自分が親に言われて…

自分が親に言われて嫌だった言葉を子どもに言ってしまう

 

 

子育て相談を受けていると、よく聞く悩みです。

私たちは、過去に人から言われた言葉を頭にインプットしています。

特に、幼い頃いちばん身近な親から言われた言葉は、ずっと頭に残っています。

そのためとっさのときに、もっと聞きなれた言葉として出てきます。

それが自分が言われて嫌だった言葉だと、当時の嫌な気持ちを思い出したり、

「わが子には言いたくないと思っていたのに」と落ち込み、

ママの心をしめつけてしまいます。

 

おそらく、そんなあなたのお母さんは、少々不器用な言葉遣いのかた

だったのでしょう。その親を恨んだり憎んだりするよりも、

まずは「自分の親を超しましょう」とお伝えしたいところです。

 

私は、子育てには子どもを育てる以外の裏課題があると思っています。

子育ては、自分がされて嫌だったことを、つい子どもにしてしまうところが

あるわけですが、それをほんの少しでもいいので少なくして、

次の世代に伝えていくといいと思います。

 

もちろん、完璧な親である必要はありません。ダメ母でOKです。

ただ、あなたが親から言われたこと、されたことのなかで嫌だと思う言動を、

ほんの少しでもいいので減らして次の世代に伝えるとしたら、

おそらくわが子が次の世代の子どもを育てるときに、

あなたの影響を受けた孫が育ちます。

 

あなたがふたり子どもを産むとして、その子供が将来、

それぞれふたりの子どもを育てるとしたら、あなたの影響を受けた子どもが

この世に四人誕生するわけです。

あなたがされて嫌だった子育て法を、フルモデルチェンジしなくても

いいのです。ただ、それを覚えておいて、ほんの少しでも

マイナーチェンジができたなら、それだけで本当にすばらしいことだと

思います。

 

子育ては、あなたの今まで生きてきた人生そのものをバージョンアップ

させてくれます。そして、次世代の人生をもバージョンアップする

可能性を秘めているのです。

 

人前で子どもが悪態をついてしまいます!

 

 

 

たまに会うおばあちゃんの前であれば、多くのママは子どものカッコイイ

ところを見てほしいもの。

「上手に育てているわね~」なんて言葉を期待してしまうかもしれません。

でもね、、、、そんな時に限っておばあちゃんの前で悪態をつくことがあります。(;^_^A 

「ママのバカ!」
「ママなんかキライ!」
「こんな所、来たくなかった・・・」

はい、ママがイラつく言葉を言ってくれます><

子どもは自分の家の中よりも親戚の家など、人が見ている場面で

悪態をつくことがあるんですね。

なんでだと思いますか?

ママは、子どもの一番かっこいい姿を見て欲しいのにね。
じつはね、、、子どもは、親戚の前で自分が悪態をつくと、

親がとっても困ることを知っています。

それでね、親がすごーーく困ると、自分へのココロ貯金不足に

早く気が付いてくれると無意識レベルで感じています。

だから、子どもにとったら、親戚の前で悪態をつくことは、

非常に効率的なんですね。
とはいえ、子どもに「ママは嫌い」「ママは、バカ」と言われたことを、

全て受け入れる必要はありません。

「いくらなんでも、嫌い(バカ)はないよねーー」と言葉だけ

返しておいてくださいね。

正座させて、お説教までしなくていいです。
どうも、子どもは、よりよく成長するためにいろんな手段をつかって

親の不足分を教えてくれるんですね。

それでね、そもそも子どもがどうして親戚の前で悪態を

つくのだったでしょうか?

「ココロ貯金®」不足に早く気が付いてほしいのでしたよね。
ということは、「ココロ貯金®」が貯まらない限り、この悪態は続きます。

お子さんの年齢に応じた「ココロ貯金®」をセッセ、セッセと

貯めていってくださいね。

いっぱい子どもの体にふれるのも、立派な「ココロ貯金®」になりますよ。

イチャ、イチャ、ラブラブで子どものメンタルが安定します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ママの本当の悲しみ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ママの本当の悲しみは、

子どもがやんちゃを言うことではありません。

 

■やんちゃを言う子どもにイライラする自分の心

■大人げなく、自分がすぐにキレてしまうこと 

■自分の感情を自分でコントロールができないこと 

■本当はもっと優しい母親になりたいのに、そのギャップが大きいこと

■他のママがいつも優しいと他人と比較すること 

■自分を変えたいと思うけれど、うまくいかないこと

■夫や両親に「お前が悪い」と言われること

■自分の気持ちを誰もわかってくれないこと

 

そして、どうやったらそれを克服し笑顔いっぱいの子育てが出来るのかを

 だ~れも教えてくれないこと

 

子どもを怒りすぎた時、どうする??

 

 

 

 

 

 

私の子育て電話相談では、

「ひがしさん!私、子どもを大きな声で怒ってしまいました~」

ってことはよくあります。

 

特に最初の頃はあるんです。

もちろん、そんなときは 

「ああ、やっちゃったんですね~、それで??」

とお聞きします。

絶対にママを責めません!

子育ては、完璧には出来ません!

 

だから、うまくいかない時の対応が大切です。

うまくいかない時にいかにママを認めるのかによって

これは、失敗ではなく貴重な経験に変わります!

 

貴重な経験に変われば・・・次への見通しもついてきます。

 

そうそう!

 

怒らないママになるよりも怒りすぎた時の対応も大切です。

その方が現実的でしょ♪

 

「言いすぎてゴメンね」

と子どもにも謝りましょう。

 

原則は、その日の間です!

寝ると子どもは忘れます。

 

でもね~

子どもによっては

 「ホントだよ!」

「いつもママは謝ってばっかり~!」

なんてことをいう事もあります。

 

そんな時は、深く入り込まず

「そうだね・・・」とだけ言います。

 

その言い方が悪いって言い返すとまたバトルが始まりますから。

こうやって、ママが子どもに謝ると

子どもは、うまくいかない時には

「ごめんね」と謝る手段があることを知ります。

 

「いけないことをした時は、謝りなさい!」と

怒るよりも、ずっとうまく伝えることができます。

 

そして、ママも完璧ではないと伝えることができます。

コレ!

大切です★

 

このやり方で、お子さんのピアノレッスン

ずっとうまくいくようになったママもいますよ。

 

ピアノの練習に熱が入りすぎてつい怒ってしまった・・・

と言うときに使われました。

 

寝る前に言うと、翌朝、リセットができてお子さんの機嫌が

よかったそうです。

 

よかった、よかった!

 

 

「子どもがかわいそう」は、ママ自身の課題

 

 

 

 

 

 

子育てをしているとこんな気持ちになることはありませんか?

 

・子どもがいじめられたらかわいそう

・子どもが受験に失敗したらかわいそう

・子どもが勉強についていけなくなったらかわいそう

 

この「かわいそう」は、ママの心模様が大きく影響しています。

 

じつは、ママと子どもは見えない糸でつながっています。

だから、ママは、子どもがつらい経験をしているのを見ておれなくなります。

 

特に自分が小さい頃にいじめられたり、受験で失敗したり、

勉強が分からない経験がある場合は、それと同じ感情を子どもに

味合わせたくないと思います。

 

そして、子どもの「かわいそう感情」に敏感になります。

 

実際にはまだ何も起きていないのに、予期不安として早めに

「こうなったらどうしよう・・・」と思うのです。

 

ママが子供に「かわいそう」と思う時は、その気持ちは「ママの課題」

とも言えます。

 

じつは、この「かわいそう感情」、パパの感じ方とママの感じ方は違います。

 

それは、パパとママが今までに傷ついた経験が違うからです。

人は、過去に自分が傷ついた経験については、超敏感なんです。

無意識に、これ以上心が傷つきたくないので、早めに予防線を

張りたくなります。

 

だから、ママは「子どもがいじめられるとかわいそう」と思っても、

パパは「自分で乗り越えないといけない」というように考え方が違います。

 

ということは、あまりにも子どもに関することで「かわいそう」と

思うことは、ママ自身が未消化で終わっていないってことなんです。

 

未消化で終わっていない感情があると、いつまでも子どもがかわいそうと

感じます。

 

その場合は、大事なわが子に「かわいそう」と思う出来事が

続くことがあります。

だから、私は定期的に自分の心メンテナンスとしてセラピーを

受けるようにしています。

 

「今日は、このテーマで・・・と決めておかずに受けると、

あら、知らぬ間に傷ついていました私」となります。

じゃあ、どうしたらいいのでしょうか?

2つの方法があります!

