子どものやる気と自…

 
子どものやる気と自信を引き出す「ココロ貯金」

 

人は、心の中に貯金箱をもっています。

子どもに親の愛情が伝わっていくと、

貯金箱の中に愛情の貯金、「ココロ貯金」ができます。

 

この貯金箱のなかに愛情の貯金が貯まっていきます。

この愛情貯金、ココロ貯金がたくさん、たくさん貯まっていくと

子どもはやる気がでて、自信がでてきます。

 

じゃあ、何をしたら貯金がたまるのか?というと

一つ目は、お子さんの話を聞くことです。これは、だた耳に音を入れるのではありません。

「なるほどね~」「へ~、そうなんだ!」「ほんとう!」

と、味方になって子どもの話を聞きます。肯定して聞きます。

 

人は、話を肯定されると自分自身も肯定されたと感じるので

ココロ貯金は貯まっていきます。

 

二つ目は、「触れる」です。

カラダに触れられると、人は理屈抜きに自分を大事にされていると感じるのです。

 

そして、三つ目は、「承認」です。認めるっていうことなんですよね。

目に見えたことや、ちょっとした変化を言葉にするだけでも

認めたことになります。人は、みーんな承認欲求があります。

 

その承認欲求が満たされないと、荒れてくるんですよね。

話を聞く、触れる、認める、この三つをしていくと

愛情貯金が貯まり、やる気も自信もでてきます。

 

やる気、自信がでてくると、おのずと自己肯定感が高くなります。

自分のことを肯定的にとらえる感覚を自己肯定感と言います。

「これってやるよね」

「すごいがんばってるよね」

「たいしたヤツだよね」

と思う感覚のことです。

 

子どもに大好きが伝わっていくと、貯金が貯まっていくわけです^^

 

一方、大好きが伝わらないと、残念ながら、貯金が漏れていきます。

ガミガミ・クドクド・ネチネチ言うと、漏れていくんですね。

殴る、蹴るも愛情を感じる行動ではありません。

 

それでもガミガミ言ってはいけませんと

いっても…ツラくなりませんか?

 

なので、お子さんが比較的、安定しているときに何をやるかです。

安定しているときに、話をしーっかり聞いておく、肯定して聞いておく

触れられるときに触れておく、ハイタッチをしておく

目に見えるときに伝えておく

 

そうすることで貯金が貯まっていくので、少々漏れても大丈夫です。

子どもの情緒が安定していきます。

 

全面的に味方になって子どもの話を聞く

 

子どもの話をどんどん聞いていたら

「こんなに好き勝手に話をさせていいの?」

「なんでも子どもの話を聞いていて大丈夫?」

と感じることがあるのではないでしょうか。

 

ここでは、子どもの言いたい放題にどう対応するかをお話しますね。

特に友達のことを悪く言ったときには、親がたしなめておかないと

子どもがダメになるという考えがわいてくることでしょう。

 

だけど、そんなときでも「あなたも悪い」と言うのは禁句です。

子どもからしてみたら、せっかくお母さんに胸のなかを話したのに

一気に心のシャッターを下ろされた気分になってしまい

話をしたくなくなってしまいます。

 

学校のことについては、現実的に親が子どもにしてあげられることは少ないのです。

心配だからといって、毎日子どものそばについて学校に行き

子どもに代わって、あれこれと言うことはできません。

 

まずは、よほどのことでもない限りは、

全面的に子どもの味方になって話を聞きましょう!

 

少々のことは多めに見て、子どもが言っていることを

信じて聞いてあげてくださいね。

 

学校では基本的に、先生はどの子どもも平等に扱います。

「あなただけは特別に許します」なんてことはありません。

 

だから、家庭の中だけでも、子どもの味方になってあげましょう!

お母さんが子どもの味方になったからといって

わが子がダメな子どもになるということはありません。

 

むしろ、お母さんが味方になってくれていると感じると

家の外でもたくましい子どもになります。

 

OK会話例

子ども「もういや!Aちゃんは自分勝手なんだよ。『いっしょに帰るから待っててね』

    と言うからずっと待っていたのに、ほかの子と帰っちゃったんだよ」

お母さん「あら、そうなの?」(「よい」とも「悪い」とも言わずに、子どもの話に反応する)

子ども「そうなんだよ!『待たせてごめんね』とも言わないし!」

お母さん「へ~、そうなんだ。ずっと待っていたのね」(オウム返し)

子ども「そうなんだよ!」(お母さんが話を聞いてくれる態勢なので、どんどん話を深めていく)

お母さん「まあ、あなたも大変ね」

 

お母さんもいっしょになって、Aちゃんが悪いと言う必要はありません。

子どもの気持ちをわかろうとすることが大切です。

 

NG会話例

子ども「もういや!Aちゃんは自分勝手なんだよ。『いっしょに帰るから待っててね』

    と言うからずっと待っていたのに、ほかの子と帰っちゃったんだよ」

お母さん「まあ、A子ちゃんってひどい子ね。でも、あなたの友達の悪口を言うと

     今度はあなたも悪口を言われるよ」

                (相手の子を悪く言ったり、「あなたも悪い」と言うのは禁句)

子ども「・・・・・」

 

子どもは、お母さんに忠告を言ってほしいわけではありません。

つらかった気持ちをわかってほしかっただけなのです。

 

不満や怒りでぐしゃぐしゃになった気持ちは、

だれかに「わかってもらう」と確実に小さくなります。

 

ぐしゃぐしゃな気持ちは、子どもが持っている重たい荷物のようなものですから

荷物が小さくなれば、自然と身軽に活動を始め、勉強にも向かいやすくなりますよ。

 

 

 

子育てには裏メニューがあります

 

私は、子どもを持つと同時に子育て以外に

もうひとつ(もしくはそれ以上)の

裏課題(裏メニュー)があると感じています。

 

子育てを通して

実の親との関係を見直したり

■自分の中の「怒りの感情」と向き合ったり

まだまだいろんなパターンがありそうです。

 

「子育ての悩み」+「向かい合う価値ある課題」

があるんです。

 

もちろん私もありました~~~

ひとつやふたつじゃなかったわ。

そういえば・・・

時として子育て以上に自分の心の軸をゆさぶる

「裏課題」(裏メニュー)があると聞いて・・・

 

思い当たるふしはないでしょうか???

私は、仕事、両親、家族、お金・・・・

多くの枠を取っ払いました!

あらっ?多いですね(汗

 

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早めに反抗期を脱出…

 

一人の大人として尊重する

 

思春期の子どもは、「言うことは一人前、することは半人前」の状態です。

親への要求だけは、一人前にするけれど

親からの要求はまったく聞き入れないという

わがままで身勝手に思える時期に突入していきます。

 

体も心も不安定なこの時期は、子どもから売られたケンカは買わないようにしましょう。

ケンカをするには足らないといったところでしょうか。

 

よほどのことではない限り、子どもの言うことは

あえて否定をせずに言わせておきます。

 

そして、これだけは言っておきたいことは

「私メッセージ」を使って伝えてくださいね。

 

私メッセージは、「お母さん」を主語にして、お母さんが

感じたことを子どもに伝える言い方です。

 

この言い方をすると、こちらの本当に言いたいことがまっすぐに伝わります!

