ここは押さえておき…
「登校する時に仲間外れにされる・・・」
「いっしょに帰ろうと言いながら先に帰られる・・・」
「帰り道に悪口を言われる・・・」
そんなことはないでしょうか?
こんなことをわが子が言うとしたらママの心の中がざわつきますよね。
じゃあそんな時はどうしたらいいのでしょうか?
【1】相手の子に文句を言う?
【2】子どもの登下校に親がついていく
【3】相手の子の親に文句を言う
【4】わが子に「強くなりなさい」と言う
【5】いつかは何とかなるとほったらかしにする
子育ては、いつも新たな難問を親につきつけられます。
じつは、登下校時は「学校の管理下」でも「家庭の管理下」でもありませんから、もめやすいです。
しかも、防犯上、ご近所の子が集まることが多いですよね。
これ、いいことなのですが、本当に相手の子と気が合うかどうかは別なんです。
相手の子と気が合わないけれども、大人の目が届かないところで、複数の子どもがいっしょにいるのが登下校時なんですね。
そりゃあ、モメますよね。
しかも!
小学校であれば6年間です。
長いですよね。
先生に言って相手の子を叱ってもらうのとも違いますよ。
小学校になると登下校でのトラブルが多くなってきます。
いつも、特定の子にいじめられているようだ
どうも○○くんは、暴力をふるうらしい
子どもからの話なので、いささかわかりにくいことですが
あまりにも子どもが困っているとき、あなたは
どうしますか?
実は、学校で起きたことのほとんどは先生が処理します。
家庭で起きたことは、親が処理しますよね。
ちょうど、登下校というのは、そのどちらでもない時間帯です。
大人が関与していない時間
しかも、同じ子と
ずっと毎日関わっている
子どものケンカに親が口出ししてもいいものか?
親に直接言ったほうがいいのか?
子どもにガマンさせた方がいいのか?
・・・・・・・・・・・
このあたりのさじ加減に結構親は戸惑います。
でもね、
あまりにも困った状態が長期間続く時には
担任の先生に、
ママが知っている事実
たとえば、
5月以来、家に帰ってよく泣いている
とか
○○くんにこんなことを言われたと子どもが言っている
そんなはっきりとわかる事実だけを先生に伝えておきましょう。
憶測で
昔から○○くんは、よく手を出していた
とか
どうもその子は、学校でも落ち着かない子どものようだ
というような
憶測は言いません。
はっきりとわかっている事実
だけを伝えましょう。
そして、
「ウチの子も悪いことがあるのかもしれませんが・・・」
「学校でもまた様子をみておいてください」
と【お願い口調】でお伝えしておきましょう。
先生が登下校についていくことはなくても
そんな時には、その子は学校でも
なんらかの困った状況がある可能性は高いです。
また、そんな子は、学校ではおりこうさんを装っていて
先生も全く気がついていない場合もあります。
そして、
今、困っていることを先生に伝えておくと
なにかにつけて、意識的に子ども達の様子を観察
してくれる可能性も高いです。
もっと、状況が悪くなったときにも
言いやすいし。
小学校6年間は、長いです。
わが子にガマンだけさせるのでは、
解決を送らせることもあります。
そうそう、お子さんが
「先生には言わないで!」
って言った時には、少し様子をみておきましょう。
それでも改善されない時には
お子さんには内緒で、先生に伝えておきましょう。
当然、先生には
「子どもは、先生には言わないでといっています」
「でも、あまりにも子どもがいつも泣いているので、
私が気になりました。」
「私が先生にお伝えしたことは、子どもには、言わないでください」
こんな感じですかね。
勘がいい先生であれば、あとはうまくやってくださるでしょう。
ちなみに連絡帳には、書かないでくださいね。
当然わが子も、他の子もよく読みますから。
直接先生も顔を見てお話するのが一番いいです。
もしくは、電話でしょう。
この時期は、参観日、学級懇談会、家庭訪問と、先生とお話する機会が多いです。
そんな時は、わざわざ先生にわが子の欠点をお話しなくていいですよ。
「うちの子、忘れ物が多くて困ります!」と愚痴を言うと、
先生は、「そんなことを言われても困ります」と思います。
さらに、まだ自分が気がついていない子どもの欠点をよーく知る機会になってしまいます。
まあ、わざわざ言わなくても、、、2週間もいっしょに過ごせば、普通の先生ならば、わかります。
新学期になると
「今年の担任はだれなの?」
と一番に聞きたくなりますよね。
そのお気持ちわかります。
しかし、期待に反した先生だったとしても・・・
子どもには「ふ~ん」とだけ言いましょう。
間違ってもハ○レなんて言わないように!
だって、子どもが聞くのは、酷な話ですよね。
先生変えられないですから。
もしも、ど~~~しても不安だったら、
「もしも、困ったことがあったら
(先生のこととも子ども同士のことと言わず)
お母さんに教えてね。
応援しているね!見方だよ!」
と伝えておいてください。
本当に困った時に、母に本音を話す可能性が高いです。