 

1つは、子どもをかわいそうと感じる自分を味わいます。

 

「あ~、私はいじめられるでき子どもをかわいそうと思っているんだ~」

と味わいます。味わい尽くします。

 

それが十分できると、少し自分を客観視できます。

客観視できるようになると、その「かわいそう感情」に飲み込まれなく

なります。

 

もう1つの方法は、過去に傷ついたママの心を修復することです。

 

ママがその心の傷を癒しておかないと、さらに子どもをかわいそうと思う

出来事が増えてしまいます。

 

子どもは体を張って、ママのトラウマを解消しようとしています。

 

子どもってじつはスゴイのです。

 

過去のトラウマ解消は、私の子育て相談でも大きなテーマなんです。

 

そこをしっかりとやっていかないと、「子どもの話を聴きましょう」と

お伝えしても、「でもね、怒鳴っちゃうんです」となります。

 

だから、いつまでたっても根本的に子どもが変わっていきません。

(セラピーは魔法ではないので、何で傷ついているかをみつめそれを

癒すことをします) 

 

そんな私も何度も何度も自分の心メンテナンスとして

インナーチャイルドセラピーをお金を払って受けたり、

自分自身で行ったりしてきました。

 

私のような対人援助職は、自分のメンタルが不安定で心配事が多いと、

ママの話を十分聴くことができません。

 

子育て心理学マスター講座1日目では、「心の仕組み」

「インナーチャイルドセラピー」と丸1日かけて行います。

 

講座を開くインストラクターは、自分で自分のメンタルヘルスを

いい状態にできないといけませんからね。

 

 

 

 
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子どものダラダラは…

 

子どもは待ってくれています

 

どのお母さんも、子どもを産んだからと言って、子育て上手にはなりません。

試行錯誤の末、だんだんと
「子どもは怒っても変わらない。ほめて認めないと変わらない」
と心から実感するのです。

最初からうまく出来るのかというと・・・・出来ません。


実は、子どもは、お母さんが子育て上手になるのを待ってくれていると思うのです。


「怒らずに子どもを育てる方法」「意欲的な子どもを育てる方法」を早く身につけてねーってね。


早々と、「まだわからないのか!」と怒り出す子どももいるし、
10年くらいは大目に見てくれる子どももいます。

でも、いい加減に出来ていかないと、
思春期になった時に「もう待っていられません」と逆ギレをするようになります。

もしくは、無気力で何もやらない子どものなってしまいます。

子どものグズグズ・ダラダラ・メソメソは、
「お母さん、今のやり方は、NGですよ」というサインです。

 

子どもは、得意分野で、親を責めます

 

私は、子育て電話相談をしている時、そのお子さんの特徴を読み取ります。


ママの「子どもは、こんな時に、こんな言い方をします・・・」という所から、
言語のチカラは、何歳か読み取ります。


おおむね、言語能力が高い子供は、不満があると口でネチネチ責めてきます。


一方、行動派のお子さんは、不満があるとモノを投げたり、下の子を叩いたり蹴ったりしやすいです。

子供は、不満を伝えたり、ケンカをする時は、自分の得意分野で責めてきます。

 

 

子どもは、約束を守りません

 

子どもは、約束を守りません。

誤解をおそれず言うと、子どもは、約束をした時点では、
「守れる」と思ったから約束をしています。

でも、時間の経過とともにモチベーションが下がり出すと守れなくなります。

たいていは、ちゃんとやった時に、ほめていないと、どんどんやらなくなります。

約束は、何度でも、子どもと話して仕切りなおしてくださいね。
たちも、今年の元旦の目標を守っているでしょうか。


約束を守りたくないのではなく、
できな
い目標設定をしていると続きませんし、
認められないと継続できません。

 

 

その都度、何度でも、柔軟に。

 

 

子どもは、遊び時間がなくなると暴れます。

 

時期によって、個人懇談や行事の関係で休み時間がけずられることがあります。

短縮日課だったり、休み時間も劇の練習だったりです。


実は、子どもは幼稚園・学校の休み時間に友達と遊ぶことで心が安定します。


短縮日課で早く下校して、家で遊べば同じと考えがちですが、これが違うのです。

どれほど、心の安定した子どもでも、3日目あたりから荒れてきます。

子どもには、遊びが必要です。

心の栄養素みないなものですね。

 

 

 

子どもは、自分を守るためにウソをつきます

 

私たち人間は、動物の一種です。
だから、自分が攻撃されそうと思ったら
とっさの判断で次のような行動をとります。


●ウソをつく

●言い訳をする

●親を言葉で攻撃する

●逃げる

●隠れる


こんな感じです。


これは、自分を守ろうとしての行動です。

「ウチの子、ウソが多いのよね」

と感じたら、

ガミガミ・クドクド・ネチネチ度合いをチェックしてみてください。


それが変わらなかったら、何も変わりません。

 

子どもは、欠点を責めても変わらない

 

 

多くの子育てママの悩みは、

子どもが親の言うことを聞かないときには

どうしたらいいか??

ということです。

 

なんでも親の思うようにさせたいとは思わないけれど

最低限、●●はやってほしい・・・

と思います。普通は。

 

私のブログでは、毎回同じことをお伝えしていますが・・・

1 ほめる・見る・触れるなどの「プラスのふれあい」を

  することで、「ココロ貯金」を貯めていきます。

  この貯金が赤字状態では、子どもは親の言うことを

  素直に聞こうとはしません。

2 怒らないようにするのではなく

  怒らないで済む工夫をします。

   宝石赤先手必勝で、するべきことを伝える

   宝石赤肯定語・短いコトバで伝える

   宝石赤「わたしメッセージ」で、こちらの気持ちを伝える

   などなど。

まずは、このふたつでかなり変わってきます。

 

子どもを責めたり、

恫喝(どうかつ)しても、

その場だけで終わります。

そのため、何度も同じことを繰り返してしまいます。

これを「モグラたたき」と言います。

 

根本的な解決になっていないので、

何度も繰り返してしまいます。

 

子どもは、ママの軸をぶらす生き物

 

 

コドモって、親を鍛える生き物です。


「怒らないでおこう!」

と思っても・・・

朝から寝坊してくれたり


「笑顔になろう!」

と思っても・・・

いきなり宿題忘れてた・・・

提出物が残っていた・・・・

と爆弾発言勃発。

そんな時

怒った方がいいのか?

それでも怒らない方がいいのか?

ママ軸が大ブレしてしまいます。

結論は、

怒らなくていいのです。

でもね、

全て見逃すことでも

諦めることでもありません。

怒らなくても済む方法を考えます。

朝、気持ちよく起きやすい方法

忘れ物が減る方法

を考えます。

そこが親力でしょう。

 

子どもは、二重人格です

 

 

二重人格とは、ちょっとおおげさですが

要するに

家の顔と外の顔が違うということです。

これは

学校の先生は、みんな知っていることですが

そうでないと案外わからないことかもです。

【家】 おりこうさん →  【学校】 おやんちゃさん

【家】 おやんちゃさん→ 【学校】 がんばりやさん

ってところでしょうか。

ママは子どもの家での様子しかみていないので

その姿がすべてと思いがち。

でも、

子どもは家でママにしっかりと甘える経験 をしておくと

外で強い子、がんばる子になっているのです。

そして、外でエネルギーを消耗して

また、家でおやんちゃを言うのです。

ママにとったら大変ですが

ママに甘えることで、充電をしていきます。

まあ、母にしてみたら

兄弟全員が家でおやんちゃされたら・・・

もう!!やっていられませんが

でも

確実に子どもは元気に育っていっているはず。

逆のパターンの方がキケン!

 

え???

「家でも学校でもおりこうさんでいてほしい!」って??

これは残念ながら無理なのです。

というか両方でおりこうさんをしてしまうと・・・・

どうなると思いますか?

人間は

ココロカラダが壊れてしまうようになっています。

たとえば、病気です。

人は

どこかで息を抜くからこそ、またがんばれるのです。

これは

【輪ゴム理論】 といいます

  ↑

わたしがつけました(・・。)ゞ

輪ゴムって、伸びたり縮んだりするから

いつまでも使うことができるのです。

どこかで長期間使って、伸ばしっぱなしにしていたら・・・

はずした時に、ビィヨビィヨになるでしょ。

あれと同じ。

 

緩むから、また伸ばせる。

低くしゃがむから、ジャンプができる。

わが家のコドモは、ず~~と家庭で緩んでいます(汗)

 

 

子どもは、あなたが大好きです

 

 

たとえ、口で文句を言おうと

「うるさいな~」

「大嫌い!」

と言っても、大好きなのです。

 

まあ、こんな言葉が出る時は、少なからず

不満モードではあるでしょうが。

 

子どもはね、心の中にアルバムがあるんですよ。

そのアルバムに大好きな人の写真からペタペタ貼っています。

 

その一番真ん中のいいお席が、

あなた!お母さんなんです。

 

まあ、あまりにも親子バトルが勃発した時には

若干、アルバムの隅っこに追いやられることにはなります。

が、はがれて落ちてしまうことはありません。


たとえ、ペラペラとはがれそうになっても

落ちてしまわないのです。

 

子どもはあなたのことが大好きです。

だから、お母さんはもっと自信をもっていいのです♪ 

 
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甘えさせるとダメに…

 

「甘えさせる」と「甘やかす」は違います

 

一見似ている言葉ですが、「甘えさせる」と「甘やかす」は、まったく違うはたらきかけです。

「甘えさせる」とは

・体に触れる

・話を聞く

・子どもが自分でできることを、あえてやってあげる

という三つ。子どもが求めるならば、どこまでやってもかまいません。

 

いっぽう、「甘やかす」とは、

・親が先回りしてやってしまう

・なんでも買い与える

などといったことが挙げられます。甘やかす行為に共通しているのは、

一見子どものためを思っているように見えて、実は親の都合を優先している

ことです。

 

「甘えさせてばかりでいいのか」

「そんなに子ども中心になっていてもいいのだろうか」

と心配しているかたがいるかもしれませんが、

それは「甘えさせる」と「甘やかす」をこんどうしているからだと考えられます。

子どものためを思っていれば、それはすべて「甘えさせる」につながります。

 