一方、「あなたは」を主語にした言い方を「あなたメッセージ」と言い

子どもは自分が責められたと感じやすくなってしまうんです。

 

だからね、

思春期のお子さんに伝えたいことがあるときは

「お母さんは〇〇と思うけどね」と

お母さんが思っている気持ちをそのままに伝えます。

 

「お願いだから、そろそろお風呂に入ってほしいな」

とお願い口調を使ってやりとりするのもいいですよ。

 

それは親が子どもに気をつかうとか、

子どもの言いなりになるということではありません。

一人の人格がある大人として子どもと接していくことが大切です。

 

例えば、あなたが夫の両親と同居をしているとしまししょう。

その家には、成人した未婚の義理の弟が同居しています。

思春期の子どもは、この義理の弟のようなものですよ。

 

頭ごなしに怒って、自分の考えを言ってばかりで

お客さんのようになんでも好き勝手にさせてしまうと

こちらがばかりが我慢することになってしまいます。

 

成人した義理の弟であれば

「今日は夕飯を食べますか? 食べないとわかっているなら教えてほしいわ」

と理性的に言うことで関係を良好に保てます。

 

親だからといって、子どもに遠慮なく、頭ごなしに

言いたいことを言っては、あっという間にお互いの関係が壊れてしまいます…

 

子どもだからといって、遠慮なく言いたいことを

すべて言っても許されるわけではないんですよ。

 

ごく普通に、一人の大人として子どもを尊重して、

気を配り付き合っていくのがいきましょう。

 

しっかりと反抗をさせる

 

親にとって試練の時期のはじまりである思春期を

少しでも早く、こじらせずに通過する方法はないのでしょうか?

 

実は、ちょっとしたコツがありますよ!

それは、

「親の言うことを聞きなさい」

「自分のことは自分でやりなさい」

とあえて言わずに、しっかりと反抗をさせておくということです。

 

親に反抗をしながら、その親を乗り越えるのが思春期ですから

親がその反抗を悪いことと思い、やめさせようとすると

結果的に子どもは反抗ができなくなってしまいます。

 

だからね、少々、生意気なことも

「あら、そうなの」と言わせておくほうが

一日でも早くこの時期を脱出できる可能性が高いのです。

 

 

反抗が起こるのはなぜ?

 

なぜ子どもは反抗するのでしょうか。

思春期における反抗は、子どもの体と心が急激に

変化することによって起こります。

 

「身体面」はしだいに親よりも大きくなっていくけれど、

心はまだまだ半人前の状態です。

 

知識も経験も少ない大人といったところでしょうか。

体と心がアンバランスな状態にあるため、

自分でも自分の感情がうまく取り扱えないという困った状態にあります。

 

「精神面」では、これまであれば、親や先生の言うことは

全て正しいと疑わなかったけれど

「あれ?その言い方はおかしくない?」

「子どもだからといって、何を言ってもいいの?」

と客観的に大人を見ることができるようになります。

 

そのため、これまでは

「お母さんに怒られるから」という理由で親に疑問を

もたずにいた子どもが、これからは親への「見直し」を始めます。

 

わが子が「その言い方・やり方は。本当にいいの?」

と「イエローカード」を突きつけてくるわけです。

 

そのため、家庭内に動きが遅い大型台風が上陸したがごとく

「子どもが悪い」「親がうざい」というバトルに

少しずつ突入することになります。

 

この時期の子どもは「自分は何者なのか」

と自分自身を見つめ、客観的に自分を評価するようになります。

 

幼いころに「将来、Jリーグのサッカー選手になりたい」

と思っていた子どもも、このころになると

相対的に見て自分の実力がどの程度なのかがわかるようになるんですね。

 

さらに、他者から見て自分は、どんな人間なのかを気にするようにも

なるので、必要以上に髪型や服装を気にしたり、自分の欠点・短所にも敏感になります。

 

親としたら、やるべきころをしないで自分の好きなことに

夢中になっている姿をもどかしく思ったり、

人の目を気にしてる姿に「もっと自信をもってほしい」

とはがゆい気持ちになったりすることでしょう。

 

お母さんがイライラする1つの理由

 

よく、

「あのお母さん怒りすぎ!」

「あなたが怒りすぎるのが悪い」

って言いますよね。

 

子どもが思春期、反抗期になると怒る時間が増えると思います。

 

●人は、ゆっくりと眠る

●落ち着いてご飯を食べる

●のんびりとお風呂に入る

 

このあんまりお金はかからないけれど

リラックスできる時間があるから

ストレスからリセットさせたり、回避させたりします。

 

でもね、

子どもが小さいとそれが全て、できなくなります。

だから、イライラするのです。普通です。

 

そこで、あまりにも怒りすぎたときは、

「ゴメン、ママが言いすぎたね」と謝りましょう。

 

それで、子どもは、世の中に

謝るm(__)m

という行為があると知ります。

 

人生でとっても大切なことを身をもって教えられます(汗)

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思春期の子どもには…

 

タイミングよく「具体的な行動」を伝えましょう

 

お母さんが思春期の子どもにガミガミ言いたいときは

実はお母さんがとても困っているときでもあります。

 

何回言っても、子どもにわかってもらえず困ってしまい

ついつい大きな声を出してしまうのです。

 

そんなときは、お母さんが何をしてほしいのかを

具体的に伝えていきましょう!

 

家庭では、お母さんは困っているけど、子どもはちっとも

困っていないことがたくさんあります。

 

親子のあいだに温度差があるんですよね。

 

そんなときは、子どもにしてほしい具体的な行動をタイミングよく伝えます。

「いま、自分の部屋に行くのなら、洗濯物を持っていってね」

「部屋に行く前に、給食のおはしを出しておいてね」

と、このように言います。

 

コツは、子どもが何かに集中しているときではなく、

つぎの行動に移るときなどのタイミングを見計らって声をかけることです。

 

子どもは、ほかのことに気持ちが集中しているときは、親の話が心に残りません。

「いますぐにやりなさい!」と言われて、自分の作業を中断させられることをイヤがります。

 

だからといって親が何も言わないままだと、いつまでたっても

やらないままで終わります。

そのことが子どもにとって必要感がないからなんですよね。

 

子どもには必要感がないけれど、お母さんには必要感があるときは

子どもがやらないことを責めるよりも、タイミングよく具体的な行動を伝えましょう!

 

それでね、子どもは大人のうそやいい加減さを小さいことでも大きくとらえます。

親ができていないことを子どもに要求すれば、それだけでも子どもは反発したくなります。

 

子どもが悪い行動をしているときは、その行為そのものを

注意するという方法があります。

例えは、

「物を投げることがダメなの」

「朝食を食べないのがダメなのよ」

と言う言い方です。

 

「あなたはすぐに物を投げる!」

「あなたは起きるのが遅いから、朝食抜きになるのよ!」

と「あなた」を主語にした言い方は、子どもの立場からすると

自分を責められたと感じやすく、親が本当に言いたいことがまっすぐに伝わりません。

 

お母さんが本当に子どもに伝えたいことは、

物を投げることはよくない、または朝食抜きで出かけると元気が出ない

ということなのですから、そのことを伝えていきましょう。

 

まずは、子どもよりも先に親が自分の態度を改めることが大切です。

もちろん、全部ができなくても心がけようとする態度は必要ですよ。

 

第一反抗期と第二次反抗期の関係

 

第一次反抗期が目立たなかった子どもでも、その後の

親の対応がよかった場合は、第二次反抗期に突入しても

あまり反抗をしないこともあります。

 

反抗が全くないわけではありませんが、親が子どもの反抗を

じゅうぶんに受け入れて対応すると、激しい反抗にはなりません。

反抗期をあまりこじらせないのです。

 

第二次反抗期もさほど親の手を焼くことなく通過していきます。

 

でね、たとえ同性の女の子であっても、お母さんが自分自身で経験した反抗と

わが子の反抗は、全く同じ様子とはいえないのですよ。

十人十色です。そして、反抗の度合いもさまざまです。

 

じゃあ、反抗の度合いによってどんな違いがあるのでしょうか?

