね」

「寒くなるとピアノの練習って指が動きにくいよね」

とちょっとねぎらう気持ちを伝えていきましょう。

 

何事も「当たり前」ではありません。 そして、スイミングだったら

まったくやっていない子どもに比べたら、

寒い冬場も泳いでいるわけですから、体力作りにはなるはずです。

ピアノだったら、まったくやっていない子どもにくらべたら、

楽譜を読むことは上達するでしょう。

 

それくらいに気長に見守る方がいいですね。

習い事は、学校の勉強とくらべて、他の子どもとのレベルや 級の違いがわかりやすいです。

その分、お母さんが子どもを怒ってしまいやすいと言えます。

それでは、何をしているのかわからなくなってしまいますね。

ほどよい加減、よい加減が大切です。

 

そして、援護射撃として「 応援だけ」はしておきます。

子どもは親が何もしないのに、勝手にどんどん頑張ることは・・・・

かなり稀でございます。

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頭がいい子を育てる…

 

「できる子」を前提にして話してみる

 

お母さんは、わが子のことをよ~~~く知っています。

特に「欠点」「短所」は、とってもみつけるのがウマイ!

そこを知っているだけに

「また・・・・」 「いつも・・・・」 と言ってしまうのです。

 

ここは、奥さん! 役者歌舞伎・隈取りになってください。

わが子に 「デキル子」金メダルを前提にして話をします。

泣き叫ぶわが子がいたとしたら

NG「いったい何回言えばわかるの!!!」

OK「あなたがそんなに泣くって ほどのことだと思うけれど 【何が】嫌だったの?」

 

人は、「できる人」として扱われると

そのように「行動」します。

そのように「反応」します。

 

心から思えない時は 役者歌舞伎・隈取りで結構です!

そのうちに、子どもの様子が変わって

お母さんのココロが伴いやすくなります。

 

頭がいい子の育て方

 

あなたは、自分のことを「どんな人間」だと思っていますか。

私たち大人でさえも、自分のことが一番自分でもわからないのです。

それくらい自分への認識は不確実です。

 

自分はなにものかを認識するのは、

「他者から自分のことを何と言われたのか」 という積み重ねからできています。

「人は、他者から言われたコトバでつくられている」 ということです。

 

ということは・・・ お母さんが子どもにかけるコトバ次第で、

子どもはどんどん変わっていくということです。

 

その気になって、根拠のない自信が育ちます。

たとえば、 お母さんよりも子どものほうが、用事を覚えていることがあります。

「明日は、早いお帰りだよ」とお母さんが忘れていることを

子どもの方が よく覚えているとしたら

 

すかさず 「あなた頭がいいわね~」 「記憶力いいわね~」 と言葉をかけます。

 

頭がいい子を育てたいと思ったら、

まず子どもの潜在意識の中に 「頭がいい子」という言葉を

インプットしていきます。

ひょっとしたら、偶然覚えていたのかもしれません・・・

でも、それはいいのです。 厳密にその事実を頭がいいと証明されなくても

「頭がいい子」と言われ続けたことで、

「自分は頭がいい子」 「勉強が出来る子」と認識していきます。

 

根拠のない自信が生まれるのです。

逆に「お前、バカだよな~」とふざけて言っていたとしても

その「バカな子」がインプットされていきます。

 

どの子も小学校に入学したら勉強がはじまると知っています。

例外なく、勉強ができる子になりたい と思っているのです。

それがだんだんと学年が上がるにしたがって、少しずつ勉強が難しくなってきた時 

今まで潜在意識にインプットされた言葉の違い によって

その後を大きく左右されるのです。

 

「きっとできるはず」と思っていると、子どもに不安感が少ないので

頭にスイスイと勉強が入りやすく、逆に「バカだよな」と言われた子どもは、

「やっぱり難しい」「どうせダメなんだ」 と簡単に烙印を押してしまいます。

 

お母さんは、言葉の魔術師です。

コトバで頭のいい子をつくちゃいましょう!

 

 

 

子どもが自発的に動く言葉かけ

 

「〇〇しなさい」と指示・命令口調が通用する時期は終わりました。

親が指示・命令して子どもを動かすのではなく

子どもが自発的に行動するように、促すほうが望ましいのです。

 

親からの指示・命令がなければ行動できない子どもは

それがなくなったら何をどうしたらいいのかわからず、行動が鈍ってしまうんです・・・

「もう〇年生になったのだから、自分でしなさい」

とお母さんが言ったとしても、子どもができるように

育っていなければ、いくつになってもできないままでしょう。

 

よく、「自分が本当に困るようになれば、子どもはやるものよ」

と言われますが、子どもは親が思うほと困っていないことが多く

その結果、いつまでたっても何もしないということになります。

じゃあ、子どもにどんな言葉をかけたらいいでしょうか?

具体的な言い方をご紹介しますね。

 

【「何」を使った質問をする】

「なんであなたはできないの」と「なんで」と言われると

子どもは単にお母さんに責められたと感じてしまい

とっさに言いわけを考えたり、反発をしようと思います。

 

こんなときは「なんで?」を「何?」を使った言い方に変えていくと効果的です!

私が中学校勤務のときには「何からだったらできそう?」など

「なんで」という言い方を、すべて「何」に言い換えていました。

 

【指示・命令を「〇〇できる?」に変える】

「洋服を片づけなさい」と言うのは、子どもへの指示・命令です。

ここでは「洋服を片づけられる?」と質問をしていきます。

「〇〇できますか?」と言われると、案外「できません」と言いにくく

子どもは自然と望ましい行動をとるようになるのです。

 

【具体的に伝える】

子どもが自発的に行動していないとき、実は、子どもは具体的に何をしたらいいのか

よくわかっていないことがあります。ただ説教じみた言い方をすると、

子どもは一気に逃げてしまうので、まさに「言い方」が大切ですよ。

 

 

 

「正しい母」から「役者ママ」へと変身!

 

着替えを全然自分でやろうとしない子どもの対応についてです。 

どうしても、お子さんが動かないときには

「正しい母」から「役者ママ」へと変身していただきます!

 

ママ : 「ねえ、そろそろ時間だけど、あと何秒くらいで着替えができそう???」

子ども:「10秒!」(なぜか無理な数を言う)

ママ :「え~!?もっとかかると思うよ~♪」 (挑戦的に言ってみる)

子ども:「ママ数えて!」(くいついてきたら・・・)

ママ : 「じゃあ、位置について ヨ~イ ドン!」

(たいそうに、手を子どもの前に置き、ドンで上に上げる)

(おもいっきりゆ~くりと10秒(10数える間)に着替えが 終わるように数えます。)

 

コツは 絶対に子どもが言った数の中で終わるようにすることです。

まちがっても、時間切れにしないように!

やる気が一気になくなります。

 

このやり方は、元気な子に向いているかもしれません。

子どもって、大人ほど急いでないし、困ってもいません。

だから、急いでくれないのです。

意図的にゴール旗をつくってみると、終わりを意識してきます。

 

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