「子ども中心にやっていいのか」という不安についてですが、

実際には、生活が子ども中心になることはありません。

100%子ども中心に生活していては、家事や仕事など、

大人の生活が成り立たないからです。

そして子供が二、三人いれば、自然に誰かを待たせることになります。

あくまで「できる範囲で甘えさせる」ということになります。

ともかく、「子どもを甘えさせすぎることは、案外少ない」と

思っておきましょう。

ついやってしまいがちは「甘やかす」行為は、大きく分けて二つあります。

 

先回りしてやってしまうのは「甘やかす」こと

 

服を着るのに時間がかかる、なかなか靴のひもを結べない…。

「もう見ていられない!」とママが先回りしてやってしまうと、

それは「甘やかす」ことになります。

「ママ、やってー」とせがまれているのだとしたら、別です。

しかし、子どもが頼んでもいないのに「見ていられない」「親がやったほうが早い」

などと大人の都合を優先して、先回りしてしまってはいけません。

これらは、子どもが自立する機会を奪うことになります。

 

子どもの作業時間は、幼い頃であれば、大人の2~3倍はかかります。

だから、あらかじめその時間を見込んでスケジュールを立てるのです。

幼稚園では、そのあたりの時間にうまく余裕をもたせています。

ただ、技術的に靴下がうまく履けないということであれば、

たとえば靴下をじゃばらのように小さくしてから指先にもっていく、

といったやりかたそのものをわかりやすく教えてあげる必要はあります。

 

 

なんでも欲しがる物を買うのも「甘やかす」こと

 

 

子どもが泣き叫ぶから、ひとまず黙らせるために欲しがるものを買う、

祖父母が孫に気に入られようと思ってなんでも買い与える…。

これも、「甘やかす」ことです。これでは、何も我慢ができない子どもに

なっていきます。

これも、大人の都合を優先しているということです。

金額が高いおもちゃであれば、

「お誕生日に買おうね」「クリスマスプレゼントにね」と言って、我慢させます。

待つ経験をすることが、子どもには必要です。

そして、もしこのように約束したのなら、必ず買ってあげることが大事です。

子どもだからといって、約束を反故にしてはいけません。

そうやって、親自身が約束を守る姿を見せることで子供も

約束の大切さを知っていきます。

どうしても守れないときは、なぜ守れないかていねいに説明しましょう。

「今忙しくて、ゆっくり買いに行けないから待っててね」というように、

正直に説明します。

 

では、そう高価でない、子供用のお菓子などはどう考えたらいいでしょうか。

一切買ってはいけないのでしょうか?このあたりがママの悩みどころですよね。

おそらく、家庭によって対応が分かれるところだとは思います。

「一切お菓子を買いません」という家庭では、

お店に入る前に「お菓子はかわないよ、それでいいね」と伝えておくのが

効果的です。そして、それが守れたら、子どもを大いにほめてあげて

やってください。

ただ私は、子どもを買い物に連れて行き、お菓子を見せるだけ見せておいて

一切買わないというのも、酷なように感じます。

大人だって、あれこれを見れば欲しくなります。

 

そこで、金額を決めてひとり一個だけお菓子を買う方法もあります。

すべて禁止ではなく、「この範囲であれば買っていいよ」と一部分

許容するのです。

これは心の面だけでなく、経済観念を育てるうえでもよい経験になります。

たとえば小学校に入り、遠足でおやつを買う機会がやってきたとき、

自分で一切買い物をした経験がない子どもは、何をかったらいいのか

わからないことがあります。

「予算は300円まで」と言われたとき、300円でどれくらいのお菓子が

買えるのかが、わかりません。

 

いっぽう買い物に慣れた子どもは、同じ金額でも数が多くてたくさん

入っているお菓子を選び、さらに、それをいくつまで買うことができるのか、

パパっと計算できるわけです。

だから、ひとり80円までとか、100円までというように子どもに

予算を話しておいて、さらに予算内でお菓子を選べるような経験を

させるといいと思います。

さらに、お金の価値が分かると良いので、一日10円、20円の

お小遣い制にしたり、お手伝いを一つしたら10円のお駄賃をもらえる、

という経験もいいでしょう。その際、お駄賃の金額は上限を決めておくことを

おすすめします。

 

そんな経験をしながら、子どもにお金の大切さや、自分で買い物をする

経験を教えていくといいでしょう。それでも、買い物のたびにお菓子代が

多くなって嫌だというママは、宅配や通販などを利用することを

おすすめします。手数料がかかりますが、子どもを買い物に連れて行くと、

費用も時間ももっとかさんでしまいます。

どちらもうまく利用していくといいでしょう。

 

買い物に行って、「買って、買って」と泣き叫ぶ。

誕生日プレゼントを買ったばかりなのに、一週間後には、

もう次のおもちゃを買って欲しいとねだって暴れる。

あまりにも物を欲しがるときには、もともともっているガマンする力が

少ない場合も予想されますが、まずは、今貯められそうな「ココロ貯金」を

貯めてみましょう。

あまりにも物欲が強い場合は、本当に欲しいのは物ではなく、親の愛情

かもしれません。

「甘やかす」だけの育て方をされた子どもは、いくらお金を使って

物をかってもらっても、心は満たされません。

安心感も満足感ももつことができず、不満感情だけがずっと続きます。

だから、次々と親の手を焼かせることをするのです。

 

私は毎日子育て電話相談をしています、ココロ貯金が十分に貯まっている

子供は、たくさん物を買ってくれとは言いません。心が安定しているからです。

欲しがるからとりあえず物を買い与える、というのはやめて、

「プラスのかかわり」を増やしていきましょう。

心が安定すると、「買って」と泣き叫ぶことは減っていきます。

 

おばあちゃんが、「甘えさせるとダメになる」と言う

 

おばあちゃん世代がよく言う「甘えさせる」というのは、

「甘やかす」とか「甘い顔をする」という意味合いが強いように思います。

なんでも子どもの言うとおりにする、欲しい物を買い与える、

または「甘えさせ」の抱っこやおんぶをいつまでもするのがいけない、

ということでしょう。

 

「甘えさせる」と「甘やかす」の違いは前述したとおり。

しかし、おばあちゃん世代はどうしても勘違いしてしまいがちです。

どう対応したらよいのでしょうか。

 

まず、おばあちゃんが「甘えさせるとダメになる」と言うのは、

子どものよくない姿が目につくからです。

「ママのやりかたが悪いからこうなった」と思っているのでしょう。

つまり子どもの様子がよければ、言われることは少ないということです。

「甘えさせるとダメになる」と言われたら、

子どもが荒れていないかどうか、確認する機会をもらったと思いましょう。

 

また、そういわれたときは、

「そうかもしれません、気をつけます」

とだけ言っておくといいでしょう。もしくは、

「園(学校)の先生から、『子どもが甘えてくるときは、

いくつになっても抱っこもおんぶもしてあげてください』と言われています」

と、「先生の教え」として伝える方法もあります。

嫁や娘が言う意見は聞き入れないおばあちゃんも、

先生が言うことであれば、少しは聞く耳をもってくれるかもしれません。

おばあちゃんには、子育てを無事にやり遂げたという自負がありますから、

おばあちゃんの考えを否定することは得策ではありません

「でも…」と否定するのではなく、ただ「そうかもしれません」とだけ

言ってすませるのが、賢いやり方です。

 

おばあちゃんは、そのまたママ(あなたのおばあちゃんですね)に

どのように育てられていたかを、孫育ての判断基準にしています。

その世代になると、おそらく子どもの数は、今の子育て世代よりも

ずっと多いはずです。五人、六人、七人というきょうだいも珍しくはありません。

電化製品もない時代で、お店ももちろん今ほどはなかったでしょう。

そんな不便ななか農作業などに追われながら同時に子育てを

していますから、今よりもよほど怒って子育てをしていた

可能性があります。

 

反面、子どもの人数が多ければ、一人当たりの「怒られ率」も

少なかったと思われます。たまには見逃されることもあったでしょうし、

子どもが「他のきょうだいが怒られているから、自分は同じことを

しないようにしよう」と知恵を働かせることもあったでしょう。

今の子供は、三人いれば多いほうですから、そんな状態で子どもの数が

多い世代と同じ勢いで怒っていては、その怒りは一極集中していまいます。

そんな意味でも、日ごろから子どもを甘えさせて、ココロ貯金を貯め、

自己肯定感が高い子どもに育てていくといいのです。

「時代が違う」と言ってしまえばそれまでですが、

おばあちゃん世代と現代の違いを理解してもらえれば、一番いいのです。

もちろん、なんでも子どもの言うとおりにすることは、望ましくはありません。

第一、現実的に不可能です。

こどもからの理不尽な要求については、ただ単に子どもを怒るのではなく、

理由を言ってきかせましょう。

 

十分にココロ貯金が貯まってくれば、子どもは理不尽な要求をしなくなり、

言って聞かせればわかるようになっていきます。

ココロ貯金は、遠回りのようで、子どものココロがいちばん安定する方法です

おばあちゃんにもその大切さを教えてあげて、

一緒にココロ貯金に励むことができれば、それが理想の姿です。

 

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【自信のある子を育…

ココロ貯金は、万能の解決策

 

 

私の電話相談には、

「うちの子、〇〇をやらないんです。どうしたらできるようになりますか?」

という相談がよくきます。

そのとき私は、「何よりも先に、今不足しているココロ貯金を貯めてみましょう」

とお答えします。

ココロ貯金は、車でいえばガソリンです。

たとえば、車が道路の真ん中で立ち往生してしまったとき、

力ずくで後ろから押すよりも、ガソリンを給油して

走らせるほうが早いでしょう。

 