私の経験の範囲では、二~三歳の第一次反抗期が目立たなかった子どもは

そのぶん思春期に二倍返し、三倍返しに反抗する場合があります。

 

エネルギーは外と内に向けられます。

外に向けられたものが、親や学校に向けた反抗的な態度となって現れます。

一方、内に向けられたものが不登校や行き渋りとなって現れます。

 

「ココロ貯金箱」の観点では、幼いころから「ココロ貯金箱」があまり貯まっておらず、

「ちょっと見直してください」

「よく考えたら不満です」

「このままでは自分に自信がある大人になれません」

という心の状態にある場合、反抗という手段を使って訴えてくるんですよ。

 

わたしは、子どもへのかかわりは、幼いころのほうが子どもの変化が

早く現れると感じています。例えば、家を作る時には、基礎工事をした上に

家を建てなくては、いくら鉄骨の家を建てたからといってすぐに傾くのが目に見えています。

 

でもね、子育てに遅すぎることはないのです。

書店には「子育ては三歳までが大切」

「十歳までには子育ては決まる」

という本が並んでいます。

 

子どもが思春期になってからでは、手遅れだとしたら

小学校の高学年の先生や、中学校の先生は、すでに手遅れの子どもばかりを

相手していることになります。

 

いくらがんばっても子どもは変わらず、無駄なことをすることになってしいます。

大人が自分を変えたいと思い、コーチングやカウンセリングを受けても

なにも変わらないということになってしまいます。

 

そんなことはありません!

過去の子育てを悔やむよりも、いまできる一番いいと思うことを

やっていきましょう。

親子関係は、人間関係の一つのかたちです。

人間関係は、こちらのかかわり方が変われば、必然的に相手の反応も変わっていきます。

 

むしろ、何も変わらないものが難しいのです。

気がついたときが吉日です。

 

 

小さい時に「小さい失敗」をする経験が大切

 

子どもをもつと、親心から

早めに子どもの失敗を回避させたいと思うようになります。

 

友達にやさしくしなさい

忘れ物に気をつけなさい

うるさくしていけません

 

どれも大切なことですが、私は、子どもが小さいときに

小さい失敗はさせた方がいいと思っています。

 

子どもが石につまづかないように

ママがキレイに道を掃いてしまうと

子どもは、ケガをする経験をしないまま大きくなります。

 

でも、

石を避けて通る力

つまずいて転けても、手をつくこと

痛い時に、誰かにSOSを言うこと

 

こんなことは、とっても大切な能力です。

石をママが避けてばかりでは身に付きません。

小さい頃に、小さい失敗をたくさんする

 

そして、

転け方、避け方、謝り方も学んだ方がいいのです。

大きい失敗になった時、困るよりはずっと大切。

 

親がフォローできる間にやっておきましょう。

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やる気のあるお子さ…

 

お母さんのココロ貯金を貯める

 

子どものやる気と自信を引き出すためには

子どもをほめたり、認めたりしてココロ貯金を貯めることが大切です。

 

それがわかると、多くのお母さんは、自分自身のココロ貯金の残高は

どうなんだろう・・・と考え始めるのではないでしょうか。

 

「私は両親からほめられたことがない」

「ガミガミ・クドクドと言われ続けてきた」

「自分に自信がもてないから、すぐに子どもを怒ってしまう」

と自分自身がされた子育てを振り返ることでしょう。

 

子どもは未完成な存在で、日々失敗や間違いをしながら成長していきます。

子どもを産むまでは、自分の努力しだいで決まる成功経験を積んできた

お母さんも失敗や間違いが多い子どもと過ごす時間が長くなると

しだいに自分自身も自信がもちにくい精神状態になりやすくなります。

 

さらに、多くのお母さんは子どもを一人か二人しか育てておらず

男女のちがいも含めると、

慣れたという実感がもてないまま子育てをしているのでは、と思います。

そのため、いつまでたっても子育てに自信がないと感じているのはないでしょうか?

 

逆に、「私の子育ては大成功だ!」と思う方がいたとしても

それは、それで疑問が残ります。

子育ては、短期間で結果や成果がわかるものではないからです。

結果が見えないことに毎日膨大なエネルギーを費やすのが子育てなのです。

 

子育て中のお母さんは、一般的に自己肯定感が低くなりやすいと思われます。

では、どうやったらお母さんの自己肯定感が高まるのでしょうか。

 

この世の中に欠点・短所がない人はひとりもいません。

どれほどエラいと思われる人にも必ず欠点・短所があります。

 

そのため「欠点・短所がなくなったら、自分は百点満点になるのに・・・」

と思っていたら、一生百点満点にはなりませんよ。

 

だからね、どうか欠点・短所があるそのままの

自分に百点満点をあげてほしいと思います!

 

「自分を変えられない」と思うのは、

いまの自分を否定していることから始まります。

 

まずはここで一度「いまのままの自分でOK」

「欠点・短所があって当たり前」と思ってください^^

 

そう思えると、自己肯定感が高まり、やる気と自信がわいてきます。

自分の心を安定させながら、子どもにどんどんココロ貯金をしてみてください。

 

そのほうが無理なく自然に子どものココロ貯金が貯めれますよ!

 

 

 
ストレスが軽減できる子育ての仕方

 

私は、援助職という職業柄、最大の課題は

「自分のメンタル安定維持」なんですね。

 

たとえば、自分が落ち込んで立ち直れない状況だったら、

同じように「落ち込んで立ち直れないママ」の相談を聴くことができませんからね。

 

メンタル管理は、必須なんです。

さて、今日はストレスが軽減するものの考え方ですよ。

 

私たちには、「できること」と「できないこと」があります。

「できないこと」をしようと思うと、すごくストレスになります。

だって、そもそも「できないこと」だから、頑張ってもできないわけね。

 

 

それを頑張ろうとすればするほど、ツラくなるわけ。

一方、「できること」もあるはず。

 

困ったとき、立ち往生する時には、「できないこと」をやろうとしています。

そんな時には、「自分ができることは何があるだろうか?」と考えます。

そして、その「自分ができること」を1個でも具体的にやってみます。

 

でね、人間は、一方が変わると、もう一方は何らかの変化をさせるのね。

逆にまったく変わらない方が難しい。

 

たとえば・・・

 

子どもがお母さんのいうことを全く聞かないとします。

私たちは、自分のことですら変えることは難しいのに、

自分以外の人(子ども)を変えることはもっと難しいわけね。

 

まあ普通は、「いうことを聞きなさい!」と言います。

それは、思いっきり「子どもだけ」を変えようとしているのね。

 

そうじゃなくてね、「自分ができることは何があるだろうか?」と考える。

上の子の話を意識的に「ふんふん、へ~、そうなんだ、それで?」と聴き役に徹してみる。

これは、やろうと思えば「できること」

 

もちろん、余裕がなくてできないこともいっぱいあるはず。

そんな時には、「どんな時だったら上の子の話が聴きやすいだろか?」と考える。

 

夜寝かしつけの時?
習い事の送り迎えの時?
お風呂中?

 

えええ?

「その時間確保も難しいよ」って?

としたら、生活スタイルそのものを見直す時期なのね。

 

子育てだけはやっておかないとそのうちツケがくるんです。

産んだら育てるところまでやる必要があります。

 

でね、子どもの話を聴くことは「メンタル安定の大チャンス」です。
まずは、その時間を大事にするんです。

 

毎日忙しくて余裕がないって?

家事の手抜きは、あとで取り返すことができますが、子育ての手抜きは取り返しは厳禁です。

 

そのうちに、もーっと、手をかけられることになります。

さて、あなたが子どもに「できること」は何がありますか?

 

 

子育て中は、自分のダメさ加減が嫌になります。

 

子育て中って、ママのメンタルヘルスが悪化しやすいと思います。

 

自分のことに時間もお金もエネルギーもかけられず

毎日リセットがきないのですから、

心も体もヘトヘトになって当たりまえ。

ということは、自分の欠点・短所が露出します。

 

独身までは、こんなに怒ったことがなかったのに・・・

というくらいに一気におこりんぼママになったり

 

すぐに自分を責めたり

すぐに誰かを責めたり、しちゃいます。

 

おそらく、自己肯定感は人生の中で

かなり低空飛行だと思うのです。

 

そうなると!

 

そこ、なんとかしないと子どもに影響しますよねと言わんばかりに

あれこれと自分自身が気になるようになります。

 

思春期の子どもは、親のことを客観的に見る力が生まれます。

そのため、親が自分でも気が付いていない欠点や

わかっているけれど直すことができない短所を

ズバリと指摘してきます。

 

お母さんの心の中にある「これだけは言われたくない」

という地雷も、瞬時にそれを探し出し、はずすことなく

見事に踏んでいきます。

 

子育てをしているつもりが「自分の見たくない部分」と

向き合わざるを得なくなるわけです。

そのあたりが、親としてつらいですよね・・・

 

思春期の子育ては、アップデートをする必要があるのでしょう。

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あなたのお子さんは…

反抗期の4つのタイプ

 

わたしは、お母さんから子育ての相談を受ける時

最初の五分ほどで

「このお子さんは、どんなタイプの子どもだろうか」

という見立てを立てます。

 

そして、そのタイプに合わせたアプローチ方法をお伝えします。

すると、たった一回、お母さんにアドバイスをするだけで、

子どもがみるみる変わることがよくあります!

 

見立ての目安は二つです。

①エネルギーがあふれる子ども(暴走型)なのか?

 おとなしいタイプの子ども(無気力型)なのか?

②口達者なタイプなのか?

 口べたなタイプなのか?

 

なんで、この分け方をするかというとね

子どもは、もともと持っているエネルギーの量によって

反抗の表し方に違いがあるからです。

 

一見すると、親を困らせているように見える

「うるせえ」「ババア」などの攻撃的な言動で

反抗をするのは、その子どもにエネルギーが

たくさんあるためにそのような犯行をすると考えられます。

 

一方、おとなしいタイプの子どもは

だらだらとやる気がないような無気力な態度として表します。

 

「口達者タイプ」か「口べたタイプ」かという分類は、

子どもがもっている「話しをする力」を目安にして分けています。

 

他にも分け方はあるのですが、「話をする力」は

見た目にわかりやすいので、お母さんにもやりやすい分け方ですよ。

暴走型のアプローチ方法

 

タイプ1《暴走+口達者タイプ》

・エネルギーがあふれて元気いっぱい

・自分の感情(喜怒哀楽)を表に出す

・上から目線で言われると激しく反発する

(自分が攻撃されたと感じたるため)

・いい訳、文句、へりくつが多い

・物を壊す、家を飛び出す、万引き、喫煙など反社会的な行動をしやすい

 

 

《暴走+口達者タイプ》の子どもは、

一見すると対応するのが大変そう・・・

と感じますが、対応の仕方がわかると、

実は扱いやすいという特徴がありますよ!

 

アプローチ①高圧的な言い方をせず、私メッセージで伝える

OK対応「お母さんは、そろそろゲームをやめたほうがいいと思うよ」

NG対応「あんたゲームばかりやっているんじゃない!ゲームを捨てるからね!」

 

アプローチ②愛情を言葉で伝える

OK対応「さすがだね」「助かるわ」「たいしたものね」

NG対応「ちょっと図に乗ってない?」「それくらいできて当たり前でしょ」

 

アプローチ③子どもの話をよく聞く

OK対応「ほ~」「なるほどね」とあいづちを入れながら傾聴する。

NG対応 子どもの話にあいづちを打たずに無視をする。

 

タイプ2《暴走+口ベタタイプ》

・エネルギーがあふれて元気いっぱい

・自分の言いたいことをうまく言えないため、先に手や足が出やすい

・誤解を受けやすい

・物を壊す、家を飛び出す、万引き、喫煙など反社会的な行動をしやすい。

 

《暴走+口ベタタイプ》の子どもは、

自分の気持ちをうまく言葉に表現できないので

「別に」「関係ない」などのそっけない表現をします。

でも、有効なアプローチ方法はありますよ。

 

アプローチ①子どもの気持ちをていねいに聞く

OK対応「そうか・・・」と、あいづちを打つ

NG対応「いつもあなたは、『別に』ばかりね」とダメ出しをする

 

アプローチ②わかりやすい言葉で、するべきことを具体的に伝える

OK対応「夕飯までにドリルの宿題だけでもやっておくと、あとが楽よ」

NG対応 子どもに任せておきながら、宿題ができていないと怒る

 

アプローチ③聞きやすい言葉で、子どもに近づいて伝える

OK対応(子どもに近づいて)「そろそろ六時三十分だよ。時間大丈夫?」

NG対応(遠くのほうから)「起きなさ~い!何時だと思っているの?」

 

アプローチ④愛情を行動で伝える

OK対応 おいしい食事を作っていっしょに食べる。

    いっしょに遊ぶ。マッサージをする

NG対応 「もう大きいから」といって、かかわりをもとうとしない

 

 

無気力タイプのアプローチ方法

 

タイプ3《無気力+口達者タイプ》

・親が何を言っても、適当にへりくつ、いい訳、文句を並べる

・マイペース

・口先ばかりで行動が伴わない

 

《無気力+口達者タイプ》の子どもは、4つのタイプの中で一番やっかいです。

親の言うことに対して「はい」「わかった」と言わなくても

親の話を聞いています。

ひざを交えてお説教をするのではなく

こちらの気持ちだけを伝えておくといいですよ。

 

アプローチ①私メッセージで伝える

OK対応「お母さんは〇〇だと思うよ」

NG対応「どうせ、この子はダメな子だ」と思い、何も言わない

 

アプローチ②できていないことを認める

OK対応「さすがだね」「助かるわ」「たいしたものよ」

NG対応 できていることについては当たり前と思って認めず、

                   悪いところを隙なく指摘する

 

アプローチ③味方になって話をよく聞く

OK対応「なるほどね」「うんうん」「へ~」と、あいづつを打ちながら

    全面的に子どもの味方になって聞く

NG対応 「お前は、どうしようもないやつだ!」と否定して怒る

 

タイプ4《無気力+口ベタタイプ》

・激しい反抗的態度をとりにくい

・だらしがない、やる気がないように見える

・だらだらと自分のペースで何も考えずに行動する

・不平不満が多い

・「わかっているはず」と思っても、何もわかっていない

 

《無気力+口ベタタイプ》の子どもは、

できていないことを叱ると、叱れば叱るほど自信を失い

より無気力に、より口数が少なくなります。

そのため、絶えず寄り添って、

愛情が伝わるアプローチをする必要があります。

 

アプローチ①具体的にわかりやすい言葉を使って用件を伝える

OK対応「明日はゴミの日だから、捨てるものはこの袋に入れておいてね」

NG対応「ちゃんとしなさい!」などあいまいな言い方をする

 

アプローチ②忘れそうなことは、メモを渡すなど忘れない工夫をする

OK対応「明日の面談は三時からだよ。紙に書いたから渡すね」

NG対応「遅刻しないでよ」「しっかりしてよ」など、抽象的に指示をする。

 

ぜひ、試してみてくださいね。子どもがみるみる変わってきますよ。

 

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【育児に忙しいママ…

 

 

形から入ってもいいのです♪

 

ココロとカラダは、連携プレーが得意です。

 

 

ココロから笑顔のママになれれば、それが一番いいのですが

子どもが思春期だとそうも

言っておれない時が多いことでしょう。

 

イライラしても、普通です♪

そんな時は、ココロを変えようと思ってはいけません。

 

片づけが出来ていない部屋に掃除機をかける時なんか

とても優しいキモチにはなれません。

 

また、、そんな自分を責めてもいけません。

責めれば責めるだけ、自分のエネルギーが枯れてしまいます。

 

さきほど、ココロとカラダは、

連携プレーが得意と言いましたよね。

だから

 

ココロは変えないで

口元だけ、3ミリ上に上げます。

 

口角のすぐ上には幸せを感じるツボがあります!