私の電話相談は、仮に十個の悩みがあるとしたら、

それぞれについての解決方法を十個お伝えするのではありません。

ママと子どもの療法に効果的なココロ貯金の貯め方を提案し、

「こんな言い方のほうが、ママの気持ちがまっすぐに伝わるかもしれませんよ」

とお伝えします。

すると、それぞれの悩みごとについての対応策をお伝えしていないにも

関わらず、次々と子どもによい変化が見られるようになります。

 

これは、悩みにそのつど対処するのではなく、

子どもに最も大切な自己肯定感が高まることで、

アレもコレも子どもの能力全体が底上げされるからです。

 

対症療法ではなく、普段から病気にならない体作りをしておく

というイメージです。多くのママは、二~三ヶ月で子どもとご自身の変化を

感じられて、電話相談は無事卒業となります。

 

一見遠回りに見えますが、子どもの困った行動が目立つときは、

ココロ貯金を貯めるのがいちばんの近道です。

 

イヤなことをされても「やめて」と言えない

 

 

 

幼稚園で自分のおもちゃをクラスの子に取られても、

言い返すことができない4歳の男の子。

「自分が嫌なことをされたときには『やめて』と言いなさい」と

いつも言っていますが、いくら言ってもダメなのです。

男の子なので、もっとたくましく育ってほしいと思っているママ。

 

「イヤだ」「やめて」と自分の気持ちが言えない子に、

ママは情けなさを感じているのですね。

もっと「イヤなことはイヤ」と言ってもしいのでしょう。

しかし、「NO」という言葉は、とても言いにくい言葉なのです。

ママもそうではなりませんか?

先生から「PTAの役員をお願いできませんか?」なんて言われたりしたら、

「NO」とは言いにくいのではないでしょうか。

大人もそうなのですから、やさしい気持ちの子どもであればあるほど、

「NO」は言いにくいわけです。

 

実は、たっぷり甘えさせているほど(つまりココロ貯金が貯まっているほど)、

上手に「NO」と自己主張ができるようになります。

 

家庭と幼稚園とでは、幼稚園のほうがずっと「NO」を言うハードルが高いです。

そのため、まずは比較的ハードルが低い家の中で、

たくさん「イヤ」と言う練習をしておきます。

それができると、家庭の外でも「イヤ」と言いやすくなります。

 

ただ、わざわざ「イヤ」と言う練習をするわけではありません。

まずは子どもの話を「うんうん」「へーそうなんだ」「それで?」と

相づちを打ちながら聞いていきます。

 

さらに、寝る前などに、くすぐりごっこやお馬さんごっこなどの

じゃれあい遊びをしてみましょう。

子どもの体に触れて遊ぶと、心のカタさが取れていきます。

そんな遊びをしながら、たっぷり甘えさせ、自分の気持ちを

表現できる子に育てていきましょう。

 

冷たいことを言うようですが、幼稚園に行ったわが子が誰と何をしているかは、

家にいるお母さんには何も手出しができないことです。

でも、家でできることがあります。

子どもの自信とやる気を引き出すココロ貯金を、家で貯めておきましょう。

下のお子さんがいる場合には、特に意識的に「プラスのかかわり」をしていけるとよいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「園で楽しいことがあった」という話をしない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「何も楽しいことがなかった」と言って、幼稚園から帰ってきます。

そして、幼稚園であったことを何も話してくれない4歳の男の子。

幼稚園で何があったのか、聞かないほうがいいのかどうか不安で仕方ないママ。

 

子どもは、2~3時間前のことしかよく覚えていません。

そのため、午前中は楽しく遊べていたとしても、午後からは楽しいことが

なかったと感じてしまうと、「今日は、何も楽しいことがなかった」と言います。

 

また子どもは、感動したこと、びっくりしたこと、興味関心をもったことを

話したいのです。

何も話さないとしたら、「特別話すほどのことはなかった、いつもと同じだった」ということかもしれません。

 

幼稚園で何があったか、もちろん聞いてもいいのですが、

聞いたからといって正確な情報が得られるとは限りません。

100のうち30~50くらいしか、本当の情報はわかりません。

どこまで聞いても一部分しかわかりません。

 

子どもが幼稚園でうまくやれているのか、十分甘えさせていないから

こうなったのでは、という不安感がママにはあるのかもしれません。

もしそうであれば、幼稚園の話に限らず、日ごろから意識的に子どもの話を

たくさん聞いてあげてください。

 

「この話をする意図はなんだろう」「背後にどんな感情があるのだろう」と

考えながら話に耳を傾けると、子どもはもっと話をしたいと

思うようになります。

 

人間って、老若男女を問わず、自分の気持ちをわかってほしい生き物です。

相手が自分の話を否定せずに聞いてくれると思うと、

いっそうおしゃべりしたくなります。

 

逆に「あなたも悪い」「ダメでしょ」と否定されると、

心のシャッターを下ろしてしまいます。

本音を話して傷つきたくないですから。

 

この子は幼稚園の話をあまりしたくないのかもしれませんが、

そんな子であればなおさら、話の聞き役になってください。

自分の話を肯定的に聞いてもらうことで、心が安定し、

自分の存在を認めてもらえたと感じます。

それが上手に甘えさせるということです。

そうなると、自然にやる気や意欲といった前向きな力が引き出されるのです。

 

ママ自身、自分に自信がない

 

 

 

 

 

 

これも子育て相談していると、本当によく出てくる言葉です。

子育ては、子どもを育てながら自分のことを振り返る作業です。

私は、そもそも子育て中のママは、自己肯定感が低くなりがちだと思っています。

自分の努力だけではなんともならない子どもを中心に、生きているからです。

子育てに自信がある人のほうが、ちょっと心配です。

 

いっぽう、自己肯定感は、いくつになっても高めることができるとも

思っています。

そうでなければ、大人になってカウンセリングなどを受けても、

何も変化がないことになります。

大人になっても、自分のことを認めてくれる人がいれば、

いつからでも人は変わると信じています。

 

もしも、自分に自信がもてずにつらいと思っているかたがいたら、

自分と相性がいいカウンセラーなどをさがしてみてください。

 

独身のときであれば、自分の気が合った人とだけ過ごすことも可能でした。

それが、子どもをもつと、両親やママ友の結びつきが深くなります。

でも、その人たちがいつもあなたのことを認めてくれるとは限りません。

 

あなたのことを、欠点を含めて認めてくれる人を心のサポーターとしてもつ

ことができると、こんなに心強いことはないでしょう。

子育てというものは、ママの心がハッピーならば、子どもはもっとハッピーに

なります。心が安定した子どもを育てるために、

まずはママの心のメンテナンスが必要です。

ママが元気をなくしているのに、子どもだけは笑顔で育てるなんてことは、

到底できません。

 

子育ては、おもうようにならないことばかりですが、

どうもその状態でいかにしてママ自身の心をハッピーに保つのかという、

大きなお題をもらっているようです。

 

やっぱり子育ては奥深いですね!

 

 

 

 

 

 
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「子どもをダメにす…

 

「やればできるじゃない!」は▲です。

 

いつもやらないいいことを子どもがした時
あなたは何といいますか?

「やればできるじゃない!」は▲です。

今までのことを評価していないという
裏メッセージが込められています。

「いいね~」
「さすがだね~」
「お~、スゴイね~」

とママが思っている、その気持ち をそのまま
言葉で伝えませんか?

その方が子どもにママの気持ちが伝わります。


愛情は、コトバで伝えてみよう!

 

そ~れ、見たことか!は禁句です

 

 

子どもは、親が「やめなさい!」ということをやります。

たとえば、調子に乗って部屋の中を走り回っているとしましょう。
ソファーの上を走ったり、ジャンプしたり、そのうちコケるのが目に見えている・・・

はい、大人は先の見通しがつきますから、この場面の時、
この先何が起きるのかだいたい予想が出来ますよね。(^_^)v

ママ「やめなさい」

子ども「・・・・・・・・」(無視してソファの上をジャンプする)

ママ「やめなさい、いつも言っているでしょう」

子ども「・・・・・・・・・・」(ママの声を右から左に聞き流す)

ママ「やめなさいと言っているでしょ!!」

子ども「・・・・・・・・・・・」(さらにソファの上をジャンプし続ける)

ママ「やめなさいといっているでしょーーーー!!!!」

そんな時、子どもが案の定ソファーから落ちて転ぶ!
そして、泣く!

 

さて、そんな時あなたはどんな声を子どもにかけますか?

【普通ママ】

「そーれ、見たことか!だからママはさっきからやめなさいと言っているでしょ!」

こんな感じになりやすいですね。
普通ママは、「さっきから言っているでしょ」と正論を言いたくなります。

ただね、子どもは正論を言っても、次からそれをやめようとはしません。

特に男の子は、どれだけ言っても部屋の中で走り回ります。

じゃあ、そんな時、ママはいったい、どうするといいのでしょうか?