つまり、口角を3ミリでもあげておくと

勝手に幸せな気分に変わってしまいます。

 

シアワセスイッチが勝手に入るのです★

ココロが伴っていなくても形から入ればやがては、

ココロが影響されていきほっこり幸せな気分になるのです。

 

科学的にも証明されています。

脳って、案外だまされやすいのですわ。

 

口角が上がると「この人、今たのしいのね」

と勘違いしてしまいそこから、本当に幸せな気分に変わっていきます。

 

やる気と自信がある子どもに育てる方法

 

子どもは、ほめて育てたい!とは思っていても、

気がついたら今日も怒ってばかりだった・・・

ということはないでしょうか?

 

 

 

わたしは、その答えをコーチングの中にみつけました!

ほめるというのは、「成果」があった時に、それを認めることです。

 

 

 

でもね、家庭の中では、そんなに子どもの

「成果」が上がることは少ないのです(汗

 

 

 

だから、家庭内では、どうしても

ほめることよりも怒ることが増えてしまうのです。

 

コーチングでは、ほめることだけではなく

それを「承認」というやり方で認めていきます。

 

「承認」というのは、「ほめる」も含めて

相手の存在そのものを認めることなのです。

相手に感心を寄せていると伝えることなのです。

 

たとえば、名前を呼ぶ

これも立派な承認なのです。

ただ、「おはよう~~」

とあいさつするだけではなく

たとえば、

「りょうちゃん、おはよう!」と呼ぶのです。

ひとは、自分の名前を呼ばれると、それだけで

自分に感心をもってもらっていると感じます。

 

また、きょうだいが何人かいるときも、このあいさつは

「ジブン」へのあいさつとよくわかります。

 

ちなみに私がいつも行く美容院では

東さん、こんにちは!」

東さん、ありがとうございます」

と何回も名前を呼んでくれます。

 

※ちなみにこの美容院、本当にすぐ隣にもう1件美容院が出来たのです。

わたしもはじめはびっくりだったのですが・・・

でもね、全然お客さんが減ってないんですよ~♪

 

わたしがコーチングを学んだ中で

もっともよかったのが、この「承認」がわかったことです。

これならば、家庭内でもどんどん使えますよ!

 

きょうだいが何人かいて、一人だけに

ほめ言葉を言いにくいときは

「名前+あいさつ」から始めてみましょう!

 

 

 

 

子どもは、大きくなったり小さくなったりします

 

子どもはね、自分に都合がいいように

大きくなったり、小さくなったりします。

 

≪小さくなる時≫

・親に甘えたい時

・妹・弟にママ時間を奪われている時

・疲れている時

・眠い時

 

こんな時には、無意識に精神年齢を下げて

親にココロ貯金を貯めてもらおうとたくらんでいます。

 

ということは、こんな時には、子どもを怒っても何も変わらないんです。

それよりも、ママの愛情を効果的に言葉と行動で伝えます。

 

急がば回れです。じわじわと効果が出てきますから

お子さんの様子を観察しておいてくださいね。

 

≪大きくなる時≫

・お年玉をもらう時

・生意気なことを言いたい時

・自分がしたいことを主張する時

 

特に思春期の子どもは一日の中でも

「大きくなったり、小さくなったり」します。

 

さっきまで甘えていたと思ったら、

急に「うるさいな~」と文句を言います。

 

 

思春期の子どもの場合、実年齢よりプラスに二歳くらい

生意気なことを言えば、マイナス二歳くらい甘えることもあるんです。

 

 

 

また、精神的なムラが起きやすく、一日の中でも

気分が上がったり下がったりします。

 

まるで、家の中に大きなジェットコースターを

設置しているようなものです。

 

ジェットコースターは下には落ちてきませんが

その真下でゆっくり、お茶を飲む気持ちにはなれませんよね。

 

また、子どもはすべての人に同じ調子で反抗する

わけではないんですよね。

自分が反抗しやすいと思う人に矢を向けることが多いのです。

 

その役目をお母さんが担っている場合は

子どものそばにいる時間が長いだけに

たまったものではありません!

 

子どもは、お母さんはなんでも許してくれる人、不死身な人と

思っているところがあります。

お母さんは、子どもにとって「サンドバック状態」ですから

当然、お母さんの心は傷んできます。

 

お母さんばかりに反抗するのは

母親がダメな人だからではありませんよ。

じぶんの気持ちを一番にわかってほしいと

思っているからです。

 

「もっと自分をわかってほしい!」

「認めてほしい!」

という気持ちの裏返しとして、反抗的な態度をとるのです。

親としては、なんともやりきれない状態ですが、

その子どもの気持ちをうまく受けとめたいところです。

 

そのためにも、子どもが≪小さくなった時≫には、

小さい子どものように接してあげるといいんです。

 

「もう、●歳だよ、いい加減にしなさい!」

と言ってもいい加減にはしてくれません。

 

 

たとえば、小3の子どもが「ママだっこ~」と言う時には、

実年齢が小3だとしても、心のレベルは小1です。

 

だから、小1と思って抱っこしてあげた方が、

この時期を早く脱出します。

 

これをね、ママがブツブツ言いながら抱っこすると、

労多くして実が少なくなります。

 

だって、この子どもが欲しいのはママの愛情なんですね。

ブツブツでは愛情が伝わりません。

 

そんな時には、

「大事な子だから抱っこしてあ~げ~よ~」

って言いながら抱っこしてあげてくださいね。

 

そうすると、労を使いながら、ココロ貯金を貯めることができます。

 

でね、、、

ココロ貯金が貯まると、子どものメンタルが整いますから、

不必要にママに抱っこと言わなくなりますよ。

 

 

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反抗の度合いが違う…

 

反抗の度合いが違うのはなぜ?

 

子どもの反抗は、生意気な言い方をする程度の反抗から

物を壊す、暴力をふるうなど、程度の差があります。

 

どれも自我の目覚めと、人間関係を客観的に

とらえながら学んでいることから生じます。

では、なんで程度の差が生まれるでしょうか?

 

反抗期には、

「普通の反抗」と「度を越した反抗」の二種類があります。

 

「普通の反抗」(いわゆる反抗期)とは、

生意気な口答えを言う程度で、

子どもの成長過程において生じるものです。

 

甘えと自立をくり返して親の愛情を確認しようとするんです。

このとき、子どもの言動に目くじらを立てず、

あえて反抗をさせておくくらいが望ましいですよ。

 

じゅうぶんに反抗をすれば、次第に落ち着いてきます。

親子関係を大きくこじらせることなく、

この時期を無事に通過できたら、

将来、親の目が届かなくなっても堂々と自立した大人になるので

親も心から安心して見守ることができます。

かたや「度を超した反抗」とは、物を壊す、暴力をふるう、

家を飛び出す、部屋に引きこもるなど、かなり手をやく反抗です。

 

その多くは、親の愛情を感じられなかった反動で起こす「問題行動」です。

 

親からのガミガミ・クドクド・ネチネチが

多いために親の愛情が伝わらなかったときや

放任されすぎて愛情が伝わらなかったとき、

あまりにも厳しすぎて愛情が感じられなかったときに

起こってしまうんですよ。

 

本来なら、親の愛情を感じることで心の軸を少しずつ

固めながら落ち着いていくはずなのに

「自分はこれでいいのか?」と不安定で自信がないまま

生きていくことになります。

 

人生は、思春期以降のほうが、ずっと長いのです。

 

いつまでもわが子が不安定で、生きにくさを

感じてしまうのを避けるために、親は対応する必要があります。

 

まずは、子どもの話を全面的に味方になって聞いたり

子どものちょっとした変化を言葉で伝えたりして

ココロ貯金を貯めることを取り組んでみてくださいね。

 

遠回りのようで一番近道ですよ!

 

反抗とは、波にたとえると荒く波立った状態です。

子どもから荒立った波を投げつけられると

当然、親の波紋も波立ちますよね…

平常心ではいられないのが本音でしょう…

 

親もつらい立場にありましたが、台風のような

さらに厳しい荒波を浴びせ返すわけでもなく

子どもを無視して波紋をよけるわけでもなく

淡々と、子どもの反抗につき合ってみてください。

 

子どものココロを変えようと思うと挫折します。

なぜなら、ココロは、コロコロ変わるからココロと言います。

それよりも、ずっと少ないエネルギーで

変えられるのがジブンのコトバです。

 

最初だけ清水の舞台から飛び降りてください‼

最初が一番勇気が必要です。

一方、ヒトはだんだんと慣れてくる生き物であることも真実です。

ちなみに、私はわが子の欠点を知っています(^-^)/

でも、絶対にそれを本人には言いません。

なぜって、親に言われると

子どものココロに刷り込まれてしまい、確定してしまうからです。

私は今でも、子どもに十分なことが出来ていませんが

悪い刷り込みだけは避けています。

子どものことを一番よく知っている親が

言うコトバは説得あり過ぎです。

子育ても第四コーナーにさしかかり、

自立というゴールに向けて、正念場にさしかかっていきます。

 

 

お母さんは自信が持てなくて普通です

 

子どもをもつと、どの人も感じることは

子どもよりも自分のメンタルヘルスが大事だということ。

 

つまり、自分のエネルギーが低下していると

子どもにエネルギーのおすそ分けができないからです。

 

でもね。

お母さんってオシゴトは、365日24時間営業です。

しかも、子育ては結果がすぐにわからないことを

毎日膨大なエネルギーを費やしてやっていくことです。

 

だから、お母さんの自信なんでどんどん下降線です。

しかも、子どもって未完成な生き物ですから

いつも子どもといっしょにいると

自分まで自信を感じにくくなってきます・・・

 

ちなみにその打開策として私は、お母さんに

運気アップヒーリングを行っております。

それくらいお母さんのエネルギーUPは必要です。

 

それ以外の方法としては、

まずは自分で自分のことをほめてあげてください♡

子どもは母を不死身だと思い

夫は、嫁を不死身だと思っている節があります。

子育ては、やって当たり前と思われるものなので

あとは図々しく自分ホメしていきましょう。

 

「私って、すご~い!」てね。

ココロの中で思うことに罪はありません。

図々しい善人をめざしましょう!

 

 

イヤなことをイヤだと言えるコドモにする方法

 

お子さんが幼稚園・学校で

イヤなことはイヤだと言えるコドモにしたいと思いませんか?

 

集団の前でも、しっかりと話ができたり

イヤなことをイヤといえるためには・・・・

 

家庭でママに、しっかりと話を聴いてもらい

自信があるコドモにしておくことが大切です。

 

だって、「集団の前」や「イヤという」ことって

かなり普段の会話よりもハードルが高いのです

 

その普段の会話ができていないとまず、次のステップには行きにくい。

いくらあなたが

「しっかりしなさい!」

「強くなりなさい!」言ったとしても

 

コドモは「しっかり」も「強く」もなりません。

ママから「プラスのふれあい」をたくさんしてもらい

自信があるコドモにしておくと放っておいても、

友達や集団のとコミュニケーションが取れるようになりますよ。

 

●「ふ~ん」

●「へ~」

●「ほ~」

●「それで?」

この4つを繰り返して、ただただ聴いてみてくださいね。

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子育ての反省は、1…

 

子育ての反省は、1秒だけ

 

昔から、「お母さんは子どもを愛することができる」という神話があります。

もちろんね、

 

子どもは可愛い。

でもね、子どもによっては親に立てついて、

反抗して、暴言を吐いて、困らせる子もいるんです。

 

するとね・・・・

お母さんもだんだん子どもを可愛いと感じなくなるんです。

(そんなお母さんはおかしいというご批判は受付していません)

 

お母さんも人間です。

だから、「感情」ってものがあります。

 

「お母さーーん、だーーい好き♡」と言われるとその子は可愛いと思います。

一方「お母さん、キライ!あっち行ってよ!!!」

と言われるとムカムカします。

 

でね、多くのお母さんは「いい人」

だから、子どもにムカムカした自分を責めるんです。

 

日本人は昔から、悪いことをした時には、

「反省しなさい」と言われて育っています。

 

「反省文」なんてものを学校で書かすこともありますし。

だから、「反省癖」があるんです。

 

ただね、「反省は1秒だけ」でいいんです。

いっぱい自分を責めると、自分のメンタルが弱くなります。

 

そして、お母さんのメンタルが弱くなると、

元気いっぱいの子どもに振り回されるこことになります。

 

それでは、無事子育てが出来ません。

 

反省は1秒だけでいいんです。

お母さんはメンタルを弱くしている暇はないんですね。

 

 

 

正しさは、時として子どもを傷つける

 

お母さんが子どもを怒る理由のほとんどは正当な理由です。

「いま勉強をしないと、あとで困るよ、どんどんみんなと差ができるよ」

「部屋を片付けなさい。こんなことではだらしない大人になってしまうよ」

 

このような言葉のなかには

「子どものことを思って言っている」という気持ちが見え隠れします。

 

大人は、いままでの経験からおおよその予想をして

このような発言をするのですが・・・

 

親にいくら怒られたからといっても

子どもは経験が少ないために

親の言っていることが実感できず、よくわからないのですよね。

 

子どもは

「いまがよければそれでいい。自分は困っていない!」

と感じることが多いので、

親子で温度差が生じるところです。

 

こんなときは、

私メッセージ」+「理由」で伝えてみてくださいね。

「お母さんは、早めにお風呂に入ってほしいんだよね。

 あとに入る人が遅くなってしまうから」

「お母さんは、そろそろゲームをやめたほうがいいと思うんだよね。

 目が疲れると視力が下がるからね」

 

このように、お母さんがなぜ困っているのか、

理由もいっしょに話をします。

すると、本当に何が言いたいのかが、まっすぐに子どもに伝わります。

 

お母さんが正しいと思って言うことは

時として子どもの心を傷つけます。

 

とくに思春期・反抗期の子どもは、かなり理不尽な態度をとりがちです。

「いくらなんでも・・・」

「あまりにも・・・」

「言わずにおれない・・・」

 

そんな声が聞こえてきそうです。

でもここで正しさを訴えても、子どもには響きません。

むしろ親子関係が悪化してしまいます。

 

いくらお母さんであっても、子どもの心を傷つけることは罪です。

 

どうしてもそれがやめられないという場合は

お母さん自信の心が不安定になっている可能性があります。

 

実は、お母さんの心が安定していないと、

子育てはうまくできないのですよ。

 

24時間、365日、休みなく続くのがお母さん業ですから

適当に取り繕うことができず、自分の悪い言い方や

悪いものの考え方を子育てにもダイレクトに影響させてしまいます。

 

私は、過去に一万件以上の子育て相談を受けていますが

実は、このあたりがお母さんの心を最も締めつけていると感じています。

 

子どもをほめて、認めたいと思うけど、つい投げやりな言い方や

罵倒するような言い方をしてしまうのです。

 

子育ては、子どもを育てながら同時に、

自分の欠点や短所に向かい合う作業ともいえます。

自分のことで精いっぱいになると、

膨大なエネルギーを必要とする子育てには向かえません。

 

私は、子育て相談の一方で、セラピストとしてお母さんが

不都合と感じている気持ちをいやすインナーチャイルドセラピーや

運気アップヒーリングを行っていますよ。

 

ぜひ、この機会にお母さん自身の心を見つめ直してみてくださいね。

 

 

ママが一番ツライのです。

 

多くのママは、一生懸命に何が一番の悩みかを考えられます。

兄弟げんか!