じつは、こんな時は、ママの心の器をひと回り大きくするチャンスです。
なぜなら「普通のママ」がイライラする場面ですからね。

もしも、こんな時にこう言えると子どもの次からの動きが変わります。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
穏やかママ】

【1】ママ「痛かったね」と子どもの痛みに共感する(共感するココロ貯金)

【2】ママ:痛いところを触ってあげる。(触れるココロ貯金)

【3】ママ「ソファは座るもの、ジャンプすることがダメなんだよ」(行為を叱る)

【4】ママ「危ないからね」(理由を言う)  

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

子育ては、「普通ママ」の心の器を広げて「穏やかママ」になるチャンスです

そして、「穏やかママ」になれると、子どもも自然に落ち着いてきます。

中にはとてもじゃないけれど「穏やかママ」になんてなれませんという方もあるでしょう。

じつは、子どもは、最初からお利口さんでいるから穏やかママになれるわけではなく、ママが「心の器」を広げることで、その「心の器」に子どもがすっぽりと入ります。

その「心の器」を広げる作業が子育てってこと。
  
 
でもね、「心の器」を広げるって、言葉はキレイですが、それには「心の痛み」を伴います。

だから、通常「心の器」を広げるプロセスは悩みまくり、そして怒りまくります。

それをじわじわとサポートしてくれるのが、じつは目の前の自分のコドモ

毎日、トレーニングさせてくれます。

ふう~、子育てって奥深い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダメな子と言うからダメな子が出来上がる

 

ココロを変えようと思うと挫折します。
なぜなら、ココロは、コロコロ変わるからココロと言います。

それよりも、ずっと少ないエネルギーで変えられるのがジブンのコトバです。

最初だけ清水の舞台から飛び降りてください‼

最初が一番勇気が必要です。

一方、ヒトはだんだんと慣れてくる生き物であることも真実です。

ちなみに、私はわが子の欠点を知っています(^-^)/
でも、絶対にそれを本人には言いません。

なぜって、親に言われると子どものココロに刷り込まれてしまい、確定してしまうからです。

私は今でも、子どもに十分なことが出来ていませんが
悪い刷り込みだけは避けています。

子どものことを一番よく知っている親が言うコトバは説得あり過ぎです。

 

 

 

「できる子」を前提にして話してみる

 

ママは、わが子のことをよ~~~く知っています。
特に「欠点」「短所」は、とってもみつけるのがウマイ!

そこを知っているだけに

「また・・・・」

「いつも・・・・」

と言ってしまうのです。

 

ここは、奥さん!
役者になってください。

わが子に
「デキル子」を前提にして話をします。

 

泣き叫ぶわが子がいたとしたら

NG「いったい何回言えばわかるの!!!」

OKあなたがそんなに泣くって

  よほどのことだと思うけれど

  【何が】嫌だったの?」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

人は、「できる人」として扱われると
そのように「行動」します。
そのように「反応」します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

心から思えない時は
役者で結構です!

そのうちに、子どもの様子が変わって
ママのココロが伴いやすくなります

 

「何回言ったらわかるの!!」から脱出する方法

 

 

子どもは、基本的に

1「今がよければそれでいい」と思っています。
2楽しいこと、おもしろいことを優先させます。
3怒られるとやる気をなくします。

 

大人は、子どもよりも見通しがききますから、

「今のうちに私が教えておかなければ」
「将来子どもが困るから」

とガミガミと言ってしまいます。


が、子どもは
3怒られるとやる気をなくします。
なので、怒らない方法をとることがよいのです。

私は、子育て電話相談で、
たくさんの具体的なアドバイスをしますが、
どうやったら、それがわき出てくるのかというと


子どもが困った状況になった時は、

●ココロ貯金をして子どものメンタルヘルスを上げる
●年齢を下げた対応をする

これが大きな柱です。


つまり、「もう○才だから」と思っても
今、できない状況であれば
マイナス2~3才は下げて考えます。


片づけだったら、一緒に片づける
食事だったら、ちょこっと食べてもほめる
よく寝た、たくさん食べた、たくさん遊んだもほめる


そして「今のこの子はこれでよし!」
と心の中で子どもを認めます。


あえて、
認めると
必ず子どもの状況が改善されます。

ココロ貯金が貯まるのですね。

 

ママに言われた子どもになる

 

子育てで大切なことは
子どもへの「言葉の使い方」です。

「たいしたものだね」

と言われた子どもは、ますますたいした子どもになっていく。

「●●をまたやっている!!」
と言うと、ますます子どもは

●●をやる子どもになる。

「何回言えばわかるの!」
と言うと、またそんな状況に陥る

何回言っても変わらない

1、目を皿のようにして子どもいいところをみつける
2、それを言葉で伝える

子どもは、言葉の使い方のドリルかも。

 

コトバの使い方で子どもは変わる

 

 

あなたが子どもに話した言葉とおりの子どもに育つ
というお話です。

子育てをしていると、つい子どもの欠点が気になってしまい
それを子どもに言ってしまうことがあります。

 

「おまえはダメな子」
「忘れ物が多い子」
「ホント、バカだよ」
「すぐに忘れる子」
「ちっとも進歩がない子」

そんなコトバをつかうと・・・

子どもは、もっとそのコトバどおりの子どもになります。

 

「おまえはダメな子」とコトバで言うと、どんどん確実にダメな子になります。

「すぐに忘れる子」と言われると、もっと確実にすぐに忘れる子になります。

 

もしも
コトバでは言わなくても、ココロの中でつぶやいたときには

もっともっと確実にその姿になっていきます。

 

でもね~

人間だもの
つい、言いたくなることもあるでしょう。

ココロでつぶやくこともあるでしょう。

 

そんな時は、ココロの中で「キャンセル!キャンセル!」
と打ち消しておきます。


そういえば、わたしも毎日いっぱいつぶやいているかも・・・
と反省しました。

 

だから、きょうから意識して いいことしか思わないようにしました。

「あ~あ、またか・・・」と思わずつぶやいたときにも
「キャンセル」と打ち消しておきました。

 

人間、「感情」と「思考グセ」を変えることが
いちばん時間がかかります。

 

それよりも、

意識して「行動だけ変えていきません?

その方がすっと早いです。

そのうち、それが習慣になります。

 

子育ては、あなたのココロを鍛えてくれます(汗)

 

 

 

 

 

 

 

 
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ここは押さえておき…

 

登下校時にわが子が仲間外れにされた対応とは?

 

「登校する時に仲間外れにされる・・・」

「いっしょに帰ろうと言いながら先に帰られる・・・」

「帰り道に悪口を言われる・・・」

 

そんなことはないでしょうか?

こんなことをわが子が言うとしたらママの心の中がざわつきますよね。

 

じゃあそんな時はどうしたらいいのでしょうか?

【1】相手の子に文句を言う?

【2】子どもの登下校に親がついていく

【3】相手の子の親に文句を言う

【4】わが子に「強くなりなさい」と言う

【5】いつかは何とかなるとほったらかしにする

 

子育ては、いつも新たな難問を親につきつけられます。

 

じつは、登下校時は「学校の管理下」でも「家庭の管理下」でもありませんから、もめやすいです。

しかも、防犯上、ご近所の子が集まることが多いですよね。

これ、いいことなのですが、本当に相手の子と気が合うかどうかは別なんです。

 

相手の子と気が合わないけれども、大人の目が届かないところで、複数の子どもがいっしょにいるのが登下校時なんですね。

そりゃあ、モメますよね。

 

しかも!

小学校であれば6年間です。

長いですよね。

 

先生に言って相手の子を叱ってもらうのとも違いますよ。

 

登下校のトラブル!どうする??

 

小学校になると登下校でのトラブルが多くなってきます。

 

いつも、特定の子にいじめられているようだ

どうも○○くんは、暴力をふるうらしい

子どもからの話なので、いささかわかりにくいことですが

あまりにも子どもが困っているとき、あなたは

どうしますか?

 

実は、学校で起きたことのほとんどは先生が処理します。

家庭で起きたことは、親が処理しますよね。

ちょうど、登下校というのは、そのどちらでもない時間帯です。


大人が関与していない時間

しかも、同じ子と

ずっと毎日関わっている

子どものケンカに親が口出ししてもいいものか?

親に直接言ったほうがいいのか?

子どもにガマンさせた方がいいのか?

・・・・・・・・・・・

このあたりのさじ加減に結構親は戸惑います。

 

でもね、

あまりにも困った状態が長期間続く時には

担任の先生に、

ママが知っている事実


たとえば、

5月以来、家に帰ってよく泣いている

とか

○○くんにこんなことを言われたと子どもが言っている

そんなはっきりとわかる事実だけを先生に伝えておきましょう。

憶測

昔から○○くんは、よく手を出していた

とか

どうもその子は、学校でも落ち着かない子どものようだ

というような

憶測は言いません。

はっきりとわかっている事実

だけを伝えましょう。

そして、

「ウチの子も悪いことがあるのかもしれませんが・・・」

「学校でもまた様子をみておいてください

【お願い口調】でお伝えしておきましょう。

先生が登下校についていくことはなくても

そんな時には、その子は学校でも

なんらかの困った状況がある可能性は高いです。

また、そんな子は、学校ではおりこうさんを装っていて

先生も全く気がついていない場合もあります。

そして、

今、困っていることを先生に伝えておくと

なにかにつけて、意識的に子ども達の様子を観察

してくれる可能性も高いです。

もっと、状況が悪くなったときにも

言いやすいし。

小学校6年間は、長いです。

注意わが子にガマンだけさせるのでは

解決を送らせることもあります。

そうそう、お子さんが

「先生には言わないで!」

って言った時には、少し様子をみておきましょう。

それでも改善されない時には

お子さんには内緒で、先生に伝えておきましょう。

当然、先生には

「子どもは、先生には言わないでといっています」

「でも、あまりにも子どもがいつも泣いているので、

私が気になりました。」

「私が先生にお伝えしたことは、子どもには、言わないでください

こんな感じですかね。

勘がいい先生であれば、あとはうまくやってくださるでしょう。

ちなみに連絡帳には、書かないでくださいね。

当然わが子も、他の子もよく読みますから。

直接先生も顔を見てお話するのが一番いいです。

もしくは、電話でしょう。

 

 

先生に、わが子の欠点を言う必要はありません

 

 

この時期は、参観日、学級懇談会、家庭訪問と、先生とお話する機会が多いです。

そんな時は、わざわざ先生にわが子の欠点をお話しなくていいですよ。

「うちの子、忘れ物が多くて困ります!」と愚痴を言うと、

先生は、「そんなことを言われても困ります」と思います。

さらに、まだ自分が気がついていない子どもの欠点をよーく知る機会になってしまいます。

まあ、わざわざ言わなくても、、、2週間もいっしょに過ごせば、普通の先生ならば、わかります。

 

どの先生もいい先生ってことで・・・

 

新学期になると

「今年の担任はだれなの?」

と一番に聞きたくなりますよね。

 

そのお気持ちわかります。


しかし、期待に反した先生だったとしても・・・

子どもには「ふ~ん」とだけ言いましょう。


間違ってもハ○レなんて言わないように!