文句が多い!

自分勝手!

宿題をしない!

幼稚園を行き渋る!

 

でもね、ここでも多くのママがおっしゃることに

一番困っていることは、ジブンのこと、と言われます。

 

頭では、子どもにするべきことがわかっているけれど、

それができないジブンがいる。

 

「わかる」と「できる」は違う。

そんな自分に嫌気がさす。

 

無力感でいっぱいになる。

自信がもてない。

 

つまり、子育ての悩みは、母自身の悩みとも言えるのですね。

 

子どもをもつと、時間の余裕がなくなります。

体力の余裕もなくなります。

頑張る気力もなくなります。

リフレッシュも時間もなくなります。

 

はっきり言って!

「ない、ない」づくめです。

 

となると、ひとりの人間としてかなり素がでるわけです。

かなり、悪い状態が露出します。

 

今まであまり怒らなかったひとが、怒ってばかりになるわけです。

そのあたりが、母にとって、もっともつらいことなのです。

 

コレ!「お母さん」をやっていない人には、わかりにくいところなんですね。

だから、「お母さんが、そんなことだからダメ」って簡単に言うのです。

 

母親の悩みは、コーチングだけでは解決できません

ママの自信を回復させ、心の余裕を取り戻さなくては、

「聞き方」「話し方」のレッスンだけでは追いつきません。

 

ちなみに、私は

ママ自身の自信回復を心がけています。

あの手、この手、奥の手。

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昔の親はもっと厳し…

 

できないことが山積みの時、知っておくとよいこと

 

私たちは、毎日生きていると次々と難問がやってきます。

 

ママだったら、子どものこと、親のこと、夫のこと、

兄弟のこと、親戚のこと、職場の人のこと・・・

といろんな人のお困りごとに関係が出てきます。

 

「もう、どーーしたらいいの?」

って時には、私はこんなことを考えます。

 

物事には、「できること」 と「できないこと」があります。

一方、「もうすでにやっていること」と「まだやっていないこと」があります。

 

困った時に取り組むことは、

「できること」で「まだ、やっていないこと」は何かを考えます。

 

あれもこれも大変と思わず、この部分を取り組むと物事は前進します。

たとえば、子どもが不登校の場合に、

「できないこと」は、子どものかわりに学校に行くこと。

 

でも、家庭で子どもの話をよーーく聞いたり、

スキンシップをしたりは「できること」です。

 

もしも、

「子どもの話を聞いたり、スキンシップが足りていないかな」

 と思った時には、その部分を取り組みます。

 

あえて、子どもを変えようとはしません。

ココは、冷たいようですが「できないこと」です。

 

でもね、ママが「できること」を取り組んでいくことで、

結果として子どもの自己肯定感が高まり、

意欲的な姿が見られるようになります。

 

そうなれば、学校復帰も見えてくることでしょう。

フォーカスする所は、「できること」で

「まだやっていないこと」を探して取り組んでみることです。

 

それが現実を大きく動かすきっかけになりますし、

あなたが受けるストレスがぐぐっと減ってきます。

 

人間は、「できないこと」を取りくもうと

すればするほど、ストレス度が大きくなります。

 

動かない大きな岩を全力で押しているようなものです。

腕も足も疲れてしまい疲労困憊した割には、

何も変化が見られません。

 

でも、その岩を細かく砕くことができるのであれば、

結果として岩を移動させることもできるでしょう。

 

ハンマーをもってきたり、他人に助けを求めたり、

できることにフォーカスします。

ラクになりますよ。

 

 

昔の親はもっと厳しかったの謎

 
 
 「昔の親は、もっと厳しかったのに、今の親は甘いのよね。」
 
 そんな言葉に、落ち込んだり、傷ついたりした事ありませんか?
 
 
 
でもね、「甘えさせる」と「甘やかす」は、違うんです。「甘えさせる」は、「プラスのかかわり」です。

 

話をよく聞いて、たくさん触れて、

認めて・・・がプラスのかかわりです。

 

これは、子どもが欲しがるだけ与えていいのですよ。

これが欠乏すると、心が順調に育ちません。

 

でも、昔の親はもっと厳しかった・・・

昔は○○でよく叩かれた・・・

納屋に入れられた・・・

って聞いたことがありませんか?

 

むかしのお母さんは、現代よりも忙しかったはずです。

家電製品もない、スーパーマーケットも

コンビニもない。交通は不便。

 

さらに農家であれば、一日中朝から晩まで

田畑の仕事がありました。

 

朝も夜も仕事があります。

子どもの数も、いまよりずっと多いので

さぞかし忙しい子育てだったことでしょう。

 

お母さんは時間がなかったり

疲れたりしていると、それだけで

子どもを怒って動かそうとしますから、

むかしのお母さんは、もっと厳しく

子育てをしたことでしょう。

 

しかし、子どもの人数が多い時代では

いまほどお母さんの目が一人ひとりの

子どもに向かうことはなかったのでは

ないでしょうか?

 

私の考えなのですが、昔は兄弟が多かったです。

あなたの親御さんの兄弟は何人ですか?

私のまわりでは、4人が多く、父方は7人です。

 

それだけ子どもが多ければ、親が厳しく子育てしても、

ひとり当たりの「怒られ率」が少ないはず。

他の兄弟が先に怒られて、見逃されることもあったはず。

それを祖父母世代は、あまり気づいておりません。

 

10人くらい子どもがいた時代だったら

子どもが何かやんちゃをしていても

見逃されることもあったでしょう。

 

お母さんに叱られても、ほかのきょうだいが

声をかけてくれて、気分転換も

考えられたかもしれません。

 

よほどひどく人格を否定するような

子育てをしていなければ「ココロ貯金」

のもれも少なかったと思います。

 

子どもが1人か2人だけしかいない

いまのお母さんのほうが

むかしよりもずっと子どもの欠点や短所が

目につくのではないでしょうか。

 

そのパワフル子育てをひとりかふたりの子どもにやってしまうと・・・

かなりの確率で、子どもが怒られすぎになってしまいます。

そのため、言葉と行動でお母さんの愛情を

伝えていかないと、「ココロ貯金」が目減りしていくばかりです。

 

たしかに厳しいだけの教育もあります。

でも、その裏には愛情を感じる場面がきっとあります。

 

厳しいだけで、豊かな心がある子どもに

なっているのを私は未だかつて見たことがありませんよ。

 

 

「しつけ」が「おしつけ」になるとマズイです

私たち親は、子どもをしつけようとします。

でもね、、、私はしつけが行き届いた子どもよりも

自己肯定感が高い子どものほうがよいと思うのです。

しつけができていても、自分に自信がない子ではね、、、、

それは、ちょっと残念です。

まあ、両方できれば一番いいですが・・・。

じつは、私はふたりの子どもに

しつけらしいしつけをしていません。

 

確かに苦手なことはありますが、

自信がある子に育てていれば、

大きな問題はありませんでした。

 

親ばかですが、上手に世の中を渡っていると思います。

しつけは、ともすると「おしつけ」になるんですね。

ガミガミ言ってしつけるよりは、

子どもの話を聞いて、

自己肯定感を高めたほうが子供は結果的に伸びます。

 

思春期であっても、幼い子どものように

自分をほめて認めてほしい気持ちに

なんら変わりはありません。

 

抱っこやおんぶはできませんが

まだまだできることはたくさんあります。

 

思春期は、少々生意気な時期ですが

心を話さずにプラスのふれあいを

たくさんしていきましょう。

 

いまからでも遅すぎることはありません。

むしろ、気が付いた今からでも

「ココロ貯金」を貯める子育てに

取り組んでほしいと思います。

 

子育ては、やるべきことがまちがっていなければ、

必ずよい方向に向かいますよ。

 