だって、子どもが聞くのは、酷な話ですよね。

先生変えられないですから。


もしも、ど~~~しても不安だったら、

「もしも、困ったことがあったら

(先生のこととも子ども同士のことと言わず)

お母さんに教えてね。

応援しているね!見方だよ!」

と伝えておいてください。


本当に困った時に、母に本音を話す可能性が高いです。

 

 

 

 

家庭訪問先生対策

 

 

さて、この時期はお子様の家庭訪問がある家庭も

多いかと思います。

今日は、そんな時の先生対策についてです。

<<子ども不在で、親と先生だけの面接パターン>>

1先生とのよい信頼関係をつくる

  これは、東が今まで、先生に言った言葉です

    ↓ 

  「いつもお世話になっております。

  (よほどの事がない限り)

  先生の担任になってから、おかげさまで

  喜んで学校に行っています。

  ありがとうございます。

  それも先生が影になり、日向になり、いろいろと言葉をかけて

  くださるおかげだと思います。」

  と先生に いい印象 をもってもらい、信頼関係をもつ挨拶をします。

  いきなり苦情は言いません。

 

2わが子の欠点は言わない

 わざわざ先にいう必要はありません。

 (いずれ先生もわかります)

 まだ、先生が気づいていない場合は

 かえって悪いイメージをすりこんでしまいます。

 禁句は

 「先生からも叱ってやってください・・・」

 実は、わたしが教員時代によく言われた言葉です。

 これをきくと・・・

 お母さんが今までやってできないことを、

 短時間しか接することができない自分ができるのか

 と感じました。

3先生が知っていないと、わが子に不利益がある

  と感じたことだけ、事前に伝えておきます。

 ・無理に給食を食べ過ぎると、もどすことがあった

 ・友達から、あまりにもイヤな言い方をされると

  ついカッとなることがあった。

 ・ついがんばり過ぎるところがあるので、

  「出来ない時は、出来ないと言っていいよ」

  と家では言っている。

などなど。

先生には、これから1年間お世話になります。

先生が何にも知らずに、他の子どもと同じ対応をされると

ちょっと負荷ががかかるかも判断した内容だけ伝えておく

ようにします。

先生も全員の特徴を把握するのに・・・

結構、1学期間ぐらいかかってしまいます。

上手に配慮をお願いしてみましょう。

言い方は!

「家でも気をつけて言っておりますが、

 ご配慮いただけると有り難いです。」

こう言いましょう。


コレ!、先生用語です。

 

 

 

 

 

 

 

 
 
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子どもに謝ることを…

 

無条件の愛情を注ぐことで、いつまでもココロ貯金の残高がキープできる

 

 

何かができたり、成果が上がったりすると、子どもをほめるでしょう。

すると子どもはうれしくなり、さらにその行動を続けるようになります。

 

しかし、子どもが幼い頃は、立っただけ、歩いただけでも大喜びされますが、

大きくなると親の褒めるハードルはどんどん高くなっていき、

「この程度はやって当たり前」となります。

さらに子ども自身も「この程度のことは、みんなやっている」と思うようになり、

ますます「ほめること」が難しくなります。

そこで、何か成果が上がったときだけほめるのではなく、

できてもできなくても、子どもの存在を「認める」ことが大切になります。

 

具体的には、目に見えたこと、ちょっとした変化を

「汗びっしょりだね」「早く書けるようになったね」などと言葉にして伝え、

「大好き」「大事な子よ」「お母さんはあなたの味方よ」と、

「魔法の言葉」を口にするのです。

「できる・できないにかかわらず、お母さんは自分を認めてくれている」と

子どもが感じれば、これほど心強いことはありません。

ココロ貯金が目減りすることも少なくなります。

 

宿題をしない

 

 

 

宿題をするときに、「こんな宿題はやりたくない」

「なんでこんなことしなきゃいけないの」と文句ばかり言う8歳の男の子。

宿題のやり初めも遅いし、やりだしてもダラダラと時間をかけています。

宿題くらいは自分でやってほしいと思っているママ。

 

宿題は、学校の勉強より少しハードルが高いように私は思っています。

内容が難しいのではなく、家庭という環境で取り組むのが難しいと思うのです。

 

学校の勉強であれば、他の子も一緒に勉強をしていますし、

「算数が嫌いだから運動場で遊んでくる」という発想にはなりません。

しかし家庭では、急いで宿題をやる必要はなく、おしゃべりをしていても許されるわけです。

だから文句も出ますし、ダラダラもします。

宿題は「当然するべきもの」というよりは「がんばってやっているもの」と思うくらいがいいでしょう。

それを「宿題したらおもちゃを買ってあげる」と物で釣るのは甘やかしです。

一時的には頑張りますが、この先もずっと物で釣ることになり、

やがては物で釣っても宿題をしないときがやってきます。

そのときに「宿題をしないから、おもちゃは買わない」と言おうものなら、子どもは反発します。

 

そして子どもには、学校の宿題、塾の宿題、習い事の練習など、することが山のようにあります。

「何を」「どの時間までに」やるといいのか、子どもが段取りをつけるのは困難

そこでママが「夕飯までにすること」と「夕飯後にすること」に分けて、

「夕飯までに〇〇はできそうかな?」などと声をかけるようにしましょう。

 

また、途中でも「1ページ終わったね」と認めたり、子どもの頭に触れたりします。

全部終わった後にようやくほめるのでは、途中でやらなくなってしまいます。

 

ひとりですべてできる段階に子どもが到達していないのだとしたら、

ちょっとしたサポートが必要です。

前述のように段取りなどの手助けをすることで、

「どうすればすべてを終わらせることができるのか」を子どもに経験させます。

一度、その経験ができれば、お母さんがそばであれこれと言わなくても、

だんだんと自分でできるようになります。

そして、短時間で宿題を終わらせられるようになるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宿題の取りかかりが遅い

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

帰宅後はまず宿題をしてから遊ぶ約束なのに、最近は宿題をせずに

外に遊びに行きたいというようになった6歳の女の子。

帰宅後もダラダラを遊んでしまい、ちっとも始めようとしません。

何回「宿題はやったの?」と言ってもかわりません。

いつも夜8時頃からダラダラと取り組むので寝る時間が遅くなってしまうことを気にするママ。

 

小学校に入学したら、どの親も「しっかり勉強してほしい」と思うものです。

その考えは悪くないのですが、どの子もそれがやり通せるかどうかは、

かなりあやういところです。宿題をしないことは甘えではありせん。

 

特に6歳くらいなら、まだ体力が低いために、家に帰ってすぐに、

エネルギーを使う宿題にとりかかるのは、嫌だとかんじることがあります。

さらに、高学年になると帰宅時間がおそくなります。

寒い時期には、先に友だちと遊んでおかないと、すぐ暗くなってしまいます。

宿題をしてからだと遅いのです。遊びから返ってきたら、ちょっとだけお母さんが

子どもの勉強を見てあげるとスムーズにとりかかれます。

 

ダラダラと宿題をする場合は、単純に宿題の内容がよくわからないということがあります。

特に低学年の場合は、問題文の意味がわからなかったり、

今までに解いたことがない問題が出ただけで「わからない」と思ったりします。

さらに作文や読書感想文の宿題は、どこから手をつけたらいいのか、お手上げ状態です。

 

そんな場合は、いくら子どもを怒っても変わらないので、一緒に宿題をやってみましょう。

子どもは、耳で聞くだけでは理解しにくいことが多いので、

大き目の紙に絵や図を書きながら視覚に訴える方法がおすすめです。

 

学年が上がるにつれて、だんだんと子どもに任せていくといいのです。

「ここまでできたね」などと宿題をやっている姿を認めてもらえると、

それにはきっちりと反応して、意欲的に終わらせることができます。

このように宿題を見てあげることは、「甘やかし」ではなりません。

子どもひとりでは宿題の進度が遅いというときは、怒るよりも勉強のやりかたを教えましょう。

 

子どもを怒りすぎて、自己嫌悪になる

 

 

 

 

 

 

子育てと怒りの感情には、密接な関係があります。

 

ガミガミ怒るのは、子どものココロ貯金を目ベルさせてしまうので、

少ないに越したことはありません。

しかし、子どもを産んでから過去に一回もガミガミと怒ったことがないというママは、

きっとひとりもいないでしょう。世のなかのママは、大なり小なり、怒りながら子どもを育てています。

ガミガミ怒ってしまうのは、子どもが怒られるようなことをするからだと思っていませんか。

実は、不必要に怒りすぎるのは、子どもの状態異常にママの心の状態が関係しているのです。

 

たとえば、毎朝子どもが登校班の集合時間に遅れてしまうとしましょう。

そんな子どもにイライラしてしまうのは、単に子どもの出発が遅いからだけではなく、

ママがご近所の手前を気にしているからでもあります。

ママ自身が恥ずかしい、ご近所に迷惑をかけている、

いつも集合時間に遅れる子どもの親だと思われたくない、

もっと小さい子どものほうが早く集合していてみっともない…など、

自分の評価とかかわっていると思うと、腹が立つわけです。

 

また、時間に追われて苛立っているときほど、子どもがのんびりモードだと、

さらにイライラしてしまいます。

子どもの気になる行動が、ママの心の不安定さを増幅させているわけです。

 

ですので、怒りを感じたらまず、「なぜ怒りをかんじるのか」

「今、心は何を感じてるのか。怒りか、苛立ちか、はずかしさか…」

なとど自分自身に問いかけてみましょう。それから、子どもへの対応策を考えます。

 

前者のような、登校班の集合時間に遅れる子どもは、たとえいちばん最後に集合するとしても、

30分も1時間も大幅に遅れることはありません。

学校に遅刻しない程度の頃合いを見て、遅めに集合しています。

だから、怒るのではなく、

「そろそろ7時20分だよ(具体的な時間を言う)大丈夫?間に合う?」と

その都度声をかけてください。

 

ママではなく、他の子どもに「遅いよ」と言って迎えにきてもらうのもいいでしょう。

全部のことをお母さんがやろうと思うと、結果的に怒りすぎてしまいます。

 

後者のように、ママ自身が時間に追われ過ぎているのであれば、

ママが抱える仕事量も多いとも言えます。

自分が忙しすぎると子どもを怒ってしまいますから、人に手伝ってもらったり、

上手に家事の手抜きをしたり、あえてやらないことを作ったりして、上手にやりくりしてください。

 

それでも怒りすぎてしまったときは、どうかママも、子どもへ謝ってください。

「言い過ぎてごめん」ってね。そうすると、子どもは「親も完璧ではないんだ」と知りますし、

よくないことをしたとき、世の中には謝るという手段があるんだということを知ります。

 

子どもがいけないことをしたときにはじめて「謝りなさい」と言うよりも、

ずっと効果的に謝るという方法を教えられます

 

 

 

 

 

 
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ココロ貯金で不登校・登校しぶり好転! 東ちひろ
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【知っていると子育…

 

抱っこやおんぶをするといい理由。

 

抱っこやおんぶ、添い寝、一緒に遊ぶなどは

プラスのふれあいと言います。


そして、

プラスのふれあいの中には

言葉でのアプローチと

体へのアプローチがあります。

抱っこやおんぶは、体へのアプローチなんです。

人は、体に触れられることで

脳は快状態を感じることができます。

 

快状態になると

脳は快適モードになり、どんどんココロも安定します。

ココロが安定したら、

自然と新しいことにもトライできます。

ココロに余裕ができると、下の子や友達にも

やさしくすることができるわけです。

子育ては、

よく見て、よく触れて、プラスの言葉を伝えます。

それだけで、ぐっと子どもの様子がよくなりますよ。

急がば回れです。

 

医者の診察を受けさせるのもココロ貯金です。

 

子どもって、昨日までの経験をもとに生きています。

だから、「昨日が暖かければ、今日も同じだろう」と思っています^^

ところで、子どもを病院に連れていき、医者の診察を受けさせることもココロ貯金なんですよ。

「もう、大変!」

「兄弟が順番に風邪をひく」

ということがあります。

私は、これも子どもの自信のおおもとになっていると知ってから、ずいぶん気持ちが変わりました。

 

 

子どもの添い寝はいつまで?

 

子どもの添い寝は、「プラスのふれあい」のひとつです。

だから、子どもがいくつになったから

やめるというものではありません。

 

抱っこやおんぶと同じで

子どもがほしがるだけ、ほしがる年齢まで

してあげてください。

子育て法によっては、

それはいけないと書いてあるものもありますが、

心理学の交流分析の立場で言うと

男女関係なく

抱っこもおんぶも添い寝もOKです。

子どもが「もう!いらない」というまでOKです。

特に9つまでは「つ」がつく年頃なので

子どもを「包んで」育ててあげてください。

9つの「つ」は、「包む」の「つ」です。

5つ、6つ、7つ、8つ、9つ

までは、子どもを包んで育てます。

見放したり、放っておいてはいけません。

「甘え」の経験をたくさんした子どもは

他の人にやさしくなります。

愛情のおすそ分けです。

わたしもね、

早く子どもだけで寝てくれないかな・・・

とず~と考えていました。

だって、夜勉強時間が取れないからです。

子どもといっしょに寝たことは、100万回(笑)あります。

一度に子ども一人で寝始めるわけではなく、

だんだん、その日が増えていき、

時には「お母さんはいつ寝るの?」と声をかけてきていました。

そんな時は、添い寝をしましたよ。

 

子育ては、

こちらから手放しにしない方がよいのです。

お産と同じで、無理に早めることはできません。

しっかりとママに甘える経験をした子どもは

外で強く、優しい子どものなりますよ。

10才過ぎてから、安心できる状態になります。

ご安心ください。

 

 

いっしょにいればいいの?

 

ママと子どもは、毎日同じに住んでいます。

ご飯も作ります。

洗濯もします。

でもね、これだけでは

子どもは、「伸びる子」にはなっていきません。

「やる気」と「自信」がある子どもには、

育っていきません。

ご飯と洗濯は、子育てではなく

家事です。

いっしょにいるだけで、愛情が伝わると一番いいですが

それに頼るとキケンです。

コトバ行動で、

ママの愛情を伝えましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふれあい心理学①

 

原稿を書く時、

どうやったら体系的に、わたしの学んだことが

お伝えできるのだろうか??

を考え続けていました。

 

この悩みがあったからこそ、

今の子育て電話相談では、お子さんとママの劇的変化がみられています。

とくにオススメ心理学がコレ

交流分析です。

 

この心理学(交流分析)とコーチングの技術、

さらに子どもの発達についての対応策があれば

ほとんどの子育ての悩みは解決できてしまいます!

私が子育て相談の内容に対応できるようになったのは

コレがわかったからです。


その辺がわかっていないと

ママのご質問にも右往左往することでしょう。


行きしぶりのお子さんへのアプローチにも戸惑うこと

でしょう。


今日は、その交流分析のおすそわけをしますね。

 

ひとは、ふれあい(ストローク)を常に求めています。

子どもは、

このふれあい(ストローク)がなくなると愛情飢餓状態になるのです。


きょうのご紹介はその中でも

「タッチストローク」というものです。

簡単にいうとスキンシップです。

特に小さいお子さんは、肌に触れられると

それだけでも快情報を脳に発信することが

できるのでココロもカラダも安定してきます。

以下、やってもいいタッチストロークです。

握手する

なでる

さする

ほおずりする

おんぶ

抱っこ

マッサージする

医者の診察を受ける

など

これらは、やりすぎてはダメということはありません。

子どもが要求する間は、どんどんタッチストロークをしても

かまいません。

==============================================

子どもが十分に足りた・・・と感じると

子どもは、充電できた携帯のように

自分でしっかりとやっていくことができます。==============================================


親も子どもを安心して見守ることができるのです。

10歳までにしっかりとこのふれあいをしていくと

本当に強い子、やさしい子になっていきますよ。

ともだちともいい距離感を保ったり

自分の意見を言える子になったり

なにかとすばらしいお子さんになっていきます。

このチカラは、勉強のチカラよりもはるかに大切です。

親といえども子どもを変えることは、困難です。

だからこそ、

親ができることは、子どものプラスのふれあいを

しっかりしていくこと。

それができていくと、思ってもみないような

お子さんのいい状態がみられるようになります。

子育ては、急がば回れです!

ふれあい心理学②注意事項

 

たしかに

ふれあいのストロークをいっぱいすると子どものこころは安定します。

これは真実です。

でもね・・・

これをやり始めたら・・・

抱っこ、抱っことよけいにせがむようになった Y(>_<、)Y

そんな方もあるかもしれません。

 

そんな時、不安になりますよね。

これでいいのか?って。


でも、大丈夫!

もし、そうだとしたらそれはお子さんにとって

今、大切なこと、今必要なこと  

ということです。


そんな時は、

ここは、腹を決めて

ふれあい心理学を実践してみてください。


もう、子どもがイヤというまで、抱っこしてもかまいません!