 

ママを悩ませる子どもの特徴

 

ママを悩ませる子ども、

ひとことで言うと、ココロ貯金箱が大きめのお子さんが多いです。

よくあるのは、こんな感じです。

 

・かんしゃくもち

・自分が気に入らないことがあると泣きわめく

・嫌なことは、はっきりと嫌と言う

・不平不満を親に表現できる

・パワフルでエネルギーがいっぱい

・親に怒られると、親に反発する

 

ある意味わかりやすいお子さんですが、

その分ママは子どもの不満に振り回されるようになります。

 

特に下の子がいる場合は、

十分に関わることができないために、

すぐにココロ貯金箱が赤字になってしまいます。

 

ママは、毎日ヘトヘトになるまで子育てをしているけれど、

その割には子どもが落ち着かないと感じます。

ママはこんな風に思います。

 

●やっても、やっても子どもが変わらない

●自分のやっていることが悪いと思う

●なんで、こんなに大変なのと思う

●自分の心が折れそう

そして、そこまでやっているのに・・・

●夫に、お前が悪いと言われる

と残念なことに陥ります。

 

そんなママさんは、ぜひお問い合わせくださいね。

子育てにもコツがありますよ。

 

 

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焦らなくて大丈夫!…

 

子育てはみんな初心者マーク

 

「私の子育ては、うまくいっているのだろうか…」

 

子育ては、基本的に

慣れないことばかりですよね。

慣れるといいのですけど、

なかなか慣れないのです。

 

もちろん、子育てのなかで

同じことをやる機会は多くなるので、

うまくできることは増えてくると思います。

 

ですが、お子さんは、どんどん成長しますよね。

なのでその都度、子育てを

バージョンアップするといいと思います。

 

例えば、幼稚園の子どもの子育てが慣れてきたとして、

ずーっと子どもが幼稚園にいるわけでは

ないですよね…

 

幼稚園のつぎは小学生になる、

小学生の子育てに慣れたと思ったら、

つぎは中学生になる。

 

つまり、ずーっと同じことを

やり続ける子育てというのはありえないのです。

 

なので、子育てだけはみんな初心者マークだと

思っているんですよね。

 

いつも初めてなのです。

「男の子の子育てに慣れてきた」と思ってきたら

つぎに女の子が生まれたとすると、

育て方もちがってきますよね。

 

じゃあ、一番上は男の子で、

二番目も男の子だったらというと

第一子の長男は慣れてきたけど、

第二子や末っ子の子育ては初めてだったりしますよね。

 

つまり、どこまで行っても

初心者マークなんですよ。

 

いずれにしても

私は子育てに慣れた、というのは

ありえないんだと思います。

 

どこまでいっても

これでOKていうのを感じないのが

子育てだと思うんですよね。

 

一般的に子育てに正解はないと思っています。

 

ですが、答えがないのにただひたすら

5年、10年、15年も子育てのために

お母さんが走り続けるのは大変ですよね…

 

どうしたら、少しでも子育てがうまくいくか

頼りにできるものがあるといいと思います。

 

そこで、私は子育て心理学や

ココロ貯金の貯め方をお伝えしています!

 

 

親が変われば、子どもも変わる

 

私に子育てを相談をするお母さんは、

子どもが学校や家庭で起こすトラブルや

わがまま放題の状態など

悪い態度を改めてほしいと願っています。

 

そのため、

「どうしたらいいですか?」

と私のところに駆け込んできます。

 

まず私は、お母さんが困っている状態、

悲しんでいる状態をひたすら聞きます。

 

そして、

子どもがなぜそんな態度をとるのかを

お伝えするようにしています。

 

お子さんの多くが「ココロ貯金」が

焦げ付いた状態にあります。

 

だから、どうやったら子どもが

変わるのかではなく、その問題行動とは

別次元の手だてをとります。

 

つまり、今からでもいいので

子どものココロ貯金を貯めてもらいます。

 

そして、目に余る問題行動については

できるだけ怒らずにすむ方法を

お伝えしています。

 

ただ、それだけのことなのですよ。

 

一般的に、思春期の子どもは

変わりにくいと言われています。

 

でもね、興味深いことに

以上のことを進めていくと

子どもの言動や表情がよい方向に

向かっていくんです。

 

今までだったら、反抗しかしない子どもが

「下の子にやさしくなった」

「行き渋りが改善された」

「親子のコミュニケーションがとれるようになった」

「勉強をするようになった」

となることは、本当によくあります!

 

 

子どもの自信を引き出すコツ

 

「子どもの話を最後まで聞きましょう」

とよく耳にします。

もちろん、それは大切なことです。

 

ですが、子どもは、いつでもどこでも

自分が話をしたいと思った時に

話し始めます。

 

親が忙しくて家事をしているときや

ほかのきょうだいと話をしているときに

自分に関心を向けてほしいという思いから

わざと話しかけてくることもあります。

 

そんなときに、子どもの話をしっかり聞くコツは

「うん、うん」「へ~」「ふ~ん」「ほ~」

と、あいづちを打ちながら少しだけ

首を縦にふることです。

 

「うん」も「ふ~ん」も、一秒あればできることです。

首を五ミリメートルでも縦に振ると

見た目にも「しっかり話を聞いていますよ」

という合図になります。

 

「そのくらいはいつもやっているつもり!」

と思うかもしれませんが、

「つもり」ではなく、

きちんと意識してやっていく必要があります。

 

洗濯物をたたみながら、

「ふ~ん」「へ~」という感じです。

 

とても簡単なことですが、

伸びる子を育てるための基本中の基本で

絶対に出し惜しみしてはいけないところです。

 

 

困難は、乗り越える以外の方法もある

 

よ~くあるんですよ~~

「この体育大会の試練に打ち勝ってほしい」

「この厳しい練習を乗り越えて、自分に自信をもってほしい」

お母さんも学校の先生も

よくよく使うフレーズです。

 

でも、

人間は試練を乗り越えたから

といって強くなるとは限りません。

 

「ただただ、大変だったよな~」

「もう2度と御免だ」

 

これでは、いくら試練を乗り越えても

あまり自己肯定感が高くなったと言えません。

 

人は、強くなれ!強くなれ!

といくら言っても

強くはなりません!!!!!

 

欠点・短所も含めて

自分を認めてもらえると

そこから自分に対する自信が生まれるのです。

 
 

何かが出来たことで生まれた自信は、

また次のトラブルが出てきた時に

再度、自信喪失の可能性もあります。

 
 

何が出来ても、出来なくても、

そのままの自分で100点だと感じられると

外のトラブルにも強くなります。

 

動かしがたい、一生の自信につながります。

本当に必要なチカラは、このチカラです。

これは、万能選手です。

 

勉強にも友人関係にも

全部共通したチカラを発揮しますよ。

 

 

悩んでいるのは自分だけではないのよ

悩んでいるのは自分だけではないのよ。

人はね、だれでも「自分の専門家」

つまり、自分のことが一番よくわかります。

 

だから、子育てをしている自分のアラも100%お見通しです。

 

でもね、、、
 案外、講座に参加してみると、

他の人ともよく似た悩みだったりするわけです。

 

同じ「子育て」ですから、

自分に起きていることは、大なり小なり、

他の人にも起きています。

 

とはいえ、露骨に他の人に言わないこともありますので、、、、

自分だけ起こっていると思います。

 

それが!

みんなが講座に集まると、「私だけではない」とわかります。

それだけでも、閉塞感は格段に小さくなるんです。

 

子育ては、子どもではなく「親の課題」があります。

 子どもはね、ママの「時間の使い方」や

「物の考え方」を変えるチャンスを体を張って教えてくれます。

 

だから、子どもが悪いではなく、

ママの考え方をシフトすると・・・

結果として、子どもは変わります。

 

 

 

 

 

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