 

とりあえず1週間、出し惜しみなくやってみてください。

十分お子さんが納得したら

しつこくせがまなくなる可能性が高いです。

 

たとえば、キレイでステキなおうちがあるとしましょう。

お庭には遊具もいっぱいのおうちです。

門は閉まっているけれど、

いつかは入ってみたい

そこで遊んでみたい

そう思った子どもがいたとしてください。

 

そのキレイなおうちがあなたです。

住人ママが門をちょっとだけ開けて

中に入っていいよと言ってみたら

「やっぱり、ず~~~と入ってみたかったのよね~~~!!!」

と、ド~~と家の奥まで入ってしまい

居座って帰らない近所の子どもみたいなものです。

 

庭でも遊び、家の中も散策し

足りるほど遊んだら、きっと納得して

自分の家に戻るでしょう。

 

まあ、こんなお客さんの時には、

何かとママも忙しいので、

家事は手を抜いてくださいね、

なにより大事な子育てをしていますから。

この時、家事の手を抜いた!と怒る子どもはいません。

でも、ママに抱っこしてほしかった・・・

と大人になっても思うひとはいそうです。


ちなみに

何かすることを増やしたときには

何かを減らす勇気も大切です。

 

それでないとバランスとれません。

長続きしないのです。

 

 

ふれあい心理学③

 

ふれあいストロークは、

「プラスのストローク」といって

やればやるほど「ココロ貯金」がたまるものです。

いっぱい貯まると自己肯定感が高まります!

 

お子さんが大きくて抱っこもおんぶもできなければ

痛いところをなでであげたり

肩を軽くたたいてあげても

十分に貯金ができます。

 

ちなみにわたしが中学校勤務の日に

保健室に休みにきた生徒には

熱がなくても体温計を渡し、

「熱はないみたいだけどね・・・・」

額に手を当ててみます。

熱がないとわかっていてもです。

さて、今日はマイナスのふれあいストロークについてです。

この代表選手が、たたくこと。

絶対にしてはいけないとは言いにくいのですが、

プラスのふれあいが十分にできていない時には

ココロ貯金の残高が減ってしまいます。

「わたしのことを思って母がたたいてくれた・・・」

と子どもが思えるまで成長しているといいのですが

ほとんどの場合、貯金が減って終わります。

かえって、同じことの繰り返しになる可能性が高いです。

もぐらたたきになります。

もしも、やりすぎたときには

子どもにもゴメンと謝りましょう。

「ママ、やりすぎました。ごめんね」と。

 

 

 

 

 

 

 

 
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知っていると子育て…

 

 
 
ココロ貯金が足りないとわざと怒られることを始める

 

 

子どもは、自分は親からほったらかしにされている、

見てもらえていないと感じると、

わざと親に怒られることをやり始めます。

 

本当は「大好きだよ」「大事な子だよ」と言われたいけれど、

もっと抱っこをしてほしいけれど、今までもされてこなかったし、

今後もどうもその見込みがなさそうだ。

 

そう判断した場合は、無視されるよりはましだと思い、

わざと怒られる行動に出るのです。

 

子どもも大人も、いちばん嫌なのは、怒られることではありません。

無視をされることです。ママを困らせたいのではなく、

「無視しないで、こっちを向いて!」というサインなのだと考えて、

早めにココロ貯金を貯めましょう。

 
何度言っても、汚い言葉を使う

 

 

4歳の男の子。最近口が悪くてママは困っているそうです。

たとえば、おもちゃを片付けずにいてそれを注意すると、

「バーカ」「そんなこと知るかー」など。

幼稚園に通い始め、さらに言葉遣いが悪くなり、

いくら注意しても、ちっとも変わらない・・・

 

わざと怒られるようなことをするのは、お母さんに甘えたいからです。

幼稚園に通い始めると、集団生活のなかで、いいことも悪いことも

合わせて学んでくるものです。ただ、いいことはわかりにくく、

悪いことは目立つので、言葉遣いの悪さなどはお母さんの目につくのでしょう。

今後も子どもは、小学校、中学校と集団のなかで育ちます。

そのため、悪い言葉を口にするときには、そのつど言って聞かせる

といいでしょう。子どもは悪い言葉をおもしろがって悪気なく

使うことがあります。

そのため、そのつど言葉の使い方について教える必要があります。

子どもは案外悪気なく悪い言葉を津合っているので、

ガミガミと怒るのではなく、使い方が間違っていることを知らせるだけ

よいのです。根気よく、それを繰り返します

子どもの言葉遣いと心の安定は、密接に関係しています。

心が荒れているときは、荒れた言葉を口にします。

そのため遠回りのようでも「プラスのかかわり」を増やして、

意識的に甘える時間を作るといいでしょう

 

また、片づけができていないということで言い争いになっていますが、

これについては、5分だけでも、一緒に片付けをしてあげましょう。

子どもと役割分担をしたり、どこに何を片付けるのかを、

何度も伝えたりしていくのです。

 

子どもって一回言っただけでわかるようには決してならず、

何度もそのつど同じことを言うことで、だんだん知識と習慣が

定着していくようなところがあります。

本当に子育ては、根気がいることばかりです

さらに、片付けが終わったら「きれいになったね、気持ちがいいね」と、

この状態がさらに気持ちいい状態だと教えると、より効果的です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
パパが子どものココロ貯金を減らしてしまう

 

 

夫婦って、ほとんどの場合、子どもが生まれるまでは、

子育て力にさほど違いはありません。

しかし、何事もそうですが、長い時間やっている人のほうが上手になるものです。

仕事も勉強も習いごとも、実際に練習した時間に比例して、

成果が出るのが一般的です。

だからいろいろと試行錯誤しているママのほうが、

パパよりだんだんと子育てが上手になることが多いものです。

 

たとえば、ママが怒りっぽいタイプだった場合。

ずっと同じ調子で起こっても、ちっとも子どもに変化がなく、

逆に怒りすぎて子どもが不安定になってしまう…。

次第にこれでいいのかと考えるようになります。

そしていろいろな人に相談したり(私の電話相談もこれに当たります)、

本を読んだりして、なんとか解決したいと思います。

そして徐々に自分のやり方をマイナーチェンジして、

「怒る以外の方法」を取り入れることになります。

そうするとどうなるか…。

興味深いことに、今度はママがパパのやることを見ていられなくなります

 

「なんで、こんなことで怒るかなー、この人」

「そんな言い方はないんじゃない?子どもがすねちゃうでしょ」

と、客観的にパパを見るようになるのです。

「パパが子どもココロ貯金を減らしてしまう、どうしよう!」

という危機感をもつのは、ママが子育て上級者になった証拠なのです。

 

では、具体的にどうしたらよいのでしょうか。

私は、そんなときのパパを、「自分よりも年上の先輩が中途採用で

入社したようなもの」と捉えればいいと考えています。

自分よりも年上だけれど、どうもこの業界では新参者らしい。

だから仕事は教えてあげないと何もわからない。

かといって、年下の私が頭ごなしに注意をすると、やっぱり頭にくるだろう…。

言わないとわからない、でも頭ごなしに言うと嫌がられる、

そんな面倒くさい関係です。

 

そんなパパですから、ママから頭ごなしに「あなたが悪い」と言われると、

カチーンときます。

だから、パパを変えようとしないでください。

まずはママが、子どもを怒らなくてもうまくやれることを見せてあげるのです。

「私の言うとおりにやりなさい」と言わなくても、

ママが子どもを楽しそうに「甘え」させていれば、

パパも「甘えさせてもいいんだ」とわかります。

 

パパが「お前のやり方が悪い」と責めることもあるでしょう。

それは、子どもが荒れた状態にあるときです。

子どもの様子がよければ、結果的にママのやりかたがOKだと感じます。

そして、だんだんとママのやりかたに巻き込んでいくといいでしょう。

 

これはダイエットと同じです。

一気にダイエットの効果が出た友だちを見ると、

「どうやったら、そんなにやせたの?」と関心をもつでしょう。

そして、友だちと同じダイエット法を試してみたくなります。

 

まずは、あなたがうまいやりかたができるようになり、

それをパパに見せて、だんだんと巻き込むわけです。

 

平均的に、パパはママより五年~十年ほども遅れて、やっと「親」になる

ようです。「イクメン」という言葉が定着し、

父親の育児参加が進んでいるように見えますが、一般的には、

子どもと接する時間が少ないだけに、パパは子育てがうまくなるのにも

時間がかかります。

 

そしてどうしても直してほしいことがある場合は、

パパを否定しないような伝えかたを心がけます。

「パパのやりかたは、悪くないと思うのだけれどね。

最近私は、怒るのではなくて、言って聞かせるようにしているの。

怒らないと、案外きょうだいげんかが早く収まるわ」

 

という感じです。人間は変えられようとされると嫌ですからね。

「あなたはいつも怒りすぎなのよ」ではいけません。

これを、極力パパが子どもと接する前に伝えておいてください。

じっくりではありますが、パパは必ず成長します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 
夫婦はトラックみたいなものです

 

 

結婚したての時は、どちらの荷台も余裕があります。

でもね、子どもがひとり生まれ、ふたり生まれる間に、

ママのトラックは積載量がオーバーしています。

その頃、ふとパパのトラックの荷台を見てみると、、、、

休日だけは隙間が空いています。

 

 だから、「私の荷物も預かってよー」と思うんですね。

まあ、勤務日に仕事しているときのパパは、結構積載量オーバーですが。

そこは、ママの死角なので、わかりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
家庭の中では、ママが社長でパパは従業員のようなものです

 

 

家庭の中では、ママが社長でパパは従業員のようなものです。

社長は長期的展望に立って、子育てという経営を一生懸命にやっています。

 

 会社(子ども)がつぶれるといけないので。

 でも従業員のパパは、目先のことを考えます。

 

たとえ今、利益が出ていなくても、らくが出来たらうれしい、

さぼれるとラッキーと思います。

 

 これは責任感の違いからくるもので、立場が違うのです。

 

 そこは怒っても仕方がないので、お願いすることはきわめて

具体的に言いましょう。

5歳の子どもがわかる言い方がいいですね。

抽象的な言い方はよくわかってくれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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